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データのじかんトップ > 新着記事一覧 > テクノロジー > 「1ビットLLM」の衝撃と可能性──「BitNet b1.58」はなぜ大きな注目を集めたのか? 2024年2月末、AI・機械学習関連で話題となったニュースといえば「1ビットLLM」の可能性でしょう。2月27日、『The Era of 1-bit LLMs: All Large Language Models are in 1.58 Bits(1ビットLLMの時代:すべてのLLMは1.58ビットに)』と題した論文がMicrosoft Researchと中国科学院大学の研究チームにより発表されたことがその発端となっています。 1ビットLLMとは何なのか? 具体的にどんな技術で、どんなメリットをもたらす可能性があるのか? 大きく世の中を変えるかもしれないこの技術の基本について、今のうちに押さえておきましょう。 「1ビットLLM」とは?
SNSの普及によるソーシャルビッグデータの確立と不安定な社会情勢に伴い、「ナラティブ(物語)」の重要性が注目されている。人間の脳は、様々な事象を時系列に並べるナラティブ形式にすることで、記憶に残りやすいことが判明している。また物語は他人との共感を促す機能も持っている。さらにインターネットの普及によってSNSも強大なパワーを持つようになってきており、アルゴリズムやAIなどのテクノロジーの進化によって、ナラティブとSNSは大衆心理を操り戦争の道具にまで利用されるようになってきた。今回は、まず大衆心理をどのようにして操ることができるようになったのか、その基本的な仕組みから解説する。 ナラティブが世界を廻す(第1回)–大衆心理を誘導するケンブリッジ・アナリティカ事件ナラティブが世界を廻す(第2回)–ナラティブが持つ機能とはナラティブが世界を廻す(第3回)–大衆心理を操るナラティブ ナラティブが世界
デジタル庁は、総務省と協力して、自治体のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取組状況を可視化するダッシュボードを公開しました。 このダッシュボードは、自治体別のDX推進状況を見える化することで、課題の迅速な把握と更なる取組の加速化を目指しています。 総務省が策定している自治体DX推進計画では、自治体におけるDXの推進体制の構築に必要な取組や重点的に取り組むべき事項がまとめられています。デジタル庁は、データと根拠に基づいた政策判断・効果の可視化を日本政府内で推進する役割を担っているため、総務省の取組である自治体DXのデータの可視化と公開に協力しています。 ダッシュボードでは、市町村毎のDX推進状況と都道府県のDX推進状況を確認することができます。これらの情報は、自治体DXの推進体制、自治体業務のDX、住民サービスのDXの3つの領域に分けて表示されています。利用されているデータは、各自
2024年度もスタートし、DXやデータ活用に取り組むビジネスパーソンの皆さんも多忙な業務に追われているのでは? そんななかでなかなか自分の勉強の時間を取れないという方もいらっしゃるでしょう。一方、情シスやIT担当者には自己研鑽の文化が根付いており、『リスキリングに関する企業の意識調査』(帝国データバンク)でも、情報サービス業界はリスキリング取組割合が67.5%で「広告関連」(69.2%)に次ぐ2位に位置付けられています。 本記事では、そんな方々に代わってキュレーションを行った、有効な去年(2023年)公開された記事5選と2024年注目すべきIT・データ活用関連のインフルエンサー5名をご紹介します。
生成AIによる大きな変化の最中でデータサイエンス領域に求められるスキルとは?–データサイエンティスト協会が定義するAI利活用スキル 2013年に設立された一般社団法人データサイエンティスト協会は、2023年に設立から10年の節目を迎えた。同年、生成AIをはじめとする急激なAI技術発展・普及に伴い、利活用に向けたスキルの重要性がクローズアップされるようになった。AIの社会実装がいよいよ本格化していく最中、同協会は、2023年10月20日に記念すべき第10回目となるデータサイエンティスト協会シンポジウム「データサイエンスの最前線」を開催。「AI利活用スキル」を盛り込んだ「データサイエンティストスキルチェックリスト」の最新版(Ver.5/2023年10月30日発表)の作成に関わったスキル定義委員会のメンバーが集い、短期間の開発サイクルで激変するAIの世界で、現時点で考えられる利活用のためのスキル
