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「都民ファーストの会」の事務総長を務めた弁護士の小島敏郎氏(75)が、公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子東京都知事(71)を刑事告発したことが「週刊文春」の取材でわかった。本日6月18日(火)午前9時、東京地方検察庁に告発状が提出された。 報道陣の取材に応じる小池氏 ©︎時事通信社 告示直前に刑事告発に踏み切った理由 「文藝春秋」5月号(4月10日発売)にて、カイロ大学に小池氏の卒業を証明する声明文を出してもらうなどの“学歴詐称工作”に加担した旨を告白した小島氏。小池氏が6月12日、3期目を目指して都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補する意向を表明したことを受け、刑事告発するに至った。当初は選挙公報経歴に「カイロ大学卒業」が記された時点で告発が行われると見られていたが、この段階で踏み切った理由を小島氏が明かす。 都の特別顧問も務めていた小島氏 ©︎文藝春秋 「
都知事選が今週から始まる。「メディアがどう伝えるか?」にも注目だ。 政治記者といえばこれまではどんな「文化」だったのか? 毎日新聞の記者たちが書いた『汚れた桜 「桜を見る会」疑惑に迫った49日』(毎日新聞出版、2020年)を抜粋する。 《記者会見などのオープンな場での取材よりも、水面下で入手する独自情報を重視する政治記者の文化だ。》 なるほど、わかりやすく言えば“田崎史郎的な文化”である。 記者も「見られている」 《オフレコ重視の文化がずっと続いてきたのは確かであり、その積み重ねが記者会見の軽視を生み、そして形骸化を生んでいる側面があることは否めない。》 しかし時代は変わりつつある。 《SNSを通じて読者の反応がリアルタイムで返ってくるため、記者も「見られている」意識をより強く持つようになっているのだ。》 そう、記者も見られている。やはり記者会見は重要だ。記憶に新しいところでは、昨年行われ
──佐藤さんは、バブルが絶頂だった1991年に代々木ゼミナールに入ったそうですね。 佐藤 そうなんですよ。僕が大学に入ったのが1986年で、卒業が91年。だからちょうど、日本が好景気まっしぐらだった頃ですね。 どれくらいバブルだったかというと、家庭教師のアルバイトをすると時給2万円くらい。僕は家庭教師と塾講師を掛け持ちしてたので、学生でも月50万くらい稼いでました。 ──それはすごい。 代ゼミの講師3年目で、年収750万円だった 佐藤 で、大学で中高の教員免許を取って東京都の教員採用試験を受けたものの、なかなか受からなくて。卒業後、代ゼミで講師をしながら教員を目指しました。受験4年目で、私立女子校の教職に6つ受かったんです。 ──女子校の世界史講師、いいじゃないですか。 佐藤 ただ、代ゼミの講師も3年やって、給料がそこそこ上がっていたので、迷いました。当時の年収で750万円ぐらいもらってた
送り仮名のある名前を持った人と苦労話を語り合いたい ――金井さんが驚いた珍しい名前の方はいますか。 金井憧れさん(以降、金井) 私以上の方は正直、お目にかかったことがないのですが、「輝」ちゃんという子はいましたね。 ――漢字1文字で「かがやき」と読む? 金井 そうです。送り仮名なしの漢字1字だったので、「大丈夫、あなたはまだいいよ」と思いました(笑)。 ――珍しい名前の人に会うとシンパシーを感じますか。 金井 それはありますね。でも、まだそんなに出会えていないので、「憧れ」のような送り仮名のある名前を持った人だけを集めて、「全国送り仮名さん大集合!」みたいな企画をやりたいとずっと言ってるんですけど、まだ実現できていません(笑)。 ――実現できたら、「送り仮名さん」同士でどんなことを話し合いたいですか。 金井 珍しい名前あるあるとか、苦労話を語り合いたいです。絶対、めちゃくちゃ盛り上がると思
