サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 17
engineering.dena.com
2025.09.25 技術記事 Pococha リアーキテクチャ:Argo CD による GitOps デプロイ戦略 [DeNA インフラ SRE] by negimaq #infrastructure #sre #pococha #aws #eks #gitops #kubernetes #argocd はじめに こんにちは、IT 本部 IT 基盤部第一グループの横田です。 IT 基盤部では、組織横断的に複数のプロダクトのインフラ運用を行っており、インフラ基盤の安定稼働やコスト削減に取り組んでいます。 本記事では、私たちがインフラ運用を担当する Pococha において、プロダクトの安定稼働とパフォーマンスの向上、そして開発体験の向上を実現するために現在行っているリアーキテクチャの事例をご紹介します。 特に、インフラ運用の観点でその中核となる、 Amazon EKS と Argo CD
はじめに こんにちは、IT基盤部の小池です。副部長とパブリッククラウドチームのリーダーを兼務しています。 2025年7月、 DeNA AI Link は Cognition AI と戦略的パートナーシップを締結しました。 このパートナーシップの一環として、DeNA は AI ソフトウェアエンジニアである Devin のエンタープライズ向けプラン「Devin Enterprise」の社内導入を進めています。 すでに Devin Team は導入済みですが、よりセキュアかつ大規模に Devin を活用するためには Devin Enterprise が不可欠だと考えたためです。 しかし、Devin Enterprise の導入には、多くの課題があることも事実でした。 そこで私たちは、以下の三段階に分けて段階的に社内展開を進めていく計画を立て、その計画通り展開を進めています。 段階 人数 説明
はじめに こんにちは。DeNA IT本部 IT戦略部 エンプロイーエクスペリエンスグループの秋葉です。 私たちは、DeNAグループ全体のPCやOSの運用、管理、トラブル対応を担っています。 現在DeNAグループで稼働しているPCは、WindowsとMac合わせて5,000台を超えています。 その数をいかに効率的に管理するかが私たちの重要なミッションの1つです。 本記事では、DeNAがどのようにして膨大な数のPCと、インストールされているソフトウェアの稼働率を最適化し、コスト削減と資産管理業務の効率化を実現したのか、具体的な仕組みをご紹介します。企業のIT部門でPC管理に課題を感じている方にとって、この情報が一助となれば幸いです。 前提 本取り組みは以下のような環境で実施しました。 PC環境 OS:Windows / Mac 台数:約5,000台(Windows:約2,500台、Mac:約2
はじめに IT本部IT戦略部システム開発グループの大久保です。 DeNAグループにおけるITシステムのアカウントやデータの連携基盤の開発・運用を担当しています。 本記事では、IT戦略部が現在開発中の新アカウント管理システム「HERB」についてご紹介します。システムの導入背景、HERBの特徴、そして主な機能について詳しく解説していきます。 新アカウント管理システム導入の背景 DeNAグループでは、従業員が利用する様々なツール(Google Workspace, GitHubなど)のアカウント管理をIT戦略部が開発・運用するアカウント管理システムが担っています。しかし、既存のアカウント管理システムにはいくつかの課題が顕在化していました。 従来の課題: 複雑な運用と高い負荷: 部署異動や入退社に伴うアカウント処理は複雑で、多くの手間がかかっていました。加えて、従業員のアカウントに関する問い合わせ
2025.09.12 技術記事 社内問合せはSlackに集約!AIチャットボットと連携した新ツールの開発事例 by higashi #情シス #ai #slack はじめに こんにちは、 IT戦略部システム開発グループ の higashi です。 今回は私がエンジニアとしてPoC開発から関わっていた社内問合せツール「Findout」について紹介させていただきます。 多くの従業員が日常的に利用するツールと社内の問合せ窓口が異なると、問合せのハードルが上がり、問題解決までの時間が長くなってしまうことがあります。 今回は、そのような課題を解決するために、社内問合せの仕組みを刷新した事例を紹介します。 具体的には、多くの従業員が使い慣れたSlackに問合せ窓口を集約し、Slackだけでは不十分な情報管理や検索機能などを補うWebUIを内製しました。 この記事では、私たちが開発した社内問合せツール「
