サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
衆院選
bunshun.jp
ジャーナリストの鈴木エイト氏が入手した世界平和統一家庭連合(旧統一教会。以下、統一教会)の衝撃的な内部資料が自民党陣営を揺るがしている。 統一教会のフロント組織「世界平和連合(FWP)」の中部地区常任講師のS氏が作成した33ページにわたる内部文書『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』は、前回2021年衆院選での自民党候補者に対する統一教会の“強力な選挙支援”の実態を浮き彫りにした。 旧統一教会の“強力な選挙支援”の実態を浮き彫りにした内部資料 「文藝春秋 電子版」が10月23日に報じた鈴木エイト氏の論稿「全公開『極秘 旧統一教会内部資料』33ページ 2021年衆院選、旧統一教会に支援された自民候補者実名リスト」では、婦人部や青年部、壮年部までが時間制で電話掛けやビラ撒きを行う“総力戦体制”や、愛知県から新潟県に至る「中部地区」候補者の“格付け表”、さらには、自民党議員と統一教
東京コントの先駆者、シティボーイズが設立したASH&Dコーポレーションに所属するラブレターズ。「早く売れたい」「でも体育会系は避けたい」2人が選んだ“非吉本”の道の険しさは、そのままキングオブコント優勝にたどりつくまでの年月の長さにもつながる。 常設小屋のない事務所、「小さくて気持ち悪いから番組に呼びたくない」とまで言われた身長……数々のコンプレックスから彼らを導いた、特別な「靴」とは。苦節16年、ラブレターズがねばってねばって、ねばった先に見えた「残酷ではない未来」を訊いた。(全3回の3回目/はじめから読む)
結成は2009年。事務所入りした2011年にキングオブコント決勝に初進出。ラブレターズには順風満帆な未来が約束されていたはずだった。 13年の時を超え、決勝5回目の「正直」でようやく手にしたキングオブコント王者の栄冠。芸人からも客からもいいかげん「もうええでしょう」と言われていたというラブレターズが、それでもキングオブコントにこだわりつづけた理由。彼らはいかにして「あきらめない強さ」を手に入れたのか。(全3回の1回目/続きを読む) 塚本直毅(左)と、溜口佑太朗。2008年にはじまった「キングオブコント」をきっかけにコンビを組み、翌年正式に「ラブレターズ」を結成。今年、同大会で優勝を果たす ©︎杉山拓也/文藝春秋 キングオブコント優勝で起こった変化 ――「キングオブコント2024」優勝おめでとうございます! マネージャーさんから決勝前にインタビューをオファーしていたのが『山里亮太の不毛な議論
劣勢が続いてきた新潟選挙区 「最終予測リスト」の新潟エリアを見ていくと、新潟1区~5区まで立憲民主党の候補者にC+(やや優勢)以上の判定がされている。非公認候補を含めた自民系の全敗が予測されている都道府県は全国でも2県のみ。もう1つの県が計2選挙区であることを考えると、5戦5敗は異例の“完敗”予測と言えるだろう。 そもそも民主党が政権交代を成し遂げた2009年の総選挙では自民が全敗。一方、自民党の政権奪回となった2012年選挙では全勝とその時の風に左右されてきた新潟選挙区。2014年は自民の5勝1敗だったものの、自民党与党で迎えた2017年と2021年ではいずれも野党系候補に対し2勝4敗と劣勢が続いてきた。 そして今回、区割りが変更となり、計5つとなった新潟選挙区すべてで、自民系が選挙区で勝てないという予測がされる事態となっている。新潟保守の迷走を示しているのが新潟4区だ。 この選挙区は、
猛毒サリンを使った無差別テロ「地下鉄サリン事件」からおよそ30年。『警視庁科学捜査官』(文春文庫)より一部を抜粋。著者で科捜研研究員だった服藤恵三氏が取材を受けたNHK「オウム VS. 科捜研 ~地下鉄サリン事件 世紀の逮捕劇~」(新プロジェクトX〜挑戦者たち〜)が10月26日に放送される。本書ではオウム真理教教祖・麻原彰晃(松本智津夫)逮捕のためサリン製造の全容解明に尽力した知られざるドラマに迫る。(全4回の1回目/#2に続く) ◆ ◆ ◆ 鳴りやまない救急車のサイレンが… その日も、いつものように6時ごろ起きた。毎朝のバタバタを経て、急いで子供を保育園へ連れて行く。駅までは恒例の駆け足。飛び乗った満員電車に揺られ、地下鉄の桜田門駅で降りて、職場である警視庁の科学捜査研究所(科捜研)に着いたのは8時前だった。科捜研は、警視庁本部庁舎の隣にある警察総合庁舎の7、8階に入っていた。 私は係長
