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東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が「週刊文春」の取材に応じ、ドトールコーヒー創業者で現名誉会長の鳥羽博道氏(86)から支援を受けていることなどを明かした。 安倍元首相とゴルフ仲間で、昭恵夫人とも付き合いが 2020年8月、安芸高田市長に就任した石丸氏。採算の悪い公共施設を短期間で次々廃止する一方、小中学校の給食費無償化など若年層向けの施策に注力した。
「妖怪を追い払えば幸せが訪れる」などと参加者に説くスピリチュアル系のセミナー「本源セミナー」。お笑い芸人のなかやまきんに君(45)が複数回参加していることでも知られる。そんな本源セミナーの“信者”の家族から、被害を訴える声が続々と上がっていることが「週刊文春」の取材で分かった。“信者”の複数の家族が取材に応じた。
百合子さん、あなたが落第して大学を去ったことを私は知っている── ▶父の伝手でカイロ大へ2年生で編入 ▶進級試験に暗い顔で「落ちちゃった」 ▶取材に答えた「日本航空駐在員」の肩書 ▶落第後、2人でカイロ近郊に小旅行へ ▶自著で留年記載も証書は4年で卒業 ▶小池氏の「消えてほしい人間」である恐怖 ▶「乗るはずの飛行機が墜落」も嘘 百合子さん。もうずっとお会いしていませんが、あなたの姿はテレビ画面を通していつも見ています。 初めて会ったのは、エジプト・カイロ市内のペンションでした。あなたは19歳で、私は30歳。もう半世紀以上も前、1972年の春のことでした。 あなたは私が滞在していたペンションに、商社マンのAさんに連れられてやってきました。同居相手として、Aさんが私に紹介してくれたのです。半年ほど前にカイロへ来て、カイロ・アメリカン大学に通っている小池さんだと紹介されました。 北原百代氏 ©文
「彼女は本当にガツガツいくタイプで性欲モンスターなんです」 こう声を潜めて明かすのは、北海道・旭川市で女子高校生が橋から落とされて殺害された事件で、逮捕された内田梨瑚容疑者(21)の高校時代の同級生。週刊文春は今回、内田容疑者の地元の後輩が撮ったわいせつ動画を入手。今回の犯行へと至る彼女の「モンスターぶり」がわかる内容だった。 仲間3名とともに被害者を車で連れ回し 旭川市の中心街から車を走らせること約20分の山腹にある景勝地「神居古潭(かむいこたん)」。木々の濃厚な香りが辺りに漂い、鳥がさえずる当地はアイヌ語で「神の里」を意味し、石狩川の激流や奇岩が通行人を苦しめる難所だった。彼の地に宿る神は「魔神」と呼ばれ、道ゆくアイヌの人々は祈りを捧げねばならなかったという。現在ではもっぱら心霊スポットとして知られ、地元民の肝試しの場所となっていたが、この里で4月19日、神をも恐れぬ残虐な殺人事件が起
「有愛さんのことがあって、やっと宝塚は改善されるんだと希望を持っていました。でも現状は一向に改善されません。今でも過重労働や上級生からのパワハラがある中で働いています……」 「週刊文春」の取材に声を震わせるのは、現役星組生のタカラジェンヌAさんだ。昨年9月に亡くなった宙組の有愛きい(享年25)の事件以後、宝塚歌劇団で進められた「労働改革」が空回りしている現状を告発した――。 ◇◇◇ 阪急の株主総会 ©時事通信社 6月14日、梅田芸術劇場で開催された阪急阪神ホールディングスの株主総会は、物々しい異様な雰囲気に包まれていた。 総会の冒頭で、角和夫会長(75)は有愛の飛び降り事件について、初めて公に謝罪。その後の質疑応答で株主の男性は「すべての問題が解決したら角さん、あなたがホールディングスの取締役を辞任してください。安全第一の鉄道事業を営む会社がこのような事件を起こしたのは恥ずべきこと」と糾弾
生活安全課長が匿名の陰に隠れて誹謗中傷 県警関係者が明かす。 「4月に東野教授からの刑事告訴(侮辱罪)を受理し捜査を行ったところ、県内の警察署で生活安全課長をつとめていた40代のA警部が、Xの自らのアカウントから東野教授への誹謗中傷を行ったことを認めました」 東野教授は、ウクライナ戦争の解説でメディア出演をつづける国際政治学者だ。 一方、A警部が所属していた生活安全課といえば、ネット上のトラブルにも対応する部署だが、よりによって元課長が匿名の陰に隠れて誹謗中傷していたのだ。
