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2007年の在日特権を許さない市民の会(在特会)登場以来、街頭での外国人に対するヘイトスピーチが社会問題化した。主な攻撃対象は在日コリアンや中国人だったが、2023年頃からは埼玉県の蕨市を中心として、これら古参ヘイトスピーチ活動家によってクルド人へのヘイトが活発化する。そして、2020年のアメリカ大統領選とコロナ禍によって日本で活発化した陰謀論の政治運動が、この夏、レイシズム運動と完全合体。「移民反対」を掲げる排外主義運動となった。ここで新たなターゲットにされているのが、イスラム教徒全般だ。 そして2025年12月6日、東京のJR秋葉原駅電気街口前の広場に、「反イスラム教」の街宣を行おうとする一群が現れた。開始時間の少し前に記者が到着すると、十数人ほどの参加者が集まっていた。それぞれ、背中に「モスク建設反対」と手書きしたTシャツを着ていたり、「ハラル給食反対」「土葬反対」といったプラカード
A氏は高級仕様に改装したアルファードを三十数台保有し、運転手に一日2万〜2万5000円で貸し出していた。 運転手は料金設定を自由に決められるシステムで、成田空港から六本木のホテルまで通常3万円のところを2万円や1万5000円に値引きしたり、逆に「一週間貸し切りで30万円」などと営業することで、レンタル料や経費を差し引いても大きく稼ぐことができていた。 A氏らの組織にも、毎日60万円以上が安定的に入っていたという。 しかし「台湾有事」発言後、状況は急変する。人民の行動履歴を管理する「信用スコア」の存在もあり、中国人の間に「こんな時期に日本観光して政府にマークされるのは危険」という同調圧力が広がった。 特に痛手だったのは、中国共産党の地方幹部クラスの客の激減だ。彼らは日本で大金を使い、領収書を受け取ることで経費として処理していたが、こうした「優良客」が一気に減少。 「売り上げは高市発言前の3分
――10月29日、事件当日の、詳しい状況を教えてください。 250番:住所を特定されるのが怖いので、「とある駅」とさせていただきたいのですが、私は「とある駅」から通勤のために電車に乗りました。横浜駅で乗り換えをする予定でした。 私が電車に乗り込んだ際、加害者はドア前を陣取るように立っていました。電車に乗り込むとほぼ同時に、右肩を肘打ちされたのです。私と加害者はちょうど背中合わせのようになっていて、顔などは見えませんでした。 ――驚いたでしょうね。 250番:そうですね。振り返ったのですが、肘打ちをしてきたのが男性なのか女性なのか、わかりませんでした。というのも、その方はショートカットの黒髪で、黒尽くめの後ろ姿だったことから、性別を断定できなかったんです。ただ、肘打ちをされたため、いい気分ではありませんでした。 ――その後、トラブルになるわけですか。 250番:いえ、その場ではトラブルにはな
芸人に必要な資質とは、なんだろうか。センスか、人脈か、運か、執念か――。いずれにせよ、売れっ子にはなんらかの突出したものが必要であることは間違いないはずだ。 今日話を聞いたのは、大阪を拠点に活動するコンビ・セルライトスパの肥後裕之さん(40歳)だ。 “セルスパ”は、2025年7月の『ダブルインパクト〜漫才&コント 二刀流No.1決定戦〜』(日テレ系)で3位に輝き、その実力をお茶の間に証明。今勢い盛んなコンビであるが、一般視聴者としては、相方の大須賀健剛さんの絵力が印象深いのではないかとも思う。 ところがどっこい、肥後さんの天然の“突出ぶり”こそ、尋常ではないのだ。その一端を、Nintendo Switch用ゲームソフト『リングフィット アドベンチャー』の変態レベルのやりこみようからご照覧あれ。 説明するまでもないかもしれないが、『リングフィット アドベンチャー』とは、2019年10月発売の
