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「フランス現代思想」とは何か、それはどこから来て、どこへ行くのか――2020年代から見た遺産目録と批判史|Reading Monkey
「フランス現代思想」とは何か、それはどこから来て、どこへ行くのか――2020年代から見た遺産目録と批判... 「フランス現代思想」とは何か、それはどこから来て、どこへ行くのか――2020年代から見た遺産目録と批判史 0. この記事の問いと射程最初に断っておけば、「フランス現代思想」という括り自体が、当のフランスには存在しない、受容側の発明である——米国では「フレンチ・セオリー」として、日本では1980年代のニュー・アカデミズムの流行を通じて広まった呼び名である(この来歴には第1節で立ち入る)。それでも本稿がこの語を使うのは、断罪も崇拝もこの名の下で流通しており、括りを解体するにも、まず名指す必要があるからである。そしてこの主題には、全体をひとまとめに裁く語り方を招きやすいところがある。断罪する側はこの名で括られたものをまとめて棄却しようとし、擁護する側はまとめて弁護しようとしてきた。だが判定の単位が大きすぎると、議論は事実から離れていく。2020年代の現在から見えるのは、どちらの図式にも収まらない


























2026/07/07 リンク