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「何もない自分に何ができるか」すごく考えていた小さい頃 ――最初にタトゥーを入れたのはいつでしょうか。 大黒堂ネロ(以下、ネロ) 18歳の時です。高校を中退して、通信制に通っていたんですけど、その時にタトゥーを入れている人が周りにいて。それでカッコいいなと思って、軽いノリで入れました。 ――ご家族や同級生が入れていたり? ネロ いえ、全然なかったです。小さい頃は「おかあさんといっしょ」や「天才てれびくん」を見ていたような子どもでしたし、タトゥーを見たことはありませんでした。 ――小さい頃は何に興味があったんですか。 ネロ 特に趣味も好きなこともなかったです。自分に何も特徴がなくて、それが嫌で。何もない自分に何ができるかってことをすごく考えていました。 ――意外です。 ネロ で、自分にできることは同じことを何回も繰り返すことだと思って。特別なことはできないけど、昔から何かに熱中することが多く
浜田 舞さんのお母さまの千代子ドクターとは友達でありながら、同時に千代子先生に精神科医としてアドバイスを仰ぎ、様々な面で助けてもらいました。イェール大学の入院生活を終えた後もうつが続き、どうしても母国語の日本語でないと本心が語れないと感じていた1987年頃に、ちょうど舞さんとご両親がニューヘイブンに越してきて、経済学部の研究員に日本人の精神科医である千代子先生を紹介してもらいました。 千代子先生は当時イェール大学の客員研究員として臨床を勉強されていたので診察を受けることはできなかったのですが、たくさんの相談に乗ってもらったのです。その後もアメリカに主治医がいるものの、少し長めに日本に帰国する機会があったときには、千代子先生に日本の精神科の主治医として診ていただいた。「うつは患者のエネルギーが回復する治りかけが最も自殺のリスクが高く、危ないから油断してはならない」ということを適切な時に言って
今年3月に斎藤元彦・兵庫県知事の違法行為等を西播磨県民局長のX氏が告発した問題は思わぬ展開を迎えた。7月7日にX氏が生家で遺体となって見つかり、12日には片山安孝副知事が辞職願を提出。県庁を揺るがす事態となり、波紋を広げている。 知事+4人組は「牛タン倶楽部」 「文書には、『知事のパワハラは職員の限界を超え、あちこちから悲鳴が聞こえてくる』『知事の自宅には贈答品が山のように積まれている』など、7項目にわたる疑惑が記されていました」(地元記者)
なるほど、ラ・キャナーダ・フリントリッジね! ロサンゼルス・タイムズ紙が、大谷翔平選手が同地に豪邸を購入したことを報じた時、そう思った。妙に納得してしまったのは、セレブが多数居住する世界的に有名な高級住宅地ビバリーヒルズなどではなく、あまり知られていないラ・キャナーダ・フリントリッジだったからだ。 LAタイムズは問題なくフジテレビと日テレは問題視されたワケ 大谷選手が豪邸を購入したラ・キャナーダ・フリントリッジなら、ツーリストたちはさすがに訪れないのではないか。プライバシーを大事にする大谷選手はなかなか賢い選択をしたと思ったのだ。 ところが、である。大谷選手ファンは同地まで足を運んでしまったようだ。フジテレビの「イット!」によると、豪邸には多くの観光客や地元の人々が訪れる状況が起きているという。この背景には、日本テレビやフジテレビが、豪邸の前まで行って住所が特定できそうな撮影をしたり、近隣
先週号の記事に対する松本側の反論は驚くべき内容だった。松本本人が探偵への依頼を了承していた事実やX氏への脅迫めいた言動を認めた。そのX氏が今回実名で取材に応じ、松本側による出廷妨害のすべてを証言する。 ▶Ⅹ氏が実名告発「田代弁護士の脅迫をすべて明かす」 ▶被害女性たちが連続反論「A子さんを孤立させない」 「『週刊文春電子版』掲載記事について」と題されたA4用紙7枚の反論文に目をやりながら、男性は、意を決したように語り始めた。 「あの日、私が田代政弘弁護士からA子さんに証言台に立たないようにしてほしい旨の打診を受けたことは、紛れもない事実です。私がその申し出を拒絶したのは、何より『性的行為を強要された』とするA子さんの話が真実であり、松本人志氏のおぞましい行為に憤りを感じているからです」 さらに、こう続ける。