大きくなるにつれて名前だけが目立つように ――自分の名前を意識しはじめたきっかけは? 金井憧れさん(以降、金井) 小学校中学年のときにはじめてクラス替えがあって、自己紹介をする機会が増えたときに周りがザワザワしだしたんです。「あれ?」と思いつつ、それと似たようなことが中学生くらいまで続いて、「自分の名前ってそんなに人と違うのかな」と思いだした気がします。 ――それまでは名前を意識することはなかった? 金井 小さいときは持ち物も全部「かない あこがれ」とひらがな表記でしたし、生まれたときからこの名前だったので、変という感覚ももちろんなくて。周りからは、「あこちゃん」と呼ばれていました。 でも、大きくなるにつれて、「“憧れ”だってよ」みたいな感じで周りの子からからかわれるようになって。名簿なんかでも、自分の名前だけフワッと浮き立って目立ってみえるんですよね。 「憧れ」という名前の葛藤 ――名前
都知事選に出馬表明した蓮舫氏に対し、「うんざり」などと批判的なコメントをしていたタレントの眞鍋かをり(44)が、その真意について週刊文春の取材に独占コメントを寄せた。 眞鍋は5月30日、レギュラー出演する「ひるおび」(TBS系列)で、自民党の裏金問題を追及する蓮舫氏に対し「自民党批判を繰り返しながら立候補されているのを聞いていると、国政のそのままの構図を延長で見ているような気がして」と発言。 眞鍋かをり(本人インスタより) 蓮舫氏の政権批判に「うんざり」を連発 「国政に対して、これまで見てきたうんざり感というものが、東京都の選挙でもこれがそのまま続くのかな? みたいな。ちょっとうんざり感が残る感じがあるので」と批判した。 また、6月2日に出演した「ワイドナショー」(フジテレビ系列)でも「自民党の裏金問題があって、野党が『わー』って言うけれど、別に文句しか言ってないみたいなのが、もううんざり
缶詰大手のいなば食品が、今春、同社の入社を辞退した内定者の出身大学である京都大学に秘密裡に手紙を送っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 いなば食品の稲葉敦央社長 ©時事通信社 入社辞退の理由は優子会長の“不適切言動” 入社を辞退したのは京都大学出身の女性Xさん。 「Xさんは総合職採用で東京に配属予定でした。稲葉優子会長(55)みずからが、社宅を案内したのですが、どの物件もXさんの希望に叶わなかった。その際に、激昂した優子会長がXさんに不適切な言動をしたようなのです」(いなば食品現役社員) 女帝と呼ばれる稲葉優子会長 ショックを受けたXさんは、いなば食品に内定を辞退する旨の文書を提出。このことを京都大学や厚生労働省に報告すると書き添えられていたという。 「文書を受け取った稲葉敦央社長(70)は、すぐさま京都大学の学生課に電話をかけ、Xさんが内定辞退に至った経緯について申し開きをしまし
まだ告示前なのに大騒ぎになってしまっている、俺たちの東京都知事選。ついに本命の現職・小池百合子さんも都知事選3選に向け出馬を表明するなどして、もりあがってまいりました…。 東京都民でなくとも話題になるのは、ひとつの選挙の当選としては国内最大級の300万票近くでトップ当選するという「候補者の名前を書かれる(ハンコを捺される)回数がもっとも多い、民意をもっとも絶対数で反映する選挙」が都知事選だからに他なりません。 1971年の都知事選では、2期目再選を目指す美濃部亮吉さんが3,615,299票(投票率はなんと72%)を獲得し、過去の最高得票では東京オリンピック誘致の立役者で5,000万円がカバンに入らず辞任に追い込まれた猪瀬直樹さんの12年都知事選4,338,936票でした。 5月27日に出馬表明した蓮舫さん…早いって。 いまの都知事・小池百合子さんも16年初戦が2,912,628票、20年再
昨年4月の東京・江東区議選で初当選した日本維新の会所属のママ区議が、今年2月、東京地裁から不貞行為があったとして“シタ妻”認定されていたことが、「週刊文春」の取材で分かった。 離婚後、子どもの親権をめぐり法廷闘争が勃発 この江東区議は、松澤愛里氏(40)。4児のシングルマザーの立場をアピールして当選を果たした人物だ。大妻女子大短期大学部に在学中だった2004年には、ミス・ユニバース・ジャパンで3位に輝き、モデル活動の経験もある。
バスケットボール男子の元日本代表でBリーグ「川崎ブレイブサンダース」の副キャプテン藤井祐眞(32)とグラビアアイドルの村島未悠(むらしまみゆ)が不倫関係にあることがわかった。「週刊文春」が2人の密会現場をキャッチした。 川崎ブレイブサンダースは藤井の不倫について、「選手のプライベートについて所属クラブは答える立場にありません」。村島の所属事務所からは期日までに回答がなかった。 ◇ ◇ ◇
