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2026年9月現在、各ベンダーやアカデミアではITエンジニア向けの無料講座を開講しています。最新技術や開発トレンドを獲得し、自身の開発に活用する絶好の機会です。今回は、その中でも特に注目すべき5つの講座をご紹介します。(※なお、掲載情報は2026年9月7日時点の公開情報に基づくため、講座内容は変更される可能性があります。公式サイトの最新情報を参照してください) DeepLearning.AI: ChatGPT Prompt Engineering for Developers プロンプトエンジニアリングの入門講座です。大規模言語モデル(LLM)の仕組みや効果的なプロンプトの設計手法を、PythonによるAPI呼び出しを通じて実践的に学べます。自社のアプリケーションに最新の生成AI機能を追加したいソフトウェアエンジニアにおすすめのコンテンツです。 主に学べる技術:プロンプトエンジニアリング、
8月28日、htmxチームは軽量JavaScriptライブラリ「htmx」の最新版「htmx 4.0.0」をリリースした。 2.xと4.xの動作上の違いは比較的小さく、ユーザーから見るとほぼ同じだという。内部的にはXMLHttpRequestからfetch()へ移行したものの、ほとんどのユーザーにその違いは意識されない。htmx 4.0.0の主要な変更点は3つ。 一つは、属性の継承がデフォルトでは暗黙的ではなく明示的になった点。htmx 4 では、属性名の後に:inheritedを追加して 明示的に指定しない限り、属性は継承されない。 二つ目はhtmxイベント名が標準化され整理された点。もう一つは、サポート上の問題の原因となっていた履歴機能localStorageをデフォルトで使用しなくなった点である。 また、注目の新機能として、「Morph Swaps」の追加が挙げられる。innerMo
AIコーディングが急速に普及し、ソフトウェア開発の現場は大きく変化した。企業のエンジニア採用では即戦力となるリーダー・マネージャークラスのニーズが高まる一方、育成コストがかかるジュニア層や新卒の採用を抑制する動きも見られる。しかし、コードを書く作業が自動化されたからといって、人間のエンジニアや若手育成の価値が失われたわけではない。これからのエンジニアには、どのような能力が求められ、企業はAI時代の若手教育にどう向き合うべきなのか。本記事では、神山まるごと高等専門学校(以下、神山まるごと高専)の教授で、IPAの未踏事業や株式会社リクルートでの実務にも携わる竹迫良範氏に取材を実施。OSS開発やセキュリティ、未踏事業、そして学校教育と民間企業の現場の双方を知る同氏に、AI時代のエンジニアに必要な能力と、企業の教育担当者が持つべきマインドセットについて話を伺った。 神山まるごと高専 デザイン・エン
CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
本連載は、生成AIを相棒にオープンソースロボット「スタックチャン」の個人開発に挑戦する入門講座です。前回では、家族で楽しめる機能を生成AIと考え、「手拍子に合わせて踊るスタックチャン」を連載の題材に決めました。手拍子で踊るには、音を聞く、タイミングを決める、顔や光で反応する、首を動かす、といった処理が必要です。この連載では、それぞれを1つずつ実装し、最後に1つの動きへまとめていきます。第2回では、実際にスタックチャンを動かす際の環境構築と、LEDを点滅させる「Lチカ」を解説します。 はじめに 前回は、家族で楽しめる機能を生成AIと考え、「手拍子に合わせて踊るスタックチャン」を連載の題材に決めました。手拍子で踊るには、音を聞く、タイミングを決める、顔や光で反応する、首を動かすといった複数の処理が必要です。本連載では、各機能を1つずつ実装し、最終的に1つの連携した動きへとまとめていきます。 コ
ソフトウェア開発の現場において、生成AIの活用はもはや特別なものではなくなった。コード生成からテスト自動化まで日々の業務が効率化され、「楽になった」「手を動かす作業そのものが減った」と感じるエンジニアは多いはずだ。しかし、その「作業を手放した先」で一体何が起きているのだろうか。2026年7月に開催された「Developers Summit 2026 Summer」において、NECソリューションイノベータの伊達拓郎氏が登壇。「なぜAI活用が進むほどエンジニアは考えなくなるのか」というテーマを掲げ、AIネイティブな開発プロセスを実践する中で直面した「便利さの副作用」と、AI時代にエンジニアが手放してはならない真の役割について語った。 登壇資料:【16-C-4】なぜAI活用が進むほど、エンジニアは考えなくなるのか? ~パイプライン構築で見えた便利さの副作用と、手放してはいけない仕事~ 要件定義か