はじめに こんにちは、IT本部IT戦略部テクニカルオペレーショングループの山田です。 認証基盤は、当社のセキュリティと日々の事業活動を支える、最も重要なITインフラの一つです。こうした重要なシステムは、事業の成長や技術トレンドの変化に合わせ、常に最適な状態であり続けるための定期的な見直しが欠かせません。 このような背景から、私達は長年パートナーとして利用してきた認証基盤「Okta」について、現状の評価と今後の方向性を検討するプロジェクトを立ち上げました。 この記事は3部構成を予定しており、今回は第1回目です。それではよろしくお願いします。 私たちの目指す姿 まず前提としてお伝えしたいのは、Oktaが非常に優れたプロダクトであるということです。当社では2012年から10年以上に渡って社内の認証基盤としてOktaを使用しており、迅速なカスタマーサクセスと高度なセキュリティレベルの担保に大きく貢
IT本部IT調達統制室の岩崎です。 DeNAグループでは、全社的な生産性向上を目的として、AI製品の活用を推進しています。 私の所属するIT調達統制室は、全社で利用するIT製品(ソフトウェア、SaaS等)の調達やライセンス管理を実施し、全社のAI活用拡大を最前線で支える役割を担っています。 『 AIジャーニーの足跡 』連載の3回目となる今回は、AI製品の調達・運用管理を通して得た私たちの知見を、具体的な事例を交えてご紹介します。 1.DeNA全社導入したAI製品事例 DeNAグループでは、50種類を超えるAI製品が活用され、業務内容やニーズに応じて製品を使い分けています。 下記の表は利用者の多い代表的な製品を用途ごとにまとめたものです。 製品名 用途 主な機能 備考
はじめに こんにちは、IT基盤部の三浦忠善です。前回の ブログ記事 に続き、今回もアラート対応をテーマにお届けします。 本記事は、IT基盤部NOCの岡崎さんが執筆した記事「 ワークフロー言語化×LLMで実現するアラート対応革命介 」の続編として、LLMを活用したアラート対応支援エージェント NOA (NOC Alert Agent) の裏側、その技術的な仕組みを深掘りします。 NOAは、私たち IT基盤部ネットワークグループ が開発・運用するアラート対応支援エージェントです。複数のコンポーネントが連携し、継続的な改善を重ねながら進化しています。 NOA システム図 本記事では、NOAの実用例と、頭脳にあたるコアコンポーネント「alert-agent」について解説します。 AIアラート分析エージェントのSlack連携による迅速な情報提供 alert-agent は、現在2つのシステムで活用さ
皆さん、こんにちは。IT本部 本部長の金子です。DeNAの技術戦略/センターオブエクセレンス(CoE)の統括をしています。今日から始まるこの連載『 AIジャーニーの足跡 』では、DeNAが進めているAI戦略、そして壮大な変革の軌跡について、そのリアルな姿をお届けしていきたいと思います。… 事業を成長させるためには、AI活用の「攻め」の姿勢が不可欠な一方で、情報漏洩や著作権、レピュテーションなど、多様化するリスクに対応するための「守り」、すなわちAIガバナンスの重要性もかつてないほど高まっています。 本記事では、DeNAがどのようにしてこの「攻め」と「守り」のバランスを取りながら、全社的なAI活用を推進しているのか、その背景と具体的な取り組みについてご紹介します。 DeNAにおけるAI活用のこれまで DeNAは、生成AIが台頭する以前の2015年頃から従来の機械学習や深層学習といった技術をA
はじめに:私たちの旅路が始まる 皆さん、こんにちは。IT本部 本部長の金子です。DeNAの技術戦略/センターオブエクセレンス(CoE)の統括をしています。 今日から始まるこの連載『 AIジャーニーの足跡 』では、DeNAが進めているAI戦略、そして壮大な変革の軌跡について、そのリアルな姿をお届けしていきたいと思います。初回は私の視点から、DeNAが「AIオールイン」という宣言を掲げた背景、その戦略の全体像、そして私たちが「AIジャーニー」と呼ぶ、この旅にかける想いについてお話しします。 IT本部について:AIジャーニーの推進ドライバー 本題に入る前に、IT本部について少し紹介させてください。DeNAのIT本部は、単なる社内IT部門ではありません。CoEとして、モノづくりの根幹をなすケイパビリティを全社横断で提供する組織です。 DeNAでは、各事業部に機能を分散するのではなく、横断組織/Co