デジタル戦略を支える人材の確保・育成のための新会社を設立「ミッションは『GO WILD WEST!』です。ワイルドに、尖った会社にしたいと思います」。宮崎祐丞氏は、JR西日本がデータ分析企業の株式会社ギックスと共同で設立した新会社「TRAILBLAZER」について思いを語った。 宮崎氏は現在、西日本旅客鉄道マーケティング本部 担当部長 兼 デジタルソリューション本部 データアナリティクス担当部長を務めるが、2023年10月2日に設立されたTRAILBLAZERの取締役も兼任する。「TRAILBLAZER」は英語で「先駆者」を意味しているが、「鉄道(RAIL)」という単語を含んでいるのも社名採用の理由の一つだという。 同社設立の目的は、JR西日本グループのデジタル変革を推進することにある。だが、JR西日本グループ向けの仕事が中心であれば、あえて新会社として切り出す必要はない。ただ、「GO W
マイクロソフトが10億トークンを扱える「LongNet」を発表 大規模言語モデルの最前線はどこへ向かう? AIの進歩は日進月歩。そのトップを走る企業の一角が『ChatGPT』を開発したOpenAIとパートナーシップを組み、AI搭載の検索エンジン『Bing』『Microsoft Edge』を運営する米マイクロソフトであることに間違いはありません。 そんな同社は2023年7月にも、「LongNet」「RetNet」という、大規模言語モデルやその基礎アーキテクチャとなる深層学習モデルについての論文を発表し、話題を呼びました。本記事ではそれらを中心に、AI開発研究の最前線についてリポートします。 「LongNet」とは?──なぜ注目を集めているのか、何ができるようになるのか 2023年7月6日に発表された「LongNet」は、現在の深層学習モデルのデファクトスタンダードである「Transforme
データのじかんトップ > 新着記事一覧 > データ活用 > 無料で使える政府提供の統計地図作成ツール「jSTAT MAP(地図で見る統計)」は何ができる? みなさんは、e-Stat(政府統計の総合窓口)をご存じでしょうか? 国勢調査の結果、人口動態調査から、キャッシュレス決済に関するアンケート調査まで、各府省が公表する統計データがひとつにまとめられているサイトです。e-Statのデータを利用したり、その内容を目にしたことがあるという方も少なくないはず。 では、「jSTAT MAP(地図で見る統計)」についてはいかがでしょうか? e-Statと同じように誰でも無料でWebから利用でき、各種統計を地図上で表現できるこのサイトはその便利さ・手軽さにもかかわらずまだまだ広く利用されているとはいえません。 本記事では、jSTAT MAPでできることについて、わかりやすく画像とともに解説いたします。
「AIに革命を起こし、未来を創っていく」を経営ビジョンに掲げるHEROZ。将棋AIをコアコンピタンスに、さまざまな分野へ活躍の場を広げている。将棋AIはどこまで強くなって、どのような形で応用されていくのか。HEROZ創業者でCEOの林隆弘さんが語るAIの現在地と未来。 去年の自分に7割以上勝つ将棋AIの進化スピード2023年5月に開催され46チームの将棋AIが参戦した第33回世界コンピュータ将棋選手権において、見事優勝を飾ったのが、HEROZのAIエンジニアメンバーで構成された『dlshogi with HEROZ』だった。前回の32回大会に続いて2回連続の栄冠となった。彼の将棋AIはいま世界で最も強い将棋AIといっていい。 「『dlshogi with HEROZ』は去年のバージョンとは比較にならないほど強くなっており、昨年のバージョンと100回戦った場合には70回以上勝利するくらいとん
