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夏の料理
bunshun.jp
〈ヒルトンにいる父親に、小池は会いに行く。するとある日、白い大きな巾着袋のようなものを手に提げて、アパートに帰ってきた。 小池はその巾着袋をテーブルの上に置くと、北原さんの眼をじっと見つめながら、無言で巾着の口を握っていた手を離した。 ガチャガチャと音を立てて巾着は四方に広がった。中から現れたのは、コーヒーカップ、皿、ナイフ、フォーク、シュガーポット……。〉 小池氏がホテルなどから持ち帰ってきた食器 ©文藝春秋 これは『女帝 小池百合子』(文春文庫、石井妙子著)に描かれた、都知事の小池百合子氏がエジプト・カイロに留学していた時代の、あるエピソードである。 『竹村健一の世相講談』(日本テレビ)のアシスタントから、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京)のキャスターに抜擢され、1992年に日本新党から出馬。環境大臣や防衛大臣を務め、一時は「総理候補」とまで呼ばれ、現在、3期目の都知事の座を
大手出版社KADOKAWAの元会長・角川歴彦氏(80)が、明日6月27日、国に対して2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を提起することがわかった。また、同日13時から東京都内で記者会見を開く。 今回の提訴に先立って、角川氏は「週刊文春」とジャーナリスト・浜田敬子氏の独占インタビューに応じ、国家賠償請求訴訟を提起した理由などを明かした。
「A君は中学時代に全国大会で1位になり、スケート連盟の強化指定選手になるなど、ジュニアの有望選手です。ただ気持ちの浮き沈みが激しくて、それが演技に表れる。良いときはノーミスで滑ったかと思えば、悪いときは全部でミスしてしまう。安藤の指導者だった門奈裕子コーチのクラブで指導を受けていましたが、そこで時折指導に来る安藤と出会い、A君のほうから彼女にコーチを引き受けてもらいたいとオファーした」(フィギュア関係者) プロスケーター、タレントとして活動する安藤は娘と共に関東で暮らしており、A君が拠点とする名古屋とは距離がある。だが安藤は初めて専任コーチとして指導する選手にA君を選んだ。 現役時代から、安藤が将来の夢として語っていたのが、「コーチになること」。初めての専任コーチとして、安藤はA君と向き合ってきた。
事務所内にはラクダの描かれた大きな布が壁に そうした中、小池氏の実兄・勇氏が6月21日、都内にある自身の事務所で「週刊文春」の取材に応じた。一般社団法人アフリカ開発協会の理事を務め、国際的なコンサルティング業務を長年手掛けてきたという。事務所内にはラクダの描かれた大きな布が壁に吊るされ、世界中の時間を示す時計も掛けられていた。以下は、勇氏との一問一答だ。 ――学歴詐称疑惑について。 「カイロは、8年住んでました。妹とは3年間、カイロで一緒ですよ。ほとんど向こうで会ってないけどね。彼女は勉強、僕は仕事。で、学歴の問題、みんな、めっちゃくちゃ言うなと思うんですよ。彼女は『アラビア語やりたい』と言って、そのとき、親父と3人で、じゃあカイロ行くかって話をしてたもんね。1971年には彼女はカイロに行ってるはず。で、カイロのアメリカンスクールに入るでしょ。そこで、アラビア語を勉強したの、2年間。カイロ
元フィギュアスケーターの安藤美姫(36)。現在はコーチとして教え子のA君(16)の指導に打ち込んでいる。だが、2人には「距離が近過ぎて、控室でも周りの選手が目のやり場に困るほど」(フィギュア関係者)という声がある。 今回、「週刊文春」は安藤とA君の“親密すぎる関係”を複数回にわたってキャッチした。USJで、電車の中で、そして時には家にも招き入れ……。以下の写真は、取材班が捉えた2人の様子である。 ★テキスト記事はこちら
