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都知事選
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マインドコントロール下に置かれた一家6人が互いを拷問・虐殺…日本犯罪史上でも類を見ない凶悪事件「北九州監禁殺人事件」はなぜ起きたのか? 主犯・松永太死刑囚と共犯者・緒方純子の出会いを、新刊『世界の殺人カップル』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 松永太死刑囚(中学時代の卒業アルバムより/写真提供:小野一光) ◆◆◆ 家族同士が互いを虐待し殺し合う壮絶事件 1997年から1998年にかけ、家族同士が互いを虐待し殺し合う日本犯罪史上に刻まれる凄惨な事件が起きた。いわゆる北九州監禁殺人事件。そのあまりにショッキングな内容からメディアが報道を控えた本事件は全て主犯の松永太のマインドコントロール下で行われたものだ。共犯の緒方純子が妻子ある松永と男女関係になったのも、緒方家の財産が根こそぎ奪われたのも、緒方の両親・妹を含む一族6人が死亡したのも、そこには松永の類い希な
――今日はお時間いただきありがとうございます。 九条林檎(以下、林檎) ごきげんよう、我に何か聞きたいことがあるとか? ――VTuberの急な活動休止が続くのが気になっていて、その理由とも言われる「喰われる」現象について教えてください。 林檎 「喰われる」は我が発明した言葉というわけではなくてな。5年もVTuberとして活動する中で、周りで体調を崩して活動を続けられなくなってしまう方をそれなりに見てきたのだが、そういう時に「あの子、喰われちゃったみたい」というような形で我の周りで使われていた言葉なのだ。 ――「喰われ」てしまうと、具体的にはどんな症状が現れるのでしょう。 林檎 周りからみてこれと分かるものは多くないが、一目でわかるほどに元気がない、というのもわかりやすい兆候の1つだな。VTuberの世界は声優業界とも隣接しているので、しっかりと挨拶をする人が多い。その中に「おはようございま
2018年4月、未成年者に対する強制わいせつの容疑で書類送検された山口達也(52)は謝罪会見で、「私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と甘い発言を繰り返し、世間から激しいバッシングを受けた。 その5月1日に起訴猶予処分が決定したことを受けて、翌2日、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の4人が会見を開いた。 セッティングも、山口さんの会見とは違った 5月2日、連帯責任として都内ホテルで謝罪会見を開いた4人は、席の前に立つと、被害者とその家族にそしてファンや関係者らに謝罪、揃って深々と頭を下げる。リーダーの城島さんが会見を開いた意図を説明する間、松岡さんは怖い顔で目を見開きまっすぐ前を見つめ、長瀬さんは視線を落としていた。
医師から通告されたのは余命4ヶ月、ステージ4のがん…。66歳で難病と戦うことを余儀なくされた経済アナリストの森永卓郎さん。なぜ病魔の存在に気づけなかったのか? そして余命通告はその後の生き方をどう変えたのか? 新刊『がん闘病日記』(三五館シンシャ)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 医師からそう告げられたのは、2023年11月8日のことだった。余命4カ月の通告だった。 それまで私は、数カ月に一度のペースで、近所の糖尿病専門クリニックに通って、定期検査を受けていた。糖尿病自体は、ライザップで行なった低糖質ダイエットの成果で、7年も前に完治していたのだが、念には念を入れて、検査だけはずっと続けていたのだ。 その検査で、糖尿病の主治医が「一度、人間ドックを受けたほうがよい」というアドバイスをしてくれた。私の体重が、平時よりも5キロほど減っていたからだ。 当時、私は仕事が集
