サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
bunshun.jp
女性将棋記者・篠崎龍香の成長を描いた松本渚さんのマンガ『盤記者!』(「文春将棋」にて不定期連載)がこのたび完結し、コミックスが電子書籍にて発売されることになった。 これを記念して、『中日新聞』の世古紘子記者と『スポーツ報知』の瀬戸花音記者のお二人に対談をお願いした。女性記者にとって将棋界とはどのような場所と映るのだろうか。またその魅力はどこにあるのだろう。マンガ『盤記者!』は、主人公が将棋担当を命じられるところから始まるが、まずはお二人が将棋担当になった経緯から話をうかがった。 世古紘子(せこひろこ)。中日新聞記者。2006年入社。2018年から2024年の7月まで文化芸能部で将棋を担当。「30代女子の将棋ことはじめ」「25階の勝負師たち」といった将棋にまつわる連載を行う。現在は、愛知県の通信局勤務。
『虎に翼』を憎む人がいる。『虎に翼』はとても不愉快なドラマだから。地獄という言葉をアクセサリーにするな、三淵さんやご遺族に謝って欲しい、史上最悪の朝ドラである、いつまでも「はて?」と言い続ける寅子(ともこ)の幼児性、未熟な脚本家のお気持ち表明番組……。 男女平等やマイノリティへの視点、憲法などを正面から描いているから『虎に翼』は素晴らしい、ふだん何も考えない人には理解が難しい、見る人を選ぶ、などという「とらつば絶賛派」の意見は、怒りの炎にガソリンを注ぐようなものだ。「そんなことを言ってるんじゃない!」と。わかる。
「山際議員は、旧統一教会と決別などしていない」 そう断言するのは、自由民主党所属の神奈川県議会議員、小川久仁子氏だ。1999年から7期連続当選を果たし、県議会副議長や決算特別委員長などを歴任したベテラン議員である。その小川県議が、衆院選を目前に控えた10月11日、離党届を提出した。自民党を離れてまで、彼女が訴えたいものとは――。 自民党神奈川県連会長の小泉進次郎氏 ©文藝春秋 旧統一教会関連団体のデモでマイクを握り…… 「私の手元に、一枚の写真があります。これは、山際大志郎衆議院議員(元経済再生担当相)の事務所で、現在も公設第一秘書として働くA氏が、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関連団体によるデモでマイクを握り、街宣車上から群衆をアジる様子を撮影したものです。
男性社員2人からのセクハラ被害 そんなジャフコで発覚したのが男性社員による卑劣なセクハラ行為だった。被害を受けた岩田清美さん(仮名)はこう語る。 「入社直後から男性社員A氏からしつこく電話があり、夜中の3時に立て続けに8回かかってくることもありました。『俺は(不貞しても会社を)辞めさせられない』と不貞行為を迫られたこともあった。ほかにも頬にキスをされたり、付きまとわれたりもしました」 告発者の岩田さん さらにはA氏と親交があり、「パートナー」と呼ばれる投資ファンドの運用責任者であるB氏からも被害を受ける。 「2019年6月、ほかの男性もいる懇親会でB氏から『岩田さん、こいつ(同席していた男性社員)にやらせてやってよ』と言われました。立場もB氏の方が上なのでその場では流すことしかできなかった」 岩田さんはほかにも受けたセクハラ被害を会社に報告。A氏、B氏には処分が行われた。 マネーフォワード
新閣僚にまたまた新疑惑…牧原秀樹法相がお祭りで「トレカ」を配布していた! トレカは売買価格1000円《松島みどり元法相は「うちわ」配布で辞任》
愛憎入り乱れた先の自民党総裁選で、「誰よりも下手を打った」と評されるのが自民党最高顧問に就いた麻生太郎氏だ。 最高顧問の役職は30年ぶりに設置された 投票日前日に決めた高市早苗前経済安全保障担当相への支持が完全に裏目となり、「キングメーカー」の称号喪失はおろか政治生命の危機に直面している。
大貫亜美 なにを結成とするのかあやふやですけど、先生がやると言ったのは――。 吉村由美 それが95年。 亜美 じゃあ95年結成だね。その前からふたりでちょいちょい遊んでいて、その流れで一緒にやったりはしていたんですけど、その年に先生から声がかかって、PUFFYという名前が付いたんだと思います。 ――民生さんは「暇そうなふたりがいた」という理由で、声をかけたそうですね。 由美 ふたりでやろうという話はしていたものの、実際にはなにもしてなかったときに、「同じ事務所(ソニー・ミュージックアーティスツ)に暇してるふたりがいる」って誰かが言ったんですよね。それで一度も会うことなく、声を聞くこともないまま、じゃあやろうということになって。暇しててラッキーでした。 亜美 私は何度か会ったことがあります。由美ちゃんより少し前に事務所に入っていて、私の担当だった新人発掘部署(SD制作部)の方が民生さんと仲よ