猛毒サリンを使った無差別テロ「地下鉄サリン事件」からおよそ30年。『警視庁科学捜査官』(文春文庫)より一部を抜粋。著者で科捜研研究員だった服藤恵三氏が取材を受けたNHK「オウム VS. 科捜研 ~地下鉄サリン事件 世紀の逮捕劇~」(新プロジェクトX〜挑戦者たち〜)が10月26日に放送される。本書ではオウム真理教教祖・麻原彰晃(松本智津夫)逮捕のためサリン製造の全容解明に尽力した知られざるドラマに迫る。(全4回の4回目/#1、#2、#3より続く) 松本智津夫元死刑(麻原彰晃) ©SPUTNIK/時事通信フォト ◆ ◆ ◆ 化学兵器サリンを生成した土谷正実 そこで、用意していた白紙の束を机に出し、無言のままゆっくりと、サリン生成の工程や実験ノートに記録されていた反応式などを書いていった。全て記憶していたので、その作業を淡々と続けた。 しばらく続けると土谷は目を開け、反応式や科学データを気にし始
〈下記被疑者を準強制性交等で通常逮捕した〉 6月25日午後、大阪高検はA4一枚の発表文を報道機関に配布した。そこに記された容疑者の氏名は、全国の法曹関係者に衝撃を与えるものだった。 「北川健太郎(64)。元大阪地検トップの検事正でした」(全国紙社会部記者) 逮捕された北川 この記者が続ける。 「容疑は2018年2月〜19年11月の間のこと。つまり北川が大阪地検検事正在任中でした。被害者は検察職員で北川の当時の部下。はしご酒で酔った女性を検事正官舎に連れ込んで性的暴行を加えたようですが、北川は『同意があったと思った』と供述しています。ただ、逮捕発表はこうした容疑の詳細が一切伏せられた異例なものでした」
自由民主党の森山裕幹事長(79)が2021年10月の衆院選で、党本部から支給された交付金1500万円と同額を、すべて自身の選挙運動費として計上していたことが「週刊文春」の取材でわかった。森山氏は、選挙前に支部長に支給される交付金について「党勢拡大のため」などと述べていたが、その説明とは矛盾する疑いのある使途が発覚したことで波紋を呼びそうだ。 自民党総裁・幹事長室名で出された文書 派閥パーティを巡る裏金事件で自民党の公認を得られなかった候補に、公認候補と同じ2000万円の政党交付金が振り込まれていた問題。森山氏は10月23日、交付を認めた上で、「党勢拡大のための活動費」だと弁解した。 この「党勢拡大」とは、一体何なのか。それを説明するのが、翌10月24日付で、自由民主党総裁・幹事長室から党公認候補者や選挙実務者に向けて出された文書〈わが党の支部政党交付金に関する報道について〉だ。 総裁・幹事
今年8月、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」からの買収提案を受けたことを公表し、話題となったセブン&アイHD。同HDの井阪隆一社長(67)が驚くべき方針を発表したのは、10月10日の決算説明会でのことだった。 「経営資源を主力であるコンビニ事業に集中し、イトーヨーカ堂やデニーズなど、コンビニと金融以外の事業は来年2月下旬を目途に、新設する中間持ち株会社『ヨーク・ホールディングス』に集約させるとしたのです。これに伴って、社名も来年5月に『セブン-イレブン・コーポレーション』へと変更する方針を示しました」(ジャーナリスト・森岡英樹氏)
電車の先頭に表示される「行先表示幕」を再現したアプリが、鉄道ファンの心にジワジワくる。趣味的におもしろく、再現度が高いので資料価値もある。そして、沿線の人々にとっては懐かしい。思い出を呼び起こすツールにもなっているようだ。 タイトルは「くるくる回そう!方向幕コレクション for Nintendo Switch(TM) -近畿日本鉄道編 part1 近鉄奈良線- 鉄道方向幕シミュレーター」だ。長い。しかもpart1とあるからには今後part2も出るはずで、近畿日本鉄道編と言うからには、今後は他の鉄道会社版も出す予定だという。公式Xによると第2弾は「西武新宿線」だ。11月7日に発売予定とのこと。