「容体が急変したのは、その日の夜からだった。気持ちが悪くなり、モノが食べられなくなり、寝込んでしまった。その後、体調はどんどん悪化し、最悪の状態に陥ったのは、2日後の12月29日だった」…ステージ4のがん治療のため、抗がん剤治療を受けるも、薬との相性が悪かった森永卓郎さん。森永さんがそこで見た「死を予感した光景」とは? 新刊『がん闘病日記』(三五館シンシャ)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 森永卓郎さんが教えてくれた「がん治療」の大変さとは? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ 抗がん剤で死にかける がんの治療は、摘出手術や放射線治療などもあるのだが、私の場合は、どこにがんがあるかわからないのだから、そもそも手術や放射線治療はできない。唯一の選択肢は、化学療法、つまり抗がん剤治療だった。 抗がん剤は、がんの部位によって種類が分かれている。私の場合は、「ゲムシタビ
猟友会が辞退「ハンターを馬鹿にしている」 ことの発端は2024年5月21日夕方、HTB(北海道テレビ)が以下のようなタイトルで報じたニュースにある。 〈猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町〉 札幌の町中に出没した158キロのオス ©時事通信社 奈井江町は札幌と旭川のほぼ中間に位置する人口約4700人の小さな町だ。その奈井江町が、町内でヒグマなどが出没した際の対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を地元の猟友会に呼びかけたところ、報酬面などで折り合いがつかず、猟友会がこれを辞退したという。ニュースの中で、山岸は辞退の理由をこう語っていた。 〈やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない〉 町側が提示した実施隊の日当は4800円、ヒグマ対策の場合は37
〈猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町〉 奈井江町は札幌と旭川のほぼ中間に位置する人口約4700人の小さな町だ。その奈井江町が、町内でヒグマなどが出没した際の対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を地元の猟友会に呼びかけたところ、報酬面などで折り合いがつかず、猟友会がこれを辞退したという。5月21日にHTB(北海道テレビ)が報じたニュースの中で、北海道猟友会砂川支部奈井江部会で部会長を務めるハンターの山岸辰人(72)は辞退の理由をこう語っていた。 〈やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない〉 ヒグマ(北海道斜里町) ©時事通信社 町側が提示した実施隊の日当は4800円、ヒグマ対策の場合は3700円を加給、発砲した場合は1800円が加給されて最大
7月2日、大手出版社KADOKAWAは〈当社グループの保有する情報をさらに流出させたと主張していることを、確認いたしました〉とプレスリリースで発表した。 KADOKAWAを巡っては、6月8日以降、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことが明らかになっている。ランサムウェアとは、内部データを暗号化し、復元と引き換えに「身代金」を要求する悪意あるソフトウェアのことだ。
現職の小池百合子都知事(71)が、前参院議員の蓮舫氏(56)らをリードする展開の東京都知事選(7月7日投開票)。2期8年に及ぶ小池都政の在り方が問われる中、「週刊文春」は、部署別の超過勤務状況を取りまとめた内部文書を入手した。小池氏は2016年の都知事選で「残業ゼロ」などの公約を掲げていたが、文書からは都庁職員の残業時間が労働基準法で定められた上限を超えていることが窺え、波紋を呼びそうだ。 総務局人事部職員支援課長が各局長らに宛てた文書 3選を狙う小池氏が2016年の都知事選で掲げた公約が、「7つのゼロ」だった。「待機児童」など7項目のゼロを目指すとしたが、実際にゼロを達成したのは、「ペット殺処分」のみ。「残業」については、都職員1人あたりの平均残業時間は13.5時間(2015年度)から、16.8時間(2022年度)へと逆に増加している。 今回、「週刊文春」が入手したのは、総務局人事部職員
