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気鋭のAI研究者・今井翔太さんと米マイクロソフト現役エンジニア・牛尾剛さんの白熱対談。前線で働く二人の生成AIの活用法とは? ◆◆◆◆ 牛尾 もちろん周りでもみんな使ってますよ。マイクロソフトが提携するOpenAIのサービスはもちろん、GitHub Copilotはスーパー便利だし、画像生成にはBingとか普通に使ってます。 今井 近年、生成AIのコーディングも各社いろんなサービスが出てますが、実際どうですか? 牛尾 無論ダメではないんですけど、やっぱりGitHub Copilotですね。開発には内部のデータを使うので、他のクラウドに秘匿情報を送るわけにはいかないですから。CopilotかBingのセキュアモードも使いますね。 今井 自社情報の取り扱いってみなさん気になっている部分だと思うんですけど、Azureにも上げた情報が「学習に使われない」セキュアモードがありますよね。あれ、信用して
牛尾 今井さんとぜひお話ししたいと思ったのも、『生成AIで世界はこう変わる』を読んで衝撃を受けたからなんです。専門家が書いたものすごく正確な本なのに、一般の人が読んでも非常に分かりやすい。僕はエンジニアとしてAIの開発にも参加しているので実感をこめて言えますが、いま押さえておくべきトレンドを綺麗にカバーしているし、開発の内側のテクニカルな話から松尾豊先生との対談における今後の見通しまで、完璧な一冊でした。周りにも、生成AIについて知りたかったら最初に読むべき本としてオススメしています。 今井 ありがとうございます。実は僕は最近までAI研究で有名な東大・松尾研の博士課程にいたんですが、研究室内の発言で「なにかを理解することは本質的に時間がかかるものなんだ」みたいな言葉を耳にしていたんですね。研究室にはすごい人たちが多いけれど、彼らは意外にミーティング中も、「ちょっと待ってください」と10秒く
ドキュメンタリー映像作家の大島新氏 ©文藝春秋 トラブルにつながる流れにはフジテレビ社員のA氏の関与が指摘されており、A氏の上には港浩一氏(前社長)がいて、港氏が出世した背景にもフジテレビの接待文化があったのではないかという指摘があるからだ。港氏の上には絶対的な日枝久氏がいる。つまりフジテレビ問題とは絶望的な権力勾配についても問われているのである。 この構図を頭に入れて動画での大島監督の言葉を紹介しよう。監督は日枝体制の象徴として、 「1点指摘したかったのが、そんなに大きく報じられたり疑問視されていませんでしたが、安倍晋三元総理の国葬がありましたよね。国葬の会場の中の司会ってフジテレビのアナウンサーがやっているんですよ」 と語り始めた。MCを務めた文藝春秋PLUS編集長は「ああ、そうだったんですか」という反応だったから、フジのアナウンサーが国葬の司会を務めたことは今となってはこれぐらいの認
ここ5~6年ほどの間に、何度か夕張の町を訪れる機会があった。 最初に行ったときは、まだ夕張の市街地まで鉄道が通じていた。北海道の山の中、際立って過疎が進んでいる町ともなると、たどり着くだけでもなかなか苦労しそうなイメージがある。 ところが、実際にはそういうことはなく、むしろ東京から見ても案外近いといっていい。 鉄道が通っていた時代なら、新千歳空港からひと駅だけ乗って南千歳駅。そこで石勝線の各駅停車に乗り継げば、そこから終点の夕張駅まで揺られるだけだ。空港から夕張駅までざっと2時間。列車の数がめちゃくちゃ少ないという難点はあるにせよ、夕張はそんなに秘境めいたところではない。 夕張駅に向かう鉄路は2019年春に廃止になってしまったが、代わって町外れのターミナル・新夕張駅から路線バスが夕張の市街地に通じている。
