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プロダクトづくりで欠かせないプロセスである「UXリサーチ」。教科書や講座も多いものの、企業で実践するには障壁も多い。株式会社はてなは、UXリサーチにおけるユーザーインタビュー分析を効率化する新たなプロダクト「toitta(トイッタ)」をローンチ。生成AIを活用して発話内容を分解・抽象化し、ユーザー心理を明らかにするまでのプロセスを支援する。toittaは、UXリサーチのどのような課題を解決するのか。UXデザインの専門家・羽山祥樹さんはなぜtoittaに感動したのか。「toitta」の事業責任者をつとめる米山 弘恭さんと羽山さんのインタビューを通じて、プロダクトの可能性に迫った。 ユーザーの真のニーズを探るために有効な「親和図法」 正しく実践するうえでの悩みとは ――まずは自己紹介をお願いします。 羽山 「ユーザーにとって本当にうれしいものを作る」専門家です。 僕は2010年に、UXデザイン
山梨県は今年11月、県のデザイン推進拠点として、県立美術館附属「山梨デザインセンター」を県庁舎内に開設する。 永井一史CDOがセンター長に就任し、デザインディレクターである深澤直人氏、柴田文江氏、林千晶氏とともに、「政策デザイン」「地域デザイン」「産業支援のデザイン」を柱に、デザインの力で地域活性化や社会課題の解決を図っていく。 また、デザインによる思考や方法論を理解する人材を幅広い層で育成するための場を提供する。さらには、デザイナーを中心としたクリエイターのネットワークを形成し、企業などの民間も巻き込んで新たな価値が自律的に創出される場を目指す。 また、デザイン思考や方法論を学ぶ場を提供し、幅広い層で人材を育成。さらに、デザイナーを中心としたクリエイターネットワークを形成し、地域資源を生かした商品開発やプロモーション支援もおこない、企業などの民間も巻き込んだ新たな価値創出の場を目指す。
FigmaやFigJamを活用するDMM.comが、その効果的な活用や実践法について解説する本連載。初回は、「Figmaを活用したペアデザイン・モブデザイン」についてです。 こんにちは。DMM.com VPoE室のエクスペリエンスデザイナー・河西です。VPoE室のデザインチームは、DMMの多岐にわたるサービス/チームのプロトタイプ作成や情報設計のエキスパートとして活動しています。 本記事ではコロナ禍を経て多くの組織が移行したフルリモート体制でも、高い生産性とチーム学習を実現するために実践している、Figma/FigJamを活用したペアデザイン・モブデザインについて紹介します。 デザイナーを取り巻く業務上の課題と解決策 2018年ごろより、DMMではアジャイル開発やスクラム開発を導入するプロジェクトが急増し、開発チームに所属するデザイナーや企画職は、会議室のホワイトボードやワイドディスプレイ
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回は「AIと共創したサイトリニューアル」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 ウェブの世界は、技術革新とユーザーニーズの変化に応じて常に進化を続けています。そして今、AIの台頭により、その進化は一気に加速しています。とくにクリエイターやエンジニアの皆さんは、ウェブデザインやプログラミング、アプリ開発などのプロセスにAIを取り入れることにより、これまでにない効率性と創造性を手に入れることができるようになったのではないでしょうか。 今回は「GPT-4o」や「Claude 3.5」などの言語モデル、「DomoAI」や「Run
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回のテーマは「GPT4oを活用したウェブサイトづくり」です。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 今回は先日OpenAIが発表した新たなAIモデル「GPT-4o」を使ってウェブサイト(LP)を作成してみました。GPT-4oのパフォーマンスを知ること、そしてデザイナーが生成AIとどう関わっていくべきかを探るきっかけにすることが、今回の目的です。 前提として「GPT-4o」がゼロベースでウェブページを作成することに向いているツールではないと思いますが、チュートリアルの要素と今後の可能性を知るためにあえて取り組んでみました。 GPT-4o