なぜ日本では「荒唐無稽な噓」が通ってしまうのか。小池百合子都知事が、これだけの疑惑をもたれながら、なぜマスコミでは大々的に報じられないのか。4年前の都知事選でも、まったく同じ光景があった。ベストセラー『女帝・小池百合子』の著者が指摘する、大手メディアの罪とは? ◆◆◆ 自著から見えてきた「綻び」 彼女の「自分語り」の白眉と言えるのは、「カイロ大学を首席卒業した」という学歴である。しかし、カイロ大学はエジプトの国立名門大学で、授業はアラビア語の古語にあたる文語(フスハー)で行われる。文語の習得はアラビア語を母語とするエジプト人でも容易ではなく、4人に1人は留年すると彼女自身が自著に書いている。ゆえにカイロ大学を卒業できた日本人はまずいない、と。しかし、彼女は「4年間でカイロ大学を首席卒業した」と語っているのだ。学生数は10万人である。ずば抜けた天才であったのか。ところが、彼女の自著、『振り袖
松井稼頭央監督(48)の電撃休養から早1カ月。渡辺久信GM監督代行(58)に指揮が移っても低迷が続く埼玉西武ライオンズ。そんな中、新しく4番に抜擢されたのは「甲子園の申し子」こと外野手の岸潤一郎(27)。だが、彼には西武を支える新主砲とは“別の顔”があり――。 兵庫県尼崎市出身の岸は、小学校3年生から野球をはじめ、名門・明徳義塾に進学。「エースで4番」の金看板を引っ提げて、通算4度甲子園に出場した。 だが、その後の野球人生は苦難の連続だった。拓殖大学に進んだが、右肘の怪我などが原因で3年時に退部。大学も中退せざるをえなかった。だが、野球への思いを断ち切れず、2018年に独立リーグ・徳島インディゴソックスに入団する。
北海道旭川市で起きた17歳女子高生殺害事件。殺人容疑で再逮捕された“性欲モンスター”内田梨瑚の供述から、北海道警が震撼する事実が浮上したが、ひた隠しにされているという。事件の裏に潜む「闇」を照らす衝撃のスクープ。 北海道旭川市3条通6丁目界隈は、地名をなぞり「3・6(サンロク)街」という通称で道民に親しまれている。ススキノに次ぐ道内第2の歓楽街には、約1000軒の飲食店がひしめき合い、週末になると煌びやかなネオンに包まれ、観光客や地元の酔客、若い客引きらが交錯する。 この街を拠点とする若者中心の不良グループが「サンロクキッズ」だ。殺人の疑いで北海道警に再逮捕された旭川市の無職・内田梨瑚(りこ)容疑者(21)もその一員とされる。そんな旭川きってのワルとして名を馳せた内田は、許されざる人物と関係を結んでいた――。
なぜ日本では「荒唐無稽な噓」が通ってしまうのか。小池都知事が、これだけの疑惑をもたれながら非難をかわしてしまえる理由はどこにあるのか? ベストセラー『女帝・小池百合子』の著者が指摘する、大手メディアの罪。 真実を知りすぎた同居女性 「小池百合子さんはカイロ大学を卒業していません」――。 その衝撃的な手紙を私が受け取ったのは2018年2月のことだった(1月末に「文藝春秋」編集部に届いた)。 送り主は私の知らない名前。だが、私もこの女性のことを長く探し続けていた。早川玲子さん(仮名)。小池百合子都知事と約2年間、カイロで同居していた女性である。 小池はこの同居女性の存在を自著で一貫して伏せている。なぜか。それは早川さんが若き日の小池の真実を知り過ぎているからである。 2016年7月31日に行われた都知事選で小池は自民党を敵として戦い、自民党推薦の増田寛也に大差をつけて圧勝した。 選挙後も人気は
今年4月、北海道・旭川市で17歳の女子高校生が橋から落とされて殺害された事件。殺人の疑いで再逮捕された内田梨瑚容疑者(21)と同事件を担当していた北海道警旭川中央署のX警部補が不倫関係にあったことが「週刊文春」の取材でわかった。旭川中央署の署長は取材に対し否定せず、北海道警本部は「個別具体的な内容については、回答を差し控えます」とした。2人の不倫関係が殺人事件の捜査に影響を及ぼさなかったか、今後、道警には詳しい説明が求められるだろう。 ◇◇◇ 「女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない」と供述 留萌市の女子高生・村山月(るな)さん(17)を、旭川市内の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の神居大橋から10メートル下の石狩川に突き落とし溺死させたとして、内田とA子容疑者(19)が再逮捕されてから約3週間が経過した。 “性欲モンスター”内田梨瑚容疑者 「村山さんが内田の写真を勝手にSNSに