老後2000万円問題が話題になって5年が経った。少子高齢化は加速し、円安も進む現在、日本の基礎年金問題はより深刻化しているのではないだろうか。元大蔵官僚で経済学者の野口悠紀雄氏は、厚生労働省が発表する財政検証をもとに「老後のための要貯蓄額が5000万円を超える」ケースがあると説く。さらにより最悪なケースがあるとも……。 同氏の著書『終末格差 健康寿命と資産運用の残酷な事実』(角川新書)の一部を抜粋し、日本の年金制度の現状について紹介する。(全2回の2回目/最初から読む) 蓋然性が高いのは、過去30年投影ケース 2024年財政検証では、4つのケースが想定されている。そのうちのケース「(1)高成長実現ケース」と「ケース(2)成長型経済移行・継続ケース」では、積立金枯渇や年金額の大きな低下などの深刻な問題は生じないとされている。そして、2019年財政検証に比べると所得代替率の見通しが好転している
内田社長は孤立 日産は昨年11月、2025年3月期の最終損益予想を、業績悪化に伴うリストラ費用が見通せないなどとして「未定」と下方修正。「稼げる車がない」(内田社長)なか、救済役として浮上したのがホンダだった。 業界関係者が内情を語る。
「古い船には新しい水夫が乗り込んでゆくだろう、古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう」という古い歌を、新しい映画を見ながら思い出していた。 1月17日から公開され、観客動員100万人、興行収入20億円を突破している話題のアニメ映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の主題歌と挿入歌として流れるのは、もちろん吉田拓郎の『イメージの詩』ではなく、2025年の邦楽フロントランナーである米津玄師、そしてVTuberの星街すいせいの歌声である。「新しい水夫」である彼らの舟歌に乗って、1979年のテレビ放送から46年という半世紀の歴史をもつ『機動戦士ガンダム』シリーズという古い船が再び航海に出る、そのテレビ放送前の先行公開劇場版が今作となる。
M-1獲りたいんだったら仕事セーブしても漫才しなきゃいけない ――1年前の取材で「漫才の邪魔になるような仕事はあまりやりたくない」とおっしゃっていたのがすごく印象的でした。でも知名度が上がってそれを貫くのは難しいんじゃないかとも思ったんですよ。 楢原真樹(写真左) 最初浮かれてね、色々やってみたけど。やっぱり合わない。もうちょっと楽しめるようになったら出てもいいんでしょうけど。1回出てみて能力が足りないなと思ったら、もっと頑張らなきゃいけないんですけど、その時間や努力は漫才に向けたかった。なので一旦テレビにアジャストする能力はいいかなと思って、お断りした仕事も結構ありました。 出井 それこそ年末、山里(亮太)さんのラジオに出させていただいた時に言ってたんですけど。テレビの腕と漫才の腕、両方同時に上げるの無理という話を、かつて(島田)紳助さんがしていたらしくて。 ――そうなんですね。 出井
――……時節柄、吉本所属の芸人さんに出ていただくのも厳しかったり。 楢原真樹(写真左) 文春さんはそうでしょうねー。でも我々も会いにくくなってるんですよ(笑)。吉本のとっっっても上の方が怒っているぞと風の噂で聞きまして、だから外のシマでひっそりとバカやらせてもらってます(笑)。 ――おお。奇遇ですね。しかし去年インタビューさせていただいてからの1年間はヤーレンズさんとしても激動だったのではないでしょうか。 出井 そうですね。 楢原 劇的でしたね。ビフォーアフター以来の。 出井 なんということでしょう(笑)。 楢原 前回のインタビューは松の件の後でしたよね。 出井 松っちゃんのこと松って呼ぶなよ! それ松居一代さんがブログで使う一人称だから。「松は~」っていう。 楢原 あ、松はアルファベットで書いておいてくださいね。MATSU。 出井 EXILEになっちゃうだろ。 「僕は何も変わってないです