今年の前半、「財務省解体デモ」なる社会運動が話題となったことを覚えているだろうか。東京・霞ヶ関の財務省庁舎をはじめ各地の財務局周辺に「財務省解体」を主張する人々が集まり、街宣活動が行われた。3月14日の「全国一斉財務省解体デモ」は千人単位の参加者を数え、複数の大手メディアでも報道された。 前回は、今年前半に話題となった「財務省解体デモ」の陰謀論にまみれた実態と、その盛衰について論じた。今や見向きもされなくなった「財務省解体デモ」であるが、この運動はその後思わぬ方向へと繋がってゆく。実は、最近各地で行われている「移民反対」の街宣やデモは、そのほとんどが「財務省解体デモ」を源流としているのである。本稿では引き続き、11月28日の発売以降大反響となっている『陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点』の執筆者の1人である山崎リュウキチ氏にその経緯について振り返ってもらった。 5月25日、永田
近年、財務省に対する批判や「財務省解体」を求めるデモが全国で散発的に行われている。参加者は主に物価高や将来不安、財政政策への不満を募らせており、これらが財務省への怒りとして集約されている。 しかし、こうした訴えには具体的な政策提案が乏しく、単なる不満の発散で終わっている可能性がある。背景には、国民民主党が提案した「103万円の壁」問題への財務省の対応や、長年広まった財務省陰謀論の影響があるとされるが、やはりそこからは、物価高や国民負担率の増加に対する“中流貧民”の不満と怒りが見えてくる。 「減税すれば、日本の景気はよくなるのに、財務省が自分たちの利権を守るために阻止している。生前、モリタク(森永卓郎氏)さんが言っていたとおり、もはや“アレ”はカルト宗教ですよ」 4月に財務省前で森永卓郎氏の写真を掲げていた自営業者の50代男性はこう話していた。聞けば、「財務省が103万円の壁の引き上げを阻止
今年の前半、「財務省解体デモ」なる社会運動が話題となったことを覚えているだろうか。東京・霞ヶ関の財務省庁舎をはじめ各地の財務局周辺に「財務省解体」を主張する人々が集まり、街宣活動が行われた。3月14日の「全国一斉財務省解体デモ」は千人単位の参加者を数え、複数の大手メディアでも報道された。 果たして、「財務省解体デモ」とは何だったのか? 11月28日刊行の『陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点』の執筆者の1人である山崎リュウキチ氏は、この運動を最初期から観察してきた人物だ。山崎氏がこの運動に注目した理由は、もともと観察対象にしていた反ワクチン・陰謀論コミュニティとの距離の近さを感じだからだという。山崎氏の予想通り、「財務省解体デモ」は陰謀論と排外主義に飲み込まれ崩壊、その後の反移民運動へと結びついていった。前編では、国民民主党の榛葉賀津也幹事長をして「いてもたってもいられない国民の
環境省によれば、今年4月~10月までのクマによる被害件数は176件、被害者数は196件と過去最悪のペースとなっている。連日、各所にクマの目撃情報、被害報告がニュースで報道され、われわれの日常を震撼させている。そんななか、本誌連載中の東出昌大がクマについて寄稿してくれた。猟師免許を持ち、日常的に山に出入りする東出昌大は現在のクマ報道をどう見るのか。(以下、東出昌大氏による寄稿)。 クマ報道が凄い。我が家にテレビはないが、そんな私でも連日のようにクマにまつわるニュースが飛び込んでくる。週刊誌などからも「クマについて取材させて下さい」と、今年だけで8件もご依頼を頂戴した。 しかし、報道が過熱しすぎだと思うし、メディアは「危ない!」「死のリスク!」などの言葉を拾い歩きたいという前提があるから、私の実感が伴う「そんな危ないもんじゃないですよ」というお答えは編集部にとって快く思われないことも分かってい