①データ分析:データそのものを、用途や目的に応じてさまざまな角度から分析し、そこから事実(ファクト)や気づきを得る分析機能 ②ビジュアライゼーション:集計・分析したデータを表やグラフで可視化して、数値や文字の羅列からは見えにくい規則性や傾向を、直感的に把握できるようにする機能 ③レポーティング:②で可視化したデータをBIツールのダッシュボード上に表示したり、PDFなどのファイルや紙の資料としてプリントアウトしたりする資料化の機能 こうした機能によって経営陣や現場のスタッフは、最新のデータをもとに業務の分析を行い、ファクト(事実)にもとづいた迅速な意思決定ができるようになります。急速に変化し続ける時代にあって、経験や勘、過去の成功例だけに頼った判断が困難な今、BIツールは企業のビジネスの現場に欠かせないツールといえます。 初期のBIツールは、情シス部門などごく限られたIT専門家のものだったこ
KPI のメリットは? 本書では KPI のメリットとして、以下の 3 点が挙げられている。 ① 物事が可視化され、管理しやすくなる⼈によって物事の解釈の仕⽅が異なるように、組織や個⼈の問題は、えてして抽象的になりやすい。たとえば、あるビジネスパーソンにとって「営業成績がよくない」という問題があったとしよう。その原因がどこにあって、どのような状況なのかは、個⼈の解釈によって変わってしまう。明確な原因を突き⽌めない限り、解決への道は拓かない。定性的な問題を数値によって測定できる KPI を活⽤すれば、物事の管理はグッとたやすくなる。 ② PDCA が回しやすくなる企業の試⾏錯誤において、PDCA は最強のフレームワークだ。だが、よくある問題点として、チェックとアクションの部分がなおざりになっていることが挙げられる。やりっぱなしのまま、振り返りが⼗分になされていないため、結果として成果が不⼗分
リスキリング/DX/データサイエンスでも改めて もう一度、数学を学びたい!?方に! 年末年始おすすめの無料講座『大人のための数学教室』 特に文系の場合、高校卒業以来、全く『数学』に触れることなく、社会人としての日々を送り続ける方は少なくありません。昨今多くの企業が取り組んでいるDXやデジタライゼーションによって『データ = 数値』に触れ、それを活用する機会の増加と共に、『もう一度、数学を学びたい!!』という方が増えています。そこで今回は、大人や社会人が無料で数学を学べる『大人のための数学教室』を紹介します。
こちらの講座は、統計リテラシー向上の取組として、“データサイエンス”力の高い人材育成のため開講するもので、社会人・大学生を対象とした、実践的なデータ分析の手法を学習することができる講座で、なんと、どなたでも無料で受講ができます! 本講座は、平成28年4月に開講し、これまで延べ約5万7千人に受講今回のリニューアルでは、AI技術やデータサイエンスの最新動向を踏まえ、最新のトピックスを取り入れるとともに、仮説検定や統計解析ソフトRを用いたデータ分析手法の紹介を追加するなど、内容を一部リニューアルして開講。 開講期間は令和4年10月4日(火)~12月13日(火) 受講登録期限は12月5日まで!ウェブサイト(https://gacco.org/stat-japan2/)において、どなたでも受講登録が可能(登録料及び受講料無料)ですので、是非御活用ください。
全国61万もの文化財データを地図アプリで一覧化。 異例の金融系SE出身研究者が挑むデータ統合とその未来とは データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信している。「Local DX Lab」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズだ。 今回は奈良県。2020年7月、奈良文化財研究所は日本各地にある遺跡や文化財をオンラインの地図上で検索できる「文化財総覧WebGIS」を公開した。そのプロジェクトを主導した高田 祐一氏と共同開発に携わった株式会社MIERUNEの西尾悟氏、楢山哲弘氏に開発秘話とその目的そして文化財が秘める可能性について話を伺った。
マイクロQRコードは、扱えるデータ量がrMQRコードの10分の1程度であり、最も短い辺の長さは同じです。すなわち、マイクロQRコードよりも多いデータ量を扱いながら、QRコードよりも1辺が狭い領域に設置できるのが、rMQRコードなのです。「rM」は「rectangle Micro(長方形マイクロ)」の略であり、ここからもrMQRコードがマイクロQRコードと同様の思想のもとに発展したことが伺えます。 ※数値データ引用元:デンソーウェーブ、細長く狭いスペースにも印字できる 長方形型の新しいQRコード「rMQRコード」を開発┃デンソーウェーブ QRコードの「QR」は何の略?さて、ここからはQRコードの仕組みについてより詳しく見ていきましょう。 みなさんはQRコードの「QR」は何の略かご存知でしょうか? 答えは、「Quick Response(迅速な対応)」です。今や世界中で利用され、2014年には