ところで、スポーツ選手や棋士など、勝負事を仕事にする人は、いわゆるゲン担ぎを大切にするようだ。経営者も同様である。誰もが知る大物経営者が、大事な会合でのシャツやネクタイの色にこだわり、宴席での食事メニューを気にかけるなどといった話もよく耳にする。「できるだけ運気を良くしよう」とか、「ここまでのいい流れを断ち切らないようにしなければ」などという思いが込められているのだろう。 ゲン担ぎはいっさいやらない 私はそうしたゲン担ぎは、一切やらない主義である。姓名判断だとか、風水、四柱推命、手相などの類も、全く気にかけない。実際、これまでドン・キホーテのオープンは「仏滅」の日も多かったし、2017年に開業したシンガポールのアジア1号店(DON DON DONKI)は、いまだに超繁盛店だが、実は風水で最悪と言われた場所に店舗を構えている。 ドン・キホーテ創業者の安田隆夫氏 ©文藝春秋 ゲン担ぎのような簡
34期連続で増収増益を成し遂げ、売上2兆円のドン・キホーテ。無一文から日本を代表する創業経営者へ――そんな大成功の裏には「運」の存在があった。 ここでは、ドン・キホーテ創業者・安田隆夫氏の新刊『運』(文春新書)を一部抜粋して紹介する。安田氏は「運には2種類ある」と提唱する。個人にまつわる「個運」、そして会社や組織にまつわる「集団運」。この2つを徹底的に磨き上げることで現在の地位を確立したという。カリスマ経営者が生涯をかけて学んだ、人生とビジネスにおける「勝利の法則」とは?(全2回の1回目/続きを読む) 私はこれまで、「戦略や戦術を語る前に、まずは戦闘モードを全開にせよ」と、口を酸っぱくして現場に、戦う姿勢の重要性を唱えてきた(いまだに唱え続けている)。 私が嫌いなのは、戦略や戦術をごちゃごちゃ言うわりに、実際には戦闘をしないタイプの人間である。こういう輩が社内で幅をきかせるようになるのを、
◆◆◆ 文春に掲載された「木原事件」の記事に驚いたワケ 「週刊文春」の記者から初めて接触があったのは、2023年の7月13日のことだった。記者は直接、俺のところにきたわけではなかった。以前、住んでいた家の隣人のもとを訪れて、名刺を置いていった、と連絡があったのだ。用件が何かはわかっていた。俺は文春にあの話をするべきかどうか、しばらく考えていた。 後に「木原事件」と呼ばれることになる事件を報じた記事が「週刊文春」に掲載されたのは、その1週間ほど前のことだった。 当時、すでに警察官を退職して1年が過ぎていた俺は、ときおり市役所の人材センターでアルバイトのような仕事をしていた。お金には困っていないから、旅行をしたり、パチンコに行ったり、しばらくのんびりしようと考え、毎日を過ごしていた。 そんな日々のなかで、刑事をしていた頃の記憶も、だんだんと過去のものになろうとしていた。ところが、文春に掲載され
史上最大のピンチである。 状況を説明しよう。私プチ鹿島とラッパーのダースレイダーは数年前から全国の選挙現場を訪れている。選挙漫遊になぜハマったのか? 候補者は真剣勝負で人生を懸けているから熱さが凄いのだ。応援する人びとを含め目の前で熱い人間ドラマを見ることができる。「選挙は祭り」を痛感しつつ、誰を選ぶかによって自分の生活に関わってくることもあらためて実感できた。なので他の人にも選挙現場を見ることを薦めるようになった。「選挙なんか興味ない」と言ってしまえば、その陰でシメシメと思う人たちもいるのだから。
◆◆◆ 洗濯は手洗い、電気や水道もない村の生活 ――西アフリカの最貧国と言われるベナンは、どんな国ですか。 エケ陽子さん(以下、陽子) 経済的都市のコトヌーは中国による開発が盛んに行われていることもあり、大きなビルが建っていたりしてかなり都会ですが、そこからちょっと離れるとまだまだ村の暮らしが主流です。 私は南西部に位置するドボ=トタという地方都市に住んでいますが、都市といっても家は土壁がほとんどで、電気が通っていないところもあります。水道も整備されていないので、大きなボウルを頭に乗せた女性や子どもが毎日、水場まで水汲みをしに行っています。 ――陽子さんのお家の状況は? 陽子 私たちは日本にいる間にちょこちょこお金を貯めて家を建てたので一応、コンクリートの壁ではあるんですけど、まだ公共の電気は通っていなくて。電柱は立ったのであともう少しと聞いていたものの、半年経った今もまだ電気がきていませ
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が「週刊文春」の取材に応じ、ドトールコーヒー創業者で現名誉会長の鳥羽博道氏(86)から支援を受けていることなどを明かした。 安倍元首相とゴルフ仲間で、昭恵夫人とも付き合いが 2020年8月、安芸高田市長に就任した石丸氏。採算の悪い公共施設を短期間で次々廃止する一方、小中学校の給食費無償化など若年層向けの施策に注力した。
