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防災の備え
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姉の最初の発作が起きた日 姉に最初の急性症状が起きた1983年の夜について、もう一度振り返ります。 当時の私は札幌南高校の2年生で、進路をどうしようかな、と考えたりしていました。私と姉には、通いのお手伝いさんが用意した夕食を早くに食べてすぐ寝て、夜中に起きて勉強するというルーティンができていました。 その夜は珍しく、夜7時ぐらいに母が大学から帰宅していたんです。一緒に夕食を食べ終えた後、私と姉が寝る前に、母が「まこちゃん(姉)の瞳孔が開いてる」と気がついた。心配した母は、姉を連れて散歩に出かけました。二人が何を話したのかはわかりませんが、姉は留年の心配をしているのかなと私は想像していました。 それから、遅くとも8時には私も姉も床についたと思います。しばらくすると隣室から姉の叫び声がした。ベッドに寝ている状態で非常に大きな声を30分ほど出していたんです。 藤野知明『どうすればよかったか?』
受験を繰り返す姉 父は札幌市内で勤務していて、その後関東地方に単身赴任することになりました。母が仕事を辞めて一家で引っ越すという選択肢もあったはずですが、当時としては珍しくそうした道は選ばず、母は札幌近郊の大学に移って勤務を続けていました。 関東にいる父からは、毎日電話がかかってきました。私たち子供には「今日は何ページ進んだ」といった勉強の報告をする義務がありました。父が遠くにいるのをいいことに私が嘘を報告して、その後にバレてこっぴどく叱られることもしばしばでした。父が“絶対”である姉は指示を守っていましたが、私はサボりがちだった。父にしてみれば姉よりも私の方が心配の種だったと思います。 藤野知明『どうすればよかったか?』 私は札幌市立真駒内中学校に通っていました。姉が卓球をやっていたという理由で私も卓球部に入っていました。適当に息抜きしていたとはいえ、勉強法の管理が厳しい父もいたし、札幌
6月30日、政府は皇族数の確保に向けた皇室典範改正案を閣議決定した。宮内庁内では改正法案の細部などについて“寝耳に水”との声もあがったと報じられた。その直前に飛び出した自民党の中曽根弘文氏による、天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(24)の皇位継承は「あり得ない」「結婚する人もいない」といった驚きの発言も物議をかもしている。 こうした問題について海外メディアからの質問も多く寄せられたという名古屋大学大学院人文学研究科教授の河西秀哉氏が、彼らが不思議がる「3つのポイント」を解説する。 6月25日、「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」展を鑑賞される愛子さま[代表撮影]。雅子さまもお召しになった森英恵氏デザインのセットアップは胸元のリボンが印象的 ©時事通信社
先天性の難病「顔面動静脈奇形」で鼻と上唇が変形し、40回以上の手術を受けてきた河除静香さん。現在は見た目による差別を受けてきた体験を芝居にし、地元・富山県を中心に上演会も行う。 そんな河除さんに、学生時代に受けたいじめや、就職時の困難などについて話を聞いた。 「鼻ってこんなに空気が入ってくるんや」という驚き ――これから鼻を作る手術をされるということですが、今呼吸がしにくいとかはないですか? 河除静香さん(以下、河除) 鼻がぺちゃんこになる前から鼻呼吸はしづらいほうではあったんですけど、今はよりしにくいですね。たまにピンセットとかで鼻の穴を広げるとすごく空気が入ってきて、「ああ、メッチャ息が吸いやすい」ってなります。 実は私自身8年前に初めて知ったんですけど、左の鼻の穴がなかったんです。 ――見た目に穴はあるけど、実際には穴がなかった? 河除 洞窟みたいに途中で終わっとったというか。私もず
