埼玉・上里の「みちくさの道(ホタルの里)」(上里町神保原)そばにあるホタルのビオトープ(=生息空間)で現在、ヘイケボタルが飛び交っている。場所は「カインズスーパーセンター上里本庄店」(神保原)北西で、御陣場(こじんば)川のそば。 みちくさの道(ホタルの里) 元々ソフトボールなどをするグループだった「昭和会」が1993(平成5)年、まちおこし活動として「上里町昭和会ホタルを育てる会」を発足。翌年、ホタルの飼育を始めた。ホタルのビオトープを作り始めて今年で30年目に入る。 同町は1996(平成8)年、御陣場川に沿った全長約300メートルにわたる遊歩道「みちくさの道」整備を完了し、周辺には枝垂れ(しだれ)桜などを植栽した。同会は同町と同道の管理業務を請け負う協定を結び、今日まで同道の除草作業や清掃を行っている。 同会は2007(平成19)年、同道の隣接地で田んぼだった土地を借りて、ホタルが生息で