記事は増えたのに、成功を説明できない 「この技術ブログは、半年後に何が変わっていれば成功ですか?」 新しく自社の技術ブログを任された担当者は、その仕事を軽く扱っていたわけではありません。記事を書ける社内のエンジニアを探し、本業の工数を調整してもらいながら、原稿を待ちました。誤りが書き手の名前に残らないよう、公開前の事実確認は自分で引き受けていました。週の更新本数を落とさないことを、自分の仕事だと考えていました。 この仕事の重要性は、誰も否定しませんでした。会議では「技術広報は大事だ」と言われ、反対する人もいません。ただ、書く時間は誰の予定にも入っていませんでした。エンジニアにとってブログの執筆は、自分の判断を検索できる形で社外へ置く作業です。書き慣れていないうえ、公開後に誤りが見つかれば、名前と一緒に残ります。心理的なハードルが高く、本業の締切と並べれば優先順位は下がります。 だから担当者
GitHubは8月28日(現地時間)、Github Copilotに関する主要なポリシーと課金方式の変更を発表した。これらの変更は9月1日以降段階的に導入される。 まず、9月1日よりCopilot BusinessおよびCopilot Enterpriseについて、クレジットカードまたはPayPal決済による新規申込受付を再開する。新規ユーザーはシートを割り当てる際に事前決済が必要となる。加えて、既存利用者も10月1日以降は割り当てシートごとに課金される。追加利用が規定を超過した場合は、別途支払いが必要となる場合がある。座席の価格自体に変更はなく、途中でシートを削除しても返金されない。なお利用状況の管理や追加AIクレジットの購入は従来どおり利用可能だ。 次に、9月28日以降には「Copilot cloud agent」「Copilot Chat on github.com」「Copilot
GitHubは8月27日(現地時間)、Copilotコードレビュー機能のさらなる拡張を発表した。 従来のCopilotコードレビューは、ボットが作成したプルリクエストや非常に大規模なプルリクエストには対応していなかったが、今回新たにこれらへのレビューが可能となった。これにより、Copilotクラウドエージェントが自動で生成するプルリクエストや、従来は対応できなかった300ファイル以上や2万行を超える大きなプルリクエストであっても、レビューを実施できる。 また、プルリクエストがボットによって作成され、かつCopilotライセンスを持たないメンバーがレビューを行う場合でも、特定のポリシー設定により、組織に直接利用料を請求する形でCopilotコードレビューが利用できるようになった。 さらに、レビューコメントの解決理由を新しく指定できるようになった。「対応済み」「対応しない」「誤り」のいずれかか
Kikuviは、同社の提供するAIヒアリングエージェント「Kikuvi」において、MCP(Model Context Protocol)に対応したサーバー連携の提供を開始した。これにより、担当者が普段利用しているAIクライアントから直接、ヒアリングの設計・実施・レポート取得までを対話形式で実行できるようになる。 Kikuvi 新機能リリース「MCPサーバー連携」 業務の中でAIを日常的に活用する環境が普及する一方で、「人に聞かないと分からない情報」の収集は、ヒアリングの設計から相手への依頼、回答の整理に至るまで、独立した工程として残っていた。同社はこれまで、このヒアリング工程そのものをAIが担う仕組みを開発してきた。今回のMCPサーバー連携により、管理画面を別途開くことなく、必要が生じたその場で使い慣れたAIツールから直接Kikuviの機能を呼び出せる。 新機能では、誰に、何を、何のために
Microsoftは、8月26日、VS Codeにおいて、エージェントセッションを管理する自己完結型プロセス「エージェントホスト」と、ホストとクライアントを接続するためのオープンな「エージェントホストプロトコル」(AHP)を導入した。 これらを組み合わせることで、セッションを開始したフォルダーやエディターウィンドウを閉じた後もセッションを継続させることができる。 最新のVS Code StableおよびInsidersでは、エージェントホストが有効になっている。 エージェントホストがセッションを所有するため、エディターウィンドウでエージェントの操作を開始し、エージェントウィンドウで同じライブセッションを継続できる。両画面は同期されている。 リモートセッションも可能で、エージェントホストは別のマシン上でワークスペースと共に動作し、デスクトップまたはWebから接続して進捗状況の確認、変更内容の