「都民ファーストの会」事務総長を務めた元側近・小島敏郎氏に、公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)容疑で刑事告発された小池百合子東京都知事(71)。小池氏の学歴詐称疑惑を指摘しているのは小島氏だけではない。エジプト留学時代に同居していた北原百代さんが、実名で「文藝春秋」に手記を寄せた。 ◆◆◆ 進級試験は5月から始まって1カ月以上続き、合否が掲示板に張り出されます。7月上旬、結果を見に行った百合子さんは肩を落として帰ってきた。「落ちちゃった」と答えるあなたは、暗い顔をしていました。そして「お向かいの先生のところに行って相談してくる」と言って、部屋を出て行きました。私たちのアパートの同じ階に、大学の教授が住んでいたからです。やがて、あなたは浮かない顔で帰ってきて、こう言いました。 「先生から、『あなたは最終学年ではないから、追試を受けることができない』って言われた」 私はそれを聞き、あなたはお父さ
「あそこの家は、アジトなんかじゃないんです。不法占拠されているんです」 小誌が5月30日号で潜入記事を掲載した政治団体「つばさの党」のアジトについて、家主は周囲に悲痛な訴えをしているという。
「妖怪を追い払えば幸せが訪れる」などと参加者に説くスピリチュアル系のセミナー「本源セミナー」。お笑い芸人のなかやまきんに君(45)が複数回参加していることでも知られる。そんな本源セミナーの“信者”の家族から、被害を訴える声が続々と上がっていることが「週刊文春」の取材で分かった。“信者”の複数の家族が取材に応じた。
百合子さん、あなたが落第して大学を去ったことを私は知っている── ▶父の伝手でカイロ大へ2年生で編入 ▶進級試験に暗い顔で「落ちちゃった」 ▶取材に答えた「日本航空駐在員」の肩書 ▶落第後、2人でカイロ近郊に小旅行へ ▶自著で留年記載も証書は4年で卒業 ▶小池氏の「消えてほしい人間」である恐怖 ▶「乗るはずの飛行機が墜落」も嘘 百合子さん。もうずっとお会いしていませんが、あなたの姿はテレビ画面を通していつも見ています。 初めて会ったのは、エジプト・カイロ市内のペンションでした。あなたは19歳で、私は30歳。もう半世紀以上も前、1972年の春のことでした。 あなたは私が滞在していたペンションに、商社マンのAさんに連れられてやってきました。同居相手として、Aさんが私に紹介してくれたのです。半年ほど前にカイロへ来て、カイロ・アメリカン大学に通っている小池さんだと紹介されました。 北原百代氏 ©文
「彼女は本当にガツガツいくタイプで性欲モンスターなんです」 こう声を潜めて明かすのは、北海道・旭川市で女子高校生が橋から落とされて殺害された事件で、逮捕された内田梨瑚容疑者(21)の高校時代の同級生。週刊文春は今回、内田容疑者の地元の後輩が撮ったわいせつ動画を入手。今回の犯行へと至る彼女の「モンスターぶり」がわかる内容だった。 仲間3名とともに被害者を車で連れ回し 旭川市の中心街から車を走らせること約20分の山腹にある景勝地「神居古潭(かむいこたん)」。木々の濃厚な香りが辺りに漂い、鳥がさえずる当地はアイヌ語で「神の里」を意味し、石狩川の激流や奇岩が通行人を苦しめる難所だった。彼の地に宿る神は「魔神」と呼ばれ、道ゆくアイヌの人々は祈りを捧げねばならなかったという。現在ではもっぱら心霊スポットとして知られ、地元民の肝試しの場所となっていたが、この里で4月19日、神をも恐れぬ残虐な殺人事件が起
思い出深い能登の震災に心を痛められた彬子さま。特に輪島漆器の伝統継承に危機感を覚え、自ら先頭に立ち異例のクラウドファンディングを始められた(詳細はこちら)。「宮内庁とも調整せずに決めた」というご決断の裏には、祖母・百合子さまの“漆のパズル”や、父・寛仁さまの哲学があった。名字も住民票もない日常の苦労、留学記が版を重ねた喜び、明石家さんまの“教え”……話題は多岐に及んだ。女性皇族の今後をめぐる議論についてもお尋ねすると――。 寬仁さまのお写真を傍らに 輪島の棚田の景色を、はっきりと覚えています。2013年頃でしたでしょうか、輪島市白(しろ)米(よね)町(まち)の「白米千枚田」を訪れたときのことです。夕暮れ時に行かせて頂いたのですが、暮れなずむ景色の中、棚田にキラキラと夕日が当たっていた光景は、いまだに忘れられません。その後、すっかり陽が沈んだ後に棚田がライトアップされ、稲で緑色だった田んぼに