藤田にも同様の疑いが持ち上がっている。「週刊文春」は彼女が外部と交わしたLINEの履歴など複数の通信データを入手。そこにはやりとりの日時も記録されており、藤田が調整ルームにいる時間帯に外部とメッセージのやりとりや通話をしていたことを確認している。 7月にはJRA職員との結婚を発表した ©文藝春秋 藤田は疑惑を強く否定したが… 藤田に認識を聞いた。 ――通信機器の使用に関するルールはご存じですね? 「はい」 ――違反していませんか? 「はい、ない……。ありません」 藤田は疑惑を強く否定したが、「週刊文春」が藤田とやりとりを交わした相手にも聞くと、返答は意外なもので――。 ◇◇◇ 10月9日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および10日(木)発売の「週刊文春」では、藤田の不正疑惑の詳細、通信相手が取材に答えた内容などを詳報している。
石破氏が創設を掲げる「アジア版NATO」などを以前から主張 川上高司氏は石破首相の外交ブレーンとして知られ、石破氏が掲げる「アジア版NATO」の創設などを以前から主張していた学者だ。 「熊本県出身で、京都産業大学法学部を卒業後、京都産業大学大学院を修了。大阪大学で博士号(国際公共政策)を取得しました。海部俊樹元首相の政策秘書を経て、拓殖大学の海外事情研究所所長などを歴任してきた。アメリカ外交や安全保障が専門です」(安全保障関係者) 国際政治学者の川上高司氏 ©文藝春秋 旧統一教会の関係団体で講演、幸福の科学出版の雑誌にも登場 実は、その川上氏は、宗教団体の関連団体で講演や講義を重ねていた。2017年8月には、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)と関係の深い「世界日報」が主催する「世日クラブ」で講演をしている。 さらに、幸福の科学出版の雑誌『The Liberty』(2022年3月号)では、
石破茂内閣でデジタル相として初入閣した平将明氏(57)。コロナ禍では内閣府副大臣として「新型コロナウイルス感染症対策テックチーム」の事務局長も担った平氏が、国のコロナ対策として導入されたアプリの開発に関わった会社から“怪献金”を受け取っていたことが「週刊文春」の取材で分かった。 アプリは、2020年に導入されたものの、濃厚接触が利用者に通知されないなど致命的なバグが4カ月にわたって放置され、「ポンコツ」とまで呼ばれた「COCOA」。当該企業は、COCOA開発の元受け会社から再委託を受けて、保守開発を請け負った。平氏はコロナ前の2018年から2022年にかけて、当該企業から献金を受け取っていた。
東京都豊島区の明け方の路上で事件は起きた。 「てめぇ、この野郎!」 男性に馬乗りになった女が甲高い声で叫びながら、ボディではなく顔を何度も殴りつける。やがて駆け付けた警察官によって女はパトカーに乗せられ、警察署へと連行されていった――。
新内閣発足時の恒例行事である、閣僚勢ぞろいでの記念撮影。その時、官邸の階段を、手すりを頼りに足取り重く降りる巨体の姿があった。総務大臣に就任した村上誠一郎氏(72)だ。 村上水軍を先祖にもつという 安倍晋三元首相を“国賊”と称して1年の党役職停止の処分を受けたこともある村上氏。 「1986年初当選で石破茂首相と当選同期。自民党一筋ですが、石破氏と並んで、長らく非主流派の道を歩みました。2004年に小泉純一郎政権で行革担当相を務めて以来、入閣は実に20年ぶり。妹の夫は立憲民主党の岡田克也氏です」(政治部デスク)
「被害に遭ってからはドラマで女性が襲われるシーンはトラウマで見られなくなりました。仕事にも復帰できなくなった。会社にはきちんと謝罪して欲しい」 声を震わせながらそう告白するのはベンチャー投資「ジャフコグループ」に勤務していた岩田清美さん(40代、仮名)。最大手の老舗企業で一体なにが――。 ジャフコ社は1973年に設立。日本電産(現ニデック)やソフトバンク、ZOZOなど国内を代表する企業を上場させてきた。 「ベンチャーキャピタルでは数少ない東証プライム上場企業。累計投資企業は4000社以上で累計ファンド運用額は1.2兆円を超える。最近ではタイミーやマネーフォワード、UUUMなど新進気鋭のベンチャーに投資実績があり、上場をサポートしてきた“上場請負会社”です。経産省のスタートアップチャレンジ推進補助金事業にも採択され、最近では女性起業家に特化した投資プログラムを始めている」(経済誌記者)