今年3月、斎藤元彦知事のパワハラやおねだり疑惑など兵庫県政が抱える7つの問題点を糾弾した文書は当初“怪文書”扱いされた。それから4カ月、文書は今、県政を大きく揺さぶっている。作成者の死と引き換えに――。 7月7日午後8時半。兵庫県姫路市の静かな住宅街の一角はものものしい空気に包まれた。赤色灯のついたパトカーや救急車が、ある民家の周りに集まっている。近隣住民が訝しむ。 「あの家、空き家やったはずやけどどうしたんやろ」 家の中には、60歳の男性の遺体があった。この春まで兵庫県で西播磨県民局長を務めていたⅩ氏は、今は誰も住んでいない生家を最期の地に選び、静かに命を絶ったのだった。彼のスマートフォンには、最愛の家族へのメッセージと共に、こんな文言も遺されていた。 「死をもって抗議する」
物語は、東京都内で発生した冷酷な女子中学生連続殺人事件で幕をあける。逮捕されたのは現場近くに暮らす40代男性。彼の弁護を任された女性弁護士は、男性が自白を強いられたことを知り、冤罪を晴らすために奔走するが……。これだけだと、いわゆる“勧善懲悪”もの、または、弱者のために真実を明かすリーガル・ドラマに思われそうだ。しかし、そんな生易しいストーリーではない。小説ながら、8年にも及んだという取材成果をまとめたという本書には、警察、検察の堕落がこれでもかと描かれている。青木理氏が異色の小説の魅力に迫った。 ◇◇◇ 里見蘭氏の『人質の法廷』 刑事司法に満ち満ちた矛盾や不正義とは具体的に何か 事実は小説よりも奇なものだと、英国の詩人は19世紀に評した。いまさらながら言い得て妙、現実の社会は往々にして凡百の小説などよりはるかに怪奇性と複雑性に満ち、矛盾と不正義にも溢れている。本作がテーマとしたこの国の刑
両親からの多額の仕送りを受け取り、日本での生活を送る中国人留学生たち。だが、彼らの胸の奥には低迷する母国の経済状況と、将来への不安が渦巻いていた。自身も留学生として来日した筆者が見た、中国人留学生のリアル――。 ◆◆◆ 仕送りが月50万円を超える中国人留学生たちの“迷い”と“不安” コロナ禍を経て、日本に来る中国人留学生の数は少しずつ増え始めている。近年は江浙滬とよばれる江蘇省・浙江省・上海一帯の小康家庭(比較的裕福な家庭)の子息が多く来日し、高田馬場に集まり、中国人留学生を対象にした大学受験予備校や飲食店に通っている。
日本時間7月14日、ペンシルベニア州で開催された集会の演説中、D・トランプ大統領候補が銃撃された。トランプ大統領候補は右耳を負傷、不幸にも集会参加者の1名が死亡、さらに2名が重傷を負った。 容疑者は20歳の現地在住のトーマス・クルックス容疑者と特定され状況や遺留物から使用された凶器はAR-15ライフル、短時間で8発発砲、そのうちの一発がトランプ大統領候補の右耳の上を貫通し負傷させ、さらに別の一発が集会参加者を死に至らしめ、さらに少なくとももう2発がおなじく参加者を負傷させた。 ゴルゴ13と同じ銃器を持っていた容疑者 AR-15は、アメリカで頻発する銃乱射事件でたびたび凶器として使われる半自動ライフルである。口径は5.56mm。米軍、自衛隊の小銃と同じ弾丸を使用する日本では、民間人が現在手に入れることができない強力な武器である。容疑者の父親がそれを合法的に購入したそうであるが、AR-15は、
11日のテレビ朝日系の番組では山崎氏の質問を「前提が正しくない」とかわしたことについて「女こどもに容赦するのは優しさじゃない」「(頭を)ポンポンとやってあげる感じがよかった? それも失礼ですよね」という価値観を披露する。公人を目指した(公人でもあった)人物への批判は大きかったが、しかし選挙期間中に候補者へのインタビューや討論会をガンガンやっておけばもっと早く人物像が広く共有されたのでは?とも思う。 選挙当日、ラジオの特番で石丸氏を“体験”した 実は私も石丸氏を選挙当日に“体験”していた。TBSラジオの選挙特番に出演していたのだが、番組中盤で石丸氏とリモートでつながった。MCを務める荻上チキ氏が「今回の都知事選挙、手応えを感じたと先ほど発信もされていましたが、特にどんな点、手応えを感じた選挙だったのでしょうか?」と質問すると、石丸氏は「うん? どのくだりの話をされてらっしゃいます?」。荻上氏
