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都知事選
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「見直す議論が出ても良い」 トヨタでは、7つの車種について6つの試験で不正が発覚し、現在生産中の「ヤリスクロス」「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」の3車種は7月以降も生産停止の状況が続いている。インタビューで豊田氏は認証制度についての率直な考えを吐露している。 トヨタ本社に立ち入り検査する国交省職員 🄫時事通信社 〈認証制度は絶対に守らなければいけない制度です。ただ、例えば、今回トヨタがやっていた試験では、クルマの後ろから重い台車をぶつけるテストがありましたが、基準より700キロ重い台車をぶつけたんです。それでそのデータを使った。これはアメリカの基準を意識したものでした。だけど日本の制度は「1100キロでやりなさい」となっているから、1800キロでやるのは法令違反。(中略) 厳しい条件で試験を行っても、日本の法規に沿っていなければ法令違反と認定されます。このルールは見直しません
自民党に縁のある重鎮たちが応援 「初日から都内10カ所以上を演説行脚した石丸氏ですが、目立つのが自民党に縁のある重鎮たち。元自民党政調会長室長の田村重信氏(71)も応援マイクを握った。“ジジ殺し”の異名が付いています」(都政担当記者) 選対本部長を務めるのは、自民党都連最高顧問の深谷隆司元通産相の娘婿、小田全宏(ぜんこう)氏(65)だ。記憶術に関するセミナーを長年続けており、安倍晋三夫妻とも親交があった。小田氏が言う。 「僕も石丸さんのYouTube見てたんです。今は自民党も『良い政党』と表で言えないところがある。元々昭恵夫人が僕の記憶術のセミナーに来て、その後安倍さんとも親しくなりました」 その石丸応援団の中核が、安倍氏とも付き合いのあった鳥羽氏。そして、鳥羽氏が招聘した選対事務局長の藤川晋之助氏(70)だ。2人は揃って小誌の取材に応じた。
石丸伸二氏 ©時事通信社 安芸高田市出身、3人きょうだいの次男として育った 安芸高田市出身の石丸氏。父はバス会社、母はパート勤務で、3人きょうだいの次男として育った。 「幼稚園の頃から自分の意見を言える子で、頭も凄く良かった。でも友達を言い負かしたりするタイプではなかったんよ」(同級生の母) 県立高校に進み、同校から初の京大合格。仕送りナシ、奨学金とバイトで暮らす苦学生で、「安定して稼ぐ」と三菱東京UFJ銀行(当時)に就職。アナリストとしてNYにも駐在した。 銀行を退職し、市長選に出馬 転機は2020年。河井克行元法相から現金を受け取り、当時の安芸高田市長が就任僅か3カ月で辞職したことだ。副市長が無投票で次期市長に選出見込みとの報道に「おかしい」と感じ、銀行を退職。東京から故郷に舞い戻って出馬した。 「何の準備も無いっていうから無理よって。でも演説も巧いし、1週間で風向きが変わってね」(支
「一人の政治家を有権者が選ぶ」という意味では日本最大の選挙区になっている東京都都知事選。蓋を開けてみたら無難に現職・小池百合子さん勝利でゼロ打ちでした。小池百合子さん、都知事当選おめでとうございます。また、すべての候補者、陣営の皆さま、また選管や警視庁、都庁・各自治体の皆さまも諸事ご対応賜りまして、ありがとうございます。お疲れさまでした。 2位じゃダメなんですかの蓮舫さんが石丸伸二さんにまくられて3位転落という15年ごしの伏線回収もありました。ネットでも街角でも蓮舫さんを応援していた支持者の皆さんは、いまどんな気持ちなんでしょうか。 ©時事通信 石丸伸二さんに勤労層無党派を奪われしんどい選挙戦に あまりに共産党に寄り過ぎて志位じゃダメなんですかって話なのかもしれませんが、自治体別の得票数で見ると小金井市、東大和市、清瀬市、日ノ出町、檜原村など東京都下の高齢化に悩む地域と島嶼部で2位蓮舫でし