「自宅生にとって10万円の値上げは韓国旅行1回分かもしれないけれど…」 「学費値上げの話を聞いて最初に思ったのは、誰が年間約10万円も多く出せるのかということです」 こう話すのは西日本から進学している4年生の女子学生だ。東京大学の学費値上げの検討は内容が明らかになっていないものの、法科大学院を除く大学院と、学部の年間授業料を現在の約53万円から約2割、金額にして10万円ほど引き上げると見られている。 大学院への進学を考えている地方出身の学生にとっては、年間10万円の値上げは深刻な事態だと女子学生は訴える。 「家賃だけでも年間100万円はかかります。バイトを頑張ると、年収が103万円を超えてしまい、扶養から外れてしまうので、学費が上がる分は稼げません。 自宅から通っている多くの学生は韓国旅行1回分くらいの気持ちかもしれません。けれども、勉強とアルバイトを両立して切り詰めて生活している立場から
記事編集: [71511] 著者編集: [「週刊文春」編集部] 適用スキン: /skin/leafs/default.html Category: スクープ Device: スマホ版を表示 写真のプレビュー: 写真ページを表示
〈見た目からしてバケモノかよ〉 〈ヒステリーババア〉 国際政治学者に対して、こんな誹謗中傷をX上で繰り返していた男が、5月上旬に茨城県警の家宅捜索を受けていた。ところが、この男の正体は、なんと県警の現役幹部だったのだ。
「都民ファーストの会」の事務総長を務めた弁護士の小島敏郎氏(75)が、公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子東京都知事(71)を刑事告発したことが「週刊文春」の取材でわかった。本日6月18日(火)午前9時、東京地方検察庁に告発状が提出された。 報道陣の取材に応じる小池氏 ©︎時事通信社 告示直前に刑事告発に踏み切った理由 「文藝春秋」5月号(4月10日発売)にて、カイロ大学に小池氏の卒業を証明する声明文を出してもらうなどの“学歴詐称工作”に加担した旨を告白した小島氏。小池氏が6月12日、3期目を目指して都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補する意向を表明したことを受け、刑事告発するに至った。当初は選挙公報経歴に「カイロ大学卒業」が記された時点で告発が行われると見られていたが、この段階で踏み切った理由を小島氏が明かす。 都の特別顧問も務めていた小島氏 ©︎文藝春秋 「
都知事選が今週から始まる。「メディアがどう伝えるか?」にも注目だ。 政治記者といえばこれまではどんな「文化」だったのか? 毎日新聞の記者たちが書いた『汚れた桜 「桜を見る会」疑惑に迫った49日』(毎日新聞出版、2020年)を抜粋する。 《記者会見などのオープンな場での取材よりも、水面下で入手する独自情報を重視する政治記者の文化だ。》 なるほど、わかりやすく言えば“田崎史郎的な文化”である。 記者も「見られている」 《オフレコ重視の文化がずっと続いてきたのは確かであり、その積み重ねが記者会見の軽視を生み、そして形骸化を生んでいる側面があることは否めない。》 しかし時代は変わりつつある。 《SNSを通じて読者の反応がリアルタイムで返ってくるため、記者も「見られている」意識をより強く持つようになっているのだ。》 そう、記者も見られている。やはり記者会見は重要だ。記憶に新しいところでは、昨年行われ
昨今、話題になる“パパ活”。一般的に、若い女性が年上の男性とデートをし、その対価として金銭や高額なプレゼントを受け取ることを意味する行為だ。専用のアプリやマッチングサイトが続々出現し、より身近なものになりつつあるが、パートナーが別の人物と“パパ活関係”にあると知ったら、あなたはどうするか? 今回は、パパ活がバレた人、パパ活をされた人のエピソードを紹介しよう。 定期のパパを3、4人確保して月収は約30万円 まず話を聞いたのは、スタイル抜群で、藤田ニコル似の美女の中川みなみさん(仮名・30歳・専業主婦)。彼女は、パートナーにパパ活がバレた経験がある。