45歳のとき、20年勤めた大企業・デンソーを早期退職した畔柳茂樹さん。ブルーベリー農園『ブルーベリーファームおかざき』を開業し、売上5000万円達成。今では、ひと夏に1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなっている。 そんな畔柳さんは、なぜ大企業を辞める決意をしたのか。会社員時代、どんな苦悩や葛藤を抱えていたのだろうか。ここでは、畔柳さんの著書『会社から逃げる勇気 - デンソーと農園経営から得た教訓 -』(ワニブックス)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の2回目/1回目から続く) うつ病を身近に感じる 事態はますます深刻になった。自分の体に起きた変調は、眠れないことだけにとどまらなかった。自分の不甲斐なさや将来の見通しが立たないことへのやり切れなさを強く感じるようになり、気持ちがどんどん自分の内側に向き始め、「なんてダメな自分なんだ」と自分で自分を責めるようなった。自宅から最寄りの駅
自民党の菅義偉前首相は6月23日に「文藝春秋電子版」のオンライン番組に出演し、岸田首相の政治責任に言及した。党派閥の政治資金問題への対応がその要因だと強調したのである。 菅氏は昨年も月刊誌「文藝春秋」(2023年2月号)のインタビューで岸田首相批判をしていた。 《皆さんの中には、国民の声が政治に届きにくいと感じている方も多いと思います。》 素晴らしい! しかし一方で「どの口が言う?」とも思う。首相当時にあれだけ説明不足と言われた人が何を言っているのだろう。見えてくるのは「私怨」だ。3年前を振り返ろう。 やっていることは“怨念政治” 2021年8月末。支持率が著しく低下した菅首相は9月に予定される自民党総裁選に出るか注目されていた。菅氏では今後の選挙が戦えないと党内から言われていたからだ。そんな菅氏を尻目に早々に立候補を表明した岸田氏は自分が総裁になったら二階幹事長を再任しないという先制パン
45歳のとき、20年勤めた大企業・デンソーを早期退職した畔柳茂樹さん。ブルーベリー農園『ブルーベリーファームおかざき』を開業し、売上5000万円達成。今では、ひと夏に1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなっている。 そんな畔柳さんは、なぜ大企業を辞める決意をしたのか。会社員時代、どんな苦悩や葛藤を抱えていたのだろうか。ここでは、畔柳さんの著書『会社から逃げる勇気 - デンソーと農園経営から得た教訓 -』(ワニブックス)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く) もう組合は守ってくれない…課長になったら地獄だった 2003年1月課長に昇格。本来は昇格したのだから嬉しいはずだが、私に限ってはまったくそんな気持ちは微塵も感じなかった。前年から仕事内容が大きく変わり、ただでさえ要領がつかめず、あたふたすることが多かった中での昇格であり、またその仕事柄、年初から3月いっぱいが
4月19日、留萌市の女子高生・村山月(むらやまるな)さん(17)を旭川市の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の橋上から10メートル下の石狩川に突き落とし、溺死させたとして北海道警に再逮捕された無職の内田梨瑚(うちだりこ)容疑者(21)。 「4月18日、内田は自身の画像を勝手にSNSで使われたことに腹を立て、村山さんに金銭を要求。村山さんが電子マネー10万円の送金に失敗したため、内田らのグループ4人と村山さんは留萌市内の道の駅で合流し、村山さんを旭川市まで車で連れ回した。 村山さんが道中のコンビニ店員に助けを求めると、内田は店員に対し『この子はおかしくなっているから取り合わなくていい』などと言いくるめている。そして19日未明、神居古潭の『神居大橋』で自らが“舎弟”と呼ぶA子容疑者とともに犯行に及んだ」(社会部記者) 女子高生の遺体が見つかった旭川市の渓谷『神居古潭』 供述には食い違いが 内田は