盤石の戦いを終えた小池百合子さんの一番の問題点は、今回特に明確でしたが「いまの都知事(のやってきた政策)は支持しているが、別に小池百合子は支持していない」という点です。 言い方を変えれば、役職と人物とが有権者の評価からは切り離されていて、政策に満足はしているけど、小池百合子さんが良いとは思わない、という都民が2割ぐらいいて、その人たちが概ね小池百合子さんに投票しているのです。「まあいいか」ってやつでしょうか。 あまり愛されない小池百合子さん。それでも蓮舫さんよりは… いわば、現状にそれほど不満のない都民が現状維持票として小池百合子さんに仕方なく投票したのであって、どの調査を見ても「小池百合子さんが絶対に良い」「小池百合子さんが大好き」という層はそう多くありません(それでも蓮舫さんよりは愛されています)。 ©時事通信 裏を返すと、小池百合子さんが都知事選において都民から揺るぎない票数を得て圧
24歳になった「天皇たんおめツイート炎上女子」 ――24歳になった今は、どんな生活を? くりおね 名古屋のキャバクラで働いています。働くこと自体は好きですね。でも、仕事に慣れたら飽きちゃう自分もいるんです。働き始めのときは毎回、“新しい自分!”みたいな気分で、世界がキラキラしてて、めっちゃ楽しい。それが慣れて「やらなきゃいけないこと」に変わった瞬間、やる気を失います。だからどの仕事も長続きしないんですけど。 ――実家は鹿児島ですが、名古屋に引っ越した理由は? くりおね 特に理由はなく、なんとなく。名古屋に引っ越して感じるのが、都会では“変わった人”が歓迎されるということですよね。 実家は最寄りのコンビニまで歩いて40分もかかるほどの田舎なんです。そんな田舎だと目立つ人は“ひがみの対象”になりやすいというか。鹿児島時代は自分からSNSの話をしなくても、なぜか「あいつはフォロワーが多くて気取っ
日本で第二の都市は、という話になると、だいたい手を挙げるのが大阪である。確かに、大阪は日本三大都市の一角を占める押しも押されもせぬ日本を代表する大都市だ。そこに疑う余地はない。 だがしかし。こと人口という点に限って言うならば、大阪は第二の都市ではない。大阪市の人口は約280万人。ところが、本当の“第二の都市”横浜はというと、実に約380万人もの人が暮らしているのだ。東京から近いということもあって、“首都圏”としてひとくくりにされてしまいがちだが、人口面だけで言うならば、横浜こそが圧倒的な日本第二の都市なのである。 380万人もの人が住んでいるのだから、横浜という都市にはいくつもの中心的な町がある。横浜駅という巨大ターミナルを中心とする一帯だけでなく、いわゆる“副都心”が周りを取り囲んで成り立っているのだ。たとえば、鶴見や戸塚もそうした副都心のひとつ。そして、そうしたいくつかの副都心の中に、
「天皇たんおめツイート」の真相 ――まず「天皇たんおめツイート」について。9年前、どのような気持ちであれを……? くりおね 天皇誕生日って、日本だと祝日ですよね。もともと私の家は記念日や祝日といったお祝いごとが好きなんです。だから天皇誕生日もあまり深くは考えず、七夕だから短冊飾ったみたいな感じでお祝いツイートをしたんです。こう言っちゃうと、また叩かれるのかもしれないですけど。 ――9年前の投稿画像には、天皇陛下の写真をハートで囲み、「祝82才♡♡ 我らが天皇♡♡」と手書きメッセージを添えて。さらにセーラームーンのスタンプと「HAPPY BIRTHDAY」というセリフもデコレーションしていました。 天皇たんおめツイートを投稿する様子(写真:Instagramより) くりおね 当時、高校生の間で、誕生日デコが流行っていたんですよね。それで天皇にも同じことをしたら面白いかなと思って。でも別に私が
マインドコントロール下に置かれた一家6人が互いを拷問・虐殺…日本犯罪史上でも類を見ない凶悪事件「北九州監禁殺人事件」はなぜ起きたのか? 主犯・松永太死刑囚と共犯者・緒方純子の出会いを、新刊『世界の殺人カップル』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 松永太死刑囚(中学時代の卒業アルバムより/写真提供:小野一光) ◆◆◆ 家族同士が互いを虐待し殺し合う壮絶事件 1997年から1998年にかけ、家族同士が互いを虐待し殺し合う日本犯罪史上に刻まれる凄惨な事件が起きた。いわゆる北九州監禁殺人事件。そのあまりにショッキングな内容からメディアが報道を控えた本事件は全て主犯の松永太のマインドコントロール下で行われたものだ。共犯の緒方純子が妻子ある松永と男女関係になったのも、緒方家の財産が根こそぎ奪われたのも、緒方の両親・妹を含む一族6人が死亡したのも、そこには松永の類い希な
