避難所での性被害について語る亀村衣世さん【写真提供:亀村衣世】 大きな災害が起きたとき、安全を求めて多くの人が身を寄せる避難所。しかし、そこで新たな危険にさらされる人もいます。阪神・淡路大震災で自宅が全壊し、当時15歳で避難所生活を送った亀村衣世さんは、顔見知りの男性から襲われそうになりました。その後、両親は「ここにいては危険」と、娘3人を避難所から離すことを決断。30年以上が経った今、亀村さんは当時の避難所のあり方、そして災害への備えについて何を思うのでしょうか。 ◇ ◇ ◇ 女性や子どもを守るルールは「まったくありませんでした」 阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日。当時中学3年生だった私は、母と中学1年生、小学6年生の妹2人とともに神戸の自宅で被災しました。自宅は全壊。近所の方々に救出された後、その日の昼頃から、通っていた中学校の体育館で避難生活を送ることになりました。 発