森高千里(55)が10月2日から全国6都市を回る「レッツ・ゴォーゴォー! ツアー」をスタートさせた。年齢をもじったツアータイトルは往年のノリを感じさせるが、それもそのはずデビュー37周年。そしてミニスカート姿も健在で――。 オバさん感はゼロ 初日の横浜公演に参加したファンが明かす。 「有名な『私がオバさんになっても』や『渡良瀬橋』をはじめ、20曲以上を披露していました。初期の曲もあり、古参ファンも大満足でした」 デビューは87年。同期にはソロになった工藤静香、酒井法子、石田ひかりなどが名を連ねていた。音楽評論家の宗像明将氏がこう解説する。 「元々はアイドル的な売り出し方でしたが、89年のアルバム『非実力派宣言』の頃からアーティストとしての評価が爆上がりしました。お人形さんのような格好で『私には実力がない』と歌い上げるスタイルは衝撃でした。YMOの細野晴臣をはじめとする錚々たるロックの重鎮と
世界平和統一家庭連合(旧統一教会。以下、統一教会とする)が2021年の衆議院総選挙で、自民党議員を選挙支援したことを記す内部資料が波紋を拡げている。 ジャーナリストの鈴木エイト氏が入手したのは、統一教会のフロント組織である世界平和連合(FWP)の中部地区常任講師のS氏が、組織内の会議のために作成した資料、『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』だ。 「文藝春秋 電子版」が10月23日に報じた「全公開『極秘 旧統一教会内部資料』33ページ 2021年衆院選、旧統一教会に支援された自民候補者実名リスト」では、全33ページを公開。婦人部や青年部、壮年部までが時間制で電話掛けやビラ撒きを行う“総力戦態勢”や、愛知県から新潟県に至る「中部地区」候補者の“格付け一覧”、さらには、自民党議員と統一教会との関係を示す“決定的証拠写真”が掲載されている。
〈元警視総監もLuup入りとかほんと終わってんな。ズブズブじゃん〉 こんな投稿がX(旧Twitter)上で1万2000件以上リポストされ、大きな反響を集めている。 「元警視総監が監査役」は天下り? ライトグリーンの機体が特徴的な、電動キックボードのLUUP(ループ)。東京、大阪、京都などを含む全国10都市に展開、ポート数は全国1万箇所超と、シェアサイクル業界でトップをひた走っている。 そんなLUUPを運営するLuup社が10月16日、新経営体制を発表した。新たに監査役として元警視総監の樋口建史氏を迎えたのだが──。 「そのプレスリリースが思わぬ波紋を呼びました。警察からの“天下り”ではないか、とSNS上で批判が殺到したのです」(経済部記者)
「この資料をエイトさんに託したい」 ある人物から託された資料が私の手元にある。それは33頁に及ぶパワーポイントで、表紙にはこうタイトルが付けられていた。 『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』 この資料は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会。私の原稿中ではあえて「統一教会」で統一する)の関係者からもたらされた。作成者は、統一教会のフロント組織、「世界平和連合(FWP)」の中部地区常任講師のS氏となっている。全国の支部の事務局長向けに作成された資料で、一般信者は知り得ない内容だという。 筆者が託された資料『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』 S氏のFacebookを確認すると、「友達」の中には、統一教会の関係者にならび、参議院議員の北村経夫氏や酒井庸行氏、衛藤晟一氏をはじめ、愛知県の衆議院議員である工藤彰三氏、神田憲次氏、鈴木淳司氏、根本幸典氏、熊田裕通氏、池田佳