「(誤情報によって取材班の)僕らをハメに来てるんだろうなと、率直にそうとしか思えなかったです」 しかし、取材していくうちにその情報が真実であることがわかっていく。2人は一体どのようにして出会ったのか? 「出会いは今年に入ってから、旭川の3・6(サンロク)街と呼ばれる歓楽街でした。そこのあるバーで、2人は偶然知り合ったようです。そこから肉体関係に発展したと取材を進めた結果、わかりました。2人はその後も、旭川市内で何度か接触をしていました」 高校時代に撮影された内田の“わいせつ動画” 2人の関係が発覚した経緯 なぜ2人の関係がわかったのか。高橋記者はこう説明する。 「これが発覚したのが、衝撃的で……。内田容疑者は何回か逮捕されているのですが、その取調べ中に『中央署のXさんとは不倫関係にありました』ということを自白しているんです。警察が内田の携帯を押収し、チェックすると『これは間違いないな』と、
「年齢確認いいですか?」 コンビニ店員から年齢確認を求められ、「馬鹿にしてんでしょ。感じ悪いよ」と悪態をつくマダム。しかし彼女のことを本当に17歳と信じて心配するコンビニ店員の言葉を聞くうちに、心を動かされて――。 これは映像制作ユニット「こねこフィルム」によるショートドラマ『年齢確認VSプライド』の一幕。動画がSNS上でバズるや否や、マダム役を演じる女優・赤間麻里子(53)の演技にも注目が集まった。 赤間麻里子 ©文藝春秋 今年は朝ドラ『虎に翼』(NHK)やドラマ『アンメット』(フジテレビ系)にも出演。53歳にしてついにブレイクを果たした赤間が、無名塾時代の挫折、育児による10年のブランク、そして映画初出演後に発覚した病について初めて語った。(全3回の1回目/#2を読む) ◇◇◇ 「こんなに可愛いと言われるのは、53歳にして人生初めて」 ――『年齢確認』シリーズはTikTokはじめSNS
「おまえらみたいなサルがいるから、この大学はダメなんじゃ!」 ――濱井さんは「9浪」と言いつつ、2009年にストレートで大阪の私大の経済学部へ入学しています。“憧れ”の大学生活はどうでしたか。 濱井 実は入学後すぐ、その大学に失望してしまったんです。というのも、学生たちがうるさすぎて授業が聞き取れないし、教授には「おまえらみたいなサルがいるから、この大学はダメなんじゃ!」と怒鳴られるし……屈辱でしたね。地元を出て高校の下劣な奴らと離れたのに、また同じレベルの人間に囲まれた気がして。 ©志水隆/文藝春秋 ――これじゃ、高校時代と変わらないと。 濱井 はい。あと、他大の学生はどんな雰囲気かを確認したかったので、インカレサークルに入ってみたんです。 そこで知り合った京大や同志社の学生はみんな優しくて、物事の考え方も多面的で、自分の周りにいた学生と全く違うことに心底驚きました。高校までは怒鳴られた
2019年から北海道で66頭の牛を相次いで襲い、2023年7月ようやく駆除されたOSO18…。予想のつかない動きから恐れられた最凶熊はその後どうなったのか? 調査のため堆肥から骨を取り出した人間たちのエピソードを、新刊『OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日』(文藝春秋)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 執念の末、見つけだしたOSO18の遺体はどんなものだったのか…? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ 有元ディレクターの執念 かえすがえすも残念だったのは、OSOの死体が、それと知られぬままに解体されて既に食肉として流通してしまったことだった。そのため、OSOが何を食べていたのか、なぜ牛を襲うようになったのか、というこの事件最大の謎を解く鍵を失ってしまった。 ただ捕獲者は、わずかにOSOの牙だけは持っていた。その提供を受けた釧路総合振興局から道総研に送