2025.08.08 技術記事 OSS の AI レビューツール「PR-Agent」を全社導入し、コスト効率の高い開発支援を実現した話 by tomoya.kawaguchi #ai #code-review #pr-agent #developer-productivity はじめに こんにちは。 SWET の川口です。本稿では、DeNA 全社を対象に AI を活用したコードレビュー支援ツール「PR-Agent」を導入し、実際に運用している事例をご紹介します。 社内での AI ツール導入を検討されている方々や、PR-Agent の運用に興味をお持ちの方々にとって、何らかの参考になることを願っています。 コードレビューの課題と AI による解決への期待 コードレビューは、ソフトウェアの品質向上、バグの早期発見、そして開発チーム内での知識共有を促進する上で不可欠なプロセスです。しかし、Cla
2025.08.01 技術記事 AWS ElastiCache for Redis から Valkey への移行 [DeNA インフラ SRE] by yayohei #infrastructure #sre #aws #ElastiCache #Redis #Valkey #infra-quality はじめに こんにちは。 IT 本部 IT 基盤部 第一グループのインフラエンジニア山本です。 2025年3~4月に、当社の複数のサービスで AWS ElastiCache for Redis から AWS ElastiCache for Valkey への移行を実施しました。本稿では、Valkey 移行の経緯、パフォーマンス検証、移行検証、実際の移行結果まで解説します。 移行を検討されている方々の参考になれば幸いです。 Valkey 移行に至る経緯 機能と歴史を振り返り、移行に至る理由を説
はじめに こんにちは、ライブコミュニティ事業本部のYukaです。 現在、プロダクト開発のプロセス改善に、QA(Quality Assurance:品質保証)の視点から取り組み、その実現を目指しています。 この記事の対象読者 この記事はソフトウェア開発に関わる方を対象としています。 開発者、QAエンジニア プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー プロダクト開発プロセスの改善に興味がある方 背景と課題 2017年のサービス開始以来、 Pococha は8年間で新機能を継続的にリリースしてきました。この長期間のサービス運営により、機能が複雑化し、開発・テスト・品質保証の各工程で求められる専門性も高まっています。 一方で、新しい機能をリリースする際のスピード感は維持しながら、機能開発を続ける必要があります。品質は一定に保ちたい。しかし、複雑化した機能を扱うには、より多くの知識と経験、そし
2025.07.18 技術記事 PacketProxyで探るGemini CLIのコンテキストエンジニアリング 〜AIエージェントを信頼できる相棒に〜 by akira.kuroiwa #gemini-cli #ai #security #aiエージェント #コンテキストエンジニアリング #packetproxy 「なんかよく分からないけど、すごい」で終わらせないために こんにちは、DeNA セキュリティ技術グループの 黒岩 亮 ( @kakira9618 ) です。 AIエージェント、とくに Gemini CLI のようなコーディングを支援してくれるツールは非常に強力で、私たちの開発体験を大きく変えようとしています。しかし、その一方で、こんな風に感じたことはありませんか? 「このファイルの情報、勝手にAIに送られたりしない? 大丈夫かな?」 と、情報管理・セキュリティ面で漠然とした不安を
こんにちは、岡崎晃平です。先日DeNAラウンジにて、AI駆動開発の第一人者として知られる mizchi 氏を講師に迎えた Claude Code ハンズオンセッションを開催しました。17:30~20:00の2時間半にわたって実施され、参加者は200人を超え、Claude Code 経験者と未経験者が混在する勉強会となりました。今回はその内容についてレポートしたいと思います。 勉強会概要 講師の mizchi 氏は、著名な記事「 CLINEに全部賭けろ 」でAI駆動開発の可能性を提唱し、開発者コミュニティに大きな影響を与えています。 今回のハンズオンでは、参加者が集中して学習できるよう、オンサイト参加者にはClaude Proのアカウントを、オンライン参加者には Anthropic API 及び Amazon Bedrock経由でのClaude 4 Sonnet APIアクセスを提供しました
