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ニッポンの世界史 #51 「世界史のなかの日本文明」—90年代における反左派フォーマットの成立|みんなの世界史
◉要約 1999年の西尾幹二『国民の歴史』を、唐突な右傾化現象とみるのは正確ではない。1990年代、冷戦終... ◉要約 1999年の西尾幹二『国民の歴史』を、唐突な右傾化現象とみるのは正確ではない。1990年代、冷戦終結で「西側」「経済大国」という自己定義が崩れたとき、棚上げにされていた脱亜・脱欧の問いが一斉に噴き出した。岡田英弘・杉山正明のユーラシア史、川北稔のウォーラーステイン受容、梅棹・安田・川勝・上山春平の比較文明論、ハンチントン『文明の衝突』邦訳——複数の水脈が合流して「世界史のなかの日本文明」フォーマットが成立した。 2020年代まで生き続けるこの枠組みの成立過程を、伏線を回収しつつ整理する。 ◉連載全体の目次はこちら 1990年代は、日本(文明)の歴史を世界史のなかに、ある種の視点に基づき位置付ける「世界史の中の日本文明」フォーマットが成立した時期である。 今回はいささか長くなるが、これまでの議論の伏線を回収しながら、2020年代にまで受け継がれるこのフォーマットの成立について整理して













2026/05/09 リンク