ジャーナリストの鈴木エイト氏が入手した内部資料によって、前回の2021年衆議院総選挙で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が自民党候補者たちを強力に支援していた実態が明らかになった。資料には具体的な支援として、婦人部と青年学生による電話ボランティア、壮年は自民党機関誌「自由民主」の配布などと記されている。 さらに、支援する議員の一覧表にはAからDのランクがつけられ、教会との関係性の深さが示されていた。議員一覧の中には石破茂内閣の閣僚や、元閣僚の名前もあった。 鈴木エイト氏が託された資料『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』 “組織的な協力関係”が存在すると疑わざるを得ない 「この資料をエイトさんに託したい」 渡された資料は33ページに及ぶパワーポイントで、表紙にはこうタイトルが付けられていた。 『激動の2021年「政治決戦 総選挙と日本の行方」』 作成者は、世界平和統一家庭連
10月27日に運命の投開票を迎える衆院選。与党過半数割れの情勢も報じられる中、小誌の「最終予測」は衝撃の結論に。全289選挙区を徹底分析したどこよりも詳しい当落リスト完全版。勝利の女神が微笑むのは? ▶石破 2連ポスターを剝がした自民候補の言い訳 ▶進次郎「10人以上は非公認に」で落選危機6人に拡大 ▶小渕優子が小誌にドリル禁止令を送ってきた ▶裏金候補を応援 昭恵夫人「文春さんも意地悪しないで」 ▶高市夫と共倒れ パンツ髙木持ち歌は「青いパンツ」 ▶二階ジュニアに完勝で世耕復党は「石破が代われば…」 ▶重複なしでピンチ 公明石井がすがる“不倫キス県議” ▶立憲野田 野党共闘ヤル気ゼロで逃した政権交代 東京都の東端に位置する江戸川区。荒川と旧江戸川という一級河川に挟まれた下町情緒の残る街中に、10月中旬、自民党新総裁に選出されたばかりの石破茂首相(67)の顔写真が一斉に貼りだされた。その上
10月27日に投開票を迎える衆院選。「週刊文春」では、政治広報システム研究所代表・久保田正志氏とともに、公示後の情勢を踏まえた「最終予測」を実施した。その結果、自民党の獲得議席予測は197議席。政権交代が起きた2009年以来の「与党過半数割れ」どころか、200議席を割り込む衝撃の結果となった。 内閣支持率が暴落した石破首相 ©時事通信社 2000年以降の歴代内閣で最低の支持率 「週刊文春 電子版」が10月18日に配信した「中間予測」よりも、自民がさらに議席を減らす結果に。久保田氏が解説する。 「公示後の17日に公開された時事通信の世論調査では、石破内閣の支持率は28%。発足時としては、2000年以降の歴代内閣で最低の数字となりました。こうした石破首相の不人気ぶりが、全国の小選挙区で大接戦となっている候補者たちの足を引っ張り、“当落線上”から“落選危機”へと転落させています」
シンガーソングライター・尾崎豊の『僕が僕であるために』(作詞・作曲:尾崎豊)からの引用である。この曲はアルバム 「十七歳の地図」(1983年)に収録されていた。石破首相を「問われる67歳」と書いてるのは十七歳と67歳をかけているのが明白だ。 次の行にいこう。 「『政権交代こそ、最大の政治改革。』と言うのに、野党は乱立のままか。僕が僕であるために、負け続けては意味はなし」 10月15日の朝日新聞夕刊 文面からあふれる、うまいこといってやった感 だんだん恥ずかしくなってきた。ここでもまだ「僕が僕であるために」を引っ張っている。では最後の一節を見てみよう。 「私たちの手には『盗んだバイク』ではなく、自分の一票がある。投票日に向けて走り出す」 もういけない、いきなり走り出した。「盗んだバイク」というのは尾崎豊『15の夜』(作詞・作曲:尾崎豊)の歌詞「盗んだバイクで走り出す」からの引用である。この曲
今年9月18日に中国広東省深圳市で発生した日本人学校児童の刺殺事件から約1ヶ月が経った。中国側は相変わらず、容疑者の動機を明らかにしていない。日本政府は通常よりも強く抗議しているように見えるものの、暖簾に腕押しだ。もとより報道が小さかった中国国内はもちろん、日本国内でも他のニュースの洪水のなかで事件への関心は下がっている。 日本側が事件の大きな要因だとみていた、ショート動画サイトの日本人学校に関するデマ動画は減ったものの、その他の反日動画は現在も野放しで、再発の懸念は充分にある。ごく一部の人しか対象にならない日本人長期拘束と比べても、一般の駐在員やその家族が巻き込まれる可能性がある点で、中国駐在のリスクのひとつとして認識したほうがいい問題だろう。 いっぽう、事件翌日に中国外交部報道官が「類似の事件はいかなる国でも起きる」と発言したことは、日本の世論を逆なでした。中国側には事件の外交争点化を