はじめに はじめまして!2025年3月に2週間の内定承諾前の学生向け短期就業型インターンに参加した、26卒の尾形 拓夢と申します。 このブログでは以下のような内容を中心にお伝えしていきます。 2週間のインターンでClineを駆使してタスクに取り組んだ話 実際に働いてみて感じたリアル 「DeNAって優秀な人ばっかりで、うまくやっていけないんじゃないか」「DeNAがどんな働き方してるのか全くわからない」といった不安を抱えた方(インターン参加前の自分)の参考になれば幸いです! 自己紹介 改めまして、尾形 拓夢( @hirodesu )と申します。 現在は筑波大学情報学群に在学中で、研究室では人工生命(Alife)に関する研究を行なっています。 大学生になってからパソコンを触り始め、そこからプログラミングに興味を持ちました。 複数企業のインターンやハッカソンへの参加を通して、Railsを用いたWe
はじめに こんにちは, IT基盤部ネットワークグループ(NOC)のnagiです. NOCでは, データセンタ, オフィス, 横浜スタジアムなどの数十拠点のネットワークを運用しています. 個々の拠点の規模感は大小様々ではありますが, すべてを合わせると管理するべきネットワーク機器の台数は膨大になります. これらの機器のconfigは, RANCID1を用いた日次バックアップによって管理されていました. RANCIDは, 機器からconfigを丸々取得し保存することができますが, 生のconfigをそのまま保存するため, ツールでの活用は面倒なものでした. そこでより保守性を高めつつ, 自動化を推進するための第一ステップとして, config管理ツール"“nwcli"“を内製しました. nwcliを開発したことで, 機器configをより扱いやすいデータ構造のYAMLで管理することができるよう
こんにちは、IT 基盤部第4グループの西崎です。主に DeNA がグローバルに展開するゲームのインフラ管理を担当しています。 今回は昨年末の AWS re:Invent で発表された Amazon Aurora DSQL(以下 Aurora DSQL)について紹介します。ちょうど最近データベースについて調べていたのですが、その最中に AWS re:Invent 2024 での Aurora … 第2回:コンポーネント分割が進んでいる + 楽観的排他制御を採用している 第2回では Cloud Spanner(以下 Spanner) との比較を行いました。Aurora DSQL は同じ分散 SQL である Spanner よりもトランザクションに関係するコンポーネントの分割がより細かくなっています。さらに楽観的排他制御を採用しているため、以下のメリットがありました。 レイテンシが低い 特にマル
2025.03.18 技術記事 Aurora DSQL は何が新しいのか?(vs. Spanner 編)[DeNA インフラ SRE] by Hiroyuki Nishizaki #infrastructure #sre #database #aws #aurora #spanner こんにちは、IT 基盤部第4グループの西崎です。主に DeNA がグローバルに展開するゲームのインフラ管理を担当しています。 本記事は以下構成の第2回であり、 Amazon Aurora DSQL(以下 Aurora DSQL) が Cloud Spanner(以下 Spanner)と比べて何が新しいのかを紹介します。現在判明している Aurora DSQL の新しい特徴とアーキテクチャに焦点を当てることで理解を深め、今後の使い分けを助けるものであり、網羅的な比較ではないことにご注意ください。 Aurora
2025.03.11 技術記事 Aurora DSQL は何が新しいのか?(vs. これまでの Aurora 編)[DeNA インフラ SRE] by Hiroyuki Nishizaki #infrastructure #sre #database #aws #aurora #re:Invent こんにちは、IT 基盤部第4グループの西崎です。主に DeNA がグローバルに展開するゲームのインフラ管理を担当しています。 今回は昨年末の AWS re:Invent で発表された Amazon Aurora DSQL(以下 Aurora DSQL)について紹介します。ちょうど最近データベースについて調べていたのですが、その最中に AWS re:Invent 2024 での Aurora DSQL の発表を見て、Aurora DSQL がこれまでのデータベースとなぜ、どのように違うのかを知って