楢原真樹(写真左) それこそ去年はM-1頑張りたいからって、僕が全国ツアーちょっと待ってくれって言ってたんですよ(笑)。 ――そうだったんですね。 楢原 ツアーは初めてだったので、やるならちゃんとやりたい。M-1用のツアーじゃなくて、単独ライブじゃなくて、もっといろいろ遊びがあるような。勝負ネタいっぱいかけますよとかじゃないもの、長いネタもあってもいいしみたいな。それがやりたかったので「来年チャンピオンになってからやりましょう!」って言ったら、チャンピオンになれなかったんですけど(笑)。 このぐらい肩の力抜いてる方がM-1でいい結果出るかも ――でも悲願ですね。 楢原 このぐらい肩の力抜いてる方がM-1でいい結果出るかもしれない。その結果2回戦敗退っていう可能性もありますけど(笑)。 出井 M-1用のネタも全然やっていいし、自由ですかね、全国ツアーって。最近思うんですけど、M-1目指すこと
新人保育士・山原剛は人員不足を理由に同じ法人の障害児療育施設で働くことになる。実習で障害児と関わった経験がある山原は、この施設でもその経験を活かして楽しく仕事ができる、そう考えていた。 しかし、そこで彼は想像以上に過酷な障害児とその家族の現実を目の当たりにする――。
ここ数年、春にJRがダイヤ改正をするたびに、JR北海道が利用客の少ない路線や駅を廃止するのが恒例行事のようになっている。今年の春は、路線の廃止こそ予定されていないが、全道で5つの駅が3月15日限りで営業を終了することが発表されている。 その一つ、根室本線の東根室駅は、単なる利用客が少ない無名の辺境駅ではなく、「日本最東端の駅」として知られている。東根室駅の廃止によって、日本最東端駅は1駅隣の終着駅・根室に移ることになる。 全国津々浦々に路線網が拡大されてきた日本の鉄道の東西南北の果ての一つが、内向きに縮小する形で変更されるわけだ。全国各地で赤字ローカル線の存廃に関する注目が高まる中で、日本の鉄道路線図全体のダウンサイジングを象徴するような印象さえ受ける。 東根室駅の3月廃止がJR北海道から正式に発表されたのは昨年12月13日。すでに厳しい冬が始まっていた東根室駅の姿を、さわやかな夏の季節に
2月5日、週刊文春 電子版は、「親プーチン独裁者の長男を東京で発見撮!」と題した記事を公開した。 ロシアに接近しプーチンを利しているとされ、ジョージアを牛耳る独裁者ビジナ・イワニシビリ元首相の資産隠し疑惑について報じた。昨年、米国から経済制裁の対象とされたイワニシビリ氏。だが、その息子A氏が、父の資産凍結直前に日本で5億円超のマンションを購入していたのである。 「ジョージアでは、記事が出るや否や、イワニシビリ氏の息のかかった与党系メディア以外は、一斉にこの問題を報じ始めた」(ジョージア人ジャーナリスト) 現地の報道では、「日本のメディア週刊文春によると」などと週刊文春の名前こそあげるのだが……。
ついに動き出した第2次トランプ政権。“保守主義”“排外主義”と言われ、女性への性加害も指摘されるトランプ氏だが、彼の背後にもまた、過激な言動を繰り返す存在がいる。 トランプとは一体何者なのか。トランプ政権を支えるのはどのような人々で、彼らは社会にどのような影響を与えうるのか。在米ライターの堂本かおる氏が寄稿した。(全2回の1回目/続きを読む) ◇◇◇
何度も性加害を告発されてきた ドナルド・トランプは過去に少なくとも18人の女性からレイプ、性的暴行、セクシュアル・ハラスメントにより非難されてきた人物だ。もっともよく知られているのは、1990年代にニューヨークの高級デパートの更衣室でレイプされたジャーナリストのE・ジーン・キャロルのケースだ。 不倫相手であるアダルト映画スターのストーミー・ダニエルズに口止め料を支払った件では、支払いに際して業務記録の改ざんがあったとしてトランプの個人弁護士が逮捕、禁錮3年の刑を受けた。 トランプ氏との関係を告発したストーミー・ダニエルズ氏 ©getty トランプが起用を発表した新政権のメンバー*にも、セクシュアル・ハラスメントもしくは性的暴行で物議を醸した人物が多数含まれている。 *承認のための投票が終了していない人物、辞退した人物も含む。記載は2月12日時点のもの。 1. ピート・ヘグセス(国防長官)