“学習=痛み”の固定概念を減らすことが、現場の未来を切り開く。 越境学習によるノンプログラマーのスキル育成の可能性とは? データのじかんでは、全国47都道府県の各地域のDXやテクノロジー活用のロールモデルや越境者を取材し発信している。「Local DX Lab」は地域に根ざし、その土地ならではの「身の丈にあったDX」のあり方を探るシリーズだ。今回は、福岡県糸島市を拠点にAI研究者やデータアナリスト、さらに社内SEといった「本職」とは異なる他部署・他業種の人たちが、プログラミングを学び実践する「越境学習」の場を全国に提供している一般社団法人ノンプログラマー協会 高橋宣成代表にお話を伺った。
データのじかんトップ > 新着記事一覧 > データ活用 > 無料で地図データを分析できるソフトウェア「QGIS」とは?ダウンロード方法や基本の使い方を解説 ビジュアライズされた地図からマーケティング計画を練る、災害発生時のBCPを俯瞰的な視点から練り上げる……。 メタバースの世界が拡大しているとはいえ、まだまだ職場や自宅の存在する“土地”に根差して生活している我々にとって、地図データはときに非常に有用なデータとなります。 そこでこの記事で、有用な無料ツールとしてご紹介したいのが「QGIS」。その取得方法やメリット、簡単な利用法についてデモとともに解説いたします! QGISとは? ダウンロードする方法は?QGISとは、無料で使えるオープンソースのGISソフトです。 Windows、Mac、Linux、Unix、Androidなど、iOSを除く主要なOSのほとんどに対応しており、機能は有償ソフ
世界で起こる「シュリンクフレーション」「スキンプフレーション」とは カントリーマアムと同様の現象は、ほかの食料品でも起こっているようです。 サイト『内容量が減った商品wiki』によると、ポテトチップスの定番と言えるカルビーのポテトチップスは1975年→2022年で90g→60gと2/3の容量に。2016年に60円→70円の値上げを謝罪するCMが大きな話題を読んだガリガリ君も、実は2014年ごろに113mlだった容量が2015年ごろに110mlとなり、2016年に値上げ。そこからさらに2020年には105mlに縮小されていたことがまとめられています。 ほかにも「この商品、こんなに小さかったっけ??」と驚かされることって良くありますよね。こういった現象には、「シュリンクフレーション(shrinkflation)」という専門用語が名づけられているそうです。2016年にアメリカの経済学者/起業家の
意思決定フレームワーク DACIモデルとは? RACI、RAPIDとの違いや、活用の4ステップを解説! 「三人寄れば文殊の知恵」ということわざの通り、人間の知性はコミュニティと接続されることで何倍もの力を発揮します。しかし、日本には「船頭多くして船山に上る」という言葉も。「合意形成を重視するあまりスピード感を持って動けない」というのはチーム作業で本当によくある失敗パターンですよね。 そこでご紹介したいのが、意思決定を最短で行うためのフレームワーク「DACI」モデルです。 “実際に活用する”という視点から、DACIモデルの使い方を押さえましょう! DACIモデルは4つの役割で構成される! RACI、RAPIDとの違いは? DACIモデルは以下の“4つの役割”を組織のメンバーに当てはめることで、役割効果を引き出しスピードの速い意思決定を可能にします。 【D】Driver:意思決定を推進する 【
本記事では、構造的暴力について解説しています。無自覚な暴力が加速しつつある現代において、構造的暴力とはなにを指すのか、事例を用いて解説しています。 2021年8月、ネットやテレビなどでも活躍するメンタリストのDaiGo氏が自身のYouTubeにおいて、ホームレスの人への差別発言をし、炎上しました。 動画の中で、DaiGo氏は「自分にとって必要の無い命は僕にとって軽いんで。だからホームレスの命はどうでもいい。いない方が良くない? 邪魔だしさ。プラスになんないしさ、臭いしさ。治安悪くなるしさ。もともと人間は自分たちの群れにそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑して生きている。犯罪者を殺すのだって同じ」と発言したそうです。 この発言にはSNSで「優生思想である」、「非人道的」、「差別を助長する」など、さまざまな批判が寄せられ、生活困窮者支援4団体が緊急声明を出すなど大きな話題になりまし