「特ダネを提供するよ。女を殺したんだ」 大島渚監督の1968年(昭和43年)公開の映画「絞死刑」は強姦致死罪で死刑判決を受けた在日朝鮮人の青年“R”を主人公に、死刑制度の是非や在日朝鮮人問題を描きだした作品である。映画の題材となった実際の事件がある。1958年(昭和33年)、東京都江戸川区で女子生徒が殺害された小松川女子高生殺人事件。犯人は当時18歳の在日朝鮮人の男子高校生だった。 事件は1958年8月20日午前10時15分新聞社社会部に入った1本の電話から始まる。 「特ダネを提供するよ。俺が家出した女を殺したんだ。死体は小松川高校にある。被害者はね…江戸川区平井のAさんっていうんだ。小松川高校の穴に投げ込んできた」 若い声の男が言うには、江戸川区平井に住むAさんなる女性を絞殺し、都立小松川高校に死体を遺棄したのだという。電話を受けた記者はすぐに小松川警察署に通報。捜査員が捜索したものの、
「クレイジーな奴と賢い奴が戦ったら、どっちが勝つかわかります? 絶対にクレイジーなほうだ! 絶対に!」――。 孫正義氏のその言葉を象徴するのが、スティーブ・ジョブズ氏との伝説の交渉だ。2005年、iPhoneが発売される1年以上前。孫は自ら描いた「不格好なスケッチ」を持参し、ジョブズに日本での独占販売権を求めた。当時、ソフトバンクは携帯電話会社すら持っておらず、アップルには製品もなかったにもかかわらず、だ。 話にもならない状況から、いったいどのようにして交渉を成功に導いたのか。ここでは、孫氏の右腕として躍動するソフトバンクグループインターナショナルCFOのアロック・サーマ氏の著書『右腕が見た孫正義「クレイジー」が世界を変える瞬間』(光文社)の一部を抜粋して紹介する。 ◆◆◆ 「すべてを失ったとしたって、僕はやっぱり幸せなんですよ」 「アマゾンにはIPOの前に投資したかったんですけどね」と孫
森友学園への国有地値引きを巡り、財務省理財局長として公文書改ざんを主導した佐川宣寿氏。2017年に国税庁長官となるも、近畿財務局の赤木俊夫さんが遺書で改ざんを告発し命を絶つと、一度も会見をせずに辞任していた。ジャーナリスト・相澤冬樹氏の取材で、表舞台から姿を消していた佐川氏が、老舗の名門企業に“天下り”していることがわかった。
高市首相が強行する旧宮家の養子案。首相の側近からは信じ難い放言も飛び出した。このまま議論を推し進めるつもりなのか。そんな中、天皇は欧州で女性皇太子と連続で面会しておられた。そして、皇室典範改正にも――。 ▶天皇が受け入れた「女性皇族の身分保持」愛子さまは… ▶オランダ、ベルギーで女性皇太子と連続ご面会の舞台裏 ▶雅子さまが見せた涙の理由、再燃する遅刻癖 ▶麻生太郎が「女系天皇などあり得ない」と吠えた瞬間 ▶「住民基本台帳で女性宮家を阻止」高市首相の姑息な手口 かつてナポレオン家の別荘だったアムステルダム王宮。6月17日、オランダ海上帝国の黄金時代の富と権力を象徴するその大広間は、華やかな装いに身を包んだ客を招き入れていた。 13年ぶりにオランダを訪れた天皇皇后両陛下を歓迎する国王夫妻主催の晩餐会。テーブルに活けられた菊の花や桜のジュレを使ったデザートなど、凝らされた意匠が日本への敬意をさり
改ざん官僚でも口をつぐめば厚遇される。それを象徴する新事実が判明した。 9年前、安倍晋三政権を揺るがせた「森友事件」の主役の1人、佐川宣寿氏だ。 時の首相の妻、安倍昭恵氏が名誉校長だった森友学園への国有地値引きを巡り、佐川氏は財務省理財局長として公文書改ざんを主導。国税庁長官に栄進したが、近畿財務局の赤木俊夫さんが遺書で改ざんを告発し命を絶つと、1度も会見をせずに辞任。国会の証人喚問では、証言拒否を50回も繰り返した。 以降、公的な場から姿を消したが、密かに新日本科学(本社・鹿児島市)というバイオ企業の顧問に就任。都内のオフィスに通っていることを『週刊文春』(2025年6月26日号)が報じた。自民党への献金を繰り返している企業で、佐川氏については辞任後、ほどなく財務省OBから紹介があったという。早くから天下り先があっせんされていたことを示す。