──佐藤さんは、バブルが絶頂だった1991年に代々木ゼミナールに入ったそうですね。 佐藤 そうなんですよ。僕が大学に入ったのが1986年で、卒業が91年。だからちょうど、日本が好景気まっしぐらだった頃ですね。 どれくらいバブルだったかというと、家庭教師のアルバイトをすると時給2万円くらい。僕は家庭教師と塾講師を掛け持ちしてたので、学生でも月50万くらい稼いでました。 ──それはすごい。 代ゼミの講師3年目で、年収750万円だった 佐藤 で、大学で中高の教員免許を取って東京都の教員採用試験を受けたものの、なかなか受からなくて。卒業後、代ゼミで講師をしながら教員を目指しました。受験4年目で、私立女子校の教職に6つ受かったんです。 ──女子校の世界史講師、いいじゃないですか。 佐藤 ただ、代ゼミの講師も3年やって、給料がそこそこ上がっていたので、迷いました。当時の年収で750万円ぐらいもらってた
送り仮名のある名前を持った人と苦労話を語り合いたい ――金井さんが驚いた珍しい名前の方はいますか。 金井憧れさん(以降、金井) 私以上の方は正直、お目にかかったことがないのですが、「輝」ちゃんという子はいましたね。 ――漢字1文字で「かがやき」と読む? 金井 そうです。送り仮名なしの漢字1字だったので、「大丈夫、あなたはまだいいよ」と思いました(笑)。 ――珍しい名前の人に会うとシンパシーを感じますか。 金井 それはありますね。でも、まだそんなに出会えていないので、「憧れ」のような送り仮名のある名前を持った人だけを集めて、「全国送り仮名さん大集合!」みたいな企画をやりたいとずっと言ってるんですけど、まだ実現できていません(笑)。 ――実現できたら、「送り仮名さん」同士でどんなことを話し合いたいですか。 金井 珍しい名前あるあるとか、苦労話を語り合いたいです。絶対、めちゃくちゃ盛り上がると思
大きくなるにつれて名前だけが目立つように ――自分の名前を意識しはじめたきっかけは? 金井憧れさん(以降、金井) 小学校中学年のときにはじめてクラス替えがあって、自己紹介をする機会が増えたときに周りがザワザワしだしたんです。「あれ?」と思いつつ、それと似たようなことが中学生くらいまで続いて、「自分の名前ってそんなに人と違うのかな」と思いだした気がします。 ――それまでは名前を意識することはなかった? 金井 小さいときは持ち物も全部「かない あこがれ」とひらがな表記でしたし、生まれたときからこの名前だったので、変という感覚ももちろんなくて。周りからは、「あこちゃん」と呼ばれていました。 でも、大きくなるにつれて、「“憧れ”だってよ」みたいな感じで周りの子からからかわれるようになって。名簿なんかでも、自分の名前だけフワッと浮き立って目立ってみえるんですよね。 「憧れ」という名前の葛藤 ――名前
都知事選に出馬表明した蓮舫氏に対し、「うんざり」などと批判的なコメントをしていたタレントの眞鍋かをり(44)が、その真意について週刊文春の取材に独占コメントを寄せた。 眞鍋は5月30日、レギュラー出演する「ひるおび」(TBS系列)で、自民党の裏金問題を追及する蓮舫氏に対し「自民党批判を繰り返しながら立候補されているのを聞いていると、国政のそのままの構図を延長で見ているような気がして」と発言。 眞鍋かをり(本人インスタより) 蓮舫氏の政権批判に「うんざり」を連発 「国政に対して、これまで見てきたうんざり感というものが、東京都の選挙でもこれがそのまま続くのかな? みたいな。ちょっとうんざり感が残る感じがあるので」と批判した。 また、6月2日に出演した「ワイドナショー」(フジテレビ系列)でも「自民党の裏金問題があって、野党が『わー』って言うけれど、別に文句しか言ってないみたいなのが、もううんざり
缶詰大手のいなば食品が、今春、同社の入社を辞退した内定者の出身大学である京都大学に秘密裡に手紙を送っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 いなば食品の稲葉敦央社長 ©時事通信社 入社辞退の理由は優子会長の“不適切言動” 入社を辞退したのは京都大学出身の女性Xさん。 「Xさんは総合職採用で東京に配属予定でした。稲葉優子会長(55)みずからが、社宅を案内したのですが、どの物件もXさんの希望に叶わなかった。その際に、激昂した優子会長がXさんに不適切な言動をしたようなのです」(いなば食品現役社員) 女帝と呼ばれる稲葉優子会長 ショックを受けたXさんは、いなば食品に内定を辞退する旨の文書を提出。このことを京都大学や厚生労働省に報告すると書き添えられていたという。 「文書を受け取った稲葉敦央社長(70)は、すぐさま京都大学の学生課に電話をかけ、Xさんが内定辞退に至った経緯について申し開きをしまし