日本に移住するまで25年間ドイツに暮らしていたが、今のドイツ社会を語るにはたまには現地へ行ってその空気に身を浸さないとわからないことがいろいろとある。技術が発展してビデオ通話で自然にコミュニケーションをとっているつもりでも、こぼれ落ちる情報は想像以上に多いのだ。 ということで先日ドイツに戻った際、ウクライナ戦争や移民難民問題についてどんな風に思っているかを家族や友人に聞いてみた。数年前なら「なぜ我々ドイツの正しい方法を他の国は理解しないのだろう」的なパワフル理論を(絶妙に現実を無視しながら)主張していた気がするのだが、今回はむしろ「正直、そのあたりを真面目に考えるのに疲れてきた」という諦念が混じった感触の人が多くて驚いた。
安野 里奈の言葉を聞いた時、はじめは「何を言ってるんだろう?」と思いましたが、一晩考えてみると、確かに私がチャレンジする意味があるなと思えて、翌朝10時には、立候補の意思は固まっていました。 黒岩 選挙期間中に、候補者と有権者の双方向コミュニケーションをもっととれるはずだと言っていて。「今のテクノロジーを使えば、“候補者の名前を書く”以上の政治参加が可能になるはず」と、その時点で話していたよね。 安野 それが「デジタル民主主義」とも呼応するチーム安野の核になったということですね。 安野貴博さん ――とはいえ、安野さんの立候補に黒岩さんは不安はなかったですか? 黒岩 「おうおう、そうきたか」みたいな感じで、ポジティブに受け止めましたね。私は彼に対しては、常に驚かせて欲しいという欲望を持っておりまして。 ――黒岩さんはパートナーに「驚き」を求めている? 黒岩 自分にとって「面白い」ことは非常に
菅義偉副総裁の側近として知られる自民党の御法川信英衆院議員(60)が、秋田県が発注した公共事業を巡る贈収賄事件で今月逮捕された人物から、過去に少なくとも412万円の献金を受けていたことが「週刊文春」の取材でわかった。不可解な入閣辞退との関連性が焦点となりそうだ。 与野党の調整に長けた国対族として存在感を示してきた 御法川氏は2003年に秋田3区から出馬し、初当選。財務副大臣や国土交通副大臣の経験もあるが、永田町では与野党間の調整に長けた国対族として存在感を示してきた。現在、当選6期目。 「注目を集めたのが、不可解な入閣辞退です。同じ秋田が地盤で近い関係にある菅氏の復権に伴って、石破政権では復興相での起用が検討されましたが、本人の意向で取りやめになったと報じられました」(政治部記者) 本来ならこの中にいたはず(首相官邸のHPより) 実は、地元関係者の間では「有力支援者への捜査が数カ月前から
菅義偉副総裁の側近として知られる自民党の御法川信英衆院議員(60)が、秋田県が発注した公共事業を巡る贈収賄事件で今月逮捕された人物から、過去に少なくとも412万円の献金を受けていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 自他ともに認める“国対のプロ” 御法川氏を巡っては復興相として石破政権での入閣案が浮上したものの、取りやめになった経緯がある。「本人が辞退」と報道されていたが、地元関係者の間では「有力支援者への捜査が数カ月前から進んでいたことが原因ではないか」と取り沙汰されていた。 秋田3区が地盤の御法川氏 ©︎時事通信社 御法川氏は2003年に秋田3区から出馬し、初当選。財務副大臣や国土交通副大臣の経験もあるが、永田町では与野党間の調整に長けた国対族として存在感を示してきた。現在、当選6期目。 「岸田政権下の高木毅国対委員長時代には、調整能力に欠ける高木氏に代わり、国対委員長代理だった御
部下の警察幹部に対し「殺すぞ」などとパワハラ発言を繰り返し、事実上更迭された京都府警の白井利明本部長(56)。異例の事態に揺れる京都府警で、女性幹部が自殺していたことが「週刊文春」の取材で分かった。 8月27日、京都市内の自宅で首を吊って自死を遂げたのは、交通部運転免許試験課に所属するA警視(50)。彼女は高校卒業後、1993年に京都府警に入庁した。 「長らく交通畑を歩み、大規模な交通イベントの企画立案に取り組んできました。40歳の頃、京都府警では女性として初の交通課長に就任。今年3月に交通部の次席となり、多忙な日々を送っていました」(捜査関係者)
