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ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。
生成AIサービスにおけるUXの課題 現状、一部の生成AIサービスに対し「使いづらい」「実用性に欠ける」といった声も聞く。その根底には、1つ、UXの未成熟さという問題が存在する。極端な例えではあるが、それは時として「超優秀な部下とトランシーバーだけでやり取りしながら仕事をする」ような状況に類似している。いくら部下が優秀でも、情報共有やコミュニケーションの手段が限られていては、その能力を存分に発揮することは困難である。一部の生成AIサービスも同様の課題を抱えている。例えば、チャットという限定的なインターフェースでは、生成AI技術の能力を十分に引き出せていない場合もあるのだ。 生成AIは、従来のITプロダクト開発で活用されてきたツールとは異なる特性を持っていると考えられる。特に、「人間的な知的能力を有するような挙動が可能である」という点は、生成AIの大きな特徴の一つだろう。もちろん、これはあくま
本連載では、生成AI領域に特化した事業を創出し続ける私AlgomaticのCEO大野が、同社の実践で得た「生成AI領域の事業づくりの要諦」を、現場のリアルな体験を交えて共有する。生成AI時代ならではの新しい事業の作り方のヒントとなれば幸いである。第1回では、生成AI領域の事業開発では、技術リスクを取るため、市場リスクは取りすぎるべからず、すなわち「実現できれば、確実に売れるものを作ろう」という話をした。第2回となる今回は、技術側のリスク、不確実性の高い生成AI技術にいかに向き合うべきかを解説する。 市場リスクを抑えつつ、技術に真摯に向き合う 前回の記事で説明したように、生成AIという不確実性の高い技術を活用することで、技術側のリスクを取る分、市場の不確実性(リスク)を抑えるべきだ(連載第1回参照)。言い換えれば、まったく新しい市場を創出するようなリスクを負わずとも、生成AI技術によって、こ
生成AIの登場により、プロダクト開発の在り方が大きく変わろうとしている。生成AI領域で新規事業を立ち上げるには、従来のスタートアップとは異なるマインドセットが求められる。技術革新のスピードが速く、何が正解か分からない不確実性の高いこの分野で勝ち残るためには、どのようなプロダクトマネジメントが重要になるのだろうか。本稿では、生成AI領域に特化した事業を作る私Algomatic代表の大野が、これまでの実践で蓄積してきた「生成AI領域の事業作りの要諦」を、現場のリアルな体験を交えて共有する。 「今この瞬間」のチャンスを逃さないこと 生成AI技術による革命が起きているこのタイミングは、「今しかない唯一無二のチャンス」だ。このチャンスを逃さないために、従来の新規事業づくりとは大きくマインドセットを変える必要がある。「今この瞬間」に正しいマインドセットで、アクションを起こすことが肝要だ。2年後、3年後
本連載では、AIを活用した音声解析サービスを提供しているRevComm(レブコム)が、プロダクトマネジメントにおいてNotionを活用することで、成果を上げたポイントを具体的に解説していきます。第3回はPRD(プロダクト要求仕様書)の作成・運用・管理についてです。(編集部) はじめに 株式会社RevComm(レブコム)のプロダクトマネージャーの吉井です。RevCommは音声解析AI電話「MiiTel(ミーテル)」、AI搭載オンライン会議解析ツール「MiiTel Meetings」、オフライン(対面)の商談を可視化する「MiiTel RecPod」を開発・提供しています。 RevCommでは、2023年5月からドキュメント管理ツールとして「Notion」を全社に導入し、プロダクトマネジメントにも活用しています。今回は、全社員がフルリモートで業務を行っているRevCommにおけるPRD(プロダ