トラブルの発端は、フジテレビのドラマ撮影中のボディタッチだった。プロデューサーから注意を受けても反省するどころか、彼女の楽屋に乗り込んで……。弁護士によるヒアリングが行われ、「深刻なハラスメント」と認定された。 4月8日、東京・お台場にあるフジテレビの湾岸スタジオ。ベテラン俳優が、感情を抑えきれないまま、廊下を突き進んでいく。向かったのは共演女優の楽屋だった。ドアをノックすると、名乗ることなく楽屋に突入し、ものすごい剣幕でまくし立てた――。
円安を背景とした外国人投資家や資産家たちの不動産「爆買い」。その影響により物件価格は高騰し、マンションの外国人オーナーと住民の間では信じがたい生活上のトラブルが発生している。 今、全国のマンションで何が起こっているのか。はたして、悪いのは外国から来た彼らだけなのか? 不動産事業プロデューサーとして業界に精通する牧野知弘氏の新刊『「外国人不動産」問題』(祥伝社新書)より、一部を抜粋して紹介する。(全3回の1回目) ◆◆◆ 「来月から家賃は3倍になります」 外国人のせいでマンション価格が高騰している、と言われますが、外国人投資家が投資するのは区分所有マンションばかりではありません。賃貸マンション1棟を丸ごと購入して運用する投資家もいます。 2025年秋、東京・板橋の賃貸マンションで騒動が勃発しました。このマンションは地元金融機関の子会社が所有し、長年にわたって賃貸マンションとして運用されてきま
スマホにおける文字入力は、毎日繰り返し行うだけあって、ちょっとしたテクニックをマスターしさえすれば、劇的に効率化できる可能性があります。逆にそうしたテクニックを知らないままだと、本来不要なはずの手間が毎日積み上がっていくことにもなりかねず、これは考えてみれば少々怖いことです。 今回はiPhoneを対象に、作業を確実に効率化できる、文字入力のTipsを集めてみました。あちこちで紹介されている初歩のTipsから、スマホに詳しい人でもあまり知らないプロ級のTipsまで、これまで知らなかったものがあれば、この機会にマスターしてみてください。
「道端でタクシーを止めるとき、たとえばアルファードの個タクなんかが来たら『ラッキー!』って思うじゃないですか。軽自動車だと、完全にその逆ですよね。そのまま乗りはしますけど、『軽か……』っていうがっかり感は絶対にあると思います」 さらに、「ビジネスシーン」をめぐる懸念を示す会社員も。 「たとえば出張先で上司と一緒にいて、自分がタクシーを手配するような場面ですよね。配車アプリで呼んで、来たのが軽タクシーだったら……。上司から『こいつ、仕事できねえな』と思われそうで怖いです。なので配車アプリ上で、最初から『軽はNG』と指定できる機能が欲しいですね」 タクシー利用時の需要として、「ゲストのおもてなし」といった場面も大いに考えられる。そこからすると、「移動の足」としての機能だけでなく、ビジネスの場における「体裁」や「サービスとしての質」を求めるのは当然の心理だろう。 軽の後席、事故のとき大丈夫? 安
タクシー乗り場の長い列。ようやく自分の番になり、目の前に滑り込んできたのは背の高い軽自動車――。そんな場面が、これから増えていくかもしれない。 2026年6月、九州運輸局が軽自動車のタクシー車両としての運用を解禁した。今後は他の運輸局においても、同様の動きが進んでいくと予想される。これまでEV(電気自動車)に限られていた軽タクシーだが、今後はN-BOXなど街で見慣れた車種でもタクシー営業が可能となるのだ。 世間から「せっかくお金を払うのに軽なんて……」といった声も聞かれるなか、業界大手の第一交通産業グループが20台の「軽タクシー」の導入を決定。26日、本社のある北九州市で2台の運行を開始した。
並べない背景に中国の弱肉強食社会が 日本人のみなさんは、「なんで中国人は列に並ばないの?」って、不思議に、むしろ不快に思っている人が多いかもしれません。 日本人は、空港や飲食店、ATM、どこで順番待ちの列を見かけても、いつも一本の綺麗な列を作っています。誰に指示されるわけでもなく、自然に適切な距離を保ちながらこれほど綺麗に並べるのは、世界的に見てもおそらく日本人だけ。気づいていないかもしれませんが、これも完全なる特殊能力! 中国人は一列に並ぼうとしても、いつの間にか列が分岐しちゃったり、前の人との間隔をギュウギュウに詰めちゃったり、後ろの人が荷物でグイグイ押し上げてくる、なんてことも日常茶飯事。それでも、誰も文句は言いません。 もちろん、中国人にも並ぶ気持ちはあります。 でも中国はとにかく人が多すぎて、どこに並べばいいのかわかりにくいし、隙間があったら最後尾かと思って入り込んじゃう人もいる
