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これまでオウンドメディアのパイロット版コンテンツ制作みたいなことを何件か手伝った経験がある。それを踏まえてひとつ言えるのは、どんな形であれ企業が「メディア」的なものをつくるためには、やはり“中の人”が意思を持ってディレクションすることが必須だということ。 ただし、“中の人”といっても企業のソーシャルメディア活用のように、読者に対して人格が見えるアクティビティをしろというわけではない。もっとシンプルに「編集長」である自覚を持つということだ。 実際に企画や編集や制作や執筆などの実務は、外部リソースをいくらでも使えばいい。だが、それをジャッジするのは自分だという自覚を中の人が持ち、そしてその自覚と意志をスタッフに示さなければ、周りがみんな途方に暮れてしまう。 「これって私は違うと思う」 「これこれこういう理由で、こうしました」 「やっぱり私は違うと思う」 「じゃあ、どうしましょう?」 「うーん」
▼ レノボ・大和研究所見学ツアーに参加してきた 無期限夏休みを満喫しまくって、飲み会やらイベントやらにいそいそ出かけている毎日ですが、先日はレノボ・ジャパンのご招待で大和研究所の見学に行ってきた。 大和研究所といえば、IBM時代からThinkPadの開発拠点として、ThinkPadユーザーだけでなくリアルモバイラーの聖地とも言われているところ。前職でパソコン関係の記者なんてやっていながら、実は大和研究所を訪れるのは今回が初めてだったりする。大和研究所の噂は、取材なんかで行ったことのある人間からいろいろと聞いていたので、見学をヒジョーに楽しみにしていた。 なんでそんなに楽しみにしていたかっていうと、ThinkPadユーザーだからってことに加えて、ThinkPadの開発風景が他のメーカーとは全然違うものだって聞いていたから。ThinkPadユーザーがThinkPadを選ぶ理由の1つに「頑丈さ」
▼ 雑誌の記事をネットで公開するには? あるところで、雑誌の記事がどうしてネットで公開できないのか、というのが話題になっていたので、それに関してちょっと書いておこう。 技術的なことについては雑誌や出版社、編集部ごとにいろいろあるだろうけど、僕が関わっていた雑誌はとても簡単だ。完全データ入稿のDTPでCTPだったので、最終的の紙面イメージはQuarkのデータとしてあるから、クリック一発でPDFができてしまう。実際、著者校正なんかはこうやって作ったPDFをメールで送っていた。これはホントにラクチン。 障害になるのはやっぱり権利関係。雑誌の「誌面」ってのは出版社だけの著作物じゃないんですよ。原稿を執筆した筆者の著作権。写真を取ったカメラマンの著作権。イラストを描いたイラストレータの著作権。そしてデザイナーが行なった紙面デザイン、編集者による編集にも著作権が発生する。 つまり、一冊の雑誌の1つの記
▼ 〔訂正〕京浜東北線の液晶ディスプレイがワイドになっていた ※最初「山手線」って書いてたけど、写真をよくよく見たら「京浜東北線」だったんで訂正。最近は秋葉原〜田町でしか乗らないのでごっちゃになっていた(;´Д`) ※2 さらに追記。識者によるとこの車両はE233-1000だそうで、2007年12月から導入されたものだとか。 先週くらいに京浜東北線山手線に乗っていたら気がついたんだけど、扉の上にある液晶ディスプレイがワイドタイプになっていた。たぶん16対9サイズ。 このディスプレイ、たぶん国内でのデジタルサイネージ利用としてはもっとも成功した例だと思うけど、スペックも徐々に進化してきている。記憶をたどるとたぶん、NTSCアナログ→VGAデジタル→SVGAデジタル→WSVGAデジタルっていう4段階くらいの進化をたどっている気がする。 初めはNTSCサイズのアナログ出力で、普通のビデオ素材のC
唐沢なをきの『まんが極道』が、そーとー面白い。このおもしろさは人に伝えられずにいられない! 唐沢といえば『カスミ伝』シリーズで、マンガの技法的を逆手に取って徹底的に遊びまくるメタ・マンガをやっていたけど、『まんが極道』はマンガ業界そのものの内幕をルポタージュ的に扱いつつギャグにするという、かなりスリリングな内容。 ちょっとマンガに詳しければ、下書きのまま雑誌に掲載とか、女性マンガ家の枕営業とか、SFマンガの不遇とか、宗教に走ったマンガ家とか、アシスタントに手を出すマンガ家とか、そんなような話しはあたりまえに知っているだろうけど、それをそのまんまマンガのネタにしてるんだもんなぁ。スゲェ。 だって、作中に出てくるマンガ家は全然ありそうもない変な名前を付けたり、絵柄もまったく違うものにしたりして、特定のマンガ家を想像させないようにしているのに、実際に読んでいると、どうしても現実のマンガ家を思い浮
▼ 八谷和彦「OpenSky 2.0」に行ってきた! ポスペでおなじみの八谷和彦さんの展示会「OpenSky 2.0」に行ってきた。 OpenSkyってのは、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』に出てくるグライダー「メーヴェ」のイメージを元に、一人乗り飛行機を作ってしまおうというもの。2003年にはじめた1/2サイズのラジコン機によるテストを皮切りに、今年の夏にはついに実機を人力で引っ張って凧のように滑空させるところまでこぎ着けている。 今回の展示会は、このプロジェクトに関する経緯と機材とを、出来るだけ多く展示している。最初の1/2のラジコン・メーヴェも、実際にテスト飛行を行なった実機も、実機製作のための設計図、治具、製図台、写真、映像、などなど、とにかく展示出来る限りの資料を集めてある。 そして、ものすごくラッキーなことに八谷さん本人による解説付きで、展示を見ることが出来たのだ。いやいや、今年最
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