プロダクトマネージャーが成果を出すためには、ユーザーの課題解決や価値提供に加え、プロダクトチームやステークホルダーを動かす必要がある。ところが、常に合理的で正当な行動を取っていたからといって、必ずしも周囲の人が動くわけではない。Product People株式会社代表でプロダクトコーチの横道稔氏は「ProductZine Day 2024 Winter」の特別講演に登壇し、プロダクトリーダーシップにおける信頼獲得やマネージングアップ、パーソナルブランドの重要性について語った。 ProductZine Day 2024 Winter 横道氏の講演スライド(Speaker Deck) プロダクト組織を率いるには、組織内での信頼を得ることが重要 横道氏はLINEやサイバーエージェントでプロダクトマネージャー、エンジニアリングマネージャー、エンジニア、アジャイルコーチ、人事といった、プロダクト制作
Japan SaaS Insightsは、同社が国内SaaS市場の民主化を目指して、年に1回発刊しているレポートで、今回公開された「Japan SaaS Insights 2024」は、以下のような内容となっている。 2023年におけるSaaS市場の予測 答え合わせ 日本のSaaS市場動向 SaaSスタートアップの資金調達/Exit動向 SaaS上場企業のマーケット動向 2024年におけるSaaS市場 5つの予測 前回のJapan SaaS Insightsでは、Horizontal SaaSにおいてSales、Development、Analytics、Security、Automation分野が急成長すると予測していた。しかしながら、SalesやAI/Automationはプロダクト数や評価額の増加がみられたものの、他の領域では急成長が確認できず、この予測は誤っていたといえる。 一方で
2023年11月29日に開催された「プロダクトマネージャーカンファレンス2023」では、「覚悟」がメインテーマに選ばれた。プロダクトマネージャーは、重大な責任を担いながら限られた権限の中で成果を出す必要があるため、その役割には多大な苦労と深い「覚悟」が伴う。キーノートセッションに登壇したTably株式会社の及川卓也氏と株式会社アトラクタの吉羽龍太郎氏は、プロダクトマネージャーが直面する課題や決断における「覚悟」を6つに分解して意見を交換した。今回2人が6つに分解した覚悟とは、「カネを利用する覚悟」「ヒトを巻き込む覚悟」「NOと言う覚悟」「ユーザーを巻き込む覚悟」「未完成なプロダクトを人に使ってもらう覚悟」「プロダクトや機能を終了する覚悟」。前編となる本稿では、前半3つを紹介する。 プロダクトマネージャーカンファレンス2023 基調講演の紹介ページ(録画への導線あり) プロダクトマネージャー
プロダクトマネージャーカンファレンス2023 曽根原氏のセッション紹介ページ(スライドや録画への導線あり) 現時点での最適な視点、長期的な視野、高い視座を持ち、自問自答するべき 曽根原氏は、シリコンバレーで17年以上の経験を積み、現在はLinkedInの米国本社でシニアプロダクトマネージャーとして活動しながら、日本企業のプロダクト開発も支援している。『プロダクトマネジメントのすべて』の共著者、『ラディカル・プロダクト・シンキング』の監訳者としても知られ、2万6000人以上が受講したUdemyのプロダクトマネジメント講座のインストラクターでもある。 今回の講演では「シリコンバレーのプロダクトマネージャー達に見る、覚悟を決めたPMは何が違うのか?」というテーマで、「視点→視野→視座」「Over-communication」「Over-indexing状態を避ける」「経営者感覚」「時間の使い方」
「プロダクトは、誰かのために世界をより良くするための仕組みである」──書籍『ラディカル・プロダクト・シンキング』(翔泳社)では、こう述べられています。プロダクトが誰かのために存在する仕組みである以上、ユーザーを理解しユーザーのための設計を行う「UXデザイン」と「プロダクトマネジメント」は切っても切り離せない関係です。デザインカンパニーであるグッドパッチのプロダクトマネージャーは、UXデザインの強みを生かしてさまざまな企業の支援を行う中でプロダクト開発現場のお悩みに、どのようなアプローチで解決してきたのか。デザインの力を用いてプロダクト開発を前進させるフレームやプロセスを紹介する本連載。プロダクトビジョンの描き方に続き、今回は中長期ロードマップの策定手順を解説します。 はじめに 前回の記事では、プロダクトビジョンの役割や設計プロセスについて紹介しました。しかし、プロダクトビジョンを立てたもの