「有愛さんのことがあって、やっと宝塚は改善されるんだと希望を持っていました。でも現状は一向に改善されません。今でも過重労働や上級生からのパワハラがある中で働いています……」 「週刊文春」の取材に声を震わせるのは、現役星組生のタカラジェンヌAさんだ。昨年9月に亡くなった宙組の有愛きい(享年25)の事件以後、宝塚歌劇団で進められた「労働改革」が空回りしている現状を告発した――。 ◇◇◇ 阪急の株主総会 ©時事通信社 6月14日、梅田芸術劇場で開催された阪急阪神ホールディングスの株主総会は、物々しい異様な雰囲気に包まれていた。 総会の冒頭で、角和夫会長(75)は有愛の飛び降り事件について、初めて公に謝罪。その後の質疑応答で株主の男性は「すべての問題が解決したら角さん、あなたがホールディングスの取締役を辞任してください。安全第一の鉄道事業を営む会社がこのような事件を起こしたのは恥ずべきこと」と糾弾
生活安全課長が匿名の陰に隠れて誹謗中傷 県警関係者が明かす。 「4月に東野教授からの刑事告訴(侮辱罪)を受理し捜査を行ったところ、県内の警察署で生活安全課長をつとめていた40代のA警部が、Xの自らのアカウントから東野教授への誹謗中傷を行ったことを認めました」 東野教授は、ウクライナ戦争の解説でメディア出演をつづける国際政治学者だ。 一方、A警部が所属していた生活安全課といえば、ネット上のトラブルにも対応する部署だが、よりによって元課長が匿名の陰に隠れて誹謗中傷していたのだ。
「自宅生にとって10万円の値上げは韓国旅行1回分かもしれないけれど…」 「学費値上げの話を聞いて最初に思ったのは、誰が年間約10万円も多く出せるのかということです」 こう話すのは西日本から進学している4年生の女子学生だ。東京大学の学費値上げの検討は内容が明らかになっていないものの、法科大学院を除く大学院と、学部の年間授業料を現在の約53万円から約2割、金額にして10万円ほど引き上げると見られている。 大学院への進学を考えている地方出身の学生にとっては、年間10万円の値上げは深刻な事態だと女子学生は訴える。 「家賃だけでも年間100万円はかかります。バイトを頑張ると、年収が103万円を超えてしまい、扶養から外れてしまうので、学費が上がる分は稼げません。 自宅から通っている多くの学生は韓国旅行1回分くらいの気持ちかもしれません。けれども、勉強とアルバイトを両立して切り詰めて生活している立場から
記事編集: [71511] 著者編集: [「週刊文春」編集部] 適用スキン: /skin/leafs/default.html Category: スクープ Device: スマホ版を表示 写真のプレビュー: 写真ページを表示
〈見た目からしてバケモノかよ〉 〈ヒステリーババア〉 国際政治学者に対して、こんな誹謗中傷をX上で繰り返していた男が、5月上旬に茨城県警の家宅捜索を受けていた。ところが、この男の正体は、なんと県警の現役幹部だったのだ。
マンション価格の高騰が話題の東京都内で6月初旬、世間を驚愕させる事件が起こった。東京・国立市にある7月引渡し予定の新築マンションが購入者に引き渡されることなく解体撤去されるとの話が各種メディアで取り上げられたのだ。 事業者は大手不動産業者である積水ハウス。同社は6月11日にニュースリリースを行い、当該マンションについて「マンションの存在が富士山の眺望など周辺の景観に与える影響を十分に検討できなかった」として事業を中止、建物を解体撤去すると発表した。 積水ハウスが解体する分譲マンション ©時事通信社 このマンションは「グランドメゾン国立富士見通り」と言い、JR国立駅から徒歩10分の立地に所在。敷地面積464.42㎡(約140.48坪)、建物延床面積1651.65㎡(約499.6坪)、地上10階建て、総戸数18戸の比較的規模の小さなマンションである。計画段階であればいざ知らず、建物自体は竣工
