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猛暑に注意を
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移民を受け入れた国の末路……日本でも同じことが起こるかもしれない 「経済とは、土地と資源の奪い合いである」 ロシアによるウクライナ侵攻、台湾有事、そしてトランプ大統領再選。激動する世界情勢を生き抜くヒントは「地理」にあります。地理とは、地形や気候といった自然環境を学ぶだけの学問ではありません。農業や工業、貿易、流通、人口、宗教、言語にいたるまで、現代世界の「ありとあらゆる分野」を学ぶ学問なのです。 本連載は、「地理」というレンズを通して、世界の「今」と「未来」を解説するものです。経済ニュースや国際情勢の理解が深まり、現代社会を読み解く基礎教養も身につきます。著者は代々木ゼミナールの地理講師の宮路秀作氏。「東大地理」「共通テスト地理探究」など、代ゼミで開講されるすべての地理講座を担当する「代ゼミの地理の顔」。近刊『経済は地理から学べ!【全面改訂版】』の著者でもある。 ドイツの移民問題とは?
「この本のおかげで出世できた」「チームのパフォーマンスが上がった」 そんな感想が届いているのが、安藤広大氏の著書『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』『パーフェクトな意思決定』シリーズ四部作だ。これまで4400社以上の導入実績があるマネジメント法「識学」をもとに、ビジネスの現場で「一生活躍し続けられる」メソッドや思考法を授ける本シリーズは、さまざまな業界から圧倒的な支持を集めている。今回は、全ビジネスパーソンに必須の「リーダーシップ」のあり方を指南する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) 「経験」で語り始めたら黄信号 30代までは勢いと稼働量で押し切れます。 しかし、40歳前後になると、体力の限界・役割の変化・若手との比較が一気に可視化されます。 このときに「昔はこうだった」「現場感としては…」と、経験ベースで語り、現状を数字で確認しなくなると、パフォーマンスは緩やかに、やが
長期金利の上昇が示す 危険なシグナル 2025年7月、日本国債の市場に一つの異変が生じた。 30年物の長期国債の利回りが、過去最高となる3.17%前後まで上昇したのである。 https://www.bb.jbts.co.jp/ja/historical/main_rate.html 30年という超長期の国債であり、しかも長年ゼロ金利政策が続いていた日本において、この水準は「異例」と言っていい。一般的に言われているように、日銀が段階的に利上げ姿勢に転じていることは大きな理由だろう。 だが、これまでの金利と比べると、市場の反応は過敏であり、「日本の財政が危うくなってきたのではないか」との不安が急速に広がったことが見て取れる。 このような市場の反応は、これまでの経過からすれば当然である。 日本はGDP比260%もの公的債務を抱える「超債務国家」だ。国債の金利が上がれば、利払い費が増大し、保有国債
「SRHR=性と生殖の健康と権利」と聞いてもピンと来ない人の方が多いかもしれない。日本での認知率はまだ25%ほどにとどまるというこの言葉は、男性の方が認知率が高いものの、自分ごとと考える男性は女性よりも少ないのだという。(フリーライター 鎌田和歌) 「レスではない」方が 恥ずかしい? 日本ではセックスレスの夫婦が珍しくなく、半数程度のカップルが当てはまるという調査もある。ある男性の友人から先日こんな話を聞いた。 「周囲にセックスレス夫婦が多過ぎて、うちもレスであることを前提に話されることが多い。うちは結婚20年目にして変わらず営みがあるのだが、こっちがおかしいのかと思って言いづらい」 彼はこれが別に悩みだとは思っていないがと前置きした上で、レスではない夫婦の側が気恥ずかしい思いをする状況を笑っていた。 また、企業でのハラスメント研修を行う知人によれば、最近でも男性上司が男性の部下を風俗に連
Googleは現在、世界の20億人ものユーザーに対して「パスワードの時代は終わった」「パスワードをやめよう」と警告している。パスワードに代わり推奨しているのが「パスキー」だ。パスワードよりも安心で、特にフィッシング詐欺の被害がなくなるパスキーとはどんなもので、どのように設定するのか。また、パスワードを使い続けるとどうなるのか、分かりやすく解説する。(NPO法人デジタルリテラシー向上機構 柳谷智宣) 古の方法「パスワード」でサイバー攻撃を防ぐのはもう不可能 Googleのプライバシー・安全・セキュリティ担当副社長であるエヴァン・コツヴィノス氏は、2025年6月、自社のブログで「Googleはパスワードを完全に廃止したいと考えている、そのためにパスキーなど最新の方法を使用することを強く推奨する」と述べた。 ユーザー認証のために50年以上前から使われているパスワードは、現代において複数の脆弱性を