工場閉鎖で得られるコストダウン効果はそれほど大きくないが、社内外に危機感を示す効果がある。今後、ゴーン氏が取引先を1145社から600社に減らしたようなリストラも必要になる。下請け部品メーカーはさらに厳しい経営状況になるのだから、日産が自ら身を切る覚悟を示さなければならない」 驚くことにこの元役員はこんな指摘もする。「今の日産は部品をわざと高く購入している。下請けから高い見積もり価格を出させておいて、いざコストカットしたときの値下げ幅を大きくするためです。そうやって購買部門の手柄にしている」 果たして本当にそんなことがあるのか。別の元役員に確認すると、そうした実態を認めた。日産とホンダ両社と取引がある部品メーカー幹部も「同じような部品を日産の方が高く買っている」と証言する。 「外国人から要求されると、丸呑みしてしまう」 さらに、その元役員はこう言い放った。 「こうした緩い仕事をして出世した
2月5日、2025年3月期の通期決算での最終利益が、CM出稿差し止めの影響などから、前期比73%減の98億円となる見通しだと発表したフジ・メディア・ホールディングス(HD)。 同社の取締役で、中核子会社フジテレビの監査役が「週刊文春」の取材に応じ、株主代表訴訟に関する通知が2件届いていることなどを認めた。
「中間総括報告書」と題された4万字近い文書。昨年の兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏(47)の選挙運動に、PR会社「merchu(メルチュ)」の折田楓社長(33)がどのように関与していたかが解析されている。神戸地検と兵庫県警がメルチュへの強制捜査に踏み切ったのは、この文書を入手して間もなくのことだった。 ▼請求書、公約スライド、ログイン権限に痕跡が ■《連続報道》兵庫県知事・斎藤元彦 #27 代理人がキラキラPR女社長に口止め工作していた #28 斎藤元彦&キラキラPR女社長 「公選法違反疑惑」の決定的証拠LINEを独占入手! #29 斎藤元彦知事 公選法違反の証拠LINEを公開する! #30 自死した元兵庫県議・竹内英明氏を追い詰めた立花孝志とSNSのデマ地獄 #31 今回はこちら 逆転での再選から3カ月近くが経った 社会部記者が言う。 「神戸地検と兵庫県警は2月7日、メルチュの事務
2024年10月、居酒屋大手・ワタミがサンドイッチチェーン「サブウェイ」の日本事業を買収すると発表した。今年の2~3月にかけてフラッグシップ店舗を出店し、今後の店舗展開のモデルにするという。 では、ワタミが買ったサブウェイ、今はどんな感じなのだろうか。ワタミに買収されたことでなにか変化はあるのか。実際に店舗を訪れながら考えてみた。 結果わかったこと。「ワタミによる大きな変化はまだ見られないけど、昔のサブウェイからすると、ものすごく変わっていた」ということだ。 ◇◇◇ 店舗外観がおしゃれな感じだぞ? 買収のニュースを聞いて気づいたのだが、しばらくサブウェイに行ってない。高校生のときは学校の近くにサブウェイがあったからよく行っていたのだが、それから10年ほど。めっきり行っていない。調べてみたらサブウェイは私が行かなくなったちょうどその時期、2014年に店舗数がピークだった。その数、約500店舗
「世間のうわさに対してどんな態度をお取りです?」と聞かれ…… 「考えさせられましたある事情のためと、一身の都合から」退職したことを知らせる文書を知人に送ったと報じている。「先年暮れごろから東京放送局内に同女史を中心として起こった活劇事件のいまだ記憶に新しい今日のことであるから」「放送局内に彼女の存在を許さない何らかの事情がひそんでいるらしく……」と記述しているから、事情はある程度伝わっていたのだろう。 「新名常務理事は『翠川さんは新年早々辞表を出されまして、一身上の都合でぜひ辞めなければならないからと言われますから、ことに婦人のことでもあり、別に干渉がましいことを言わずに聞き届けました』、と簡単に受け流していたが、昨日まで机を並べて仕事をしていた同僚や、職務上当然退職などについて知らなくてはならない地位にある人までが『何で辞めたか一切知りません』と逃げていた」と書いている。 ©iStock