〈ヒルトンにいる父親に、小池は会いに行く。するとある日、白い大きな巾着袋のようなものを手に提げて、アパートに帰ってきた。 小池はその巾着袋をテーブルの上に置くと、北原さんの眼をじっと見つめながら、無言で巾着の口を握っていた手を離した。 ガチャガチャと音を立てて巾着は四方に広がった。中から現れたのは、コーヒーカップ、皿、ナイフ、フォーク、シュガーポット……。〉 小池氏がホテルなどから持ち帰ってきた食器 ©文藝春秋 これは『女帝 小池百合子』(文春文庫、石井妙子著)に描かれた、都知事の小池百合子氏がエジプト・カイロに留学していた時代の、あるエピソードである。 『竹村健一の世相講談』(日本テレビ)のアシスタントから、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京)のキャスターに抜擢され、1992年に日本新党から出馬。環境大臣や防衛大臣を務め、一時は「総理候補」とまで呼ばれ、現在、3期目の都知事の座を
大手出版社KADOKAWAの元会長・角川歴彦氏(80)が、明日6月27日、国に対して2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を提起することがわかった。また、同日13時から東京都内で記者会見を開く。 今回の提訴に先立って、角川氏は「週刊文春」とジャーナリスト・浜田敬子氏の独占インタビューに応じ、国家賠償請求訴訟を提起した理由などを明かした。
「A君は中学時代に全国大会で1位になり、スケート連盟の強化指定選手になるなど、ジュニアの有望選手です。ただ気持ちの浮き沈みが激しくて、それが演技に表れる。良いときはノーミスで滑ったかと思えば、悪いときは全部でミスしてしまう。安藤の指導者だった門奈裕子コーチのクラブで指導を受けていましたが、そこで時折指導に来る安藤と出会い、A君のほうから彼女にコーチを引き受けてもらいたいとオファーした」(フィギュア関係者) プロスケーター、タレントとして活動する安藤は娘と共に関東で暮らしており、A君が拠点とする名古屋とは距離がある。だが安藤は初めて専任コーチとして指導する選手にA君を選んだ。 現役時代から、安藤が将来の夢として語っていたのが、「コーチになること」。初めての専任コーチとして、安藤はA君と向き合ってきた。
事務所内にはラクダの描かれた大きな布が壁に そうした中、小池氏の実兄・勇氏が6月21日、都内にある自身の事務所で「週刊文春」の取材に応じた。一般社団法人アフリカ開発協会の理事を務め、国際的なコンサルティング業務を長年手掛けてきたという。事務所内にはラクダの描かれた大きな布が壁に吊るされ、世界中の時間を示す時計も掛けられていた。以下は、勇氏との一問一答だ。 ――学歴詐称疑惑について。 「カイロは、8年住んでました。妹とは3年間、カイロで一緒ですよ。ほとんど向こうで会ってないけどね。彼女は勉強、僕は仕事。で、学歴の問題、みんな、めっちゃくちゃ言うなと思うんですよ。彼女は『アラビア語やりたい』と言って、そのとき、親父と3人で、じゃあカイロ行くかって話をしてたもんね。1971年には彼女はカイロに行ってるはず。で、カイロのアメリカンスクールに入るでしょ。そこで、アラビア語を勉強したの、2年間。カイロ
元フィギュアスケーターの安藤美姫(36)。現在はコーチとして教え子のA君(16)の指導に打ち込んでいる。だが、2人には「距離が近過ぎて、控室でも周りの選手が目のやり場に困るほど」(フィギュア関係者)という声がある。 今回、「週刊文春」は安藤とA君の“親密すぎる関係”を複数回にわたってキャッチした。USJで、電車の中で、そして時には家にも招き入れ……。以下の写真は、取材班が捉えた2人の様子である。 ★テキスト記事はこちら
ところで、スポーツ選手や棋士など、勝負事を仕事にする人は、いわゆるゲン担ぎを大切にするようだ。経営者も同様である。誰もが知る大物経営者が、大事な会合でのシャツやネクタイの色にこだわり、宴席での食事メニューを気にかけるなどといった話もよく耳にする。「できるだけ運気を良くしよう」とか、「ここまでのいい流れを断ち切らないようにしなければ」などという思いが込められているのだろう。 ゲン担ぎはいっさいやらない 私はそうしたゲン担ぎは、一切やらない主義である。姓名判断だとか、風水、四柱推命、手相などの類も、全く気にかけない。実際、これまでドン・キホーテのオープンは「仏滅」の日も多かったし、2017年に開業したシンガポールのアジア1号店(DON DON DONKI)は、いまだに超繁盛店だが、実は風水で最悪と言われた場所に店舗を構えている。 ドン・キホーテ創業者の安田隆夫氏 ©文藝春秋 ゲン担ぎのような簡