――今日はお時間いただきありがとうございます。 九条林檎(以下、林檎) ごきげんよう、我に何か聞きたいことがあるとか? ――VTuberの急な活動休止が続くのが気になっていて、その理由とも言われる「喰われる」現象について教えてください。 林檎 「喰われる」は我が発明した言葉というわけではなくてな。5年もVTuberとして活動する中で、周りで体調を崩して活動を続けられなくなってしまう方をそれなりに見てきたのだが、そういう時に「あの子、喰われちゃったみたい」というような形で我の周りで使われていた言葉なのだ。 ――「喰われ」てしまうと、具体的にはどんな症状が現れるのでしょう。 林檎 周りからみてこれと分かるものは多くないが、一目でわかるほどに元気がない、というのもわかりやすい兆候の1つだな。VTuberの世界は声優業界とも隣接しているので、しっかりと挨拶をする人が多い。その中に「おはようございま
北海道に住む小学校3年生のサトルくん(仮名・当時8歳)が、近所の住宅街にある小さな公園内で、中学1年の男子生徒Aから繰り返しわいせつな行為を受ける事件が2021年に起きていた。 サトルくんは精神的ダメージを受けて「死にたい」「中学生になりたくない」と話すようになり、病院で「適応障害」の診断を受けた。ことの発端は、地元の野球チームだった……。 Aはサトルくんと同じ小学校出身で、地元の野球チームの4学年先輩でもあった。Aとサトルくんの出会いを母親はこう語る。 「私たちが引越してきたときに、近所で野球の練習していたのが加害者のAでした。Aが毎日練習している姿を見たのがきっかけで、サトルくんは野球チームに入りたいと思うようになっていたようです。ある日小学校で野球チームのメンバー募集のチラシを見つけてきて、運動は苦手だけどチャレンジしてみようということでチームに入りました」 「俺の下半身を見ろ。お前
2018年4月、未成年者に対する強制わいせつの容疑で書類送検された山口達也(52)は謝罪会見で、「私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」と甘い発言を繰り返し、世間から激しいバッシングを受けた。 その5月1日に起訴猶予処分が決定したことを受けて、翌2日、城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の4人が会見を開いた。 セッティングも、山口さんの会見とは違った 5月2日、連帯責任として都内ホテルで謝罪会見を開いた4人は、席の前に立つと、被害者とその家族にそしてファンや関係者らに謝罪、揃って深々と頭を下げる。リーダーの城島さんが会見を開いた意図を説明する間、松岡さんは怖い顔で目を見開きまっすぐ前を見つめ、長瀬さんは視線を落としていた。
医師から通告されたのは余命4ヶ月、ステージ4のがん…。66歳で難病と戦うことを余儀なくされた経済アナリストの森永卓郎さん。なぜ病魔の存在に気づけなかったのか? そして余命通告はその後の生き方をどう変えたのか? 新刊『がん闘病日記』(三五館シンシャ)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 医師からそう告げられたのは、2023年11月8日のことだった。余命4カ月の通告だった。 それまで私は、数カ月に一度のペースで、近所の糖尿病専門クリニックに通って、定期検査を受けていた。糖尿病自体は、ライザップで行なった低糖質ダイエットの成果で、7年も前に完治していたのだが、念には念を入れて、検査だけはずっと続けていたのだ。 その検査で、糖尿病の主治医が「一度、人間ドックを受けたほうがよい」というアドバイスをしてくれた。私の体重が、平時よりも5キロほど減っていたからだ。 当時、私は仕事が集
「容体が急変したのは、その日の夜からだった。気持ちが悪くなり、モノが食べられなくなり、寝込んでしまった。その後、体調はどんどん悪化し、最悪の状態に陥ったのは、2日後の12月29日だった」…ステージ4のがん治療のため、抗がん剤治療を受けるも、薬との相性が悪かった森永卓郎さん。森永さんがそこで見た「死を予感した光景」とは? 新刊『がん闘病日記』(三五館シンシャ)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 森永卓郎さんが教えてくれた「がん治療」の大変さとは? 写真はイメージ ©getty ◆◆◆ 抗がん剤で死にかける がんの治療は、摘出手術や放射線治療などもあるのだが、私の場合は、どこにがんがあるかわからないのだから、そもそも手術や放射線治療はできない。唯一の選択肢は、化学療法、つまり抗がん剤治療だった。 抗がん剤は、がんの部位によって種類が分かれている。私の場合は、「ゲムシタビ