先週、「週刊文春」が報じたMr.Childrenコンサートの4億円にのぼる裏金疑惑。所属事務所「エンジン」の代表取締役の谷口和弘氏と、コンサートの制作責任者だった松尾貴志氏が、2018年と19年のコンサートツアーで制作費の水増し請求などを行なっていた事実が明らかになった。 そして今回、ミスチルのコンサートの制作責任者が裏金の捻出後に約2億円でマンション6部屋を購入していたことが「週刊文春」の取材で新たに判明した。 ボーカルの桜井和寿 ©文藝春秋 都心のワンルームマンションを次々と購入 〈本記事で書かれているような、コンサート収益についての不正行為は一切ございません〉 ミスチルとエンジンの声明(公式HPより) だが、社会部記者は「なぜ今さら裏金作りを否定したのか」と首を傾げる。 「谷口氏らは上場企業『プロルート丸光』(以下、プロ社)の株価を吊り上げるため、粉飾決算や風説の流布に絡んだとして、
2022年3月18日、大阪府泉南市内の当時中学校1年生だった松波翔さん(享年13)が自宅近くで自殺した。小学校時代に同級生や上級生によるいじめが始まり、学校や市教委に相談したものの悲劇を防ぐことはできなかった。 亡くなった松波翔さん 後に調査委員会が出した報告書や母親の証言によると、翔さんがいじめを受けるようになったのは3年生の頃だったという。 上級生の男子児童たちに「アホ」「死ね」「カス」「ちび」と継続的に罵倒される、クラスで新聞作りをしている時に翔さんの言葉使いをからかわれるなどの状態が続いていた。翔さんは精神的に追い詰められ、学校の池に飛び込むなどの問題が起きていた。 同じクラスで暴言を投げかけた児童は謝罪したが、6年生男子は特定されることはなかった。家庭訪問の際に教員が6年生の写真を見せて「いじめた人がこの中にいる?」と聞いたが、翔さんは「いない」と答えていた。 見かねた母親は翔さ
以前、FIREって流行ったじゃないですか。FIRE。 現役時代に一生懸命働いて、おカネ貯めて、会社辞めてから貯めたおカネの運用益を得て働かず暮らすってやつ。 私の身の回りでも、30代猛烈に働いた外資系金融お勤めの人や弁護士、上場企業の創業役員などなど、ガッツリ億単位のおカネを貯めて引退した人たちがおるわけなんですが…なぜか、皆さん離婚したり、破産したり、精神疾患で望まぬ入院したりされている。 宝くじで大金が当たったり、仮想通貨で大儲けしたりといった、一見羨ましいと思うような幸運をつかんだはずの人が、その後の人生を踏み外して転落しているのをみると、人間社会の侘び寂びのようなものを感じるんですよ。 有能な人物が突然、陰謀論サイトにハマり…どうしてこうなった? また、人生の大先輩で、私のようなのと20年以上ご親交くださった会社役員の方が、最近連絡取れないなと思ったら、奥さんから連絡あって「退職後
今度の都知事選、現職の小池百合子氏が出馬するなら3期目を狙う立場になる。 ではこれまでの小池都政のレガシーとは何だろう? 本人は6月7日の会見で、 《2期目のレガシー(遺産)は何かと問われ、18歳以下の都民に月5000円を給付する事業「018サポート」や高校授業料の実質無償化について所得制限を設けなかったことを挙げ、「これらの所得制限を外すことは私のレガシーの一つだ」と述べた。》(毎日新聞6月8日) 小池都政の「負の遺産」 一方で、明治神宮外苑の再開発が「負の遺産」ではないかという質問に対しては「認識の差だと思う」と答えた。これらの質問は「報道特集」(TBS系)の日下部正樹キャスターが質問したものだ(8日の放送で流していた)。質問はまだあった。小池知事が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に、なぜ追悼文を送らないのか? である。追悼文は就任翌年の2017年から7年連続で送っていない。 私はこれ
2024年4月12日、冷泉家に代々伝えられながらも、約130年ものあいだ、開けられていなかった「箱」が開けられた。縦約35センチ、横約50センチ、高さ約55センチの木箱である。 箱からは、『新古今和歌集』の選者であり「歌聖」と仰がれる藤原定家(1162~1241)直筆の書物『顕注密勘』が発見された。『顕注密勘』は日本最初の勅撰和歌集『古今和歌集』の注釈書で、いくつもの写本が伝わっているものの原本は長く失われたとされてきた。