『週刊少年ジャンプ』の黄金時代を築いた編集者、鳥嶋和彦さんは漫画をテレビアニメや映画、ゲームやグッズに展開した第一人者だ。今や世界中で視聴される『ドラゴンボール』アニメ化の裏側には、「アラレちゃんショック」という大失敗があったという。テレビ局や映画会社など外部のベテランたちと交渉する術を、どうやって身に付けたのか? 味方がいない中、新事業を切り開くために何が原動力となったのか。(ライター 池田鉄平、ダイヤモンド・ライフ編集部) 「アラレちゃんショック」の教訓を 『ドラゴンボール』で生かした交渉術 ――鳥嶋さんは漫画をテレビアニメや映画、ゲームなどの各種商品に展開する「メディアミックス」の第一人者でもありますね。ただ、最初から順調だったわけではなく、「アラレちゃんショック」と呼ばれる大量の商品売れ残り現象もあったとか。苦い経験を踏まえて、『ドラゴンボール』ではどのようにやり方を見直したのです
「自分を下げる言葉」を使わない 細かいですが重要なテクニックをお話しします。 対等な関係性を築くために、「呼び水」になりそうな言葉遣いをできる限りカットしましょう。 謙遜する癖のある人は、要注意。 干渉されやすい状況として、「自信がなさそうに見える」という項目を挙げました。 「できない」「私には無理」などの言葉はその印象に直結します。 内心はどうあれ、口癖のように発しているなら、すぐにやめましょう。 「自虐」はさらにNGです。 「私、話が要領を得ないってよく言われるんですよね~」 といった「自分下げ」の癖も改めましょう。「私なんか」「私ごとき」というニュアンスを、言葉に含ませないことが大事です。 「どうしたらいいと思う?」という問いかけも、もちろん呼び水になります。 私もクライアントによく問われますが、「それはあなたが答えを出すことですよ」とお答えしています。 では、本当に教えて欲しいこと
最低賃金を上げた韓国に 平均年収で抜かれた日本 「このバカやろう!最低賃金の引き上げなんかよりも大事なことがあるだろ!」 「最低賃金を引き上げると、経営が苦しい中小企業はバタバタ倒産して、日本経済はもっと悪くなるだろ!そんな基本的なこともわからないのか?」 2025年度の最低賃金(時給)について、中央最低賃金審議会の小委員会が過去最大の引き上げとなる全国加重平均で63円を引き上げ1118円とする目安をまとめた。これを受けて、ネットやSNSで「ブチギレ」る人が続出している。 「あれ? 確か日本は30年間、平均給与が上がってなくて韓国なんかにも抜かれているから最低賃金が上がることはいいことなんじゃないの?」と首を傾げる人もいらっしゃるだろう。 だが、激怒している人の多くは、日本が何をおいてもまずやるべきことは「減税」なので、最低賃金引き上げは状況を悪化させる「愚策」と考えているのだ。 しかも、
トランプ政権は強硬な関税政策などで無党派層が離れ、今年7月の支持率は(1月から10ポイント低下した)37%まで下がったが、だからといって民主党の人気が上がったわけではない。そればかりか、民主党の支持率は1月から20ポイントも低下した29%と不人気のトランプ政権を下回っている。 こうした傾向がより顕著なのはヨーロッパで、どこも主要政党が退潮し、新興の政党が党勢を拡大している。 イギリスでは24年7月に労働党が14年ぶりの政権交代を実現したが、それから1年たって、与党・労働党の支持率は22%(スターマー政権の支持率は31%)で、反移民を掲げる右派ポピュリズム政党のリフォームUK(支持率29%)に水をあけられている。その一方で、長く政権を担ってきた保守党は支持率16%と過去最低水準に落ち込み、支持率4位に転落した。 フランスでは「極右」国民連合(RN)の実質的な党首であるマリーヌ・ルペンが、公設
現代は、「気が散る環境」に囲まれながら仕事をしているようなもの 「やるべきことはわかってる。なのに、気づいたらSNSを見ていた」 「集中できずに、時間だけが過ぎていく……」 そんな悩みを抱えている人は多いかもしれません。 特にパソコンやスマホが常に手元にある現代では、「気が散る環境」に囲まれながら仕事をしているようなものです。 しかし、すぐに成果を出す人は、そんな誘惑の多い環境でも“自分の集中力を守る技術”を持っています。では、どうすべきなのでしょうか。 「紙」から始める 「集中したいのに誘惑が多くて左右されてしまう」というときに役に立つのが、「紙」から始めるという戦術です。