前回の記事では、プロダクトマネージャーにとっての Figma/FigJam活用例をご紹介しました。ここからは、各社のプロダクト開発での活用方法について、実際にFigma/FigJamを活用されている企業へのインタビューをもとにご紹介していきます。今回は、家計管理サービス「B/43(ビーヨンサン)」を提供する株式会社スマートバンクのUXリサーチャー 瀧本はろか氏に「UXリサーチ」におけるFigJam活用について伺います。 前回の記事:「プロダクト開発の生産性を最大化する「Figma」の活用方法」 スマートバンクの「Think N1」文化を支えるUXリサーチャー 谷(筆者):まずはスマートバンクさんの「UXリサーチ」の位置付けや役割について教えてください。 瀧本:弊社は「Think N1」というバリューを掲げており、社員全員がリサーチを通じてユーザー理解を深め、プロダクト開発に当たるということ
世界中でサイバー攻撃の脅威が拡大する中、日本国内のセキュリティ意識はデジタル先進国の各国から遅れをとっている状況と言える。アメリカとの比較では、サイバーセキュリティ対策への投資額が5000万円以上の企業がアメリカは71%であるのに対し、日本は32%という調査結果(出典:IPA「企業のCISOやCSIRTに関する実態調査2017-調査報告書-」)もあり、セキュリティ投資が十分でない状況が伺える。 そこで、SaaS/ASPなどのクラウドサービスのセキュリティ対策状況を第三者評価する「Assured」は、2023年のセキュリティトレンド総括として海外/国内サービスのセキュリティ対策状況を比較し、その傾向を発表した。 調査レポートの詳細は以下の通り(Assured調べ)。 第三者認証取得 国内でSOC2を取得しているサービスは8.6%のみ。ISO/IEC 27001は海外、国内ともに半数以上が取得
Figmaとは何か Figmaは2011年頃、オンラインでデザインできるツールとして開発が始まりました。その後、2016年に公式にローンチし、ブラウザ上でリアルタイムに誰でもコラボレーションしながらデザインできるツールとして注目を浴びました。OSネイティブのアプリではなく、ブラウザで利用できるので、URLを共有すれば誰でもアクセスしやすいのが大きな特長の一つです。またデータがクラウドで管理されているので、最新データが一目瞭然であることも評価されている点といえます。 「Figma」のWebサイト Figmaは「Make design accessible to all」というビジョンを掲げ、すべての人がデザインに関われるようにするためのプラットフォームとして製品を提供しています。 それまでのデザインツールでは、基本的にデザイナー一人ひとりがローカルファイル内で作業し、完成するまでは他のメンバ
本連載では、メンターマッチングサービス「MENTA」を立ち上げ、現在はランサーズで、生成AIや大規模言語モデル関連の技術を使って新規プロダクト開発やグループ内の生産性向上や課題解決を行う「Lancers LLM Labs」の責任者をしている入江慎吾氏に、「新規プロダクトのつくり方」をテーマに、さまざまな知見を共有いただきます。第1回は、生成AIを使うことで、従来の数倍の効率で新規アプリを立ち上げリリースできた背景と、その実際の開発の流れについて。(編集部) はじめに Lancers LLM Labsの入江です。私たちは生成AIを使って社内外向けに新規のプロダクト開発を行うべく立ち上がったラボです。今回はその取り組みの中でChatGPTをプログラミングに取り入れてプロダクト開発の効率を上げた話をします。 今回開発したプロダクトについて 今回、スマホだけでプログラミング学習ができる「PILE(
近年、プロダクト開発やUXデザインなどの体系的な情報やノウハウが注目されていますが、実践的な情報が不足していることがよくあります。一方で、Generative AI(生成AI)の登場により、誰でも開発やデザインができる時代が近づいています。このような状況下では「ユーザーに真に求められる価値を提供する」プロダクトマネジメントが重要になってきます。そこで、今回の連載では「誰もがプロダクトを通して価値を提供できるようにする」というビジョンを掲げた「PM DAO」(プロダクト開発コミュニティ)によるAIプロダクトの開発ストーリーを通じて、実践的なプロダクトマネジメントのノウハウを解説します。第3回はMVPを開発する際の流れについて。 前回までのあらすじ この連載記事では、アイデアからの仮説生成を支援するAIサービス「Value Discovery」の開発経緯を踏まえて、プロダクトマネジメントにおけ
