『戦車将軍グデーリアン「電撃戦」を演出した男』とても面白かった。 - Everything you've ever Dreamed

『独ソ戦』著者最新作『戦車将軍グデーリアン「電撃戦」を演出した男』読了。ドイツ国防軍ハインツ・グデーリアン上級大将を主役に据えた評伝である。読み物として純粋に面白かった。これは、凄惨な記述の続く「独ソ戦」に比べて、わかりやすい1人の将軍の栄枯盛衰の物語ということもあるが、何より著者の腐心の結果だろう。 戦車将軍グデーリアン 「電撃戦」を演出した男 (角川新書) 作者:大木 毅 発売日: 2020/03/07 メディア: 新書 第二次大戦時のドイツ国防軍の将軍で知名度でいうと、ロンメル元帥がダントツ、次にマンシュタイン元帥、グデーリアンはその次あたりになるだろう（ちなみに僕のお気に入りはゴットハルト・ハインリツィ上級大将）。多少、第二次大戦に詳しい方なら、グデーリアンといえばドイツ陸軍装甲師団の生みの親、電撃戦成功の立役者、戦術家としては有能だが戦略家としては疑問符がつく、というイメージを持

[Delete_All]

昨日書いたブログです。読み物として面白いのと、組織とは何かを考えさせられるので、おすすめ。

[neofreudian]

悪名を轟かせるモノにも「善い」部分はあるし、自らを善良で無害だと疑わないモノが実は凡庸に邪悪である。という両義性は実に普遍的だと思う

[nobodyplace]

読んでみたい

[watto]

『「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨』(角川新書) が未読だから先に読まねば。

[novaluewriter]

僕はグデーリアンのお墓があるゴスラーに行って、グデーリアン家族のお墓を見てきました。「電撃ドイツ戦車軍団」を10歳の時に読んで以来、グデーリアンには思い入れがあります。著作の「電撃戦」も読みました。

[kowyoshi]

「歴史群像」のドイツ陸軍特集で突撃砲の扱いについて横槍入れたのがグデーリアンだというの読んだことがある。子供の頃はグーデリアンと読んでた…今もうっかりすると…

[bk246]

最後まで読んで「あれ？なんでドイツ軍人の書評ページ見てたんだっけ？」ってなった。

[kei_mi]

「戦車将軍」とか「『電撃戦』を演出した男」とか含みがあるタイトルだなあと思ったら、著者・大木毅で納得。　読まねば

[yamadadadada2]

OODAループ着想の元となったのがこの作戦だったときく

[ka-ka_xyz]

ブログ名二度見した。（あと下のブコメに出てる「戦略」云々の話、趣味ミリタリ系でも「戦術」と「戦略」のギャップを埋める「作戦術」とか話が通じるようになったの、そんな昔じゃないのなあ…と）

[paradisemaker]

グデーリアンのドイツ装甲師団の立役者という役割とポーランドからフランスの陥落、東部戦線までの活躍を見て「戦略面で疑問符が付く」とかいう人は基本的に世界史の素養に欠けてると思うよ

[kanototori]

“「なぜこれが後世には違うカタチで伝わるようになったのか」という視点”

[hobbling]

PGG(パンツァー・グルッペ・グデーリアン)を思い出す