冒頭の爆笑問題の“元日暴走”について、石戸氏に「さすがに光代さんも『やりすぎ』と思ったんじゃないですか?」と問われると、光代社長はにべもなく答える。 《でも、元日にあれだけの数の芸人が集まっているのに、誰も何も言わないのは不自然じゃないですか? 太田(光)もああいう人ですし、それに爆笑問題は時事ネタですから。あの番組で暴れてなかったら「誰かに注意されたのかな?」と逆に心配にされてしまいます。「ああ、いつもの爆笑問題だな」と安心しました。》 “件のネタ”は光代社長も生放送で初めて見たと言い、事前の「テレビ局の確認」があったかどうかも対談のなかでは明かされている。
まず一言。中居正広氏の女性とのトラブルを巡る週刊文春の今回の訂正はいけない。 焦点である食事会に関してフジテレビ編成局幹部の直接的な関与が揺らぐ重大な訂正だ。部分的な修正だけでなく改めて疑惑の全体像を説明し直すべきだった。そうでないと文春不信になる。以上。 さて、本題。フジテレビの経営陣が1月27日にやり直した記者会見は酷かった。 週刊誌情報だけを元に裏をとろうとする者あり、満足な答えが得られないと怒号を浴びせる者あり、延々と自説や同じ質問を繰り返す者あり。
「友達以上恋人未満」の関係を大切にするアメリカの恋愛観 ――これまで日本、中国、アメリカと3か国で暮らして、恋愛観の違いを感じることはありましたか。 Yunaさん(以下、Yuna) 日本に来て驚いたのは、「3回目のデートで告白」という文化があることですね。「たった3回のデートで、相手との相性なんて分かるはずがないじゃん!」って思いました。 ――ほかの国では、付き合うまでにもっと時間をかけていた? Yuna たとえばアメリカでは「talking(トーキング)」といって、付き合う前の時間を大事にする人が多いです。日本でいう「友達以上恋人未満」の関係、と言ったらわかりやすいかもしれません。 talkingの期間は人によってまちまちですが、 2、3か月と短期間の人もいれば、半年以上かけてじっくりデートや対話を重ねてから付き合う人も少なくありません。 アメリカではほとんどのカップルが付き合う前に体の
さいたま市に住むAくんは、小学4年生になった4月からイジメを受け、12月から翌年3月までのほとんどを不登校として過ごした。3月からは登校を再開し、今年の3月には卒業を控えている。しかし心のダメージは大きく、卒業文集の作文を書くことになった際、イジメの経験を書くと決めた。 しかし学校側は、イジメに言及した内容に難色を示し、内容を変更するよう要請したという。 卒業文集のテーマは「イジメの経験と、それを通じて気づいた笑顔の大切さ」というもので、作文のタイトルは「笑顔」だ。その中で、次のようにイジメの体験が書かれている。 教師に言われた「死んでないからいいじゃないですか!」 <僕は、四年一組の時にクラスメイトの二人から暴力と暴言のイジメを受けました。クラスメイトから『死ね』と言われた時に担任の先生に助けてほしくて言いに行ったら『死んでないからいいじゃないですか!』と言われ、暴力を受けた時には、『あ
「腐食・カビ」トラブルへの回答は? 隈氏は木材をふんだんに取り入れた建築を得意とし、木という素材の魅力を探求してきた。その活動の場は日本国内にとどまらず、50を超える国々でプロジェクトが進行しているという。 昨年には、隈氏が手掛けた公共建築の木材の一部が腐食したり、カビが生えたりしたケースが報じられ、その耐久性についてSNS上でも批判が出た。 隈研吾氏 ©文藝春秋 「そもそも木造建築が世界的に脚光を浴びたのは、コンクリート建築は地球温暖化の原因になるから、その替わりとしてなんです。それで2000年ごろから、ヨーロッパでも日本でも政策的な後押しもあって、木造建築が急激に伸びた。その木造建築も、地球温暖化の論理だけで全て防御できるわけじゃなくて、炎上の対象にもなるんですよね。木材も生き物なので経年劣化する部分はあるわけだから、一部分だけ切り取れば、必ず炎上的な要素を含んでいるわけです」(隈氏)