すると、ブレにブレた。石破氏は総裁になる前は解散総選挙について国会論戦が重要とし、早期解散に慎重だった。ところが、総裁になった途端に衆院選を「10月27日投開票」とする方針を表明した。さっそく“自民党に取り込まれた”のである。 10月4日には『裏金議員を原則公認へ 首相、比例重複も容認 衆院選』(朝日新聞)と報じられた。総裁選の最中には公認しない可能性も示唆していたので、ここまで変わるかと感嘆すらした。 「ブレません」と言った“重要政策”も... 政策に目を向けると、石破氏は「日米地位協定の見直し」について言及していた。私は総裁選翌日にジャーナリストを招いてライブをやったのだが、ライブ中に石破氏に電話がつながり「日米地位協定を本当に見直しますか、ブレませんか」と問うと石破氏は「ブレません」と言った。
10月7日、人気お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)が、不同意性交と不同意わいせつの疑いで、警視庁から書類送検されたことが報じられた。 「斉藤は、今年7月、東京・新宿区の路上に駐車していた車のなかで、20代の女性に性的暴行を加えるなどした疑いがもたれてます。斉藤はテレビ番組の撮影に使うロケバスで、女性と2人でいる時に犯行に及んだとみられている。 女性が警視庁に被害を相談したことで事件が発覚。斉藤について、『許すことは絶対にできません』と話しているそうです。任意の調べに対して、斉藤は、『軽率な行為で、相手方や自分の家族に迷惑をかけたことを反省している』と話しているそうです」(社会部記者)
とらつば屈指の“胸アツ”場面だった。9月23日放送の第126話。大法廷で「はて?」と口にしたのは、佐田寅(とも)子(こ)(伊藤沙(さい)莉(り))ではなく、山田よね(土居志央梨(しおり))だ。「いけ、山田」と轟太一(戸塚純貴)が後押しすると、よねは魂の弁論を繰り出した――。
“史上最悪の少年犯罪”として知られる「綾瀬女子高生コンクリート詰殺人事件」。犯人である4人の少年たちはその後、更生したのか? そしてどんな人生を歩んだのか? 彼らのその後を、ノンフィクション作家の八木澤高明氏の新刊『殺め家』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 写真はイメージ(写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート) ◆◆◆ 「綾瀬女子高生コンクリート詰殺人事件」 2018年8月19日の夕方、埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴り、首をナイフで刺したとして45歳の男が殺人未遂の容疑で逮捕された。男の名前は湊伸治。 逮捕された男は、1988年東京都足立区で起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人のひとりで、事件現場となった家に暮らしていたのだった。 家は二階建ての一軒家だった。今も同じ時期に売り出された家が周囲に建っている。ファ
朝ドラこと連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)が半年の放送を終えたが、主要な役で出演していた松山ケンイチが一気見をはじめ、Xに感想をポストしてロス解消に一役買っている。いったい彼はなぜそんなことをはじめたのか。そうするだけの何かが『虎に翼』にはあったのか。改めて『虎に翼』について振り返ってみたい。 虎に翼第1回視聴 ずっと勇気をもらっていた米津さんの曲。オープニングの印象的な絵。 寅ちゃん癖強。 お兄ちゃんも癖強。 弟夜のシーン絶対リアルで寝てたな。 お父さん、お母さんほんとお見合い困っただろうな。 藤森さんが写真の中はチャラかった。 — 松山ケンイチ (@K_Matsuyama2023) September 29, 2024 初回放送からヒットの予兆は確かにあった 「朝ドラは『虎に翼』以前と以後に分かれることになるであろう」。朝ドラこと連続テレビ小説『虎に翼』がはじまったとき、このような予
懸命に働くことで潜入体験に厚みが出る ――横田さんの潜入取材は面接に始まります。ユニクロは、何勝何敗? 横田 3勝1敗でした。ユニクロの東京本部が入っているビルの地下に店舗があって、そこの求人に応募したら「いや、うちは募集していないんで」と言われまして、それなら募集かけないでよと思いましたけれども、それ以外は受かりましたね。 ――続いて労働です。『潜入取材、全手法』に、潜入ルポを書くうえで大事にしていることのひとつに「書くことが目的であっても働くことに手を抜かないこと」をあげています。 横田 一生懸命に働いていると、他のバイトの人たちから仲間意識をもってもらえますからね。そうすると話しかけやすくなります。潜入取材では休憩室でのおしゃべりが結構、大事です。そこでの会話でいろいろな情報が得られますから。 仕事ができないと、どうしても「関わり合いたくない人」の扱いになるじゃないですか。それに懸命