「うちの開発、もう少し早くならないか」。この一言は、言われる側にも、時には言う側にも、居心地の悪いものになった。経営は数字で語れと言い、現場は数字で測りきれない仕事を抱えている。DMM.comの石垣雅人氏は、7月21日発売の著書『誤解だらけの開発生産性』になぞらえながら、AIエージェントが台頭する時代に開発生産性がまとう「誤解」と「重圧」の構造を、自社での実例とともに解きほぐした。 「うちの開発、遅くないか?」──定義なき重圧が生む誤解のはじまり 合同会社DMM.comでプラットフォーム開発本部 副本部長を務め、全社的なAI推進も担う石垣雅人氏は、7月21日に翔泳社から発売された著書『誤解だらけの開発生産性』を引き合いに出しながら、開発生産性をめぐる誤解と重圧について語った。 書籍『誤解だらけの開発生産性』のストーリー 『誤解だらけの開発生産性』(石垣雅人 著、翔泳社)は、中小企業向けSa
生成AIを活用したコーディング技術が爆発的な普及を見せる中、単なる「ノリ(Vibes)」だけに頼った開発アプローチは、品質やガバナンス、セキュリティが厳しく問われるエンタープライズ規模のシステム開発において限界を露呈しつつある。「Developers Summit 2026 Summer」では、「Vibe Coding だけでは大規模開発は失敗する 〜AI駆動開発 × 開発標準化で実現するエンタープライズ開発の未来〜」と題し、トランスコスモスが独自に構築したAI駆動開発環境「Waterfall Boost」の全貌と、開発標準化および生産性向上の両立に向けた実践アプローチ、さらにはAI駆動開発がもたらす開発現場の「10の構造変化」についての詳細を語った。 バイブコーディングの普及とその圧倒的な効果 所氏は専門商社勤務を経て、1999年にトランスコスモスへ入社した。顧客コミュニケーションを最適
ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。
はじめに JavaScriptは絶え間ない進化を続けています。これを追いかけていくと、多数の便利な追加や改善の中に、従来のコードが時代遅れになるような、コードの書き方が変わるほどのインパクトある機能を見つけることができます。本連載は、JavaScriptを普段使いする開発者に向けて、JavaScriptの標準規格である「ECMAScript」で標準化された、あるいは標準化予定の機能を紹介しながら、開発者が自身のコードをどうアップデートすべきか解説します。 対象読者 JavaScriptの最新バージョンの機能を把握したい方 JavaScriptの経験者で、JavaScriptに改めて入門したい方 プログラミング言語の最新パラダイムに関心のある方 必要な環境 本記事のサンプルコードは、以下の環境で動作を確認しています。他の環境では動作しないか、動作が不安定になる可能性があります。 macOS
GitOpsは2017年、4つのシンプルな原則から始まった。しかし、1万5000クラスタという規模に達したとき、config sprawlやKubernetes APIサーバーの過負荷という形でその限界が露呈した。iits-ConsultingでHead of Platform Engineeringを務めるArtem Lajko氏が、GitOpsの誕生からOCIベースの「Gitless GitOps」、420万ユーロを投じても64%のエンジニアに迂回されたIDP構築のつまづき、そしてAIエージェントの登場まで、約9年間の実務経験を振り返りその軌跡を語った。 GitOpsは4つの原則があったからスケールすることができた WeaveworksのCEOだったAlexis Richardson氏が2017年に「GitOps」と名付けたとき、解決したかったのはVM間をRDPやSSHで飛び回って設定
生産性は上がった。しかし、収益は増えていない。Deloitteの調査「State of AI in the Enterprise 2026」では、AIによる生産性向上を実感した企業が66%に達する一方、収益増を実感できた企業は20%にとどまる。かつて社内のエンジニアに「トークンを燃やしきれ」と号令をかけていた米国のテクノロジー大手でさえ、いまや相次いでAIの使い方にブレーキを踏み始めた。7月23日にシステムインテグレータが開催した「プロジェクトマネジメントDAY 2026」で、Tably代表取締役の及川卓也氏はこの落差を正面から取り上げた。 プロジェクトマネジメントDAY 2026(システムインテグレータ) 「PM」が誰の略称かという争いは、決着ではなく消滅した 及川氏はMicrosoftやGoogleでプロダクトマネジメントとエンジニアリングマネジメントに携わり、2019年にTably(