村上 家庭の都合ですか? 岡村 そう。幼稚園はロンドンで、小中高は国内を転々。だから、友達ができては「さようなら」の繰り返しで、良きにつけ悪しきにつけ、自分という人間を確立する上では影響があったなって。 村上 一人でいることに変に慣れてしまいますよね。僕はわりと明るい部分もあるタイプだけど、根底ではどこか馴染めない部分もあって。社会に対して自分をどうアジャストするか、バランスを取るのか、そういう部分で悩むんです。 岡村 よくわかるなあ。 村上 あとやっぱ、幼少期に受けたシュタイナー教育が結構影響してるなって。小学1年生から中学2年生までの8年間、相模原のシュタイナー学園に通ってたんで。 岡村 それ、ちょっと聞きたかったんですが、どういうものなんですか? 感性や想像力を豊かにする教育だと聞きますけれど。 村上 ルドルフ・シュタイナーという哲学者が100年くらい前にドイツで提唱した教育を実践す
「被害者が同意していた」――身勝手な弁明のすべて 法廷で佐藤被告は、一連の行為についていずれも「Aさんが望んだことだ」と主張し続けた。乳首の切断については、「実験させてと言ったら、『いいよ』と言われた。嫌がっている様子はなかった」と述べ、左手薬指の切断についても、「Aさんは『やり遂げたい』と言ってた」と語った。さらに斧はAmazonで2人一緒に購入したのだと言い、自らの行為を正当化し続けた。 しかし検察官から「初公判のときは被害者の自傷行為だと言っていませんでしたか?」と問いただされると、佐藤被告は「ハイ……」と認め、ずっとウソをついていたことを認めた。 「乳首を切られて、指1本欠損、顔面を殴られ、300万円。本当にそれで許していると思いますか?」との検察官の問いに、佐藤被告は「私は思いません」と答えた。 藤永祐介裁判長は「被害者に一生残るケガを負わせた。そのことを忘れないようにしてくださ
異例の人事で官房長官秘書官に抜擢 茂木氏は、高市氏が経産副大臣時代に秘書官を務め、高市氏の首相就任を受けて、官房長官秘書官に異例の人事で抜擢された。首相や官房長官、官房副長官がほぼ毎日集まり、政権の基本方針を決定する正副長官会議にも参加し、高市首相の最側近官僚として知られる。 高市早苗首相 ©時事通信社 茂木氏を巡っては、大阪・関西万博の首席国際博覧会統括調整官を務めていた当時、公費で大阪に出張した際、愛人の女性をホテルに招き入れ、宿泊させるなど、不正な出張を繰り返していた疑いのあることを、6月10日発売の月刊「文藝春秋」が報じていた。
メディアはいつも女性の「内面」にばかり注目している――。 離婚をきっかけに女性用風俗を初めて利用したライターの藤谷千明さん。ルポ『人恋しくて女性用風俗に行ったあとで考えたお金とケアと欲望のこと』(中央公論新社)を書くために調査を始めてから疑問を抱いたのは、風俗を利用する女性側の事情ばかりがメディアで注目されている実態に対してだ。 女性用風俗のセラピストや経営者と対話し、自身も男性用風俗の現場に飛び込んで調査した藤谷さんが語る、性風俗を通じて見えてくる男女の不均衡、そしてかわいそうな少女に欲情する社会の歪みとは……。(全2回の2回目/最初から読む) ◆◆◆ 女性と男性が求める「風俗で接客してもらいたいタイプ」の違い ――女性用風俗と男性用風俗の現場をそれぞれ見たり関係者に話を聞いたりして、「ここが違う」と感じたところはありますか? 本のなかでは利用客が求めるものが違うと書かれていましたが……