アマゾンは、AIスタートアップ「Anthropic」へ、同社史上最大の投資となる40億ドルの出資を完了したと発表しました。最近Anthropicは、強力な大規模言語モデル「Claude 3」ファミリーをリリースし、ライバルのOpenAIを上回る性能を示しています。アマゾンにとってAnthropicへの投資は、AWSにおける生成AIプラットフォーム「Amazon Bedrock」の魅力をさらに高めるものになり、競争上の優位性を強化することにつながります。BedrockではAnthropicに加えCohereなどのクローズドモデルや、MistralやMeta の「Llama 2」などのオープンソースモデルが利用できるようになっているだけでなく、これらのモデルを活用し、ユーザーは独自のアプリを開発することも可能に。本記事では、アマゾンのAnthropic投資の概要に触れつつ、これらの投資がBed
これまでさまざまな組織のデザインシステム構築や運用を支援してきたグッドパッチ。本連載ではデザインシステムにフォーカスし、その概要や歴史、導入から運用、構築にいたるまで網羅的にお届けします。第5回は「デザインシステムの構築フェーズ」についてです。 こんにちは。グッドパッチのUIデザイナーの乗田です。前回の記事では、グッドパッチがデザインシステム構築を支援する際の準備フェーズで行う4つの作業について紹介しました。第5回では、「デザインシステムの構築フェーズ」をテーマにお届けします。 はじめに 本連載では、デザインシステムは単なるデザインのコンポーネント集ではなく「組織の課題を解決するためのツール群である」ということをお伝えしてきました。 今回はこの考えにもとづき、組織課題がとくに発生しやすく、構築することで価値が生まれやすいであろうプロダクトデザイン領域に焦点を当て「デザインシステムの構築」に
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回はAIサービス「v0」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。今回は、プロンプトからUIを作成してくれるツール「v0」の使いかたや、実際に使ってみた感想などを紹介していきます。 「v0 by Vercel」とは Next.jsを開発するVercelが、生成AIへのプロンプトでUIを自動生成するサービスを公開しました。2024年1月頭時点ではベータ版ですが、Freeプランも提供されているためログインすれば誰でも使用することができます。ChatGPTのように、プロンプトを投げるとAIがTailwind CSSとShadcn
Instagram、X、TikTok、YouTubeとさまざまな形でクリエイターとコラボレーションをしてきた味ぽんが次の一手に選んだのは、VTuberを起用した取り組み。にじさんじ所属のVTuber4名と「味ぽんの料理対決」をテーマにライブ配信をするというものだ。なぜ今回の施策を行うに至ったのか。企画の際にブランドとして心がけたこととは。本施策を主導した味ぽん担当者の吉岡真優さんに話を聞いた。 注目していたVTuberファンの熱量 ――まずは、ご担当業務とこれまで行ってきた施策について教えてください。 マーケティング本部の中でコミュニケーション施策の企画立案・運用を実施しており、私はぽん酢のカテゴリー(「味ぽん」や「かおりの蔵」などのブランド)の施策を担当しています。 来年で60周年を迎える味ぽんでは、テレビCMはもちろん、直近ではデジタルの施策など、これまでにさまざまな取り組みを行ってき
Figma Japanは、企業のCDOやCXO、デザイン部門のトップを招いたラウンドテーブルを開催。本記事では、サンフランシスコより来日したFigma CPO 山下祐樹さんによる「魔法のような製品をいかにして生み出すか」と題したプレゼンテーションと、後半で行われたファイアサイドチャットより、Figma Japanカントリーマネージャー 川延浩彰さんとの対話を中心にお届けする。 魔法のような体験提供のために最初に行った「OKRの廃止」 マイクロソフト、YouTube、Uberなどを経て、4年前にFigmaにジョインした山下さんは、それらの共通点を「素晴らしいデザインカルチャーがあること」と語り、セッションをスタート。そしてそれは具体的に「企業にとってさまざまなビジネスのプライオリティがあるなか、あえて超一流のユーザー体験にこだわって投資してくれる点」だと表現した。 英語圏ではこのような体験を
ベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)は、メンバーズ、ビービットと共同で今年7月に開始した、生成AIを活用した「次世代型Webサイトプロジェクト」において、PoCを実施した。生成AIとノーコードツールの導入により、「進研ゼミ 中学講座」のサイト制作においてコスト4割減、制作期間8週間から3週間への短縮に成功。本年度中より段階的に新体制に移行し、次年度(2024年4月以降)には既存のウェブサイトの業務プロセスを全面的に改革し、顧客体験の向上ならびに、生産性向上実現を目指すことを発表した。 今年7月より、ベネッセが運営する「進研ゼミ」ウェブサイトにおけるデジタルマーケティング業務において、メンバーズのデジタルビジネス運用支援のノウハウと、UXデザインコンサルティングに実績をもつビービットの技術支援による「次世代型Webサイトプロジェクト」を開始し、PoCを実施してきた。同プロジェクトでは、
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回は「Vectorizer.AI」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 今回は以前、AIを活用したロゴ作成に関する記事で少し触れた「Vectorizer.AI」について深掘りしていきたいと思います。 この一年でプロンプトを打ち込むチャット型AIツール「ChatGTP」や、画像生成系のAIツール「Midjourney」「Stable Diffusion」などさまざまなAIサービスが登場しています。そのなかでも「Vectorizer.AI」は、ほかとは少し違う角度のAIサービスではないでしょうか。簡単に言ってしまえば、JP
これまでさまざまな組織のデザインシステム構築や運用を支援してきたグッドパッチ。本連載ではデザインシステムにフォーカスし、その概要や歴史、導入から運用、構築にいたるまで網羅的にお届けします。第1回のテーマは「デザインシステムとは」です。 こんにちは。グッドパッチのUIデザイナーの乗田です。グッドパッチはビジネス課題をデザインで解決するデザインカンパニーとして、これまでさまざまな組織に対してデザインシステムの構築や運用を支援してきました。これらの経験をもとに、本連載ではグッドパッチが大切にしている観点や姿勢を交えながら、「デザインシステムとは何か」「必要性」「はじめかた」「運用方法」などのテーマをお届けします。初回である今回は「デザインシステムとは」について紹介します。 デザインシステムのはじまり はじめに、デザインシステムとはどのようなものかを調べてみると、ソフトウェアにおける「一貫性を維持
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回は、「レスポンシブデザインとブレイクポイント」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 今回はウェブサイトのレスポンシブデザインと、そのうえで重要なブレイクポイントについてです。レスポンシブやブレイクポイントは、デザイナーやエンジニアの皆さんにとっては当たり前の手法として用いていると思いますが、PCやタブレット、スマホなどさまざまなデバイスが登場し、多種多様な閲覧・活用方法があるため、改めて整理してみたいと思います。 各デバイスは解像度が大きくなり数年前とはサイズが大小さまざま違います。そんな中で現在の主流となったデバイ
本連載のテーマは、ビジネスシーンに大きなインパクトを与えているAIとデザイナーのコラボレーション。デザイナーとして活躍する小木曽槙一さんが、AIとデザインの可能性を探るべく、実務に活かすことができる技術やツールを選定し、それらを検証していきます。今回は「情報設計やUI設計におけるAI」について解説します。 こんにちは。猛暑が続いてエアコンの温度調整に完全に失敗している@kgsiですが、皆さまお元気ですか? 早くも第3回めとなりましたが、今回はプロダクトデザインにおける「画面設計」「UI設計」フェーズにおけるAIとの協業の可能性を探っていきたいと思います。なお前提にはなりますが、「デザイン」だと範囲が広く定義が難しいため、「プロダクトのデザイン」「情報設計」や「UI」「画面設計」を対象としています。 現時点の所感 画面設計やUI設計において、AIをなぜ使いたいのかと聞かれれば、「業務を効率化