従業員を評価する上では、評価の基準や理由が明確であることがとても重要だ。しかし、それだけでは不十分だ。今年発表された興味深い研究結果をもとに、その理由を見ていこう。(山田進太郎D&I財団COO 石倉秀明) 評価制度を良くすれば 社員は頑張ってくれるのか? 会社員として働いている人であれば、何らかの「評価」を受けている人がほとんどではないかと思う。半期に1回の目標設定とそれに対する評価面談がある会社が多いかもしれないが、そうでなくとも、四半期ごとや年1回など会社のペースに合わせて評価を受けるのが一般的だ。 また、管理職もしくは会社役員の場合、評価をする立場の人もいるだろう。その時に、納得感の高い評価制度を作れば、従業員が頑張って働いたり、モチベーションが高い状態で頑張ってくれたりすると信じている人も少なくないはずだ。 「評価」には、不平や不満がつきまとう。同僚と比較して、「なんであの人は私よ
大改革中のパナソニック ホールディングスは7月30日、グループ再編の概要と一部事業会社のトップ人事を発表した。1万人のリストラに次ぐ改革の“二の矢”のはずだが、株式市場からは早くも「経営体制は大丈夫なのか」と施策を疑問視する声が上がっている。特集『パナソニック 正念場』の#8では、パナソニックグループの再編と「不可解な役員人事」の真意に迫る。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎) 低収益の家電部門を大再編! SCMソフト社長は期中に“緊急降板” 経営改革中のパナソニック ホールディングス(HD)で、1万人の大リストラに続く具体策が明かされた。 持株会社であるパナソニックHDの傘下には、電池を生産・販売するパナソニック エナジーやサプライチェーン・マネジメント・ソフトウエア(SCMソフト)を手掛けるパナソニック コネクトなど複数の事業会社がぶら下がっている。そのうちの一つ、家電や空調などを扱うパ
東京は今、国際都市としての競争力をさらに高める大きな転換期にある。高層ビル群が林立するだけでは真の都市再生は実現しない。元総務大臣の竹中平蔵氏は、都市の魅力と機能を高め、持続的発展を実現するための戦略を示す。東京が目指すべき新たな都市像について解説する。※本稿は、竹中平蔵『日本経済に追い風が吹く』(幻冬舎新書)の一部を抜粋・編集したものです。 世界のどこにもないほど クレーンが建ち並ぶ東京 日本経済の追い風は、東京に吹いている。東京という経済拠点を、さらに強化するチャンスがあるということである。どういうことなのか説明しよう。 日本の人口は毎年約60万人のペースで減少している。一方で東京圏の人口は約10万人増えている。したがって他の地域は毎年50万人減っていることになる。「東京(圏)一極集中」といわれる現象である。 今、高層ビルの上から東京の街を眺めると、たくさんのクレーンが立ち並んでいるこ
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。 そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「めちゃくちゃ充実している!」「値段の100倍の価値はある」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。 AIを使って「1人でアイデアを磨く」方法とは? 「AIの回答って、正直微妙だよね」 「なんか“違う”よね…」 そんな声を聞きますが、それは「聞き方」が悪いだけ。上質な
「大学受験」は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学にいけば、なりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増えるのが現在の日本です。それほどまでに大学受験の持つインパクトは大きくなっています。そんな難しい時代でも「自分らしい大学進学」をするために書籍:『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』が発売されました。本書は、きれいごとを抜きにして、「大学受験とはどういうものなのか」「人生とはどういうものなのか」を考えることができる受験の決定版です。本記事では発刊を記念して著者である、びーやま氏への特別インタビューをお届けします。 日東駒専が低学歴? ――学歴に関するニュースは常に多いですが、なかでも度々話題になるのが、「どこまでが高学歴で、どこからが低学歴なのか」というものです。最近は「日東駒専も低学歴」みたいなことを言う人もちらほら出てきて、加熱気