2022年10月7日、日本CPO協会主催のオンラインイベント「Product Leaders 2022」が開催され、Amazon、Walt Disney Company、ServiceNow、Pendo、Squareなど世界的企業でのプロダクトをリードするスピーカーたちがさまざまな知見を共有した。本稿では、2022年1月にメモアプリケーションサービス「Notion」を提供するNotion LabsのCPOとなったMadhu Muthukumar(マドゥ・ムトゥクマール)氏のセッションについて紹介する。 編集部注 記事掲載時点(11月11日)では、当該セッションについては未公開だが、YouTubeのProduct Leadersのチャンネルで、Product Leaders 2022のセッション録画が順次公開されている。 Notion Labs, Inc.のCPO Madhu Muthuku
扱う領域が多岐にわたり、それぞれに専門性が必要とされるプロダクトマネージャー。日々の業務や意思決定の合間の限られた時間に、学習を進める必要がありますが、短時間で質のよいインプットを行うには、今も昔も書籍は有効な手段の一つです。一方で、一言でプロダクトマネージャーといっても、キャリアの変遷や得意とする領域が異なり、必要とする参考書も人それぞれです。そこで本稿では、全体像を押さえつつ、自分に適したラーニングパスを見つける上で参考になる、筆者の読書経験にもとづいたプロダクトマネージャーのための読書地図をご紹介します。 最初から「プロダクトマネージャー」という人はほとんどいない 「プロダクトマネージャーは忙しい」 あらゆる職場で耳にする言葉です。 それもそのはず、プロダクトマネージャーはその仕事の性質からカバーすべき範囲が多岐にわたり、それぞれに専門性を持って臨む必要があります。 そのため、キャリ
プロダクト作りにはさまざまな「罠」がある。機能の開発とリリースに集中してしまい、顧客の本当の課題、プロダクトの本当の価値がおざなりになってしまう状況のことを「ビルドトラップ」と言い、プロダクトを開発する組織において陥りやすい「罠」の一つだ。なぜこの問題が起こるのか。どうすれば、本質的なプロダクト作りに立ち戻れるのか。『プロダクトマネジメント――ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』の訳者であり、アジャイル開発や組織改革のトレーニングなどを行う専門家、吉羽龍太郎氏が語った。 大事なのはアウトプットではなく、アウトカムとインパクト 吉羽氏はアジャイル開発やDevOps、クラウドコンピューティング、インフラ構築自動化、組織改革を中心にオンサイトでのコンサルティングやトレーニングを提供する専門家。吉羽氏がCTOを務めるアトラクタも同様のサービスを提供している。また吉羽氏は青山大学では非常勤講師と
大小さまざまなプロダクト群を抱える株式会社リクルートは、扱う領域も多岐にわたる。2020年には中核事業会社それぞれに存在していた商品部門を先行して統合。プロダクトマネジメントの横断的な組織が生まれ、活発なナレッジシェアなどの取り組みが行われている。同社のプロダクトデザイン室室長 戸田洋平氏に、リクルートのプロダクトマネジメントに対する考え方や、求める人材像を聞いた。 株式会社リクルート プロダクトデザイン室室長 戸田洋平氏 エンジニアからキャリアをスタートし、マーケティングの経験を積んだ後、株式会社リクルートへ入社。UXや事業開発に携わり、2020年にプロダクトデザイン室室長に就任。 プロダクトマネージャーの3つのキャリアパス リクルートが提供するサービスはカスタマーとクライアントをマッチングするマルチサイドプラットフォームがメインとなっており、メディアも情報誌、アプリ、Webサービスなど