猟友会が辞退「ハンターを馬鹿にしている」 ことの発端は2024年5月21日夕方、HTB(北海道テレビ)が以下のようなタイトルで報じたニュースにある。 〈猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町〉 札幌の町中に出没した158キロのオス ©時事通信社 奈井江町は札幌と旭川のほぼ中間に位置する人口約4700人の小さな町だ。その奈井江町が、町内でヒグマなどが出没した際の対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を地元の猟友会に呼びかけたところ、報酬面などで折り合いがつかず、猟友会がこれを辞退したという。ニュースの中で、山岸は辞退の理由をこう語っていた。 〈やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない〉 町側が提示した実施隊の日当は4800円、ヒグマ対策の場合は37
〈猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町〉 奈井江町は札幌と旭川のほぼ中間に位置する人口約4700人の小さな町だ。その奈井江町が、町内でヒグマなどが出没した際の対応を担う「鳥獣被害対策実施隊」への参加を地元の猟友会に呼びかけたところ、報酬面などで折り合いがつかず、猟友会がこれを辞退したという。5月21日にHTB(北海道テレビ)が報じたニュースの中で、北海道猟友会砂川支部奈井江部会で部会長を務めるハンターの山岸辰人(72)は辞退の理由をこう語っていた。 〈やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない〉 ヒグマ(北海道斜里町) ©時事通信社 町側が提示した実施隊の日当は4800円、ヒグマ対策の場合は3700円を加給、発砲した場合は1800円が加給されて最大
7月2日、大手出版社KADOKAWAは〈当社グループの保有する情報をさらに流出させたと主張していることを、確認いたしました〉とプレスリリースで発表した。 KADOKAWAを巡っては、6月8日以降、ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことが明らかになっている。ランサムウェアとは、内部データを暗号化し、復元と引き換えに「身代金」を要求する悪意あるソフトウェアのことだ。
現職の小池百合子都知事(71)が、前参院議員の蓮舫氏(56)らをリードする展開の東京都知事選(7月7日投開票)。2期8年に及ぶ小池都政の在り方が問われる中、「週刊文春」は、部署別の超過勤務状況を取りまとめた内部文書を入手した。小池氏は2016年の都知事選で「残業ゼロ」などの公約を掲げていたが、文書からは都庁職員の残業時間が労働基準法で定められた上限を超えていることが窺え、波紋を呼びそうだ。 総務局人事部職員支援課長が各局長らに宛てた文書 3選を狙う小池氏が2016年の都知事選で掲げた公約が、「7つのゼロ」だった。「待機児童」など7項目のゼロを目指すとしたが、実際にゼロを達成したのは、「ペット殺処分」のみ。「残業」については、都職員1人あたりの平均残業時間は13.5時間(2015年度)から、16.8時間(2022年度)へと逆に増加している。 今回、「週刊文春」が入手したのは、総務局人事部職員
なぜ日本では「荒唐無稽な噓」が通ってしまうのか。小池百合子都知事が、これだけの疑惑をもたれながら、なぜマスコミでは大々的に報じられないのか。4年前の都知事選でも、まったく同じ光景があった。ベストセラー『女帝・小池百合子』の著者が指摘する、大手メディアの罪とは? ◆◆◆ 自著から見えてきた「綻び」 彼女の「自分語り」の白眉と言えるのは、「カイロ大学を首席卒業した」という学歴である。しかし、カイロ大学はエジプトの国立名門大学で、授業はアラビア語の古語にあたる文語(フスハー)で行われる。文語の習得はアラビア語を母語とするエジプト人でも容易ではなく、4人に1人は留年すると彼女自身が自著に書いている。ゆえにカイロ大学を卒業できた日本人はまずいない、と。しかし、彼女は「4年間でカイロ大学を首席卒業した」と語っているのだ。学生数は10万人である。ずば抜けた天才であったのか。ところが、彼女の自著、『振り袖