父親が脳出血で倒れ要介護になり、家庭は年収180万に ――濱井さんは18歳から27歳までの9年間を「浪人」として過ごしていますが、子どもの頃から学歴へのこだわりが強かったのですか? 濱井 実は高2の終わりまで、東大と早稲田以外の大学を知らなかったんです。それまで、大学進学を考えたことは一度もありませんでした。 というのも、私が生まれたのは兵庫県丹波市という山間部です。親族や周囲には大卒者が1人もおらず、「大学生」という生き物を見ないまま育ちました。父は郵便局員で、田舎では裕福な家庭だったと思いますが、私が10歳のときに父が半身不随になりまして。 ©志水隆/文藝春秋 ――ご病気ですか? 濱井 脳出血で倒れて要介護度5になり、その後亡くなるまでの18年間は寝たきりでした。父がいるのは基本的にリハビリ施設か病院で、家に帰るのは「外泊」。ある日を境に、母と私、弟、妹の母子家庭状態になったんです。
日本でも多くのファンを抱える9人組ガールズグループKep1er(ケプラー)が、まもなく7人体制で再出発する。元々2年6ヶ月の期間限定のプロジェクトユニットであったため、発表当時は7人の再契約とグループ存続を喜ぶ声と同時に、マシロとイェソの2名が去ることを嘆く声も多くあった。 約2年半駆け抜けてきた9人の姿、Kep1erというグループが歩んできた道とは、一体どのようなものだったのか? 今、改めて振り返りながら、彼女たちの今後の展望についても予想してみたい。(全2回の前編/つづきを読む) 人気オーディション番組から生まれた多国籍ガールズグループ Kep1erは2021年に放送された韓国・Mnetのオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典(通称:ガルプラ)」から誕生した日中韓の多国籍ガールズグループだ。Mnetのオーディション番組といえば「PRODUCE 101」「PROD
「9浪はまい」こと濱井正吾氏(33)は、27歳・9浪めで念願の早稲田大学教育学部に合格。「学歴コンプレックスは完全に解消した」と笑顔で語る濱井氏だが、昨年から大学院入試のため、またもや“浪人”生活に入っている。 さらに学歴を重ねようとする彼は、何を目指しているのか。本人に話を聞いた。(全3本の3本目/1本目を読む) ◆◆◆ 9浪めは「人間として完全にヤバい領域に踏み込んでいました」 ――8浪めは、6大学11学部を受けて全落ち。もう受験をやめようと思いませんでしたか? 濱井 気分はどん底でしたが、数字を見ると学力がついてきた実感がありました。センター試験の7科目の得点率は、6浪め39%、7浪め49%、8浪め58%と確実に上がっていて、文系3科目だけで見ると、8浪めは72%だったんです。 ――文系科目で受験できる私大ならば、かなり現実的な数字に? 濱井 はい。72%という数字を信じれば、同志社
日本でも多くのファンを抱える9人組ガールズグループKep1er(ケプラー)が、まもなく7人体制で再出発する。元々2年6ヶ月の期間限定のプロジェクトユニットであったため、発表当時は7人の再契約とグループ存続に対する喜びの声と同時に、マシロとイェソの2名が去ることを嘆く声もあった。 約2年半駆け抜けてきた9人の姿、Kep1erというグループが歩んできた道とは、一体どのようなものだったのか? 活動の背景にあった事務所の“ある事情”、日本市場が与えた影響についても触れてみたい。(全2回の後編/はじめから読む) Kep1er ©時事通信社 IZ*ONE、Kep1er…オーディション番組発グループは、なぜ“解散前提”での活動だったのか? 「Kep1erが再契約、グループ存続へ」という発表があった時、これはなかなか異例なことだと驚いた。今までWanna One、X1(活動途中で解散)、I.o.I、IZ*
今や現代人に欠くことのできないマストアイテム、スマートフォン。では、世界初のスマホは何? 答えはiPhone……ではなく、ブラックベリーだ。久しぶりにその名を聞いた人も多いだろう。スマホが世に登場した黎明期、確かにその名は業界に轟いていた。“ビジネスマンが持つ高級スマホ”と言えば、小さなキーボードが搭載された手の平サイズの真っ黒なデバイス、ブラックベリーだった。その革新的な製品を生んだ発明家と企業家の栄枯盛衰を描いた伝記映画が『ブラックベリー』(ネットフリックス他で配信中)だ。 1996年、カナダの技術オタク青年、マイクとダグは高校時代の教師に言われた言葉を現実にしようとしていた。 「電話の中にコンピューターを入れた奴は世界を変える」 当時は携帯電話でメールの送受信をするのも困難な時代。天才肌のマイクは画期的なアイデアで50万台の端末が同時に使えるシステムを考案する。しかし、彼らはあくまで