フジテレビの港浩一前社長が、かつてバラエティ番組で起きた事故の隠蔽に関わっていたことがわかった。ジャーナリストの中川一徳氏が『文藝春秋』(2025年3月号)に寄稿した「日枝久フジサンケイグループ代表への引退勧告」で、入手した内部文書をもとに詳しく記している。 火渡りをした男性が重篤な火傷で多臓器不全 問題の番組は2004年1月19日深夜に放送された「退屈貴族」だ。退屈な表情を装うタレントに刺激的な映像を見せ、表情を変えたものは画面から消えるという内容。この日は、74歳の男性が多摩川の河川敷で、灯油をまいて火をつけた段ボールの上を歩く映像が放送された。 ロケは2003年12月4日夕方に行われた。スタッフが見守るなか、男性は10歩ほどで激痛に我慢できず、燃え盛る段ボールから離れたが、大火傷を負った。ところが、スタッフは病院に連れていくことなく、タクシーに乗せて自宅に送っていっただけだった。その
安野 昨年、東京都知事選に出たさい、多くの方々から貴重な知見をいただきながらマニフェストを練り上げたのですが、これを一選挙の公約で終わらせるにはあまりにももったいないと思っていました。そこで、改めて「チーム安野」で追加リサーチを重ねつつ、思想的な部分も社会改革のビジョンとしてしっかりと掘り下げ、より多くの人に長くご参照いただけるような書籍をつくることには意味があると考えました。 東京にとどまらず、日本全体のリブート(再起動)戦略として普遍化できる刺激的な方法論を多く盛り込めたと思っています。 ――本書の出発点における課題意識として、私たちが生きる超高齢社会 における「シルバー民主主義の問題」を挙げていますね。 安野 まず、今や国民の3割が65歳以上の超高齢社会というのは、日本が世界に先駆けて直面している非常にシビアな現象で、これは我々で解かなくてはならない問題です。少子高齢化社会では人口ピ
それでこれ以降は、これら手っとり早い解決法に訴えなくても仕事をすることで自立したいと考えている女たちへの、具体的で効果的でもある提案を書くことにしたい。 第一に、ほんとうにきちんとした仕事をするには、女の視点を前面に出してはできない、という現実を直視する勇気を持つこと。それどころか、男にでもなった気持でやらないと、真の仕事なんてできないのです。 ところがこれ一本で行くと、われわれ女の心の中にひそんでいる女の部分とのバランスがとれなくなる。とれなくなってしまうと、仕事面で発揮されるべき男の部分までが、堂々と発揮できなくなってしまう。それの解消に効果があるのが、次の第二の提案。つまり、仕事上では男をしても、相手が亭主でも愛人でも関係なく、私生活では徹底的に女になることなんですね。要するに、バカになるのが可能になる関係を築くこと。 こうなると、相手の選択が重要になる。わが貧弱な経験から言うと、自
ことし1月、松屋はシュクメルリ鍋定食発売開始から5周年を祝して、ジョージア シュクメリ村と友好協定を結んだ。中央がレジャバ大使(松屋公式Xより) 記事では、松屋の人気メニュー「シュクメルリ」誕生の立役者で、Xのフォロワー35万人超を誇る駐日ジョージア大使・ティムラズ・レジャバ氏も登場。当該A氏と接触していたと写真とともに報じられている。親露的に映る行動のため、一部からは「松屋もジョージアとは距離取るべきだ。政治リスクが高すぎる」と松屋のスタンスを問う声まで上がっている。 「松屋もレジャバ大使とは距離を置くべきなんだろうな」 「松屋試されてんな」 SNSでも人気のレジャバ大使 ©時事通信社 レジャバ大使は早稲田大学を卒業し、キッコーマンでも勤務経験のある知日派。一方で昨年12月、親露的とされる政権への擁護動画をXに投稿している。その文言を縦読みすると「信じないで」と読み取れるため、「縦読みの
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