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買ってよかったもの
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Amazonで買い物をするユーザにとって夏の恒例行事といえば、Amazonのプライムデー。ほしかった製品がよりお得に買えるこのセール、今年も7月16~17日にかけて行われることが決定しており、盛り上がりを見せるのは必至です。 もっともこうしたセールでは、実はそれほどお得ではないのにお得なように見せかけている製品も少なくないほか、安さにつられてヤバい製品をポチってしまい、あとで地団駄を踏むこともしばしば。またAmazonでは最安値だったからといって、ほかのサイトと比べても安値であるとは限らないので、ユーザとしては油断できません。 今回はそんなAmazonでの買い物において、それほどお得ではない製品や、ヤバい製品を掴まされないために役立つ、ブラウザ拡張機能を紹介します。セールの時は、お得な品を探すことに熱中するあまり、ふだんならば見抜けるトラップにひっかかりやすいもの。これらをPCブラウザにイ
勉強のやり方によって仕事はブーストできる 牛尾 今日は安川さんのファンの僕がお願いをして対談イベントが実現し、大変うれしく思います。僕はシアトルから繋いでいますが、ちょうど一時帰国されている安川さんは都内の主催書店からの配信です。まず、簡単な自己紹介から始めましょうか。 安川 今回はお声がけいただきありがとうございます。僕はいま南フロリダ大学医学部助教の立場で、がん患者さんを中心に診療する内科医ならびに感染症の専門医として働いています。医者になるまで、そして医者になってからも相当勉強に時間を費やしてきたので(笑)、どうやったら効率よく学べるのか?についても考え調べてきました。数多くの研究と自分の経験をもとに『科学的根拠に基づく最高の勉強法』という本を執筆しました。 牛尾 新著、本当に最高でした! 人生で最も大切な問題が解決する驚きの一冊で、読んですぐ本の感動をnoteに書いたほどです(笑)
2020年3月、兵庫県神戸市西区の精神科病院「神出病院」の看護師や看護助手ら6人の男が、患者への虐待容疑で一斉に逮捕された。看護の道を志して集まった彼らは、なぜ卑劣な犯行に手を染めたのか。閉ざされた病棟ではいったい何が起きていたのか? ここでは、事件の背景に迫った神戸新聞取材班の渾身のルポルタージュ『黴の生えた病棟で ルポ・神出病院虐待事件』(毎日新聞出版)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の2回目/1回目から続く) 事件に対してあまりにも無責任な病院の対応 県警の発表を受け、新聞各社は夕刊で事件を大きく扱った。 全国紙は軒並み社会面のトップ級で展開する。 神戸新聞は、地元の重大ニュースとして「新聞の顔」といわれる1面で報じた。 〈看護師ら6人 患者に虐待容疑で逮捕/神戸の病院、放水や監禁〉 統合失調症などのある複数の入院患者に放水したり、閉じ込めたりする虐待行為をしたとして、兵庫県警捜
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が文藝春秋などを名誉毀損で訴えた裁判。争点となっている昨年12月27日発売号の記事にて、松本からの性的行為を告発したA子さんが探偵から尾行されていることが「週刊文春」の取材で分かった。 複数の探偵業者が取材に事実関係を認めた。 直撃取材に応じる松本 ©文藝春秋 「松本さんは、私の名前などの素性を、とっくにわかっています」 3月28日から東京地裁で始まった裁判のなかで、松本側はA子さん、B子さんという2人の告発者の名前、住所、生年月日、携帯番号、LINEアカウント、さらには容姿がわかる写真の提出を要求している。
「週刊文春」昨年12月27日発売号で報じた、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)をめぐる問題。松本から受けた性的行為を小誌に告発したのがA子さんだ。 「法廷に立ちます」と明言したA子さんだが、実はこの半年間、様々な嫌がらせを受けてきた。A子さんが見ず知らずの男たちに尾行されていることに気が付いたのは今年2月のこと。「週刊文春」取材班はその男たちを追った。その男たちの正体は――。 ★テキスト記事はこちら