戦後、工業地帯として発展していった埋立地 終戦直後、いまの東京湾岸部、東京港一帯はほぼ全域が連合軍に接収された。港を拠点に工業を発展させ、復興の足がかりにしたかった日本にとって、東京の海が使えないのは痛手も痛手。そこで、新たに豊洲の沖を埋め立てて、豊洲石炭埠頭を建設した。さらにその先も東京ガスや東京電力による埋立が続き、広大な工業地帯が生まれる。そして、1953年には貨物輸送を担う東京都港湾局専用線が開業し、工業地帯の豊洲を支えていた。 かつては倉庫街だった埋立地に現在はタワマンが屹立している 豊洲の交差点の南東側には、高層ビル群とは少し性質の違う町がある。豊洲で働く人たちのために設けられた住宅地や商業エリア。例のセブン-イレブンも、そうした場所に開かれた。工場で働く人が多い町からコンビニがはじまったというのも、興味深いところだ。 しかし、時代とともに豊洲の町からは、おおよそかつての工業地
日本で初めてのコンビニエンスストアができた東京・豊洲 2024年は、日本におけるコンビニ誕生から50年の節目だという。1974年、日本で初めてのコンビニエンスストアは、東京・豊洲にできたセブン-イレブン。それを足がかりに、セブン-イレブンはわずか2年で100店舗にまで拡大。あっという間に日本はコンビニ大国になった。いまも、セブン-イレブン1号店は豊洲の町中で営業を続けている。 そのセブン-イレブン1号店を取り囲む豊洲の町は、とてつもない町だ。 地下鉄有楽町線の豊洲駅で降りて地上に出ると、圧迫感があるほどの高層ビル群に見下ろされる。豊洲の交差点から南西に歩いてゆけばららぽーと。 豊洲の街並み 人口減少時代に3つの小学校が 豊洲公園を横目にゆりかもめの高架下を南西に進んでいけば、豊洲市場もそう遠くない。ゆりかもめは、豊洲市場の間を抜けて有明、そしてお台場へと、東京湾岸の埋立地をぐるりと走ってゆ
「Uber Eatsも辞めて」 “首相官邸前に車突入” 臼田敦伸容疑者(49)の父親が明かす“活動家息子”の引きこもり生活「交際していた女性とは…」〈暴れる力で社会を変えよう〉
1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件で再審無罪判決が下された袴田巌さん(88)に関し、検察トップの畝(うね)本(もと)直美検事総長(62)が8日、控訴を断念するとともに、異例の長文談話を発表した。無罪判決に対する講評も含まれた「畝本談話」は、控訴の断念以上に波紋を呼んでいる。 「畝本総長は控訴期限の10月10日まであと2日に迫っていた8日に談話を発表し、事件から半世紀以上が経った今も有罪か無罪かも決まらない袴田さんの境遇を考え、控訴を断念したと説明した。ただ、談話の大半は判決に対する批評で『不満を抱かざるを得ない』などと記した随分、不穏な内容でした」(検察担当記者)
NHK『あさイチ』などで活躍するタレントの副島淳さんが、唯一無二のキャラクターを活かした活動ができるようになるまでの道のりは、平坦ではなかった。「見た目」の違いから小学生の時にはいじめに遭い、自殺を考えるほど追い詰められた。 芸能活動を始めた後も、ステレオタイプな役を求められ、葛藤があったという。そんな副島さんは、「“逃げ”が今につながった」と話す。その真意を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む) 外国人が怖かったワケ ――英語が苦手というお話がありましたが、周りからは「英語が話せる人」と思われがちだそうで。 副島淳さん(以降、副島) 中学の英語の先生がネイティブの人だったんですけど、僕がわざと英語がわからないフリをしてふざけていると思ったらしく、怒られたことがあります。 あと、大人になってからもしょっちゅう海外の観光客の方から「ヘーイ!」って声をかけられるんですけど、何も答えられないか