松井稼頭央監督(48)の電撃休養から早1カ月。渡辺久信GM監督代行(58)に指揮が移っても低迷が続く埼玉西武ライオンズ。そんな中、新しく4番に抜擢されたのは「甲子園の申し子」こと外野手の岸潤一郎(27)。だが、彼には西武を支える新主砲とは“別の顔”があり――。 兵庫県尼崎市出身の岸は、小学校3年生から野球をはじめ、名門・明徳義塾に進学。「エースで4番」の金看板を引っ提げて、通算4度甲子園に出場した。 だが、その後の野球人生は苦難の連続だった。拓殖大学に進んだが、右肘の怪我などが原因で3年時に退部。大学も中退せざるをえなかった。だが、野球への思いを断ち切れず、2018年に独立リーグ・徳島インディゴソックスに入団する。
北海道旭川市で起きた17歳女子高生殺害事件。殺人容疑で再逮捕された“性欲モンスター”内田梨瑚の供述から、北海道警が震撼する事実が浮上したが、ひた隠しにされているという。事件の裏に潜む「闇」を照らす衝撃のスクープ。 北海道旭川市3条通6丁目界隈は、地名をなぞり「3・6(サンロク)街」という通称で道民に親しまれている。ススキノに次ぐ道内第2の歓楽街には、約1000軒の飲食店がひしめき合い、週末になると煌びやかなネオンに包まれ、観光客や地元の酔客、若い客引きらが交錯する。 この街を拠点とする若者中心の不良グループが「サンロクキッズ」だ。殺人の疑いで北海道警に再逮捕された旭川市の無職・内田梨瑚(りこ)容疑者(21)もその一員とされる。そんな旭川きってのワルとして名を馳せた内田は、許されざる人物と関係を結んでいた――。
なぜ日本では「荒唐無稽な噓」が通ってしまうのか。小池都知事が、これだけの疑惑をもたれながら非難をかわしてしまえる理由はどこにあるのか? ベストセラー『女帝・小池百合子』の著者が指摘する、大手メディアの罪。 真実を知りすぎた同居女性 「小池百合子さんはカイロ大学を卒業していません」――。 その衝撃的な手紙を私が受け取ったのは2018年2月のことだった(1月末に「文藝春秋」編集部に届いた)。 送り主は私の知らない名前。だが、私もこの女性のことを長く探し続けていた。早川玲子さん(仮名)。小池百合子都知事と約2年間、カイロで同居していた女性である。 小池はこの同居女性の存在を自著で一貫して伏せている。なぜか。それは早川さんが若き日の小池の真実を知り過ぎているからである。 2016年7月31日に行われた都知事選で小池は自民党を敵として戦い、自民党推薦の増田寛也に大差をつけて圧勝した。 選挙後も人気は
今年4月、北海道・旭川市で17歳の女子高校生が橋から落とされて殺害された事件。殺人の疑いで再逮捕された内田梨瑚容疑者(21)と同事件を担当していた北海道警旭川中央署のX警部補が不倫関係にあったことが「週刊文春」の取材でわかった。旭川中央署の署長は取材に対し否定せず、北海道警本部は「個別具体的な内容については、回答を差し控えます」とした。2人の不倫関係が殺人事件の捜査に影響を及ぼさなかったか、今後、道警には詳しい説明が求められるだろう。 ◇◇◇ 「女子高生を橋に置いてきただけ。突き落としていない」と供述 留萌市の女子高生・村山月(るな)さん(17)を、旭川市内の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の神居大橋から10メートル下の石狩川に突き落とし溺死させたとして、内田とA子容疑者(19)が再逮捕されてから約3週間が経過した。 “性欲モンスター”内田梨瑚容疑者 「村山さんが内田の写真を勝手にSNSに
「マコさん、おかしいよ」 この話をすると、みんなにそう言われるから最近は黙っているんですけど……私、空を飛ぶ夢をよく見るんです。ダーーッと、かなりのスピードで飛んでますので、向こうから鳥がきたり、飛行機がきたりして、危ない。だからその下をうまくガガーッと潜り抜けて、「うまいこと抜けたな」なんて思うの。「ドラゴンボール」の孫悟空になりきって「舞空術」を夢の中でやっているんでしょうね。長年、同じ夢を見ているから、かなりの腕前。この秋に88歳になるようですけど、そんな調子で大人になりきれず、生まれっ放しみたいに生きてきました。 「またな!」のポーズでパシャリ ©文藝春秋 政治や、経済や、常識的な大人たちの会話を聞いていると、感心しちゃいます。「すごいな、みんな。こんなこと考えながら生きてるんだ」って。気取ったところへ行くと、無口になります。どう喋ったらいいか分からない。自分の気持ちや言い