日本は法治国家だ。裁判は法と正義にのっとり公正に行われる。判決は事実に基づき結論が出される。……そう信じている方にぜひこの番組をオススメしたい。いかに非合理でご都合主義の“暗黒裁判”がまかり通っているのか、強い衝撃を受けるだろう。 (文中敬称略) 「裁判では科学が都合よく編集されてしまう」 6月30日に放送されたNHKスペシャル『法医学者たちの告白』。犯罪の疑いがある遺体を解剖し死因を調べる法医学者たちが、捜査や裁判の矛盾を告白、というより“告発”している。 核になるのは2005年、栃木県旧今市市(現日光市)で小学1年の女児が行方不明になり、翌日茨城県内の山林で遺体が見つかった「今市事件」だ。事件から9年後に逮捕された勝又拓哉は裁判で「自白を強要された」と無実を訴えた。「遺体の発見現場付近で女児を刺殺した」という自白の信用性が争点になった。 検察は、警察が撮影した現場写真に血液反応を示すと
◆◆◆ 「お前は馬鹿だ!愚かだ!間違っている!」 関東在住の中川瑛さん(32歳)は、24歳のときに1年のフランス留学から帰ってきた後、イベントで同い年の女性と意気投合し、1年ほどの交際を経て結婚した。 「僕自身はあまり結婚ってことに関心はなかったんで、別にしてもしなくてもいいって感じだったんですけど、妻が『大学院が終わるタイミングで家を出たい。同棲はNG』という状況だったため、結婚しました」 2人は2017年2月に結婚。 ところが結婚生活は「幸せ」とは言えないものだった。 結婚から2年経った頃、妻は、勤め先での激務に蝕まれてうつ病を発症。 休職した妻に対し、中川さんはこう言った。 「辛い辛いってあなたは言うけど、それは実力の問題でもあると思うよ。◯◯とか××ということをやった上で、マネージメントに対しては△△をやらないからあなたが問題なんじゃないの?」 SNSを見ていた妻が、あるタレントを
伊東氏(左)とロックリー氏 「ネットフリックス」がアニメ化した”黒人侍” 伊東 16世紀中頃のアフリカに生まれ、イエズス会宣教師とともに来日。織田信長に仕え、本能寺の変に巻き込まれるも明智光秀に命を救われた“黒人侍”の弥助——。 実はいま、彼の数奇な人生が世界中で注目を集めています。ハリウッドでは100億円規模の製作費をかけて映画化のプロジェクトが進んでいますし、4月には「ネットフリックス」が世界190カ国にアニメの配信を始めました。ロックリー先生は『信長と弥助』(太田出版)で、キリスト教の布教活動やポルトガルとの交易などを踏まえて弥助の生涯を描かれています。とてもユニークな研究本ですね。 ロックリー ありがとうございます。私の本が映画やアニメの原作ではないのが残念ですが(笑)。弥助は日本という異国の地で、時の最高権力者に近い立場で活躍しました。私はイギリス出身ですが、よく冗談まじりに「あ
Amazonで買い物をするユーザにとって夏の恒例行事といえば、Amazonのプライムデー。ほしかった製品がよりお得に買えるこのセール、今年も7月16~17日にかけて行われることが決定しており、盛り上がりを見せるのは必至です。 もっともこうしたセールでは、実はそれほどお得ではないのにお得なように見せかけている製品も少なくないほか、安さにつられてヤバい製品をポチってしまい、あとで地団駄を踏むこともしばしば。またAmazonでは最安値だったからといって、ほかのサイトと比べても安値であるとは限らないので、ユーザとしては油断できません。 今回はそんなAmazonでの買い物において、それほどお得ではない製品や、ヤバい製品を掴まされないために役立つ、ブラウザ拡張機能を紹介します。セールの時は、お得な品を探すことに熱中するあまり、ふだんならば見抜けるトラップにひっかかりやすいもの。これらをPCブラウザにイ