編集部注 本記事は技術評論社の協力に基づいて記事作成しております。 はじめに はじめまして。ゆずたそ(@yuzutas0)と申します。私は業務支援ツールのプロダクトマネージャーとして活動する傍らで、データ基盤&KPIダッシュボードの受託開発や、業務改善のコンサルティングを行っています。主な相談元は各社のCPO、CSO、CTO、VPoEといった方々です。 この寄稿記事では「データ活用施策を成功に導くステップ」について解説します。記事の内容は、拙著『実践的データ基盤への処方箋』(技術評論社)の1章9節「ユースケースを優先的に検討しツールの整備を逆算する」をもとに加工・編集したものとなります。 想定する読者は、担当プロダクトのデータ活用施策を検討する方です。「プロダクトの会員数ダッシュボードを用意しよう」「デジタル広告を見直して流入を増やそう」「クーポンメールを配信して売上を伸ばそう」といった施
はじめに こんにちは、ゆずたそ(@yuzutas0)です。この連載では、ソフトウェア開発者からプロダクトマネージャーに転向した筆者が、多くの失敗を経て重要性を痛感した「プロダクトマネージャーのマインドセット」を解説します。 主な対象読者としては、同じようにソフトウェア開発を出自とした方で、「同じような失敗経験のある方」「これから失敗を経験するであろう方」を想定しています。連載の前提条件の詳細、免責事項などについては、第1回の冒頭を併せて参照ください。 トレードオフが生じる場面 今回は意思決定について扱います。たとえステークホルダーの協力を引き出し、どれだけ試行錯誤しても、どこかでトレードオフが生じることになります。関係者全員が問題と向き合い、議論を整理した上で、それでも一つの結論にならないという場面が訪れます。そこではプロダクトマネージャーとして意思決定を求められます。 画面に表示するテキ
はじめに こんにちは、ゆずたそ(@yuzutas0)です。この連載では、ソフトウェア開発者からプロダクトマネージャーに転向した筆者が、多くの失敗を経て重要性を痛感した「プロダクトマネージャーのマインドセット」を解説します。 主な対象読者としては、同じようにソフトウェア開発を出自とした方で、「同じような失敗経験のある方」「これから失敗を経験するであろう方」を想定しています。連載の前提条件の詳細、免責事項などについては、第1回の冒頭を併せて参照ください。 話を聞くことはゴールではない 前回は「責任から逃げてしまう」という問題を取り上げました。法律や集客などの幅広い論点について「Not for me」(この仕事は私向きではない)と考えてしまうと、プロダクト開発は破綻します。対処策として「多様な視点からコメントを受けること」「責任を果たせているかどうかをチェックすること」の2点が必要になると話しま
本連載では、「STORES プラットフォーム」でネットショップ開設サービスを始めとしたtoBのプロダクトを提供しているヘイ株式会社(hey)のプロダクトマネージャー陣にリレー連載の形式で、開発チームではなく、社内のビジネス部門や経営層との関係をいかに構築しているかを解説いただきます。第1回は「STORES」の事業責任者 御守さんから連載の背景と全体像について。(編集部) プロダクトマネージャーの本当の悩み 本連載のテーマは「他部署と経営陣に信頼されるプロダクトマネジメント」です。プロダクトマネージャーが対面するステークホルダーの中で社外ではなく社内、その中でも特にビジネス部門や経営陣とのコミュニケーションや関係構築について扱います。 近年、プロダクトマネージャーという職種の知名度も向上してきており、関連する記事や書籍、イベントも増えています。そこで頻繁に取り上げられるテーマとしては、プロダ
本連載は、ソフトウェア開発者からプロダクトマネージャーに転身した、ゆずたそ(@yuzutas0)さんが自身の経験を振り返り、切り替えるべきだったと考えるマインドセットを紹介していく連載です。第2回は、「責任から逃げてしまう」という問題を取り上げます。自身の責任範囲は想像以上に広くなるのだ、ということを認識しましょう。(編集部) はじめに こんにちは、ゆずたそ(@yuzutas0)です。この連載では、ソフトウェア開発者からプロダクトマネージャーに転向した筆者が、多くの失敗を経て重要性を痛感した「プロダクトマネージャーのマインドセット」を解説します。 主な対象読者としては、同じようにソフトウェア開発を出自とした方で、「同じような失敗経験のある方」「これから失敗を経験するであろう方」を想定しています。連載の前提条件の詳細、免責事項などについては、第1回の冒頭を併せて参照ください。 「Not fo
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