小誌が入手した1本の動画。そこには今年4月、ヤクザを相手に「サウジからの鉄」で巨額の利益が出ると説明する男の姿が映る。さらに、都知事の存在にも言及が……。(動画の音声はこちらの記事で公開中) アラビア調に仕立てられた室内で時折、煙草を燻らせながら商談を持ち掛ける白髪の男。アメリカ、ロシア、中国……壁には世界各国の現地時間を示す時計がズラリと掛けられている。 小誌が入手した50分に及ぶ動画には、男がその中の1国、サウジアラビアの企業と始めたという一大ビジネスについて熱心に語る様子が収められていた。撮影日は、今年4月4日。話を聞いているのは画面手前に座る3人組の男性で、“主賓”は、オレンジ色のシャツに身を包む角刈りで強面の人物のようだ。そして、この日の商談が終わりに近づいた頃、白髪の男は意味深な言葉を口にした。 「僕の場合はマスコミに狙われるのよ。本件も気を付けてやる――」 男の妹が東京都知事
昨年、松本との“恐怖の一夜”を小誌に明かし、法廷に立つと明言するA子さんは、この半年間、様々な嫌がらせを受けてきた。今年2月には、松本の代理人弁護士がA子さんの知人男性を訪ね「彼女を出廷しないようにして欲しい」と要請。さらにA子さんは「怪しい男たちにつけられているんです」と訴える。取材班が尾行する男たちを追うと――。 ★この記事の証拠写真はこちら 2月29日午後2時半、東京タワーが一望できる高層オフィスタワーに1人の男性が姿を見せた。エントランスゲートを通過し、上層階行きのエレベーターに乗り込んだのは、八重洲総合法律事務所代表である田代政弘弁護士である。 目下、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が文藝春秋などを相手取って起こした5億5000万円の損害賠償などを求める名誉毀損訴訟の代理人を務めている。 「Xさんと、2人きりで会いたいんです」 その数日前、田代弁護士は同オフィスに勤
「建築界のノーベル賞」とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家の山本理顕氏。日本人受賞者としては丹下健三、槇文彦らに続く9人目で、日本は受賞最多の国となった。その要因について山本氏は「建築家にとって厳しい環境の中で、どうすれば自分のメッセージやアイディアを伝えることができるのか、タフに考えてきた建築家が多いからではないでしょうか」と語る。 山本氏によれば、日本では「自治体などクライアントの意向が絶対視され、建築家の提案するコンセプトやアイディアが軽視されてきた例がたくさんある」といい、その結果、周辺環境への配慮を感じられない建築が増えている。その例のひとつが、来年開催が予定されている「2025年大阪・関西万博」だ。 万博の会場計画から配慮を感じることができない 〈今回の受賞で嬉しかったのは、主催財団や審査員が「建築を通じて人々が集い、新たなコミュニティを生み出すことに貢献している」という点
悪魔になろう。世間から憎悪され抹殺されるような存在に。でもいきなりそんな話を東大五月祭ですると、怒りだす人が出そうです。この講演会場の外では拡声器で私の存在に抗議している人もいるようですし、ふつうで真面目な話から始めましょう。準備運動です。 それはそうと、眠いです。今も昔も睡眠障害気味で、朝起きることができず、遅刻ばかりしています。今も午前中の予定はほとんど入れませんし、中高生の頃はほとんど授業に行かず、行っても机に突っ伏して寝てるだけでした。 だから他人に教育論を語れるような立派な人間ではないのですが、何を勘違いされたのか日本の教育について話してほしいと依頼してくる方がちょくちょくいます。今回もそうです。東大のような日本のエリート高等教育について話してほしい、と。だから私なりの認識と指針を描いてみたいと思います。ただ、珍しく午前中から起きて眠いので、主観と客観の混じった、エビデンスなのか
「公開処刑」のセリフを書いたのは… 1996年に放送開始した『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)に、放送作家として立ち上げ当初から最終回まで携わり続けていた鈴木さん。『もう明日が待っている』はあくまで“小説”として刊行されていますが、鈴木さんは本書について「僕が僕の目で見た真実を記して、放送作家を辞める時に刊行すると決めました」と語っていますので、限りなくノンフィクションに近い作品だと考えていいでしょう。 そのなかで30ページ近くのボリュームで書かれたのが、「公開処刑」とも称されている『SMAP×SMAP』2016年1月18日の放送回。黒いスーツを着たメンバー5人が黒いカーテンの前で、視聴者に向けて謎の謝罪をするというわずか3分ほどの緊急生放送についてでした。 当時はなぜ草彅さんが、「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村くんが作ってくれて、今、僕らはここに立ててます」と語ったのか、さまざま