本連載では、VSCodeにフォーカスし、基本的な使い方から拡張機能の活用、そして本格的な開発現場での利用を想定した高度な機能までを紹介していくことで、読者がVSCodeマスターになるお手伝いをします。第17回では、VS CodeのCopilot Agents Windowを紹介します。Agents Windowは、VS Codeをコードファーストからエージェントファーストに変化させる画期的なVS Codeの動作モードです。Agents Windowで何が変わるのか、開発者はどのようにプロジェクトの構築と更新に関わっていくのかということを、簡単なプロジェクト例とともに紹介します。 はじめに Microsoftの提供するVisual Studio Code(VS Code)は、2015年の最初のリリースから、今では開発用エディタの定番の座を占めるまでになりました。これには、無償で使えることも大
「ロードマップに載せた機能は予定どおり出ている。それなのに、コミュニティは盛り上がらない」。作ることは価値を生むための手段でしかないと誰もが知りながら、組織ではいつのまにかアウトプットそのものが成果になってしまう。CEDEC2026の招待セッションに登壇したフリーランスのプロダクトマネージャー、飯沼亜紀氏は、この断絶に多くの組織が差し出す「対話」と、双方の言葉を翻訳できる「スーパーマン」を、いずれも解にならないと切り捨てた。代わりに示したのは、人を変えずに断絶を埋める「橋」を架ける3つの設計である。 「作ることは手段」と分かっていても、測定できるものが目標になる 7月22日に講演された本セッションは、ゲームに関する技術や知識を共有する国内最大級のカンファレンス「CEDEC2026」の招待セッションである。飯沼氏はソニーデジタルネットワークアプリケーションズ、ユニクロ/ファーストリテイリング
Rustの非同期フレームワーク「Tokio」の開発チームは、フルスタックのリアクティブWebアプリケーションを構築するためのRustフレームワーク「Topcoat」を発表した。 同フレームワークはサーバーレンダリング方式を採用。サーバー側でHTMLスニペットをレンダリングし、「リアクティブ命令」をメタデータとして追加することで、リアクティビティを実現している。 現在は、AIの登場によって、当該言語に詳しくないエンジニアでもコーディングエージェントの力を借りながらアプリケーション構築することが可能になっている。Tokio開発チームは、そういった状況では「アプリを構築するのにかかる時間の差は、主に利用可能なライブラリのセットによって決まり、プログラミング言語によるものではない」と指摘する。 そこで、Rustの豊富なライブラリエコシステムを整えるべく、Rust用のORMであるToastyに続き、
AIエージェント専門メディア「AIエージェントナビ」を運営するマーケティングプランナーは、AIエージェントと外部ツールをつなぐ共通規格「MCP(Model Context Protocol)」の対応サービスを比較できる「MCPサーバー比較カオスマップ」を7月29日に公開した。掲載数は国内の利用実績がある114サービスおよび34分類にのぼり、国産50サービスを含んでいる。 MCPサーバーカオスマップ2026の全体像 MCP対応の公開サーバーは世界で数万件規模に達する一方、海外の大規模ディレクトリは英語中心であり、日本語対応や国内での利用実績が把握しづらい課題があった。また、提供元も公式や企業、個人開発などが混在しており、業務利用におけるセキュリティや認証方式の見極めが難易度の高いものとなっている。 公開されたカオスマップでは、日本語対応や国内での利用実績を基準に日本企業が実務で採用しやすい1
「聞いたことがある人は?」に挙がった手は、約1割 「GTMエンジニアって聞いたことがあるという方、いらっしゃったら挙手いただいてもよろしいですか」。パネルの冒頭、モデレーターを務めたギアソリューションズ代表取締役の道家俊輔氏が会場に問いかけると、手が挙がったのは約1割にとどまった。裏を返せば、9割近くにとって初めて聞く職種名である。 ギアソリューションズ 代表取締役 道家俊輔氏 だが、名前を知らないだけで、その「仕事」はすでに現場で動き出している。本連載でこれまで見てきたとおり、AIによって「作る」ことはコモディティ化し、差別化の場所はプロダクトの外側へ移った。基調講演で主催プロデリア・パートナーズの吉澤和之氏が「PMMの本質は越境である」と説いたその越境を、GTM(Go-To-Market、市場に届けて売上をつくる一連の活動)の実装・自動化という形で体現するのがGTMエンジニアだ。 PM