「都民ファーストの会」の事務総長を務めた弁護士の小島敏郎氏(75)が、公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で小池百合子東京都知事(71)を刑事告発したことが「週刊文春」の取材でわかった。本日6月18日(火)午前9時、東京地方検察庁に告発状が提出された。 報道陣の取材に応じる小池氏 ©︎時事通信社 告示直前に刑事告発に踏み切った理由 「文藝春秋」5月号(4月10日発売)にて、カイロ大学に小池氏の卒業を証明する声明文を出してもらうなどの“学歴詐称工作”に加担した旨を告白した小島氏。小池氏が6月12日、3期目を目指して都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補する意向を表明したことを受け、刑事告発するに至った。当初は選挙公報経歴に「カイロ大学卒業」が記された時点で告発が行われると見られていたが、この段階で踏み切った理由を小島氏が明かす。 都の特別顧問も務めていた小島氏 ©︎文藝春秋 「
都知事選が今週から始まる。「メディアがどう伝えるか?」にも注目だ。 政治記者といえばこれまではどんな「文化」だったのか? 毎日新聞の記者たちが書いた『汚れた桜 「桜を見る会」疑惑に迫った49日』(毎日新聞出版、2020年)を抜粋する。 《記者会見などのオープンな場での取材よりも、水面下で入手する独自情報を重視する政治記者の文化だ。》 なるほど、わかりやすく言えば“田崎史郎的な文化”である。 記者も「見られている」 《オフレコ重視の文化がずっと続いてきたのは確かであり、その積み重ねが記者会見の軽視を生み、そして形骸化を生んでいる側面があることは否めない。》 しかし時代は変わりつつある。 《SNSを通じて読者の反応がリアルタイムで返ってくるため、記者も「見られている」意識をより強く持つようになっているのだ。》 そう、記者も見られている。やはり記者会見は重要だ。記憶に新しいところでは、昨年行われ
昨今、話題になる“パパ活”。一般的に、若い女性が年上の男性とデートをし、その対価として金銭や高額なプレゼントを受け取ることを意味する行為だ。専用のアプリやマッチングサイトが続々出現し、より身近なものになりつつあるが、パートナーが別の人物と“パパ活関係”にあると知ったら、あなたはどうするか? 今回は、パパ活がバレた人、パパ活をされた人のエピソードを紹介しよう。 定期のパパを3、4人確保して月収は約30万円 まず話を聞いたのは、スタイル抜群で、藤田ニコル似の美女の中川みなみさん(仮名・30歳・専業主婦)。彼女は、パートナーにパパ活がバレた経験がある。
──佐藤さんは、バブルが絶頂だった1991年に代々木ゼミナールに入ったそうですね。 佐藤 そうなんですよ。僕が大学に入ったのが1986年で、卒業が91年。だからちょうど、日本が好景気まっしぐらだった頃ですね。 どれくらいバブルだったかというと、家庭教師のアルバイトをすると時給2万円くらい。僕は家庭教師と塾講師を掛け持ちしてたので、学生でも月50万くらい稼いでました。 ──それはすごい。 代ゼミの講師3年目で、年収750万円だった 佐藤 で、大学で中高の教員免許を取って東京都の教員採用試験を受けたものの、なかなか受からなくて。卒業後、代ゼミで講師をしながら教員を目指しました。受験4年目で、私立女子校の教職に6つ受かったんです。 ──女子校の世界史講師、いいじゃないですか。 佐藤 ただ、代ゼミの講師も3年やって、給料がそこそこ上がっていたので、迷いました。当時の年収で750万円ぐらいもらってた
佐藤 僕が代ゼミで映像授業を始めたのが1997年です。当時はようやくインターネットが普及した頃だから、かなり先取ってるでしょう? 僕は内心「そこらの教育系YouTuberとはキャリアが違うぜ」と思ってます……いや、冗談です。というか、僕はYouTuberではないですよ(笑)。 実は最近、高校の地歴科目が大きく変わったんです。特に歴史科目はもう大変! 『世界史』が必修ではなくなり、新たにできた歴史科目が必修になったんです。 チャンネル一番人気の「西洋古代史」動画(YouTube『ユーテラ授業チャンネル』より) 「『世界史A・B』と『日本史A・B』という科目は消えます」 ──え、そうなんですか? 佐藤 学習指導要領の改訂で、2022年度の高校1年生から『世界史A・B』『日本史A・B』がなくなり、『歴史総合』と『日本史探究』『世界史探究』という新科目になったんです。2025年1月からの入試は新課
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