新工芸舎の個展が東京で開催——レトロと新しさが交差する新作群の展示｜fabcross

「新工芸舎」の新作予約販売会が東京 東銀座のSHUTLで2024年7月14日まで開催中だ。会場では新作の時計やラジオ、スツール、照明器具の展示／予約販売に加え、新工芸舎の作品を散りばめた特別展示を開催している。 新工芸舎は3Dプリンターを駆使した製品をデザイン／制作するクリエイティブチーム。糸状の樹脂を編み込んだようなデザインが特徴的なtilde（チルダ）シリーズを発表してきた。FFF（熱融解積層）方式3Dプリンターとソフトウェアを独自に改造、そのユニークな制作プロセスは過去にもfabcrossで紹介した。 今回はtildeシリーズに続くANAMALOシリーズと、M600シリーズの作品を展示している。 ANAMALOは陳腐化した技術に、合理性とは異なる視点を盛り込むことをコンセプトとしている。ANAMALO Radioと称したラジオは筐体の裏に隠されがちなアンテナをあえて主軸に置き、ダイヤ