潜入取材で大事にしている「ウソをつかないこと」 ――『潜入取材、全手法』では、潜入ルポを書くうえで大事にしていることの2つ目として「ウソをつかないこと」をあげています。 横田 潜入目的でアルバイトの採用面接を受ける際に、素性を隠そうとして履歴書に偽名やウソの住所を書いたりすると、取材の成果を発表したとき、企業から私文書偽造だと言われかねないですからね。日本では潜入取材は卑怯なやり方だと批判する人も多い。だから面接時にかぎらず、ウソをついてはいけない。 潜入取材するのは、企業にとって都合が悪いこと、隠したいことを報じるためです。アマゾンに潜入したことのあるイギリスの記者は「卑怯なのは情報公開しない企業のほうで、イギリスでは潜入取材を批判する人はいない」と言っていましたね。 高齢者が1日20キロも歩いていたアマゾン ――横田さんが潜入した企業ですと、ユニクロの店舗は若い人が中心だと聞きましたが
“裏金議員”34%が落選危機…衆院選289選挙区「完全予測」→あの“国会ヤジ女帝”も劣勢の衝撃結果に!〈旧安倍派幹部の下村氏、高木氏、西村氏は?〉
「安全保障の問題から考えると…」名誉教授が警鐘 留学生全体の数が増えることは、国際化していることの証で、歓迎されるべき点もある。その一方で、特定の国の留学生が増え続けることに警鐘を鳴らすのが東大名誉教授の山内昌之氏である。 「東京大学は国の最先端の研究機関であり、国の安全保障に関わる研究もおこなわれています。日本を取り巻く安全保障の問題から考えると、中国人が東大を席巻し、ここまで増えているというのはリスクを懸念せざるを得ません」 山内昌之東大名誉教授 ©時事通信社 山内氏は、国際化の流れは否定しないが、バランスが重要だと提言する。 「もちろん、『日本で学びたい』という人たちの自由は尊重すべきだと思います。一方で東大には国から多額のお金が入っていることを忘れてはいけません。中国という国が軍事大国であり、日本の脅威となっていることを踏まえると、制限なく受け入れ続けるのは、国民にとって危ない事態
石破氏が代表を務める「自由民主党鳥取県第一選挙区支部」の収支報告書によれば、籔本雅巳氏が代表(当時)を務める医療法人グループ「錦秀会」から過去3年間(2012年、2014年、2017年)で計150万円の寄附を受け取っていた。 さらにこれに加え、同グループは2014年に石破氏の資金管理団体「石破茂政経懇話会」のパーティ券を30万円分購入している。何者なのか。 薮本雅巳氏(錦秀会HPより) 故・安倍晋三元首相の「悪だくみ人脈」の一人 「錦秀会は、大阪を中心に9の病院と16の介護施設を運営しています。グループの病床数は約6000で、徳洲会グループに次ぎ日本有数の規模を誇る。グループの入職式には芸能人や力士がゲストに招かれます」(社会部記者) 籔本氏の金満ぶりも有名だ。 「籔本氏はフェラーリなどの高級車を50台近くも保有するような資産家。加計学園問題で取り沙汰された加計孝太郎氏と並んで、故・安倍晋
10月1日、石破茂首相による新内閣が発足した。初入閣は13人と多いが、全員が衆議院当選5回以上、参議院当選3回以上の、いわゆる「待機組」。若手からの抜擢は見送られた。 そんな中、デジタル相として初入閣したのが、衆院東京4区の平将明氏(57)だ。政治部記者が語る。 平将明氏(公式HPより) 石破氏のLINEスタンプを作ったことも 「2005年衆院選で初当選し、現在6期目。これまで経済産業政務官や内閣府副大臣などを歴任しています。安倍晋三政権で石破氏が地方創生担当相だった頃には、内閣府副大臣だった平氏、内閣府政務官だった小泉進次郎氏が『チーム石破』として連携していたこともあった。総裁選では石破氏の推薦人に名をつらねました」 平氏は東京都生まれ。早稲田大法学部からサラリーマン生活を経て、家業である大田青果市場の仲卸会社を継いだ。東京JC理事長などを務めたあと、2005年に自民党の公募へ応募。初当
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『文春オンライン | 週刊文春も読めるニュースサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く