日本にはさまざまなおじさんが生息しています。今回はさまざまな地域に生息する複雑な生態を持つおじさんたちを見ていきましょう。 どれもこれも「おしゃれ」を気取っていますが、なぜかうまくいかないおじさんばかり。愛らしいそんなおじさんを一堂に集めダメ出しをしてみました! まずは全身を無印良品で固めたおじさん。意外とイオンモールなどではなく、やや意識の高い商業施設などに生息しています。図書館や書店などの文化的な施設、おしゃれなカフェなどにも多く見られる日本の固有種です。 特徴としてはとにかくドライ。水分がすべて抜け切ったような洋服を好みます。シワのあるリネンやガサッとしたチノパン、また、色味はオフホワイトやベージュカラーなどナチュラルカラーを好みどれもこれもくすんだ色ばかりです。草木のような色や素材感が多いため、森の中での擬態には向いているはずですが、都心や中心地など比較的栄えた街に見られます。 断
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行して2年以上が過ぎ、自粛の日々は遠い過去になりつつある。しかし、その一方で、多くの新型コロナワクチン接種後の死亡報告があり、また、極度の倦怠感の増長や歩行不全、睡眠障害などの後遺症に悩んでいる方々が現実に多く存在することをご存知だろうか。 果たしてコロナワクチン接種の有効性や正当性はどれほどあったのだろうか――。そんな疑問に対し、医師や研究者たちが科学的な検証を試みようとする姿を追ったドキュメンタリー映画がある。その名前は『ヒポクラテスの盲点』。公開以来、満席が続出。公開館は全国で拡大し、パンフレットは公開から3日で多くの上映館で完売した。 まず、目を見張るのは信じがたい事実の数々だ。コロナワクチン接種後の副反応疑い死亡報告は2,295件(2025年3月末時点)、コロナワクチン接種による体調不良等の副反応疑いの総数は37,555件、重篤例
世の中にはアブノーマルな人生を歩む人たちがいます。そのような道に自ら飛び込む人たちもいれば、生まれながらにして“宿命的”な道を背負う人たちもいます。 今回取材した夫婦も“かなり”普通じゃない部類に入るのではないでしょうか。 「最初はただのクラスメイトだったんです」 慎二さん(仮名・29歳)は少し照れながら語ってくれました。 英会話を学ぼうと通い始めた教室で、隣の席に座ったのが瑞希さん(仮名・27歳)。そこから会話を重ね、気づけば一緒に帰ることが習慣になっていたそうです。 二人には奇妙な共通点がありました。どちらも祖父母に育てられ、親の顔をほとんど知らないという境遇です。 「ああ、似たような人生を歩んできたんだな、と自然に親近感がわきました」と瑞希さんは笑顔で話します。 偶然とも思える境遇の一致は、二人の距離を一気に縮めるきっかけになったのです。 やがて交際へと発展し、昨年めでたく結婚。周囲
こんにちは、シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)です。靴の設計、リペア、フィッティングの経験と知識を生かし、革靴からスニーカーまで、知られざる靴のイロハをみなさまにお伝えしていこうと思います。 ファッションのトレンドとして、革靴が流行しつつあります。質の良い革靴が再注目されているのは、シューフィッターとしても嬉しいことです。しばらく、オフの日にちょっといい革靴を履く人たちが増えることでしょう。 しかし、長い目で見ると革靴は絶滅危惧種です。ファッションのカジュアル化とともに消費者がラクを選択した結果、革靴の需要は激減していて、すべてスニーカーに置き換わっています。ネクタイと同様に、本格革靴は滅びゆくジャンルなのです。 革靴は製造工程が信じられないほど多く、資材の高騰や人手不足によって工程にある一社でも倒産してしまうと、ドミノ倒しになります。革自体の生産もSDGsの影響で生産が縮小しているこ