はじめに IT 本部 IT 基盤部第一グループの山本です。 AWS Aurora のマネージドバックアップのコストの以下の記述についてコスト計算が直感的にわかりづらかったので、実際にコストを確認してみました。 Aurora provides unlimited free storage for all snapshots that lie within the automated backup retention period. After a manual snapshot is outside the retention period, it's billed per GB-month. https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/aurora-storage-backup.html 結論 自動バックアップの
はじめに はじめまして、IT本部IT戦略部テクニカルオペレーショングループの竹内です。 私は2024年4月から12月まで地方自治体である 大阪府箕面市 から出向し、DeNAで勤務しています。 なぜ箕面市からDeNAに出向?と思われる方も多いと思いますので、簡単に背景を説明します。 DeNAと箕面市は、2021年10月に 包括連携協定 を締結しています。 包括連携協定において、「自治体DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進」という項目があり、その一環として2022年から箕面市職員がDeNAへ出向しています。 私は2人目の出向者で、前任は箕面市システム管理室長の職に就いています。 ※前任者の体験談を 箕面市公式ブログ に掲載しています。ご興味のある方はあわせてご覧ください。 今回のブログではDeNAでの業務を通じて感じたことや学んだことから、自治体とIT企業のワークスタイルの違いや箕
2024.11.26 技術記事 Terraform を活用した効率的な S3 バケット管理手法 [DeNA インフラ SRE] by Tatsuki Mutsuro #infrastructure #sre #aws #s3 #terraform #infra-quality #infra-delivery はじめに こんにちは。 IT 基盤部第四グループの無津呂です。 全世界向けゲームタイトルのインフラ運用を担当しています。 当グループでは、複数のゲームタイトルのインフラを開発環境・検証環境・本番環境にわたって管理しています。 AWS の S3 は、当グループが管理しているインフラリソースの 1 つです。 その S3 のバケットは、合計数百個になります。 当グループはこれまで、大量の S3 バケットをうまく管理できていませんでした。 Terraform を利用して IaC 化してはいたの
はじめに こんにちは。IT基盤ネットワークグループの守屋と申します。 主に社内のネットワーク、CDN (Content Delivery Network)関連の業務を担当しています。 今までのブログではネットワークグループで採用しているサービスや、ネットワーク移行についてご紹介してきましたが、 今回は DeNA のネットワーク運用監視で使用してるツールをご紹介いたします。 AWS BYOIP を使った自社 IPv4 運用手法 DeNA での GCP ネットワーク運用 DeNA 本社移転でネットワーク構築・移行作業を実施しました DeNA のネットワークについて ネットワークは障害や品質が悪いと複数のサービスやユーザに影響を与えます。 そのため、24/365体制で、業務を円滑に進められるようなネットワークを運用監視することがネットワークグループの基本方針となります。 ただし、リソースは有限な