『生命活動として極めて正常』(八潮久道 著)KADOKAWA 日々ものすごい数の本をひたすら読み続けている人もいれば、ふだんは全く読まないという人もいる。 あんまり本を読まない人にはわかりにくい話であっても、息をするように本を読んでいる人にとっては、とってもよく見る話だった、ということは珍しくない。 両者が楽しく読める本というのはなかなかない。本書は、そのとても稀な例である。みじかく言うなら、激推しぽよ。 ふつう、本の紹介欄に、激推しぽよ、とは書かない。その語尾は一体どこからきたのか。でも、そうせよと迫る何かがある。 表題作を含む七篇をおさめる。とても不穏な書名であって、えっ、となる。日本語として不思議なところは全くないのに、どこか奇妙な手触りがある。SFか? という気持ちが湧き、いや、ホラーかもしれない、という想像が浮かぶ。もしかすると医療ものなのかもしれない。 そのどれもが半ばあたりで
「本当に殺してしまうなんて……」 こう重い口を開いたのは、19歳の交際相手を殺害したとして、5月18日に殺人容疑で逮捕された兵庫県明石市の無職・西光(にしみつ)勝容疑者(26)の知人だ。 「18日に大阪府枚方市の集合住宅の部屋で大学2年生の渡邉華蓮さんが死亡しているのが見つかった。死因は首を刃物で刺されたことによる失血死で、刺し傷や擦り傷が計50カ所以上。警察は西光が強い殺意を持っていたとみて捜査しています」(社会部記者) 前出の知人は、3月下旬に西光からある“相談”を受けたという。
稲田俊輔(稲田) 僕は豆腐メンタルなので、SNSで炎上するのが怖いんです。だから料理の蘊蓄や、食材の美味しい食べ方を紹介する時も炎上しないように気をつけていて、ニックネームもその1つです。何を言っても「変態なら仕方ない」と思ってもらえそうじゃないですか。 ――あれは炎上対策だったのですね! 稲田 そうなんです。ただ同時に、僕には「炎上ギリギリを狙ってしまう」という悪いクセもあって(笑)。誰の心にも引っかかりを残さないことは言っても仕方ないというか、それなら自分の心の中に留めておけばいいと思ってしまって、ついギリギリを攻めてしまうことが多々あります。 ©三宅史郎/文藝春秋 ――以前、ワインが苦手だという相談に「フレンチレストランでは、ワインを飲まないとお店の世界観を尊重しないお客さんと疑われる可能性がある」とお返事されていた時は踏み込んだ発言だなぁと思いました。 稲田 もちろんマイルドにする
「仏像の格好良さ」にやられた少年時代 ――中野さんは、Xで空也上人や耳なし芳一の画像が度々話題になっていますよね。そもそも空也上人や耳なし芳一って、対象をよく知らなくても絶対にみんなわかるようなアイコニックな題材で、それを選ぶセンスがいいなと思います。なんでコスプレしようと思ったんですか? 中野 空也上人はもともと好きだったんですよ。出身が大阪なのですが大阪の子どもって、遠足などで奈良の大仏を見るんです。そうするとクラスに1人か2人ぐらい、少なくとも2クラスに1人ぐらいの割合で大仏とか仏像好きの子どもになるんです。 ――男の子って一回は電車が好きな時期が来るけど、そうした「電車」「車」などに加えて「仏像」が入ってくるみたいな? 中野 電車や車に比べるとずいぶん少ないだろうとは思いますけど、何人かのうち1人は仏像好きになりますね。真面目な人ならそこで仏教を学び始めるんでしょうけど、僕は幼少期
「血液が両手の指の間から大量に溢れ出してくる状態でした。大量の血液で、付近のアスファルトの色が暗い色にだんだん変わっていくのがわかりました。普段講習でやっている人形とは全然違う感覚で、今でも手のひらにあの感覚が鮮明に残っています」 16年前の2008年6月8日、加藤智大は東京・秋葉原の交差点に2トントラックで突っ込んで通行人5人をはね、降車した後に通行人ら17人を用意していたダガーナイフで刺した「秋葉原通り魔事件」。7人が死亡し、10人が重軽傷を負った。2015年に死刑が確定し、22年に死刑が執行されている。
「16年経った今でもPTSDの治療を受けています。普段から体の倦怠感がありますし、気圧の変動などで体調を崩します。一度崩れると1カ月以上不調が続くので、作業や仕事に差し支える状態です。特に電車の中で小さい子が突然騒ぎ出したり、不意打ちで大きい衝撃があったときにフラッシュバックの症状が出て、救急搬送されることもありました。 1年に1回くらいの頻度で救急搬送されていて、事件後から今までに19回ありました。最近は減って来たのですが、まだ完全にはコントロールできていません。救急搬送までいかなくても発作は日常的にあり、そのときのために薬を持ち歩いています」 通り魔事件当日の秋葉原。日曜日の朗らかな空気が一瞬で地獄絵図に変わった ©時事通信社 「救急の仕事にはつけないから諦めなさい」と両親に言われたが… 西村さんが救急医療に興味を持ったのは、テレビ番組がきっかけだったという。 「5歳くらいの頃に、『世
