青森・鶴田にある「闇(くら)おかみ神社」(鶴田町山道)の鳥居に設置した弥生画が現在、フォトスポットになっている。 米粒や種を一粒一粒接着して描く弥生画 弥生画は五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する種や米粒を使って描く穀物アート。鶴田では現在、「山道町会」と「元町弥生会」の2団会が弥生画製作を行っており、12月から約1カ月かけて描いた弥生画をそれぞれ「闇おかみ神社」と「鶴田八幡宮」に奉納している。 山道町会では縦1.9メートル、横3.2メートルの弥生画のほかに、子ども会に所属する小学生たちも弥生画を作る。毎年、えとやキャラクターなどをテーマにし、子どもたちの手で製作する。 今年はウサギのキャラクターで、5人の子どもたちが下絵を描き、一粒一粒を接着した。山道町会長の一戸雅人さんは「以前は小学校の卒業制作で弥生画を描いていたが、統合したタイミングで途絶えてしまった。町会としては伝統として残していきた