◆◆◆ 8thシングル「草原の人」(2002年)で初めて壁に突き当たり、つんく♂に相談した松浦亜弥だが、それでも当時、周囲の人たちに弱音を吐いたり泣いたりすることはなかったという。それは彼女に言わせると、《自分が一度〈やる〉って決めたことだったんで途中で投げ出せるわけないし、そんなことしたらたぶん一生自分のことを好きになれないと思った》からだった(『音楽と人』2007年1月号)。 世間のイメージとのギャップに葛藤 デビュー当時の松浦は「私はいつでもポジティブでいられる」と公言し、世間でも“いつも明るくて元気なあやや”というイメージが定着する。しかし、そのうちに、たとえくじけてしまうようなことがあっても、「笑顔でいなきゃいけない」と意識し、無理をしてでも笑うようになっていたらしい。それが18歳をすぎたころから、テレビの画面を通して見る“無理をして笑ってる私”が痛々しく思えてきたという。 そん
5月31日、東京・国立競技場。スタンドは6万2212人の観衆で埋まった。森保一監督率いる日本代表はアイスランドとの壮行試合を1-0で制し、A代表6連勝のまま北中米へ。スタンドの熱気をそのままに、森保ジャパンはW杯へ旅立ったのだ。 同じ日、韓国代表はすでにアメリカにいた。韓国国内での壮行試合を一切行わず、5月18日に出国。1990年イタリア大会から続いてきた「国内で試合を行ってから出発する」慣例を、36年ぶりに破ったのだ。韓国スポーツ紙「スターニュース」はこの出発を「逃げるように」と表現した。 それは決して言い過ぎではなかった。2025年10月、ソウル・ワールドカップスタジアム(収容約6万6000人)でブラジルに0-5で大敗した試合に6万3237人が集まった。ところが、4日後のパラグアイ戦、観客は2万2206人だった。2008年以来17年ぶりの同スタジアム最少記録。W杯前最後のホーム戦となっ
「旧清和会が2つに分裂している。しかも、よりによって命日に……」 そう嘆息するのは、旧清和会の閣僚経験者だ。安倍晋三元首相が凶弾に斃れてまもなく4年。故人を偲ぶ会を巡り、なんと“内ゲバ”が起きているという。 今年2月の衆院選で大勝した自民党。「5人衆」として旧清和会を率いた西村康稔選対委員長(63)、萩生田光一幹事長代行(62)も、高市政権下で裏金事件からの復権を遂げた。 裏金事件で1年間の党員資格停止処分を受けた康稔氏 「旧清和会の“裏金議員”は24年衆院選で27人が落選したものの、今年の衆院選でほぼ全員が復活。直後の2月25日には西村氏や萩生田氏が主催して会合を開き、約20人が集まりました」(政治部デスク) ただ、そんな西村氏らに反発する声もあるという。 「裏金事件の最中、責任を取らないどころか所属議員を冷たく扱った。自分たちだけ要職に返り咲いて『俺についてこい』と言われても、当時の不
2年前、娘は党から公認を取り消され、 自ら命を絶ちました。 その2カ月後に妻までも…。玉木代表は線香1本もあげてくれません。 「茉莉は夢と希望を抱いて政治活動に励みましたが、国民民主党からあっさりと切り捨てられました。無論、あの子が全て正しかったとは言いません。しかし、玉木代表に一片の情さえあれば、茉莉が死ぬことはなかった。私は、そう確信しています。 いまや、娘の無念を晴らせるのは私しかいません。当時は様々な報道が出ましたが、国民民主党の無慈悲な対応については、一切報じられていません。娘の死から2年近くが経ち、少しずつ心が落ち着いてきました。今回、私が知る真相をお伝えしたいと思います」 決意をもってそう語るのは、国民民主党から国政出馬を志していた故・高橋茉莉さん(享年27)の実父、勲氏(81)である。
疑惑の秘書は事実無根の陰謀論をぶっていた。そんな人物を右腕として重用し、国会でも「信じる」と強調した高市首相。果たして、彼女に国家の舵取りを任せていいのか。実は今、党内からも異論を唱える声が上がり始めている。 ▶高市側近は国旗損壊罪に反対、安倍ブレーン国家情報局に異議 ▶副首都法案にも自民中堅議員が「週刊文春」に「全員反対だ」 ▶消費税1%に今井参与「格付け下がる」、片山さつきも… ▶G7帰国後に言いたい放題「フランスの食事はイマイチ」