このように、たくさんのクラスがあるので関係が分かりにくいかも知れません。そこで、以下の図を用意しました。 図:Temporalのクラス群を整理してみた InstantとZonedDateTimeはExact Time(正確な時間)と呼ばれ、ある瞬間を表す日時データに相当します。InstantがUnixエポック(UTCにおける1970年1月1日午前0時0分0秒)からの経過時間としてのタイムスタンプ情報、ZonedDateTimeが日時とタイムゾーンのペアで、それぞれ日時を表します。ちなみにInstantとは、まさに「一瞬」を意味し、その瞬間瞬間を表す概念です。 これに対してPlainで始まるクラスはWall-Clock Time(壁掛け時計の時間)と呼ばれ、タイムゾーンを持たずに日時を単純に表すデータに相当します。壁掛け時計なので、日時の表現に徹するわけです。タイムゾーンとは関係なく、日付や
ソフトウェア開発の世界において、生成AIの活用は単なるコーディング支援やチャットボットの域を超え、開発プロセスそのものを根本から再定義するパラダイムシフトのフェーズへと突入している。AWS Summit Japanの2日目に開催されたQ&Aセッションでは、基調講演で発表された最新サービスやユースケースの情報を中心に、AIが自律的に開発を主導する「エージェンティックAI(Agentic AI)」と、それに伴う新たな開発手法「AI-DLC(AI-Driven Development Lifecycle:AI駆動開発ライフサイクル)」が大きなテーマとして取り上げられた。本記事では、その詳細をレポートする。 人間はアーキテクチャの妥当性を判断する「レビューと意思決定」に特化する AWSがAI-DLCやエージェンティックAIを強力に推進する背景には、ソフトウェア開発における「人間の介在」のあり方が今
「Microsoft 365」のExcelに、プログラミング言語Pythonがネイティブ統合されました。本連載「Python in Excel実務入門:Excelデータ分析の新パラダイム」は、Excelを業務で日常的に活用している分析担当者を対象に、Excelの中だけでデータ分析を完結させる方法を解説します。 はじめに 連載の構成は次のとおりです。第1回ではVBAとのすみ分けを整理し、第2回以降はpandasによる前処理、matplotlibとseabornによる可視化、scikit-learnを使った機械学習へと進みます。「Excelブックの中で分析が完結する」という体験を、連載全体を通じて一貫して取り上げていきます。 第1回となる本稿では、Python in Excelの基本と、現場でよく耳にする「Pythonが使えるようになるとVBAは不要になるのか」という問いを取り上げます。前半で
AIが生成するコードで開発速度が飛躍的に向上した今、セキュリティリスクは静かに蓄積されている。「5人に1人が組織で生成AIのコードが深刻なインシデントを引き起こしている」1万件超の個人情報漏洩を自ら発見したKyohei氏は、Developers Summit 2026で「バイブコーディングの罠」を語った。AIが書きがちなSQLインジェクション・無認証API・プロンプトインジェクションなど「急所」と、反脆弱な開発者になるための実践を紹介する。 バイブコーディング時代に潜むセキュリティの急所とは? 「バイブコーディングを使って開発している方は?」セッション冒頭でこう問いかけると、会場の8〜9割が手を挙げた。続けて「その中で、AIが作ったコードのセキュリティレビューをしたことがある方は?」と問うと、挙手は約1割にまで激減した。 Developers Summit 2026のセッション「バイブコー
最近では、エンジニアがデザインをAIで生成してそのまま実装に落とし込むケースが増えています。しかし、その際に直面するのは、見た目は整っているのにUI/UXが機能せず、サイトが想定通りに使われないという問題です。本連載ではそんなエンジニアのために、UXを改善するヒントを株式会社Faciloのフロントエンドエンジニアであり、ZEN大学客員講師を務める折原レオナルド賢が指南します。第1回は、物理世界の成功例をUIに落とし込み、ユーザーを迷わせないための視覚的ヒントの実装方法について解説します。 はじめに 近年、生成AIの進化によって、プロンプト一つでそれらしい画面を瞬時に出力できるようになりました。しかし、ここには大きな落とし穴があります。AIが生成するUIに頼り切り、エンジニアがその設計思想を検証しないまま実装すると、ユーザーにストレスを与えるUIを量産する危険性があるのです。見た目だけが美し
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