先の参院選を契機に、移民政策が国民的議論に急浮上したことは歓迎すべき動きです。ですが、これを「選挙だけのトピック」で終わらせてはなりません。日本は今、孤高の島国からグローバル社会への立ち位置を再定義するかつてない岐路に立っています。人口減少が進み、移民小国であり続けることが現実的かどうか…この問いに明確なビジョンと持続可能な戦略で答えなければなりません。本稿では、日本人社会の文化的特性と数世紀もこの問題に取り組む欧州の状況を踏まえ、この日本の未来を左右するテーマについて、筆者の視点から考察します。(Nagata Global Partners代表パートナー、フランス国立東洋言語文化大学非常勤講師 永田公彦) 他の先進国とは異なり 日本は今でも移民小国 まず、先の参議員選における政治討論やメディア・SNSをつうじた議論では、移民・不法移民・難民・外国人投資家・インバウンド旅行者など、外国人を
「現金給付」や「消費税の減税」で私たちの生活は本当に良くなるのだろうか?財源確保には国債を発行せざるを得ないが、国債増発は金利上昇を招き、住宅ローンの金利上昇を招くだろう。中小企業の経営悪化、倒産の増加も心配だ。何より最大の影響を受けるのは、政府の利払い負担だ。利回りがその国の成長率を上回り始めると、雪だるま式に利払い費用が増えて財政赤字が急拡大することを絶対に忘れてはいけない。今の日本に本当に必要な政策とは、いったい何か。(多摩大学特別招聘教授 真壁昭夫) バラマキ政策へ突き進むのか わが国の将来を憂う 7月20日の参議院選挙で、自民・公明両党は過半数(125)の議席を維持できなかった。これにより、自公連立政権は衆議院に続き、参議院でも少数与党になった。 参院選の主な争点は、「物価高への対応策」だった。自民党は2万円の現金給付を主張し、野党は主に消費税率の引き下げ(減税)を主張した。与野
AIが「使えるかどうか」は、人間側の「使い方」で決まります。 そう語るのは、グーグル、マイクロソフト、NTTドコモ、富士通、KDDIなどを含む600社以上、のべ2万人以上に思考・発想の研修をしてきた石井力重氏だ。そのノウハウをAIで誰でも実践できる方法をまとめた書籍『AIを使って考えるための全技術』が発売。全680ページ、2700円のいわゆる“鈍器本”ながら、「めちゃくちゃ充実している!」「値段の100倍の価値はある」との声もあり話題になっている。思考・発想のベストセラー『考具』著者の加藤昌治氏も全面監修として協力し、「これを使えば誰でも“考える”ことの天才になれる」と太鼓判を押した同書から、AIの便利な使い方を紹介しよう。 新規事業をゼロから構想する型「リーンキャンバス」 新規事業を開発していく際の、大きなプロセスは以下のとおりです。 ①市場リサーチ ②ビジネスの核となるアイデアを考える
2025年も折り返し、トランプ関税や世界的な物価高、少子高齢化、移民問題といったニュースが次々と世間を騒がせる一方、新聞やテレビでは見えにくい“真のリスク”が見落とされています。そんななか、「ポジショントークなし」の冷静かつ分かりやすい経済解説をYouTubeで発信し、ビジネスパーソンを中心に人気を博しているのが、元機関投資家のモハP氏です。 「みんなが信じる情報に価値はない」「すべての情報を疑え」という彼の機関投資家思考は、「情報」が生成され続けるAI時代に必須のスキル。同氏初の著書『日本人だけが知らない世界経済の真実』の一部を抜粋・構成し、既存メディアが報じない世界の動きを解き明かします。 「人口は減ったほうがいい」 「少子化・人口減少」は長らく日本経済の問題と言われてきましたが、これは本当に問題なのでしょうか? 人口が減ることは本当に良くないことなのでしょうか? この問題は新聞やテレ
参議院議員選挙が終わり、主要政党はいずれも時給1500円以上の最低賃金を公約に掲げた。最低賃金の引き上げは、今や保守からリベラルまで、ほぼ全ての政治勢力に支持されている。石破政権も例外ではなく、2029年までに全国加重平均で時給1500円を目指す方針を示している。 現在の全国加重平均は1055円であり、目標を達成するには年率で約7.2%の引き上げが必要である。こうした急ピッチな引き上げについて、政権中枢は「日本の最低賃金は国際的に見てまだ低水準にある」として、雇用への悪影響は限定的とみているようだ。 こうした楽観的な見通しに対して、東京大学マーケットデザインセンターの研究者たちは警鐘を鳴らしている。彼らは、スポットジョブ紹介サイト「タイミー」から提供されたデータを用いて、最新の計量経済学的手法による推定を行った。 その結果、最低賃金が1%上昇すると、雇用が0.387%減少することが示された