10月17日、俳優の西田敏行さん(享年76)が亡くなった。西田さんと言えば、数々の映画やドラマで活躍する一方、人気バラエティ番組「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の2代目局長(2001年1月から19年11月)を務めていたことも有名だ。 そんな人気番組の初代プロデューサーの松本修氏(74)が、西田さんとの思い出を語った。
〈まだまだ逆風の中ですが、知事に返り咲いていただきたく〉〈偏向報道のマスメディアが勝利するのは許せない気持ちです〉 県議会の不信任決議で職を追われた兵庫県の斎藤元彦前知事(46)を支持する声がネットを席巻しているという。いったいなぜ? 「出直し選には稲村和美前尼崎市長や維新の清水貴之参議院議員、元官僚の中村稔氏など7人が出馬表明する乱立ぶり。斎藤氏は自民・維新の後ろ盾を失くし、1人で返り咲きを狙っています」(地元紙記者) ネットの人気者になった前知事 告発文書問題に端を発し、全県議からの辞職要求、県内自治体首長や役所の職員からもそっぽを向かれ、四面楚歌だった斎藤前知事。出直しを図って細々とした選挙活動を強いられているはずが……。 「失職前後からSNS上では斎藤氏を支持する『#斎藤知事がんばれ』というハッシュタグがトレンドワードに度々上がります。Xのフォロワー数は今年3月までは3万人程度だっ
「76手目△9五歩から想定外の局面になりました。△8四桂には銀を逃げるべきだったかもしれませんが、端を絡めて攻められるので。88手目△5四銀は意外で、△5一玉と玉を引く手を想定していました。▲7四歩と突けて良くなったかと」 永瀬拓矢九段(左)と藤井聡太王座(右) 私は第2局のハイペースを踏まえ、第3局当日は10時過ぎには現地についた。ところが、本局は同じ角換わり腰掛け銀でも、後手の藤井が右玉にしたためスローペースな将棋になっている。ああ、慌てる必要はなかったか。 立会人の谷川浩司十七世名人にまずは挨拶。先日、私の知人が仕切っている茨城県のイベントに来ていただいたことのお礼をいうと、「いえいえ、これで47都道府県、すべてを訪れましたので」と笑顔で返答。62歳のはずなのだが若いなあ。 午前中は両者手さぐりで指し進めていく 現地大盤解説会は前年と同じく、関西若手棋士ユニット「西遊棋」が主催だ。解
今月11日と15日に2026W杯アジア最終予選が行われ、サッカー日本代表はサウジアラビア・オーストラリアと対戦。サウジアラビアには2-0で勝利し、オーストラリアには1-1で引き分けた。 元日本代表で、現在はサッカー解説者として活躍する城彰二氏は、この試合をどう見たのか。話を聞いた。 サウジ戦で感じたセットプレーの精度の向上 ――10月は、サウジアラビア、オーストラリアという強豪チームとの2試合になりましたが、1勝1分けという結果でした。 城彰二さん(以下、城) 悪くないですよ。特にアウェイのサウジ戦に2-0で勝ち、「日本、強いなぁ」って印象だった。大勝した中国戦とバーレーン戦ではボールを支配していたけど、サウジは技術の高い選手がいて、序盤はマウントを取られた感じの試合展開になった。でも、そこでの対応力というか、守備が非常に良かった。 ――サウジ戦の前半42分、鈴木彩艶がシュートを止めたシー
自民党の小渕優子組織運動本部長(50)が代表を務める政治団体「自由民主党群馬県支部連合会(群馬県連)」から、他の自民党支部への支出計約670万円が支部側の政治資金収支報告書には記載されているにもかかわらず、群馬県連側の収支報告書に記載されていないことが、「週刊文春」の取材でわかった。政治資金規正法違反(不記載)の疑いがある。県連側から支部に対する支出の不記載を巡っては、県連代表の国会議員が刑事告発されたケースもあり、波紋を呼びそうだ。
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『文春オンライン | 週刊文春も読めるニュースサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く