東大の女子学生が増えない。約8割を占める男子入学生の多くは私立・国立の男子中高一貫校出身者で、彼らが学内のホモソーシャル(女性や同性愛を蔑視することで維持される、男性同士の癒着的人間関係)なムードをつくっているとたびたび指摘されている。そこから導き出されるのが、以下の識者の見解だ。 「彼ら(東大生)の多くは中高一貫私立男子校出身者。(中略)女に対する妄想と偏見をいっぱい溜め込んでる」 「諸悪の根源だと思うので。やっぱり男子校はないほうがいいかなって気はします。よっぽどそこでジェンダー教育をちゃんとやらない限り」
ステージ上での濃厚キス、尻丸出しのパフォーマンス、エッチな歌詞。すべては“恥ずかしがり屋”の裏返しだった…『プリンス ビューティフル・ストレンジ』 相澤冬樹のドキュメンタリー・シアター
漫画家の山本さほさんが、厄介な人たちを引き寄せるトラブル続きな日々をつづります。今回は、山手線でたまたま耳にした女子中学生のお話です。まんがのキャラみたいなお嬢様2人の会話を聞いていると……。
今月1日、東京23区の住民の生活に密接する、ある「値上げ」が実施されたのをご存じだろうか。火葬料である。誰もがいつかは迎える「死」をめぐり今、異変が起きている。 値上げを行ったのは民間の火葬事業者「東京博善」。1921年に設立され、町屋(荒川区)、桐ヶ谷(品川区)など都内6カ所の斎場を運営し、東京23区内の死者の約70%の火葬を担う。 「4年前まで、東京博善の一般的な火葬料金は59000円でした。それが6月1日からは、90000円と改定されたのです。例えば江戸川区の公営斎場『瑞江葬儀所』では、都民の火葬料は59600円。同じ23区内でも斎場によって30000円以上の差が生じてしまうことになる。加えて、横浜市だと市民の火葬料は一律12000円。東京博善の90000円がいかに高いかが分かります」(経済誌記者) 当然、公営と民営という違いはあるだろう。ただ、東京博善は2021年以降、火葬料の値上
ドクターヘリとは、医師や看護師を乗せて傷病者のもとへ向かう救急医療用ヘリコプターのことである。 小池都知事は2020年の2度目の出馬の際に政策集「東京大改革2・0」を発表。そのなかで、街づくりの一環として「ドクターヘリの強化」を明記したのだ。 「かねてからドクターヘリ事業については都議会公明党が推進を働きかけてきました。小池氏は2期目の出馬に際し、公明党案を丸呑みし、自らの肝煎り政策として掲げるようになった。都のドクターヘリ事業は、杏林大学医学部付属病院が医師・看護師を派遣する『基地病院』となり、ヘリの運航は入札の結果、学校法人ヒラタ学園に委託された。現在は多摩地区などの西東京エリアのみで運航されています」(都政関係者) 大阪堺市にあるヒラタ学園 ©文藝春秋 ドクターヘリの就航から2年。都内の医療関係者は「小池政策は穴だらけ。このままでは救える命も救えなくなるのではないか」と危機感を募らせ
これまで数多くのヒット曲を世に送り出し、CD累計6000万枚以上を売り上げたMr.Childrenは今年、結成35年を迎えた。メンバー全員が50代を迎えた現在も精力的な活動を続け、今年7月からは全国11カ所でのアリーナツアーも予定される。そんなミスチルが2018年、2019年に開いた2つのコンサートツアーで約4億円の裏金が作られていたことが「週刊文春」の取材で分かった。 金融商品取引法違反の捜査で明らかになった裏金問題 ボーカルをつとめる桜井和寿 不正の舞台となったのはミスチルの所属事務所「エンジン」と、関係会社でミスチルのコンサート制作を行う「クラッチ」という2つの会社だ。 エンジン社の社長である谷口和弘氏(47)は、昨年11月、東京地検特捜部に金融商品取引法違反で在宅起訴されている。 「谷口氏と部下の松尾貴志氏は、衣料品を扱う上場企業の株価を吊り上げるため、粉飾決算や風説の流布に関わっ
缶詰製造大手「いなば食品」の稲葉敦央社長(70)が昨年9月24日、全社員に向けて〈マイナビ社より内々に当社社員3名が登録していることが判明した、との話があったそうです〉などと転職希望者を恫喝するような内容のメールを送信していたことが「週刊文春」の取材で分かった。
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