『レイアウト・デザインの教科書』(SBクリエイティブ)の共著者であるベーコンさんが、ちょっとしたデザイン術やツールの使い方を解説します。今回は、Canvaによるデザイン制作がテーマです。 Canvaは、一言でいうと「素人でも一定のレベルのデザインを良い感じに作れる」無料デザインツールです。言ってしまえば、「デザイン力を強化してくれる」ツールと言ってもいいかもしれません(この言いかただと語弊があるかもしれませんが) そんな「デザイン力強化ツール」を、プロのデザイナーが使ったらどうなると思います? 鬼に金棒?プロデザイナーにCanva? 今回はデザイナーでありCanva公式クリエイターでもある僕ベーコンが、Canvaを使って本気でデザインを作ってみました。畳めるかわからないほどの大きな風呂敷を広げたけど、最後まで読んでもらえばCanvaのすごさをわかってもらえるはずです。 Canvaって実際な
AIによって仕事が奪われるかもしれない――。生成AIの目覚ましい進化によって、クリエイターにとっても他人ごとではなくなりました。AIの活用が当たり前になる時代を迎えようとしている現在、クリエイターは何を考え、日々アクションをしていくべきなのでしょうか。クリエイターの新しい収益方法とその実態について、コンテンツプロデュース会社のMintoが5回にわたって解説してきた本連載。最終回となる第5回は、Twitterフォロワー数44万人のマンガ家・ぬこー様ちゃんと、株式会社Mintoの取締役・中川元太さんが、「クリエイターの新しい稼ぎ方」をテーマに語ります。 マンガは「稼ぐ」ための手段だった ──もともとぬこー様ちゃんは、大学卒業後、スイミングスクールのコーチをされており、クリエイターではなかったんですよね? ぬこー様ちゃん ゲームプログラマーになるため、情報学部がある大学に進学しました。ですが、卒
本連載では、SmartBankのデザイナーが「デザイナーの業務効率化」をテーマに、FigmaやNotionを活用した「業務効率改善のTips」を紹介していきます。今回焦点を当てるのは「Figmaを活用し、職種を超えて全員でデザインするための工夫」についてです。 こんにちは!SmartBankでデザイナーをしている福嶋(putchom)です。 2022年9月にふたりめのデザイナーとしてSmartBankに入社し、現在はおもにプロダクトのUIをデザインしたり、デザインシステムを設計したりしています。私たちは、「B/43」というVisaプリペイドカードと家計簿アプリがひとつになった新ジャンルのサービス「家計簿プリカ」を運営しているのですが、チームメンバー全員でサービスをデザインできるように、デザインを透明化し目線を揃えた上で有意義な議論ができるようにしています。 第6回ではプロトタイピングや詳細
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやAI、さまざまなIoT・DXプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回は「UIやウェブデザインの歴史」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 この連載では、UIやUXについてお伝えしていますが、今回はUIやウェブデザインの歴史を振り返ってみようと思います。過去を知ることで、新たな発見もあると思いますし、その裏側も知ることができるはず。最近のUIデザインのトレンドも含めて考察してみました。 UIデザインの歴史を振り返る UIデザインも時代とともに変化しています。まずはウェブデザインをふくむUIデザインの歴史にフォーカスしてみましょう。 一般的にUIとは、GUI(グラフィカルユー
2022年の後半から「生成系AI(ジェネレーティブAI)」と言われるAIによって作品を自動生成するツール群が盛り上がりを見せている。こうしたツールを使えば、画像やテキスト、動画にいたるまで一瞬で生成することができるため、クリエイターのアプローチにも大きな変化を生みつつある。同時に、こうしたツールを活用した創作物の権利について議論も起こっている。そこで今回は、AIを扱ううえでおさえておかなければいけないポイントやAIにまつわる著作権の現状について、スタートアップ法務およびデータ・AI法務を専門とする柿沼太一弁護士に話を聞いた。 クリエイターの立場からみた、生成AIにまつわる著作権の問題点 ――まずは柿沼さんのご経歴と、AIに興味を持ったきっかけを教えてください。 2000年に弁護士登録をし、現在23年目です。最初の15年ほどは、交通事故関連の仕事など個人の方がお客さまでした。著作権関連も扱う