◆◆◆ 須賀敦子の拠点「コルシア書店」に集う者たち ミラノは二度、行ったことがある。どちらの旅も目的は、須賀敦子の作品に出てくる場所を丹念にというよりも思うままにめぐってみることだった。最初は彼女の評伝を書こうと心に決めたとき、そして、二度目は雑誌の連載を終え、本にまとめようとしていたときだった。須賀敦子のイタリアでの生活の拠点だったミラノというよりも、かつてコルシア書店があった街、それが私にとってのミラノだった。 『コルシア書店の仲間たち』が彼女の代表作の一つであることは異論がないように思う。この「書店」は単に本を売る場所ではなかった。出版機能を有したいわゆる書肆でもあるのだが、何よりも「カトリック左派」の拠点、つまり、開かれた教会の「建設」を企図した人々が自分の立場を忘れて集える場所だった。さらにいえば、キリスト教の伝統の上に立って、「キリスト教の殻」を打ち破り、人間が「ことば」によっ
『告示日から今週月曜(7月1日)までの12日間で、公務の視察は通常では考えられない13回にのぼります』と報道。やはり通常より多く視察を選挙期間中に入れていたことがわかった(最終的には18回だった)。 その公務の1つに「都電プロレス」があった。 《小池氏は6月29日、プロレス団体「DDT」が東京さくらトラム(都電荒川線)で開催した「都電プロレス」のオープニングセレモニーに公務として出席しただけでなく、試合にも“参戦”。》(東京スポーツ7月2日付) 「プロレスの政治利用」と批判の声 鈴木みのるを羽交い締めにした髙木三四郎から呼び込まれると小池都知事は空手チョップを鈴木の胸元に放った。観客の「百合子」コールの中、小池氏は上機嫌で降車した。 DDTを運営するCyberFightの副社長でもある髙木三四郎は「今日の1番は小池都知事が公務で視察にいらっしゃったこと」「序盤の知事の空手チョップが1番効い
「見直す議論が出ても良い」 トヨタでは、7つの車種について6つの試験で不正が発覚し、現在生産中の「ヤリスクロス」「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」の3車種は7月以降も生産停止の状況が続いている。インタビューで豊田氏は認証制度についての率直な考えを吐露している。 トヨタ本社に立ち入り検査する国交省職員 🄫時事通信社 〈認証制度は絶対に守らなければいけない制度です。ただ、例えば、今回トヨタがやっていた試験では、クルマの後ろから重い台車をぶつけるテストがありましたが、基準より700キロ重い台車をぶつけたんです。それでそのデータを使った。これはアメリカの基準を意識したものでした。だけど日本の制度は「1100キロでやりなさい」となっているから、1800キロでやるのは法令違反。(中略) その試験で守るべき保安基準とか、品質管理のやり方を決めているのが認証制度です。厳しい条件で試験を行っても
自民党に縁のある重鎮たちが応援 「初日から都内10カ所以上を演説行脚した石丸氏ですが、目立つのが自民党に縁のある重鎮たち。元自民党政調会長室長の田村重信氏(71)も応援マイクを握った。“ジジ殺し”の異名が付いています」(都政担当記者) 選対本部長を務めるのは、自民党都連最高顧問の深谷隆司元通産相の娘婿、小田全宏(ぜんこう)氏(65)だ。記憶術に関するセミナーを長年続けており、安倍晋三夫妻とも親交があった。小田氏が言う。 「僕も石丸さんのYouTube見てたんです。今は自民党も『良い政党』と表で言えないところがある。元々昭恵夫人が僕の記憶術のセミナーに来て、その後安倍さんとも親しくなりました」 その石丸応援団の中核が、安倍氏とも付き合いのあった鳥羽氏。そして、鳥羽氏が招聘した選対事務局長の藤川晋之助氏(70)だ。2人は揃って小誌の取材に応じた。