まだ告示前なのに大騒ぎになってしまっている、俺たちの東京都知事選。ついに本命の現職・小池百合子さんも都知事選3選に向け出馬を表明するなどして、もりあがってまいりました…。 東京都民でなくとも話題になるのは、ひとつの選挙の当選としては国内最大級の300万票近くでトップ当選するという「候補者の名前を書かれる(ハンコを捺される)回数がもっとも多い、民意をもっとも絶対数で反映する選挙」が都知事選だからに他なりません。 1971年の都知事選では、2期目再選を目指す美濃部亮吉さんが3,615,299票(投票率はなんと72%)を獲得し、過去の最高得票では東京オリンピック誘致の立役者で5,000万円がカバンに入らず辞任に追い込まれた猪瀬直樹さんの12年都知事選4,338,936票でした。 5月27日に出馬表明した蓮舫さん…早いって。 いまの都知事・小池百合子さんも16年初戦が2,912,628票、20年再
昨年4月の東京・江東区議選で初当選した日本維新の会所属のママ区議が、今年2月、東京地裁から不貞行為があったとして“シタ妻”認定されていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。 離婚後、子どもの親権をめぐり法廷闘争が勃発 この江東区議は、松澤愛里氏(40)。4児のシングルマザーの立場をアピールして当選を果たした人物だ。大妻女子大短期大学部に在学中だった2004年には、ミス・ユニバース・ジャパンで3位に輝き、モデル活動の経験もある。
バスケットボール男子の元日本代表でBリーグ「川崎ブレイブサンダース」の副キャプテン藤井祐眞(32)とグラビアアイドルの村島未悠(むらしまみゆ)が不倫関係にあることがわかった。「週刊文春」が2人の密会現場をキャッチした。 川崎ブレイブサンダースは藤井の不倫について、「選手のプライベートについて所属クラブは答える立場にありません」。村島の所属事務所からは期日までに回答がなかった。 ◇ ◇ ◇
先週、「週刊文春」が報じたMr.Childrenコンサートの4億円にのぼる裏金疑惑。所属事務所「エンジン」の代表取締役の谷口和弘氏と、コンサートの制作責任者だった松尾貴志氏が、2018年と19年のコンサートツアーで制作費の水増し請求などを行なっていた事実が明らかになった。 そして今回、ミスチルのコンサートの制作責任者が裏金の捻出後に約2億円でマンション6部屋を購入していたことが「週刊文春」の取材で新たに判明した。 ボーカルの桜井和寿 ©文藝春秋 都心のワンルームマンションを次々と購入 〈本記事で書かれているような、コンサート収益についての不正行為は一切ございません〉 ミスチルとエンジンの声明(公式HPより) だが、社会部記者は「なぜ今さら裏金作りを否定したのか」と首を傾げる。 「谷口氏らは上場企業『プロルート丸光』(以下、プロ社)の株価を吊り上げるため、粉飾決算や風説の流布に絡んだとして、
2022年3月18日、大阪府泉南市内の当時中学校1年生だった松波翔さん(享年13)が自宅近くで自殺した。小学校時代に同級生や上級生によるいじめが始まり、学校や市教委に相談したものの悲劇を防ぐことはできなかった。 亡くなった松波翔さん 後に調査委員会が出した報告書や母親の証言によると、翔さんがいじめを受けるようになったのは3年生の頃だったという。 上級生の男子児童たちに「アホ」「死ね」「カス」「ちび」と継続的に罵倒される、クラスで新聞作りをしている時に翔さんの言葉使いをからかわれるなどの状態が続いていた。翔さんは精神的に追い詰められ、学校の池に飛び込むなどの問題が起きていた。 同じクラスで暴言を投げかけた児童は謝罪したが、6年生男子は特定されることはなかった。家庭訪問の際に教員が6年生の写真を見せて「いじめた人がこの中にいる?」と聞いたが、翔さんは「いない」と答えていた。 見かねた母親は翔さ
以前、FIREって流行ったじゃないですか。FIRE。 現役時代に一生懸命働いて、おカネ貯めて、会社辞めてから貯めたおカネの運用益を得て働かず暮らすってやつ。 私の身の回りでも、30代猛烈に働いた外資系金融お勤めの人や弁護士、上場企業の創業役員などなど、ガッツリ億単位のおカネを貯めて引退した人たちがおるわけなんですが…なぜか、皆さん離婚したり、破産したり、精神疾患で望まぬ入院したりされている。 宝くじで大金が当たったり、仮想通貨で大儲けしたりといった、一見羨ましいと思うような幸運をつかんだはずの人が、その後の人生を踏み外して転落しているのをみると、人間社会の侘び寂びのようなものを感じるんですよ。 有能な人物が突然、陰謀論サイトにハマり…どうしてこうなった? また、人生の大先輩で、私のようなのと20年以上ご親交くださった会社役員の方が、最近連絡取れないなと思ったら、奥さんから連絡あって「退職後