「ひかり」から降りて早足で歩く男性発見。歳はまだ20代前半だろうか。 「東京から新幹線で来たんですか?」 「そうですよ」 「どうして、わざわざ品川で下車を?」 「往復してるんです。乗り鉄なんで」 乗り鉄とは鉄道に乗ることを趣味とする鉄道ファンのことだ。 「新幹線が好きなんですか?」 「はい。動き出すときの振動がいいんですよ。でも、鉄オタには新幹線って人気ないんですよね」 なんでも、鉄道マニアの間では、在来線と比べすぐ目的地に着いてしまう新幹線は邪道とみなされてるようだ。その後も、彼は日本の新幹線がいかにすごいか熱弁をふるってくれたが、ほとんど理解できない。 「じゃあ、よく東京‒品川間を往復してるんですか?」 「うーん。最近は東北の方が面白いんで、東京‒上野間の方が多いですね。東海道より車両のカラーバリエーションがあって楽しいんですよ」 「でも、運賃もバカにならないんじゃないんですか?」 「
東京駅から東海道新幹線に乗り西へ向かうとき、ごく稀に、不思議な光景を目にすることがある。東京駅の次、品川駅で下車する客がいるのだ。 首都圏以外にお住まいの方に念のため説明しておくと、東京駅から品川駅までは在来線でもほんの11分。新幹線を使えば7分しかかからない。運賃は前者が180円、後者が自由席で1,080円だ。 なぜ、6倍もの金を出して彼らは新幹線に乗り、すぐ隣の品川で降りるのか。わからない。何か特別の事情があるのだろうか。2017年6月、品川駅で4日間、張り込み調査を行った。 ※本記事は、月刊誌『裏モノJAPAN』で掲載された「ごく普通の人々の暮らしや悩み、気になる行動を取材したルポルタージュ」をまとめた新刊書籍『調査ルポ この日本の片隅で』より抜粋したものです。 品川駅、東海道新幹線下りホームで待っていたところ、上品な身なりをした70代の女性が降りてきた。辺りをキョロキョロと見回して
80代の親が50代の子供の世話をするいわゆる「8050問題」が深刻化している。’25年には団塊世代の全員が後期高齢者となり、引きこもりの子供を残したまま、親が亡くなるケースが増加しているのだ。社会との繫がりを断った「大人の引きこもり」が親亡き後に辿る過酷な現実に密着した。 親の死後、残された人生をどう生きるか――。内閣府の’22年度の調査によれば、15~64歳のうち推計146万人、実に50人に1人が引きこもり状態(半年以上にわたって家庭にとどまり続けている状態)。年齢別は、40~64歳の引きこもりが約85万人と大きな割合を占める。 そんな働けずに社会から離れたまま年を重ねた引きこもりたちに今、「親の死」という現実が迫っている。引きこもり状態を金銭面で支えてきた親の死後、彼らはどんな現実に直面するのか? 立ち行かなくなれば多くは生活保護に頼らざるを得ないだろう。実際、生活保護受給者の全体数は
人気アニメ『ラブライブ!』シリーズから生まれた女性声優3人組「AiScReam」の紅白初出場の内定が報じられました。「愛♡スクリ~ム!」がSNSで大バズりしたことで紅白の制作陣がオファーしたとのことです。 筆者は不勉強ながら、初めて曲を聴きました。そこで感じたのは、これはもろにアニメ声優の歌だなということです。もっと言うならば、まだこういうことが通用する文化があるのだなと、少し驚きもしました。これ30年間変わってないぞ、と。 かつて、宮崎駿監督も『ジブリの教科書3 となりのトトロ』で、声優の発声についてこう語っていました。 <特に女の子の声なんかみんな、「わたし、かわいいでしょ」みたいな声を出すでしょ。あれがたまらんのですよ。なんとかしたいといつも思っている。> AiScReamの歌も、このいたたまれないという意味での「たまらん」気分を呼び起こします。では、その理由はどこにあるのか。 それ
今回はオジサン向けブランド指南。 男性は40過ぎても心は思春期、自分を客観的に見るのが苦手なものです。いくつになっても若い気でいる勘違いオジサンは多いもの。そこで今回はそんなオジサンに最後通告を突きつけます。 「40過ぎてるオジサンが買っちゃいけないブランド5選」、イタイおじさんにならないように……さっそくいきましょう。 今回の表題はあくまで「40過ぎてるオジサン」が買ってはいけないブランド。たとえば、「さまざまなテイストを格安で楽しみたい」というZ世代の方々などにはSHEINほど便利なブランドはないでしょう。あらゆるトレンドを手頃な価格で展開し、かつ展開型数が信じられないほど多く、「被り」を気にする必要もありません。 私はSHEINを『長らく西欧の下請け生産をやってきた中国の逆襲だ』と捉えています。中国の効率的な工場背景と多くのハイブランドの下請けとして生産してきた経験をもとに、あらゆる