データ活用は過度な期待を超え、徐々にビジネスパーソンの基礎的なノウハウとして定着し始めています。データサイエンティストでなくとも、データ分析の基礎的な考え方やその手法について学びたいという方は多いはず。 皆さんは、2021年3月に初学者向けの入門書『データ分析のための統計学入門 原著第4版』日本語版pdfが何と無料で公開されたのをご存じでしょうか? 同書籍は以下のリンクから、閲覧可能です。 http://www.kunitomo-lab.sakura.ne.jp/2021-3-3Open(S).pdf 本記事では同書を書評し、データ活用・統計学初学者におすすめの使い方をレクチャーします。 『データ分析のための統計学入門』の内容は? 何が学べる? 『データ分析のための統計学入門』は米国のNPO OpenIntroが発行した書籍で、Mine Cetinkaya-Rundel、David M D
──相手に出し抜かれるくらいなら、自分が損してでもダメージを与えたい。 あなたはこのような気持ちを抱いたことはありますか? ”日本人は上記のような意地悪な行動を選びやすい”と示すデータが、1990年代、日米の経済学研究者によって行われた実験で取得されました。このような行動は英語で悪意、いじわるなどを意味する単語、spite(スパイト)を用いて「スパイト(いじわる)行動」と名づけられています。 スパイト行動は具体的にどのような行動で、なぜ起こるのでしょうか? 本記事ではその詳細を、わかりやすくご紹介します! 「スパイト行動」とは“自分が損をしてでも相手を出し抜く”こと早速ですが、ゲームをしましょう! ペアになって2人で対戦するゲームです。あなたも相手も10ドルずつ所持しており、そこから0~10ドルまでの間で、任意でお金を出し合います。そうすると、「出した金額×1.5」分のお金をあなたも相手も
海外のデータ保護に関する規制強化が大きなリスクに企業におけるデータ管理体制が問われるようになっている。最近では、欧州の「一般データ保護規則」(GDPR)、米カリフォルニア州の「消費者プライバシー法」(CCPA)など、厳しい規制も登場している。日本企業にはどのような影響があるのか。TMI総合法律事務所の寺門峻佑弁護士は次のように答える。 「GDPRは2018年5月に施行されました。当時は、企業として、法令に準拠するための体制整備についての相談が舞い込みました。最近は企業としての体制整備は進んでおり少し落ち着いていますが、一方で、海外にも顧客のいるアプリやゲーム、クラウド上で各種サービスを提供するSaaSビジネスを展開する際に、海外の法令に準拠しなければならない要請があり、その種の依頼が増えています」 データを取り扱うビジネスを行っている企業にとって、GDPRやCCPAなどの法令は当然知ってい
世界的なDXの広がりの中で、日本の製造業もイノベーションへの道を模索しているが、いま一つ成果が得られないと悩む企業も多い。各企業が解決すべき課題とも言えるが、その要因の根本が産業構造にもあるのであれば、大局的に見ていく必要がある。 そこで「データのじかん」主筆であり、ウイングアーク1stのエヴァンジェリストとしてIoT、AIなどデジタル化による産業構造転換に関する調査研究、政策提言、情報発信などを行う大川真史による新シリーズをスタート。 産業構造というマクロと、中小・個人製造業のケーススタディーというミクロの両視点から、日本企業のDXの道筋を描いていく。シリーズの初回は、同シリーズの全体像を見渡すために、産業構造の転換と課題、そして目指すべき方向について大川に聞いた。 今起こりつつある巨大な変化の正体──大川さんは、IT企業を経て、前職の三菱総合研究所でも製造業をメインにコンサルタントとし