45歳のとき、20年勤めた大企業・デンソーを早期退職した畔柳茂樹さん。ブルーベリー農園『ブルーベリーファームおかざき』を開業し、売上5000万円達成。今では、ひと夏に1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなっている。 そんな畔柳さんは、なぜ大企業を辞める決意をしたのか。会社員時代、どんな苦悩や葛藤を抱えていたのだろうか。ここでは、畔柳さんの著書『会社から逃げる勇気 - デンソーと農園経営から得た教訓 -』(ワニブックス)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の2回目/1回目から続く) うつ病を身近に感じる 事態はますます深刻になった。自分の体に起きた変調は、眠れないことだけにとどまらなかった。自分の不甲斐なさや将来の見通しが立たないことへのやり切れなさを強く感じるようになり、気持ちがどんどん自分の内側に向き始め、「なんてダメな自分なんだ」と自分で自分を責めるようなった。自宅から最寄りの駅
自民党の菅義偉前首相は6月23日に「文藝春秋電子版」のオンライン番組に出演し、岸田首相の政治責任に言及した。党派閥の政治資金問題への対応がその要因だと強調したのである。 菅氏は昨年も月刊誌「文藝春秋」(2023年2月号)のインタビューで岸田首相批判をしていた。 《皆さんの中には、国民の声が政治に届きにくいと感じている方も多いと思います。》 素晴らしい! しかし一方で「どの口が言う?」とも思う。首相当時にあれだけ説明不足と言われた人が何を言っているのだろう。見えてくるのは「私怨」だ。3年前を振り返ろう。 やっていることは“怨念政治” 2021年8月末。支持率が著しく低下した菅首相は9月に予定される自民党総裁選に出るか注目されていた。菅氏では今後の選挙が戦えないと党内から言われていたからだ。そんな菅氏を尻目に早々に立候補を表明した岸田氏は自分が総裁になったら二階幹事長を再任しないという先制パン
45歳のとき、20年勤めた大企業・デンソーを早期退職した畔柳茂樹さん。ブルーベリー農園『ブルーベリーファームおかざき』を開業し、売上5000万円達成。今では、ひと夏に1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなっている。 そんな畔柳さんは、なぜ大企業を辞める決意をしたのか。会社員時代、どんな苦悩や葛藤を抱えていたのだろうか。ここでは、畔柳さんの著書『会社から逃げる勇気 - デンソーと農園経営から得た教訓 -』(ワニブックス)より一部を抜粋して紹介する。(全2回の1回目/2回目に続く) もう組合は守ってくれない…課長になったら地獄だった 2003年1月課長に昇格。本来は昇格したのだから嬉しいはずだが、私に限ってはまったくそんな気持ちは微塵も感じなかった。前年から仕事内容が大きく変わり、ただでさえ要領がつかめず、あたふたすることが多かった中での昇格であり、またその仕事柄、年初から3月いっぱいが
「恥を知れ! 恥を!」 “居眠り市議”らに放った一言は広島の田舎町を全国区に押し上げ、市の公式YouTubeの登録者数は人口の10倍、約27万に到達。そんな前安芸高田市長が、都知事選に殴り込みをかける。石丸伸二氏(41)。この男、一体、何者なのか?
4月19日、留萌市の女子高生・村山月(むらやまるな)さん(17)を旭川市の渓谷「神居古潭(かむいこたん)」の橋上から10メートル下の石狩川に突き落とし、溺死させたとして北海道警に再逮捕された無職の内田梨瑚(うちだりこ)容疑者(21)。 「4月18日、内田は自身の画像を勝手にSNSで使われたことに腹を立て、村山さんに金銭を要求。村山さんが電子マネー10万円の送金に失敗したため、内田らのグループ4人と村山さんは留萌市内の道の駅で合流し、村山さんを旭川市まで車で連れ回した。 村山さんが道中のコンビニ店員に助けを求めると、内田は店員に対し『この子はおかしくなっているから取り合わなくていい』などと言いくるめている。そして19日未明、神居古潭の『神居大橋』で自らが“舎弟”と呼ぶA子容疑者とともに犯行に及んだ」(社会部記者) 女子高生の遺体が見つかった旭川市の渓谷『神居古潭』 供述には食い違いが 内田は
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