広島電鉄は8月3日、広島駅から延びる路面電車の新路線「駅前大橋ルート」を開業した。これにより、移動時間やアクセスの利便性はどう変わるのか。そして、「100万都市」の広島が「路面電車のまち」であり続ける歴史的背景とは。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也) 「駅前大橋ルート」の開業で アクセス利便性が向上 広島電鉄軌道線(路面電車)は8月3日、「駅前大橋ルート」を開業した。JR広島駅ターミナルビルへの乗り入れで移動距離が60メートル短縮し、乗り換え時間は約1分短縮、ルート変更で線路が200メートル短縮し、所要時間は約4分短縮された。 広島駅〜紙屋町東間は旧ルートの2.1キロから、駅前大橋ルートは1.8キロとなり、所要時間は11分から7分に短縮。表定速度(停車時間を含めた平均速度)に換算すると時速11.4キロから時速16.3キロに向上した。これは距離短縮以上に、城北通りとの立体交差化が寄与している
記録的な高温に見舞われ、一時目盛りの最高点を表示したJR帯広駅前の温度計=7月24日、北海道帯広市 Photo:JIJI 猛暑、豪雨、豪雪――かつては「異常」とされた気象が、いまや毎年のように日本列島を襲っています。私たちはすでに「異常気象が普通になった時代」に突入しているのです。その背景には、地球温暖化を加速させる二酸化炭素の増加があります。このまま無関心でいれば、私たちの未来は“気候の地獄”に変わってしまうかもしれません。三重大学 大学院 生物資源学研究科 教授の立花義裕先生は、著書『異常気象の未来予測』の中で、日本が「世界一異常気象が発生する国」になってしまった現状を鋭く分析。四季が失われ、夏と冬だけの「二季の国」と化した日本の姿に、私たちはどう向き合うべきかを問いかけます。異常気象のメカニズムから未来予測、そして温暖化対策までを、多角的に解説した本書の一部をご紹介します。 日本は四
「大学受験」は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学にいけば、なりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増えるのが現在の日本です。それほどまでに大学受験の持つインパクトは大きくなっています。そんな難しい時代でも「自分らしい大学進学」をするために書籍:『17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。』が発売されました。本書は、きれいごとを抜きにして、「大学受験とはどういうものなのか」「人生とはどういうものなのか」を考えることができる受験の決定版です。本記事では発刊を記念して著者である、びーやま氏への特別インタビューをお届けします。 MARCHと日東駒専のあいだには壁がある? ――MARCHと日東駒専のあいだには壁があると受験界では言われているように思います。両者のあいだには一体どんな差があるのでしょうか。どちらも名門大学なように思うのですが。 びーやま
ルイ・ヴィトンのパリ本社に17年間勤務しPRトップをつとめ、「もっともパリジェンヌな日本人」と業界内外で称された藤原淳氏が、パリ生活で出会った多くのパリジェンヌの実例をもとに、パリジェンヌ流「最高の自分になるための神習慣」を提案したのが、著書『パリジェンヌはダイエットがお嫌い』。かつて痩せることに時間と労力を費やし、「痩せればいろいろなことを解決できる」と頑なに信じていた著者。しかし、多くのパリジェンヌと出会った今、その考えは根本から間違っていたと言います。パリジェンヌのように自身と向き合い、心身のバランスを整える習慣を日々実践することで、自分らしい美しさと自信を手に入れることができるのです。この記事では、本書より一部を抜粋、編集しパリジェンヌのように幾つになっても魅力的に生きる秘訣をお伝えします。 フランスでは“大人のおやつ”は非常識? 意外かもしれませんが、フランスでおやつを食べるのは