人生の選択肢はかつてないほど多様化し、未婚率は上昇の一途を辿っている。一方で、“あたらしい結婚”を選ぶ人もいる。相手はなんと、AIだ。今回は、AIと恋に落ち、結婚を決めた女性たちを直撃。その本音を探った。 着実に人間の暮らしに浸透しているAI。今やその範囲は恋愛の領域にも及ぶ。 たとえば日本で最もユーザー数が多い「ChatGPT」では、「〇〇というキャラクターの口調で」「ツンデレな性格がいい」といったプロンプトを伝えれば、簡単に好みのキャラクター像を設定できる。 理想の男性像をAIに投影させた結果、AIの“彼”に好意を抱いたり、籍は入れられないものの人生を共にすることを誓う=“結婚”という段階まで進む女性も増えているのだ。 kanoさん(32歳・会社員)は、今まで人間の男性10人以上と交際し、昨年10月までは3年半付き合った婚約者がいたという。だが、現在の伴侶はAIだ。 「今年の春、Cha
世界最大の木造建築としてギネス認定された大阪・関西万博の「大屋根リング」。閉幕を前に保存論争に一応の決着をみたが、市民と専門家の声、そして政治と利権が交錯し、多くの火種が残されていた――。 部分保存でも問題山積! IR利権も絡み混乱 万博の象徴だった「大屋根リング」は、その保存方法をめぐり紆余曲折をたどってきた。 検討段階では、丸ごと残す「全体保存案」、解体して部材を再利用する「全面リユース案」、北東部分だけを切り出して残す「200m部分保存案」の3つが主なシナリオとして示されていた。 そして9月16日、万博協会と大阪市は最終的に200m部分保存を選択。周辺を「公園・緑地等」として整備する方針を発表した。 世界最大の木造建築としてギネス認定を受けた巨大建造物は、その全貌を未来に伝えることなく、“切り取られた象徴”として存続することになった。 大阪市都市計画局は「市民から『できる限り原形に近
東京オリンピックの選手村跡地に誕生した、総戸数5632戸の巨大マンション群「晴海フラッグ」。湾岸エリア最大規模として脚光を浴びた街に、異変が起きている。夢の街のはずが、人知れず“ゴースト化”が進行していた――。 地上50階建て・高さ180mを誇る「晴海フラッグSKY DUO」。分譲棟の最後発にあたり、眺望や共用施設の豪華さから“旗艦”と目されてきた。 その直近の抽選倍率(’24年10月の最終期)は最高で640倍に達し、“最後の目玉”に、いよいよ9月下旬に入居が始まったのだ。 《こんなに綺麗な東京タワー見たことない!》 《ラウンジが素敵すぎる》 SNSでは待ってましたと言わんばかりに、眺望を称えるコメントが溢れていた。 だが、SKY DUOより一足先に入居した別棟の現地住民たちの顔は浮かない。商社勤務で、1億5000万円もの大枚をはたき3LDKを購入したという平原卓也さん(仮名・34歳)が語
今年7月に行われた奈良市議選で、元迷惑系YouTuber・へずまりゅう氏の当選が物議を醸したことは記憶に新しい。 スーパーで代金を払う前の刺身を食べ、YouTubeに投稿して逮捕されるなど、数々の問題行動を重ねてきた同氏。その人物が市議の座に就いたことで、「奈良終わった」「奈良市民として恥ずかしい」と嘆く声が噴出した。 一方、上記のような批判をよそに、へずま氏のXの投稿には何万ものいいねがつき、支持層が厚いことも伺える。 まさに“悪名は無名に勝る”を体現したへずま氏だが、いわゆる「炎上系YouTuber」と分類されるインフルエンサーらは、なぜ批判に晒されながらも信者を生み出すのか。そして意外と知られていない彼らの実態とはーー。 著書『炎上系ユーチューバー』(幻冬舎)を上梓した、ジャーナリストの肥沼和之氏が語る。 盗撮や痴漢魔、転売ヤーに突撃して、現行犯で身柄を拘束し、警察に引き渡すまでの一