データのじかんトップ > 新着記事一覧 > データ活用 > 【書評】データ活用のカギは“5つのD” データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」 21世紀の石油「データ」の価値が知られるにつれ、データ分析ができる人材への需要は高まっています。 データ分析人材になりたい、あるいはデータ分析人材を獲得したいと考えつつ、「文系で数字に弱くプログラミングの知識もゼロ……」「有能なデータ人材は奪い合いになっていて、なかなか採用できない」と悩むビジネスパーソンや企業は多く存在します。 そのような方々におすすめの一冊が、『データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」』(日経BP)。 この記事では同書の内容を紹介し、データ活用の推進に欠かせない「ビジネストランスレーター」の役割や活躍のポイントといった点についてわかりやすく解説します! 「ど文系」からデータ分析人材になる方法
・広告費がどれだけ売り上げに貢献するのか? ・部品のばらつきと製品の不良率に関係はあるのか? ・駅から距離が離れるとどれだけ家賃が安くなるのか? 例えば上記のような問いの答えに迫る手段の一つとして用いられる回帰分析。これは実用的な統計学的手法の一つであり、使いこなしたいと考える社会人の方は多いでしょう。 本記事ではそんな回帰分析の手法について、Excelを使った実行方法とともに解説いたします! 回帰分析とは、“目的変数yに予測変数xがどれだけの影響を与えるのかを予測する方法”です。目的変数とは、広告費をかけたときの売り上げのように求めたい“結果”のことで、予測変数はその結果を予測するために使われる“原因”を意味します。予測変数の変化に従って目的変数が変化することから、目的変数は従属変数、予測変数は独立変数と呼ばれることもあります。 回帰分析のなかでも最も有名なのが以下の単回帰分析です。 説
新入社員のみなさん、ご入社おめでとうございます。 本記事のテーマは、社会人として身につけておくべきソフトの筆頭──エクセルです。ジャストシステム社が2020年に実施した調査によると、会社勤めをしている人のうち70.3%が最も利用頻度の高いソフトとして「Microsoft Excel」を掲げており、2位の「Microsoft Word」(14.5%)と比べてもその利用頻度は圧倒的。 そこで、社会人が身につけるべきエクセルのスキルを10ポイントで解説します。 【1】グラフの作成と要素の書式設定「挿入」タブのグラフエリアで、データを分かりやすく図示するためのグラフをワンクリックで作成できることは多くの方がご存じでしょう。 ここで押さえておきたいのが、それぞれの「グラフで伝えられること」と「グラフ要素の書式設定でできること」。棒グラフ、円グラフなどはおなじみですが、ヒストグラム・箱ひげ図といった統
おとぎ話の定型表現として「二人は結婚して末永く幸せに暮らしました」というのがあるように、結婚というと一般的には「幸せ」な印象があります。 それでは「結婚」は人々の人生を末永くしているのでしょうか? 今回は、寿命と結婚の関係をデータで観察していきます! 日本人の平均死亡年齢は?婚姻関係別の死亡時期を紹介 今回は厚生労働省が行った2018年の人口動態調査をもとに15歳以上の日本人の性別、婚姻関係別の死亡年齢についてデータを集めました。 まず、男女を区別せず婚姻関係別に5歳階級ごとに死亡者数をグラフにしたものが以下になります。
データがこれほど重視された時代がかつてあったでしょうか? ビジネスの性質上膨大なデータを収集できるGAFAは急成長を遂げ、今や世界情勢に影響を与えるほどの力を持っています。違法な売買やハッキングによる個人情報流出が度々問題になりますが、裏を返せばデータにはそれだけ大きな価値があるということです。 とはいえそんな貴重なデータにも、オープンデータとして開放されているものが数多くあります。提供元は政府機関、NGO、民間企業とさまざま。こうしたデータを会社でのプレゼンやマーケティングに活かせば、ビジネスの強力な推進力になるかも? そこで、本記事ではおすすめのオープンデータ13選をご紹介します。 そもそもオープンデータとは? その前に、オープンデータの定義と使用上の注意について知っておくといいかもしれません。 オープンデータとは、利用や配布が自由にできるデータのことです。利用者や使用目的などで使用が
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