認知拡大、ブランディング、販促、コミュニケーションなど、さまざまな目的で企業が活用することも当たり前になったSNS。だが、企業アカウントを作成したものの、思うような成果を得ることができずに苦戦している企業は多いのではないだろうか。そんな悩みを持つ人のヒントになりうるのが、ロート製薬のSNS活用だ。フォロワー数は21万人を超えるTwitterをはじめ、Instagram、TikTok、note、Facebook、さらにはVTuberなどにも取り組んでいる。ロート製薬がどのようにこれらのSNSを運営しているのか。日々の運用のコアとなる考えかたとは――。同社でSNS運用を担う4名に話を聞いた。 皆さんの担当領域 川名麻奈さん:ロート製薬に中途入社後、営業やオウンドメディア立ち上げなどを経て、現在はマーケティング&コミュニケーション部デジタルコミュニケーショングループにてSNS運用チームのリーダー
本連載では、SmartBankのデザイナーが「デザイナーの業務効率化」をテーマに、FigmaやNotionを活用した「業務効率改善のTips」を紹介していきます。今回焦点を当てるのは「プロダクト開発のスピードを上げる効率的なコンポーネントの設計」についてです。 こんにちは!SmartBankでデザイナーをしている福嶋(putchom)です。 2022年9月にふたりめのデザイナーとしてSmartBankに入社し、現在はおもにプロダクトのUIをデザインしたり、デザインシステムを設計したりしています。 私たちは、「B/43」というVisaプリペイドカードと家計簿アプリがひとつになった「家計簿プリカ」という新しいジャンルのサービスを運営しているのですが、SmartBankでは、より本質的な機能開発に集中できる環境を用意すべく、デザインシステムの構築や運用にも力を入れています。 私たちはFigmaで
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやAI、さまざまなIoT・DXプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回は「ChatGPT」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 今回の記事では、UIなどのレイアウトや全体のデザイン像、各コンテンツ内容、UXライティングなど、ウェブページ制作やデザインに対話型AIチャットボット「ChatGPT」をどのように役立てるのかを実験的に行ったチュートリアルとなります。デザイン分野における可能性、使用における注意点などをふくめ探ってみました。(2023年2月28日時点の無料版で検証しています) ChatGPTとは 出典:Introducing ChatGPT ChatGPTを開発したの
『レイアウト・デザインの教科書』(SBクリエイティブ)の共著者であるベーコンさんが、ちょっとしたデザイン術やツールの使い方を解説します。今回は、デザイン4原則の「反復」がテーマです。 こんにちは。ベーコンです。今までデザインの4原則から「強弱」「整列」「近接」のコツをお伝えしてきました。今回はデザイン4原則の4つめ「反復」について解説していきます。 反復はみんなできちゃうからこそプロの技で差をつけたい 個人的な感覚でお伝えすると初心者が真っ先に覚えるべきデザインの4原則は強弱と整列です。今回お伝えする反復や、前回の近接というのは、縁の下の力持ち、ライブイベントだと照明さんかもしれないし、YouTubeだと動画の編集者さんかもしれない。 つまり一般的には、わかりやすくはないけれど、欠かせない存在ということです。 注目されづらい「近接」と「反復」ですから、ここをしっかり理解することでデザイン力