今度の都知事選、現職の小池百合子氏が出馬するなら3期目を狙う立場になる。 ではこれまでの小池都政のレガシーとは何だろう? 本人は6月7日の会見で、 《2期目のレガシー(遺産)は何かと問われ、18歳以下の都民に月5000円を給付する事業「018サポート」や高校授業料の実質無償化について所得制限を設けなかったことを挙げ、「これらの所得制限を外すことは私のレガシーの一つだ」と述べた。》(毎日新聞6月8日) 小池都政の「負の遺産」 一方で、明治神宮外苑の再開発が「負の遺産」ではないかという質問に対しては「認識の差だと思う」と答えた。これらの質問は「報道特集」(TBS系)の日下部正樹キャスターが質問したものだ(8日の放送で流していた)。質問はまだあった。小池知事が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に、なぜ追悼文を送らないのか? である。追悼文は就任翌年の2017年から7年連続で送っていない。 私はこれ
2024年4月12日、冷泉家に代々伝えられながらも、約130年ものあいだ、開けられていなかった「箱」が開けられた。縦約35センチ、横約50センチ、高さ約55センチの木箱である。 箱からは、『新古今和歌集』の選者であり「歌聖」と仰がれる藤原定家(1162~1241)直筆の書物『顕注密勘』が発見された。『顕注密勘』は日本最初の勅撰和歌集『古今和歌集』の注釈書で、いくつもの写本が伝わっているものの原本は長く失われたとされてきた。
『生命活動として極めて正常』(八潮久道 著)KADOKAWA 日々ものすごい数の本をひたすら読み続けている人もいれば、ふだんは全く読まないという人もいる。 あんまり本を読まない人にはわかりにくい話であっても、息をするように本を読んでいる人にとっては、とってもよく見る話だった、ということは珍しくない。 両者が楽しく読める本というのはなかなかない。本書は、そのとても稀な例である。みじかく言うなら、激推しぽよ。 ふつう、本の紹介欄に、激推しぽよ、とは書かない。その語尾は一体どこからきたのか。でも、そうせよと迫る何かがある。 表題作を含む七篇をおさめる。とても不穏な書名であって、えっ、となる。日本語として不思議なところは全くないのに、どこか奇妙な手触りがある。SFか? という気持ちが湧き、いや、ホラーかもしれない、という想像が浮かぶ。もしかすると医療ものなのかもしれない。 そのどれもが半ばあたりで
「本当に殺してしまうなんて……」 こう重い口を開いたのは、19歳の交際相手を殺害したとして、5月18日に殺人容疑で逮捕された兵庫県明石市の無職・西光(にしみつ)勝容疑者(26)の知人だ。 「18日に大阪府枚方市の集合住宅の部屋で大学2年生の渡邉華蓮さんが死亡しているのが見つかった。死因は首を刃物で刺されたことによる失血死で、刺し傷や擦り傷が計50カ所以上。警察は西光が強い殺意を持っていたとみて捜査しています」(社会部記者) 前出の知人は、3月下旬に西光からある“相談”を受けたという。
稲田俊輔(稲田) 僕は豆腐メンタルなので、SNSで炎上するのが怖いんです。だから料理の蘊蓄や、食材の美味しい食べ方を紹介する時も炎上しないように気をつけていて、ニックネームもその1つです。何を言っても「変態なら仕方ない」と思ってもらえそうじゃないですか。 ――あれは炎上対策だったのですね! 稲田 そうなんです。ただ同時に、僕には「炎上ギリギリを狙ってしまう」という悪いクセもあって(笑)。誰の心にも引っかかりを残さないことは言っても仕方ないというか、それなら自分の心の中に留めておけばいいと思ってしまって、ついギリギリを攻めてしまうことが多々あります。 ©三宅史郎/文藝春秋 ――以前、ワインが苦手だという相談に「フレンチレストランでは、ワインを飲まないとお店の世界観を尊重しないお客さんと疑われる可能性がある」とお返事されていた時は踏み込んだ発言だなぁと思いました。 稲田 もちろんマイルドにする
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