【★基礎からわかる「テクニカル分析」入門6-2】 ストキャスティクスって? 「ストキャスティクス」とは、1950年代、米国のジョージ・レーン氏により考案されたテクニカル指標で、RSIと並んで個人投資家に人気があります。 ストキャスティクスは一定期間の一番高かった値段と安かった値段の値幅に対して、現在の株価が、どのくらいの位置いるのかということを数値化したもので、「売られすぎ」なのか「買われすぎ」なのかを知りたいときに役立ちます。RSIと同じく“逆張り指標”として横ばい相場のときに使います。 ストキャスティクスの計算方法 ストキャスティクスは複数のラインを使うことが特徴です。 各ラインの計算式は以下のとおりです。 「%K(パーセントK)」は短期オシレータのラインです。 過去9日間の高値から安値までの値幅を100%として、現在の終値が安値から何%の位置にいるのかを表します。高値更新中なら100