34期連続で増収増益を成し遂げ、売上2兆円のドン・キホーテ。無一文から日本を代表する創業経営者へ――そんな大成功の裏には「運」の存在があった。 ここでは、ドン・キホーテ創業者・安田隆夫氏の新刊『運』(文春新書)を一部抜粋して紹介する。安田氏は「運には2種類ある」と提唱する。個人にまつわる「個運」、そして会社や組織にまつわる「集団運」。この2つを徹底的に磨き上げることで現在の地位を確立したという。カリスマ経営者が生涯をかけて学んだ、人生とビジネスにおける「勝利の法則」とは?(全2回の1回目/続きを読む) 私はこれまで、「戦略や戦術を語る前に、まずは戦闘モードを全開にせよ」と、口を酸っぱくして現場に、戦う姿勢の重要性を唱えてきた(いまだに唱え続けている)。 私が嫌いなのは、戦略や戦術をごちゃごちゃ言うわりに、実際には戦闘をしないタイプの人間である。こういう輩が社内で幅をきかせるようになるのを、
◆◆◆ 文春に掲載された「木原事件」の記事に驚いたワケ 「週刊文春」の記者から初めて接触があったのは、2023年の7月13日のことだった。記者は直接、俺のところにきたわけではなかった。以前、住んでいた家の隣人のもとを訪れて、名刺を置いていった、と連絡があったのだ。用件が何かはわかっていた。俺は文春にあの話をするべきかどうか、しばらく考えていた。 後に「木原事件」と呼ばれることになる事件を報じた記事が「週刊文春」に掲載されたのは、その1週間ほど前のことだった。 当時、すでに警察官を退職して1年が過ぎていた俺は、ときおり市役所の人材センターでアルバイトのような仕事をしていた。お金には困っていないから、旅行をしたり、パチンコに行ったり、しばらくのんびりしようと考え、毎日を過ごしていた。 そんな日々のなかで、刑事をしていた頃の記憶も、だんだんと過去のものになろうとしていた。ところが、文春に掲載され
史上最大のピンチである。 状況を説明しよう。私プチ鹿島とラッパーのダースレイダーは数年前から全国の選挙現場を訪れている。選挙漫遊になぜハマったのか? 候補者は真剣勝負で人生を懸けているから熱さが凄いのだ。応援する人びとを含め目の前で熱い人間ドラマを見ることができる。「選挙は祭り」を痛感しつつ、誰を選ぶかによって自分の生活に関わってくることもあらためて実感できた。なので他の人にも選挙現場を見ることを薦めるようになった。「選挙なんか興味ない」と言ってしまえば、その陰でシメシメと思う人たちもいるのだから。
◆◆◆ 洗濯は手洗い、電気や水道もない村の生活 ――西アフリカの最貧国と言われるベナンは、どんな国ですか。 エケ陽子さん(以下、陽子) 経済的都市のコトヌーは中国による開発が盛んに行われていることもあり、大きなビルが建っていたりしてかなり都会ですが、そこからちょっと離れるとまだまだ村の暮らしが主流です。 私は南西部に位置するドボ=トタという地方都市に住んでいますが、都市といっても家は土壁がほとんどで、電気が通っていないところもあります。水道も整備されていないので、大きなボウルを頭に乗せた女性や子どもが毎日、水場まで水汲みをしに行っています。 ――陽子さんのお家の状況は? 陽子 私たちは日本にいる間にちょこちょこお金を貯めて家を建てたので一応、コンクリートの壁ではあるんですけど、まだ公共の電気は通っていなくて。電柱は立ったのであともう少しと聞いていたものの、半年経った今もまだ電気がきていませ
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が「週刊文春」の取材に応じ、ドトールコーヒー創業者で現名誉会長の鳥羽博道氏(86)から支援を受けていることなどを明かした。 安倍元首相とゴルフ仲間で、昭恵夫人とも付き合いが 2020年8月、安芸高田市長に就任した石丸氏。採算の悪い公共施設を短期間で次々廃止する一方、小中学校の給食費無償化など若年層向けの施策に注力した。
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