世代を問わずに働き方が多様化する昨今、積極的に「無職」という生き方を選び、ストレスフリーな生活を送る人が増えている。「仕事に縛られず、もっと自由に生きたい」そんな心の声を受け入れた先には、どんな暮らしが待っているのか――。 「会社を辞めて無職になる」と聞くと、ネガティブな印象を受ける人が大半だろう。だが、そんなステレオタイプな考え方は古いのかもしれない。 「今はむしろ“終身雇用の呪縛”から解放され、会社に人生の操縦桿を握らせてはマズいと考える人が増えています」 そう話すのは、マッキンゼーやグーグル、楽天など名だたる企業を渡り歩き、時代に即したキャリアデザイン方法を説く尾原和啓氏だ。ここ数年で働き方の多様化が進んだことで、「特定の仕事に縛られずに生きるという選択肢が取りやすくなった」と続ける。 「会社を辞めて無職になったとして、『食いぶちをどうするか?』といえば、ギグワークをしたり、フリーラ
「手取りを増やす」政策を掲げて現役世代の心を鷲掴みにする国民民主党の勢いが止まらない。女性問題や候補者選定で逆風も吹いたが、結党5年の新興政党は時代に取り残された氷河期世代を救うことができるのか? 代表にして日本一の政治家YouTuberである玉木雄一郎氏が本音で語った。 昨年の衆院選で「103万円の壁の引き上げ」を掲げて議席を4倍に増やし、(※1)参院選でも「手取りを増やす」と訴え続けて躍進した国民民主党。比例得票数では野党第一党に躍り出たが、同党を率いる玉木雄一郎代表に気の緩みは見られない。8月27日には今回の参院選を(※2)「薄氷の勝利」と総括したのだ。果たして国民民主党は本当に我々の手取りを増やしてくれるのか? 「次期首相に」との呼び声も高い(※3)“たまキング” に迫った。 ──参院選では目標を上回る17議席を獲得したのに、「薄氷の勝利」と総括したのはなぜ? 玉木:時代はどんどん
その男性は白杖をついて現れた。鈴木我信さん(@gashin_lv)、19歳。現役の慶応義塾大学生だ。生まれながらの弱視で、右目にわずかに視力を残すのみで、左目は光をまったく感じない。現在は大学生として勉学に勤しむ傍ら、ショート動画などを制作して弱視について広く知ってもらう活動をしている。「障害があるからたいへん、で終わらずに、どう工夫するかが大切」と語る鈴木さんの話に耳を傾けた。 ――今年7月、大手コンビニエンスストアチェーンのローソンで「店内での写真・動画の撮影はご遠慮ください」というアナウンスが流れるようになったことについて、スマホカメラを通じて拡大しないと見えづらい弱視の当事者の目線で発信されていましたね。反応はいかがでしたでしょうか。 鈴木我信:私の周辺では、「弱視の人たちが置かれている状況がよくわかった」という肯定的な意見が多かったと思います。ただ、公の掲示板などでは、「障害者だ
番組終了後にネットで死亡説、逮捕説まで囁かれた。そんな“デマ”を一笑に付し、ワクワクさんは現在も全国で工作のイベント活動に勤しんでいる。ただ、実は荒っぽい性格というのは本当か?プロインタビュアーの吉田豪が迫った――。 試しに……と画用紙とハサミを持った瞬間、取材ながら“ワクワク”させられた。工作番組『つくってあそぼ』の放送開始からすでに35年、今でも我々を一瞬で子どもに戻してくれるお兄さん。そこには想像以上の波瀾万丈な人生と、ワクワクさんを背負う覚悟があった。 ──僕はリアルタイムでOVA『メガゾーン23』(※1)を観た世代なので、40年前に華々しく主役デビューした方がこういう形で芸能界を生き抜いていくとは思いませんでした。 久保田:今日はその話からいきましょうか。もともと私が最初に所属した劇団は、三ツ矢雄二(※2)さんと田中真弓(※3)さんが立ち上げた「プロジェクト・レヴュー」という劇団