勉強のやり方によって仕事はブーストできる 牛尾 今日は安川さんのファンの僕がお願いをして対談イベントが実現し、大変うれしく思います。僕はシアトルから繋いでいますが、ちょうど一時帰国されている安川さんは都内の主催書店からの配信です。まず、簡単な自己紹介から始めましょうか。 安川 今回はお声がけいただきありがとうございます。僕はいま南フロリダ大学医学部助教の立場で、がん患者さんを中心に診療する内科医ならびに感染症の専門医として働いています。医者になるまで、そして医者になってからも相当勉強に時間を費やしてきたので(笑)、どうやったら効率よく学べるのか?についても考え調べてきました。数多くの研究と自分の経験をもとに『科学的根拠に基づく最高の勉強法』という本を執筆しました。 牛尾 新著、本当に最高でした! 人生で最も大切な問題が解決する驚きの一冊で、読んですぐ本の感動をnoteに書いたほどです(笑)
だから他人に教育論を語れるような立派な人間ではないのですが、何を勘違いされたのか日本の教育について話してほしいと依頼してくる方がちょくちょくいます。今回もそうです。東大のような日本のエリート高等教育について話してほしい、と。だから私なりの認識と指針を描いてみたいと思います。ただ、珍しく午前中から起きて眠いので、主観と客観の混じった、エビデンスなのか論理なのか妄想なのかグレーな話ばかりします。どうか疑い深く聞いていただければと。「先生」が間違っていたり無知だったりするのが大学という場所ですから。 大学教育といっても無数の切り口があります。まずは入り口、「誰を学生として入学させるのか」という大学入試から考えてみましょう。 入試では2つの欲望が衝突します。透明性と多様性の衝突です。透明性の欲望は「合否の線引きを透明で公平で誰もが納得できるものにしたい」という発想です。いい例がペーパーテストの点に
2020年3月、兵庫県神戸市西区の精神科病院「神出病院」の看護師や看護助手ら6人の男が、患者への虐待容疑で一斉に逮捕された。看護の道を志して集まった彼らは、なぜ卑劣な犯行に手を染めたのか。閉ざされた病棟ではいったい何が起きていたのか? 「暗い雰囲気だった。人も、施設も」。事件当時、病院にいた看護師たちはそう振り返る。病院は今、新体制となり、全国でも先進的な医療を手がける精神科病院に生まれ変わろうとしている。 ここでは、事件の背景とその後に迫った神戸新聞取材班の渾身のルポルタージュ『黴の生えた病棟で ルポ・神出病院虐待事件』(毎日新聞出版)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の2回目/1回目から続く) 写真はイメージです ©アフロ ◆◆◆ 事件に対してあまりにも無責任な病院の対応 県警の発表を受け、新聞各社は夕刊で事件を大きく扱った。 全国紙は軒並み社会面のトップ級で展開する。 神戸新聞は、
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が文藝春秋などを名誉毀損で訴えた裁判。争点となっている昨年12月27日発売号の記事にて、松本からの性的行為を告発したA子さんが探偵から尾行されていることが「週刊文春」の取材で分かった。 複数の探偵業者が取材に事実関係を認めた。 直撃取材に応じる松本 ©文藝春秋 「松本さんは、私の名前などの素性を、とっくにわかっています」 3月28日から東京地裁で始まった裁判のなかで、松本側はA子さん、B子さんという2人の告発者の名前、住所、生年月日、携帯番号、LINEアカウント、さらには容姿がわかる写真の提出を要求している。
「週刊文春」昨年12月27日発売号で報じた、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)をめぐる問題。松本から受けた性的行為を小誌に告発したのがA子さんだ。 「法廷に立ちます」と明言したA子さんだが、実はこの半年間、様々な嫌がらせを受けてきた。A子さんが見ず知らずの男たちに尾行されていることに気が付いたのは今年2月のこと。「週刊文春」取材班はその男たちを追った。その男たちの正体は――。 ★テキスト記事はこちら
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