石丸伸二氏 ©時事通信社 安芸高田市出身、3人きょうだいの次男として育った 安芸高田市出身の石丸氏。父はバス会社、母はパート勤務で、3人きょうだいの次男として育った。 「幼稚園の頃から自分の意見を言える子で、頭も凄く良かった。でも友達を言い負かしたりするタイプではなかったんよ」(同級生の母) 県立高校に進み、同校から初の京大合格。仕送りナシ、奨学金とバイトで暮らす苦学生で、「安定して稼ぐ」と三菱東京UFJ銀行(当時)に就職。アナリストとしてNYにも駐在した。 銀行を退職し、市長選に出馬 転機は2020年。河井克行元法相から現金を受け取り、当時の安芸高田市長が就任僅か3カ月で辞職したことだ。副市長が無投票で次期市長に選出見込みとの報道に「おかしい」と感じ、銀行を退職。東京から故郷に舞い戻って出馬した。 「何の準備も無いっていうから無理よって。でも演説も巧いし、1週間で風向きが変わってね」(支
「一人の政治家を有権者が選ぶ」という意味では日本最大の選挙区になっている東京都都知事選。蓋を開けてみたら無難に現職・小池百合子さん勝利でゼロ打ちでした。小池百合子さん、都知事当選おめでとうございます。また、すべての候補者、陣営の皆さま、また選管や警視庁、都庁・各自治体の皆さまも諸事ご対応賜りまして、ありがとうございます。お疲れさまでした。 2位じゃダメなんですかの蓮舫さんが石丸伸二さんにまくられて3位転落という15年ごしの伏線回収もありました。ネットでも街角でも蓮舫さんを応援していた支持者の皆さんは、いまどんな気持ちなんでしょうか。 ©時事通信 石丸伸二さんに勤労層無党派を奪われしんどい選挙戦に あまりに共産党に寄り過ぎて志位じゃダメなんですかって話なのかもしれませんが、自治体別の得票数で見ると小金井市、東大和市、清瀬市、日ノ出町、檜原村など東京都下の高齢化に悩む地域と島嶼部で2位蓮舫でし
盤石の戦いを終えた小池百合子さんの一番の問題点は、今回特に明確でしたが「いまの都知事(のやってきた政策)は支持しているが、別に小池百合子は支持していない」という点です。 言い方を変えれば、役職と人物とが有権者の評価からは切り離されていて、政策に満足はしているけど、小池百合子さんが良いとは思わない、という都民が2割ぐらいいて、その人たちが概ね小池百合子さんに投票しているのです。「まあいいか」ってやつでしょうか。 あまり愛されない小池百合子さん。それでも蓮舫さんよりは… いわば、現状にそれほど不満のない都民が現状維持票として小池百合子さんに仕方なく投票したのであって、どの調査を見ても「小池百合子さんが絶対に良い」「小池百合子さんが大好き」という層はそう多くありません(それでも蓮舫さんよりは愛されています)。 ©時事通信 裏を返すと、小池百合子さんが都知事選において都民から揺るぎない票数を得て圧
24歳になった「天皇たんおめツイート炎上女子」 ――24歳になった今は、どんな生活を? くりおね 名古屋のキャバクラで働いています。働くこと自体は好きですね。でも、仕事に慣れたら飽きちゃう自分もいるんです。働き始めのときは毎回、“新しい自分!”みたいな気分で、世界がキラキラしてて、めっちゃ楽しい。それが慣れて「やらなきゃいけないこと」に変わった瞬間、やる気を失います。だからどの仕事も長続きしないんですけど。 ――実家は鹿児島ですが、名古屋に引っ越した理由は? くりおね 特に理由はなく、なんとなく。名古屋に引っ越して感じるのが、都会では“変わった人”が歓迎されるということですよね。 実家は最寄りのコンビニまで歩いて40分もかかるほどの田舎なんです。そんな田舎だと目立つ人は“ひがみの対象”になりやすいというか。鹿児島時代は自分からSNSの話をしなくても、なぜか「あいつはフォロワーが多くて気取っ
日本で第二の都市は、という話になると、だいたい手を挙げるのが大阪である。確かに、大阪は日本三大都市の一角を占める押しも押されもせぬ日本を代表する大都市だ。そこに疑う余地はない。 だがしかし。こと人口という点に限って言うならば、大阪は第二の都市ではない。大阪市の人口は約280万人。ところが、本当の“第二の都市”横浜はというと、実に約380万人もの人が暮らしているのだ。東京から近いということもあって、“首都圏”としてひとくくりにされてしまいがちだが、人口面だけで言うならば、横浜こそが圧倒的な日本第二の都市なのである。 380万人もの人が住んでいるのだから、横浜という都市にはいくつもの中心的な町がある。横浜駅という巨大ターミナルを中心とする一帯だけでなく、いわゆる“副都心”が周りを取り囲んで成り立っているのだ。たとえば、鶴見や戸塚もそうした副都心のひとつ。そして、そうしたいくつかの副都心の中に、