はじめに はじめまして。24卒でデータ基盤部に配属されたMLエンジニアの大泉です。この記事では、DeNA の社内生成 AI サービス「SAI」のバックボーンとして用いられているオープンソースの LLM アプリ開発プラットフォームである Dify を DeNA でどのように運用しているかをお話しします。 Dify を本記事の構成で Google Cloud 上で立ち上げるためのコードを GitHub 上で OSS として公開しております。Google Cloud 環境をお持ちの方はぜひお試しください。 ⚠️ WARNING: 本記事内ではソースコードが公開されている点などからDifyをOSS(オープンソースソフトウェア)と表現しておりますが、DifyのライセンスはApache License 2.0を基に改変された独自ライセンスです。そのため、一般的なOSSライセンスとは異なる制限事項が含ま
はじめに 2024年度 DeNA AIスペシャリストサマーインターンに参加した趙在瀛です。普段はAIの公平性 (バイアス) についての研究をしています。 本インターンでは、バスケットボールのボールトラッキングデータ作成という課題に取り組み、さらにこのデータによってどのような分析・チームへのフィードバックができるようになるかの検証を行いました。 バスケットボールにおけるデータ活用 DeNAではプロバスケットボールチームである川崎ブレイブサンダースの運営を行っています。現在様々なスポーツでチーム強化のためのデータ活用が広く行われており、DeNAでも 川崎ブレイブサンダース強化のためのデータ活用 に取り組んでいます。NBAなどの海外リーグでは「トラッキングデータ」と呼ばれるデータによって幅広い分析が実現されています。 トラッキングデータとは、下のようなプレイヤー / ボール位置の時系列データです
はじめに こんにちは、IT 戦略部システム基盤グループの井戸です。 当グループは社内向けに様々なサービス(GitHub、Jira、Confluence など)を提供し、それらの運用を担当しています。最近では社内向けサービスに SaaS を活用する機会が増え、その数も増加しています。 SaaS を利用することは、従来のオンプレミスのサービスと比較していくつかのメリットがあると言われており、概ねその通りだと思います。 物理サーバーを購入する必要がないため、導入コストが低い 月額利用が一般的なため、利用開始や解約のハードルが低い ベンダーがセキュリティ対策を担当するため、ユーザーはセキュリティを意識する必要がない クラウド上でサーバーの管理が行われるため、物理的なスペースを確保する必要がない 障害時の対応はベンダーが行うため、自ら対応する必要がない ただし、「障害時の対応はベンダーが行うため、自
この記事について DeNAでは2023年の中頃にそれまで外部委託を中心に運営していた社内ITのヘルプデスク機能を内製化しました。 以降は社内をよく知るメンバを中心にヘルプデスクの運営を行っています。 伴っていくつかの従業員体験向上の施策を実施しましたが、その中でも2024年4月から実施している「即レス」化の施策について紹介します。 「即レス」化というのはそのままの意味で、営業時間内(10:00-18:00)の間であれば、何らかの意味のある返事をすぐにするというのを運用として維持するというものです。 グループのこと IT本部IT戦略部エンプロイーエクスペリエンスグループの片桐です。 現在、主に社内ITヘルプデスクとPC端末管理・トラブル対応を行っています。 エンプロイーエクスペリエンスグループですが、ユーザーサポートグループを前身としており、2023/4に名称変更され発足したグループです(社
はじめに こんにちは、IT本部IT戦略部テクニカルオペレーショングループの利根川です。 DeNAではIdP(アイデンティティプロバイダー)としてOktaを長く利用しており、現在400ほどのアプリがOktaと連携しています。 Oktaの利用規模拡大に比例して管理者あての依頼も増加するため「運用担当者の工数軽減」が運用上の課題になります。 今回は「Okta Workflowsによるアカウントロック監視の自動化」により「運用の効率化」と「ユーザー体験の向上」を実現した事例を紹介します。 (前回記事はこちら) https://engineering.dena.com/blog/2023/07/okta_samlcertificate この記事の流れ Okta運用において管理者に依頼される内容 アカウントロック対応を効率化できないか? なぜアカウントがロックされるのか? Okta Workflows
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『DeNA Engineering - DeNAエンジニアのポータルサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く