デジタルプロダクション「factory4」でアプリやさまざまなIoTプロジェクトのUIUXデザインを手がける新谷友樹さんが、UIやUXにまつわるトピックについて解説する本連載。今回は、「Bento.me」についてです。 こんにちは!株式会社Cosmowayが組織するデジタルプロダクション「factory4」のUIUXデザイナー新谷です。 突然ですが今回は、「Bento.me」というサービスを紹介していきたいと思います。簡潔に言うと、とてもリッチかつ美しい自分のプロフィールページを簡単に作成することができるウェブサービスです。みなさんに紹介したい!と思った理由はたくさんあるので、考察を含めながらお届けしていきます。 「Bento.me」とはなにか 出典:Bento - About us 「Bento.me」とは、Sélim Benayat氏 を中心とした4人のチームで制作された、ドイツ・ベル
本連載では、SmartBankのデザイナーが「デザイナーの業務効率化」をテーマに、FigmaやNotionを活用した「業務効率改善のTips」を紹介していきます。今回焦点を当てるのは「Figmaで図表をデザインするときの時短アイディア」についてです。 こんにちは!SmartBankのデザイナーをしている春山(@yuki930)です。 私たちは、B/43というVisaプリペイドカードと家計簿アプリがひとつになった「家計簿プリカ」という新しいジャンルのサービスを運営しています。 第2回では、「Figmaで図表をデザインするときの時短アイディア」をテーマに、Figmaでフロー図やグラフを作るときの工夫をご紹介します。 Figmaで効率よくフロー図を作る 最初は、次のようなフロー図を効率よく作るためのアイディアについて、B/43のユーザーインタビューページに掲載している「お金のふたりの家計管理マッ
本連載では、SmartBankのデザイナーが「デザイナーの業務効率化」をテーマに、FigmaやNotionを活用した「業務効率改善のTips」を紹介していきます。初回で焦点を当てるのは「Figma & UI以外のデザインデータ」についてです。 こんにちは!SmartBankのデザイナーをしている春山(@yuki930)です。 私たちは、B/43というVisaプリペイドカードと家計簿アプリがひとつになった「家計簿プリカ」という新しいジャンルのサービスを運営しています。 初回となる今回は、「Figma & UI以外のデザインデータ」をテーマに、FigmaのAuto layout機能、Component機能、Component Properties機能を活用した、変更に強いデザインデータの作りかたを解説します。 UI以外をFigmaでデザインするメリット・デメリット 最初に、UI以外のディスプレ
解像度とdpiとには、明確な違いがある。それは両者の関係性からきている。解像度とピクセル、dpiの関係を理解しておくことは、画像を取り扱うクリエイターにとって基本的なことのひとつだ。今回は、解像度とは何かに加えて、用途別おすすめの解像度設定と画像サイズの計算方法をお伝えする。 解像度とは何か? 解像度の話に入る前に、ひとつ説明しておかなければならないことがある。それは、ピクセルだ。 ピクセルと画素数とは? ピクセル(pixel)とは画素のことで、画像を構成する小さなマス目のことだ。画像を最大限まで拡大すると、実は画像がごく小さな四角いマス目の集まりで構成されていることに気づくはず。この画像を構成する最小単位がピクセルだと最初に覚えておこう。各ピクセルがそれぞれに、色合いや明るさ、透明度などのデータを持つ。 画像のきめ細やかさを決めるのが、ピクセルの数だ。例えば、デジタル一眼レフカメラでは、
Meta社(旧Facebook)が多大な資金を投じ構築しようとしているメタバースの世界。これに先がけいくつかの人気オンラインゲームがメタバースワールドに化けると見る議論が海外メディアで散見されている。候補としてよく挙がるのは、『Fortnite』、『Roblox』、『Minecraft』などだ。実際、これらのゲームを開発する企業はメタバースを意識した取り組みを進めており、ゲームの世界をベースとするメタバースが主流となる可能性は大いにある。今回は、最近とくにメタバース関連の動きが活発化しているRobloxに焦点を当て、オンラインゲームがどのようにメタバースへ進化しようとしているのか、その動きを追ってみたい。 DAUは5,000万人超えの人気オンラインゲーム『Roblox』 Robloxはアメリカでは『Fortnite(フォートナイト)』や『Minecraft(マインクラフト)』とならぶ人気オ
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