避けて通れないトピック「何者シンドローム」 まだ何者にもなれていない。何者にもなれなかった。そんな言葉をよく耳にする。しかし、言葉を発する者から、何者かになりたい欲望が沸々と湧いてくる様子は窺えない。にもかかわらず、何者でもない自分を責め、意気消沈したり、焦ったりしているのだ。 なぜ、そんな風に感じてしまうのか。正確には、なぜ、そんな風に「感じさせられて」しまうのか。 仕事とは、働くとはどういうことかを私なりに紐解いていくのがこの連載だ。その過程で、この「何者シンドローム」は避けて通れないトピックである。「である」とか真面目に書いてしまったけれど、ちょっとここは一旦落ち着いて考えてみましょうよ、という気持ちでいっぱいなのだ。 そもそも「何者」とは、どんな状態を指すのだろう。「そんなの誰だってわかるでしょ、すごい人のことよ」と呆れないでほしい。非常にまどろっこしく感じるかもしれないが、「何者
国民・玉木氏は「『立法府の総意』は無視ということか」と… たとえば読売新聞の社説が興味深かった。皇室典範改正をめぐる「立法府の総意」に疑問を呈した。重要な論点で認識の違いが残る以上、「こうした食い違いを抱えたままでは『立法府の総意』とは言えまい」と書き、「議論仕切り直せ」とした(6月9日)。 気になったのは、「立法府の総意」がまとまったとされた直後の動きだ。皇族数確保をめぐり、高市首相は自民・維新で制度設計を詰めるよう求めたという。すると野党からは「何年もかけて積み上げた『立法府の総意』は何だったのか」という声が上がった。玉木雄一郎氏はXに「『立法府の総意』は無視ということか」とポストした。 不思議なのは、ようやく「総意」がまとまったと言われた直後に、その総意の外側で話が進み始めたように見えることである。 この構図について、毎日新聞の伊藤智永氏は興味深い指摘をしていた。国旗損壊罪や皇室典範
「女性天皇に賛成」が93.1% 結果は、「女性天皇に賛成」が93.1%、「女系天皇に賛成」が88.9%、「女性皇族の身分維持に賛成」が80.1%と、いずれも賛成が圧倒的多数を占めた。 賛成理由としては、「性別で役割が制限されることに違和感がある」「国連からも男女平等を保障するため勧告されている」といった意見や、雅子さまが苦しまれた「お世継ぎ」の重圧を懸念する声が上がった。 一方、反対派からは「長い歴史の中で守られてきた原理を重視すべき」といった伝統を重んじる主張や、女性皇族の身分維持に伴う財政的な負担を懸念する声が寄せられた。 自民党の姿勢に問題意識も さらに、「自民党の多くの政治家が男系男子に強くこだわるのは、何らかの政治的な目的や利益があるからではないか」、「断絶の危機は自民党案のような『性別』にこだわり続けてきたから起きた。『養子縁組』のような付け焼刃の対症療法では、同じ議論が繰り返
1996年の放送開始以来ずっと『名探偵コナン』の毛利蘭を演じ続けていた山崎和佳奈の逝去が発表されたのは、2026年5月半ばのことだった。怒りをこめて振り返らないで、というオアシスの曲を思い出したのは、2月に体調不良による休養を発表したばかりの彼女の死が伝えられるという衝撃が多くのファンの間を走り抜け、湧き上がるSNSでの悲しみの中に、悔恨や哀惜、そしてかすかな怒りも混じっていたからだ。 「間に合わなかった、とうとう間に合わなくなってしまった」 SNSではそうした声がいくつもあがっていた。間に合わなかったのは言うまでもなく、『名探偵コナン』という、いまや日本を代表する作品となった物語の完結のことだ。そして予期せぬ訃報の前から、ファンの間では国民的コンテンツとして巨大化する一方で、作画やキャラクターの扱いについて疑問や不安をつぶやく小さな声が上がっていた。そうした小さな声が、喪失の悲しみと合流
細木は陽明学者の安岡正篤に急接近 ドラマでは占いの師匠とされた女性が「はっきり言って迷惑です」と、細木の生き様に苦言を呈する場面がある。モデルは著名占術家の神(じん)煕(き)玲(れい)(故人)だ。弟子の鯉沼寿慈(ひさよし)が明かす。 「細木さんは、神先生の主宰する『真理占星学』の資料を持ち出し、勝手に占いの本を出版したのです。神先生は晩年も怒りを隠しませんでした。普段はとても穏やかですが、彼女の不義理を語る時は、口調が荒く、早口になりました」
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