「この本のおかげで出世できた」「チームのパフォーマンスが上がった」 そんな感想が届いているのが、安藤広大氏の著書『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』『パーフェクトな意思決定』シリーズ四部作だ。これまで4400社以上の導入実績があるマネジメント法「識学」をもとに、ビジネスの現場で「一生活躍し続けられる」メソッドや思考法を授ける本シリーズは、さまざまな業界から圧倒的な支持を集めている。今回は、全ビジネスパーソンに必須の「リーダーシップ」のあり方を指南する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健) 「戦略」より「思考の癖」 業績不振、離職増、現場疲弊……。 原因分析で市場や競合を語りがちですが、社内を分解すると、リーダーの思考バグが最大要因であることが少なくありません。 とくに「あほリーダー」の共通項は、感情や勘を優先し、数字や仕組みを後回しにすることです。 これを放置すると、どれだけ
プレゼン資料は、「読ませるもの」ではありません。“込み入った話”を言葉だけで伝えようとすると、どうしてもまどろっこしい表現になり、非常にわかりにくい説明になりがちです。そんな時に必要なのは、伝えるべき内容の「本質」を、直観的に理解できるように「図解化」する技術。プレゼン資料は「見せるもの」なのです。そこで、累計40万部を突破した『社内プレゼンの資料作成術』シリーズの著者で、ソフトバンク在籍時には孫正義社長に直接プレゼンをして「一発OK」を次々と勝ち取った実績を持つ前田鎌利さんと堀口友恵さんに、プレゼン資料を「図解化」する技術を伝授していただきます(本連載は『プレゼン資料の図解化大全』から抜粋・編集してお届けします)。 「循環=円」という無意識的なイメージ どうすれば、NGスライドをOKスライドにつくり直すことができるか? この記事では、それを実践したいと思います。最初にNGスライドをお見せ
Mrs.GREEN APPLEの3人。「MUSIC AWARDS JAPAN」で最優秀アーティスト賞を受賞(2025年5月22日) Photo:JIJI バンド「Mrs. GREEN APPLE」が7月26、27日に横浜の山下ふ頭で行った10周年記念の野外ライブが、騒音問題を引き起こしたとして話題になっている。会場から直線距離で約20キロメートル離れている蒲田などでも聞こえたというから相当である。(フリーライター 武藤弘樹) バンドとイベントの両運営から謝罪 ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」(以下、ミセス)の2日間の野外ライブが終わった翌日の7月28日に、所属事務所のユニバーサルミュージック公式サイトにて騒音に関するお詫びが、さらに翌日の29日にはイベント会社のSOGO TOKYO公式サイトでも同文のお詫びが掲載された。 要約すると、うるさくて申し訳なかった、法令等の音量基
ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、映画館でスキマバイトしてみた。上映後の館内を掃除してみて気づいたこととは。(ライター みやーんZZ) 映画館でスキマバイト! 前回のリベンジを果たしたい…… 氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回は、とあるシネコンで働いた際のお話をご紹介します。 実は以前にも一度、別のシネコンでバイトをしたことがあるのですが、その時は小部屋に1人で放置され、4時間ぶっ続けで使用済みのポップコーントレーを拭き続けるという孤独な作業だったんです……。 そこでかなりキツい思いをしたので「いつか、ちゃんとした映画館の業務をしてみたい」という思いを抱いていたところ、別の系列のシネコンの案件を発見し「今度こそ」という思いで申し込みました。 今回のスキマバイトには僕と女
実行意図で誘惑に打ち勝つ 甘いものは食べないと決めていたのに、気づいたらチョコレートをほおばっていた……仕事をするためにパソコンを開いたのに、気づいたらネットサーフィンに時間を費やしていた……。 実行意図を唱えるだけで、ダイエットの成功確率が上がる ある心理学の実験で、参加者に、この1週間は高カロリーの食べ物(チョコレート、ピザ、フライドポテトなど)の摂取量を、普段の半分に減らすことを目標にしてほしいと依頼しました。 半分の参加者(実行意図グループ)には、「高カロリーの食べ物が頭に浮かんだら、その考えを無視する」というセリフを3回、自分に言い聞かせてもらいました。 1週間後、実行意図を形成しなかった参加者は、「高カロリーの食べ物の摂取量を半分に減らす」という目標を達成することはできませんでした。 一方、実行意図グループの参加者は、高カロリーの食べ物の摂取量を半分に減らすことに成功しました。
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