「天皇たんおめツイート」の真相 ――まず「天皇たんおめツイート」について。9年前、どのような気持ちであれを……? くりおね 天皇誕生日って、日本だと祝日ですよね。もともと私の家は記念日や祝日といったお祝いごとが好きなんです。だから天皇誕生日もあまり深くは考えず、七夕だから短冊飾ったみたいな感じでお祝いツイートをしたんです。こう言っちゃうと、また叩かれるのかもしれないですけど。 ――9年前の投稿画像には、天皇陛下の写真をハートで囲み、「祝82才♡♡ 我らが天皇♡♡」と手書きメッセージを添えて。さらにセーラームーンのスタンプと「HAPPY BIRTHDAY」というセリフもデコレーションしていました。 天皇たんおめツイートを投稿する様子(写真:Instagramより) くりおね 当時、高校生の間で、誕生日デコが流行っていたんですよね。それで天皇にも同じことをしたら面白いかなと思って。でも別に私が
マインドコントロール下に置かれた一家6人が互いを拷問・虐殺…日本犯罪史上でも類を見ない凶悪事件「北九州監禁殺人事件」はなぜ起きたのか? 主犯・松永太死刑囚と共犯者・緒方純子の出会いを、新刊『世界の殺人カップル』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 松永太死刑囚(中学時代の卒業アルバムより/写真提供:小野一光) ◆◆◆ 家族同士が互いを虐待し殺し合う壮絶事件 1997年から1998年にかけ、家族同士が互いを虐待し殺し合う日本犯罪史上に刻まれる凄惨な事件が起きた。いわゆる北九州監禁殺人事件。そのあまりにショッキングな内容からメディアが報道を控えた本事件は全て主犯の松永太のマインドコントロール下で行われたものだ。共犯の緒方純子が妻子ある松永と男女関係になったのも、緒方家の財産が根こそぎ奪われたのも、緒方の両親・妹を含む一族6人が死亡したのも、そこには松永の類い希な
――今日はお時間いただきありがとうございます。 九条林檎(以下、林檎) ごきげんよう、我に何か聞きたいことがあるとか? ――VTuberの急な活動休止が続くのが気になっていて、その理由とも言われる「喰われる」現象について教えてください。 林檎 「喰われる」は我が発明した言葉というわけではなくてな。5年もVTuberとして活動する中で、周りで体調を崩して活動を続けられなくなってしまう方をそれなりに見てきたのだが、そういう時に「あの子、喰われちゃったみたい」というような形で我の周りで使われていた言葉なのだ。 ――「喰われ」てしまうと、具体的にはどんな症状が現れるのでしょう。 林檎 周りからみてこれと分かるものは多くないが、一目でわかるほどに元気がない、というのもわかりやすい兆候の1つだな。VTuberの世界は声優業界とも隣接しているので、しっかりと挨拶をする人が多い。その中に「おはようございま
北海道に住む小学校3年生のサトルくん(仮名・当時8歳)が、近所の住宅街にある小さな公園内で、中学1年の男子生徒Aから繰り返しわいせつな行為を受ける事件が2021年に起きていた。 サトルくんは精神的ダメージを受けて「死にたい」「中学生になりたくない」と話すようになり、病院で「適応障害」の診断を受けた。ことの発端は、地元の野球チームだった……。 Aはサトルくんと同じ小学校出身で、地元の野球チームの4学年先輩でもあった。Aとサトルくんの出会いを母親はこう語る。 「私たちが引越してきたときに、近所で野球の練習していたのが加害者のAでした。Aが毎日練習している姿を見たのがきっかけで、サトルくんは野球チームに入りたいと思うようになっていたようです。ある日小学校で野球チームのメンバー募集のチラシを見つけてきて、運動は苦手だけどチャレンジしてみようということでチームに入りました」 「俺の下半身を見ろ。お前
2018年4月、未成年者に対する強制わいせつの容疑で書類送検された山口達也(52)は謝罪会見で、「私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と甘い発言を繰り返し、世間から激しいバッシングを受けた。 その5月1日に起訴猶予処分が決定したことを受けて、翌2日、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の4人が会見を開いた。 セッティングも、山口さんの会見とは違った 5月2日、連帯責任として都内ホテルで謝罪会見を開いた4人は、席の前に立つと、被害者とその家族にそしてファンや関係者らに謝罪、揃って深々と頭を下げる。リーダーの城島さんが会見を開いた意図を説明する間、松岡さんは怖い顔で目を見開きまっすぐ前を見つめ、長瀬さんは視線を落としていた。