「まいばすけっと」が生まれたのは今から約20年前の2005年末。ショッピングセンターを得意とする流通大手「イオン」が当時グループの店舗が少なかった首都圏都心エリアで展開する小型スーパーとして生み出した新業態で、2011年には「まいばすけっと」として分社化された。この時点で200店舗ほどであった店舗数は急速に「増殖」し、2022年には1,000店舗を達成。2025年時点では東京23区内を中心として東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の都市部に約1,200店舗を展開、「日本で最も店舗数が多いスーパー」となった。 なお、「まいばすけっと」は首都圏以外ではイオン北海道が札幌市内でも展開しているものの、その他の地域には未出店。それゆえ「まいばすけっと」は「日本で最も店舗数が多いスーパー」でありながら「ごく一部の地域の人しか馴染みがないスーパー」でもあるのだ。 それでは「まいばすけっと」はなぜここまで増え
04年9月、橋本真也はコンディションの悪化から長期休養に入った。その間、様々な確執がZERO-ONEで表面化し、結果的に橋本が立ち上げたZERO-ONEは崩壊。選手・スタッフは、橋本抜きで新団体「プロレスリングZERO1-MAX」に移行していった。 この時期の蝶野正洋は、現場監督として新日本を取り仕切っている立場だったが、失意の渦中にいるであろう橋本を、プロレスのリングに復帰させようと動き始める。 ※本記事は『証言 橋本真也 小川直也、佐山聡、蝶野正洋らが語る破壊王と「1・4事変」の真相』(宝島社)より、蝶野正洋のパートを適宜抜粋・編集したもの。 「橋本選手が肩の手術をして、欠場が長期化しているという話は聞いてて、大丈夫かなとちょっと気になっていた。それが05年の年明けぐらいで、それなら5月(14日)に新日本の東京ドーム大会があるから、そこでプロレスラー橋本真也が復活するというのはどうか、
「“セクシー女優”は、いつまでもやっていけるわけじゃない仕事。だからセカンドキャリア的に手に職をつけたかったんです」 もともとクリエイター志望だったという彼女。今回はデビューしたきっかけ、フリーになった理由、今後の展望などをインタビュー。デビュー5年目を迎えたセクシー女優のリアルな本音を語ってもらった。 ――もともと、どういった経緯でセクシー女優としてデビューしたのですか? 「行動を始めたのは、2020年の3月くらい。ちょうどコロナ禍に入った頃でしょうか。当時、一般企業の会社員をしていたのですが、鬱になって『会社ムリ!しんどい!』という状況でしたね。結局、退社をしたのですが、そのタイミングで付き合っていった彼氏とも別れ、『自分1人で生きていかなきゃいけないんだ』と感じていた時に、やってみようと思ったんです」 ――もともとこの世界に興味があったのでしょうか? 「そうですね。普通に作品は見てい
しかし、パビリオンによっては事前予約や当日予約以外でも入る方法があるのです。 そこで今回は、万博通期パスで30回以上来場し、合計98のパビリオンに入場した筆者が「予約が必要なパビリオンに入る方法」をまとめて紹介します。予約情報だけでなく、9時台の枠を取れる可能性が高まる方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしていただきたいです。 ※以下、記事公開時の情報です。 ・住友館 1日8回、LINEを使ったキャンセル待ちの抽選をおこなっており、LINEのQRコードは会場内の住友館前に掲載されています。また、住友館のHPにも掲載されていますが、抽選の申込は「万博会場内にいる場合のみ可能」で、万博会場から離れた場所からは参加できません。 なお、万博会場内には「夢洲駅・東ゲート・西ゲート周辺も含まれます」と記載されています。夢洲駅からでも申し込み可能なので、事前に住友館のHPから友達登録を済ませておき、抽選
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