医師から通告されたのは余命4ヶ月、ステージ4のがん…。66歳で難病と戦うことを余儀なくされた経済アナリストの森永卓郎さん。なぜ病魔の存在に気づけなかったのか? そして余命通告はその後の生き方をどう変えたのか? 新刊『がん闘病日記』(三五館シンシャ)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 医師からそう告げられたのは、2023年11月8日のことだった。余命4カ月の通告だった。 それまで私は、数カ月に一度のペースで、近所の糖尿病専門クリニックに通って、定期検査を受けていた。糖尿病自体は、ライザップで行なった低糖質ダイエットの成果で、7年も前に完治していたのだが、念には念を入れて、検査だけはずっと続けていたのだ。 その検査で、糖尿病の主治医が「一度、人間ドックを受けたほうがよい」というアドバイスをしてくれた。私の体重が、平時よりも5キロほど減っていたからだ。 当時、私は仕事が集
「容体が急変したのは、その日の夜からだった。気持ちが悪くなり、モノが食べられなくなり、寝込んでしまった。その後、体調はどんどん悪化し、最悪の状態に陥ったのは、2日後の12月29日だった」…ステージ4のがん治療のため、抗がん剤治療を受けるも、薬との相性が悪かった森永卓郎さん。森永さんがそこで見た「死を予感した光景」とは? 新刊『がん闘病日記』(三五館シンシャ)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 森永卓郎さんが教えてくれた「がん治療」の大変さとは? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ 抗がん剤で死にかける がんの治療は、摘出手術や放射線治療などもあるのだが、私の場合は、どこにがんがあるかわからないのだから、そもそも手術や放射線治療はできない。唯一の選択肢は、化学療法、つまり抗がん剤治療だった。 抗がん剤は、がんの部位によって種類が分かれている。私の場合は、「ゲムシタビ
猟友会が辞退「ハンターを馬鹿にしている」 ことの発端は2024年5月21日夕方、HTB(北海道テレビ)が以下のようなタイトルで報じたニュースにある。 〈猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町〉 札幌の町中に出没した158キロのオス ©時事通信社 奈井江町は札幌と旭川のほぼ中間に位置する人口約4700人の小さな町だ。その奈井江町が、町内でヒグマなどが出没した際の対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を地元の猟友会に呼びかけたところ、報酬面などで折り合いがつかず、猟友会がこれを辞退したという。ニュースの中で、山岸は辞退の理由をこう語っていた。 〈やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない〉 町側が提示した実施隊の日当は4800円、ヒグマ対策の場合は37
〈猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町〉 奈井江町は札幌と旭川のほぼ中間に位置する人口約4700人の小さな町だ。その奈井江町が、町内でヒグマなどが出没した際の対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を地元の猟友会に呼びかけたところ、報酬面などで折り合いがつかず、猟友会がこれを辞退したという。5月21日にHTB(北海道テレビ)が報じたニュースの中で、北海道猟友会砂川支部奈井江部会で部会長を務めるハンターの山岸辰人(72)は辞退の理由をこう語っていた。 〈やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない〉 ヒグマ(北海道斜里町) ©時事通信社 町側が提示した実施隊の日当は4800円、ヒグマ対策の場合は3700円を加給、発砲した場合は1800円が加給されて最大
7月2日、大手出版社KADOKAWAは〈当社グループの保有する情報をさらに流出させたと主張していることを、確認いたしました〉とプレスリリースで発表した。 KADOKAWAを巡っては、6月8日以降、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことが明らかになっている。ランサムウェアとは、内部データを暗号化し、復元と引き換えに「身代金」を要求する悪意あるソフトウェアのことだ。
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