ワシントンが2期8年の大統領職を終えて去っていった後、政争が起こった… というよりも政権中にすでに政争が起こっていて、ワシントンが大統領を退任した後にこれが国内を二分するような形になった、と言ったほうがより正確だ。 「ワシントン後」の政争を見るために、政争の源泉に遡って書いていく。 独立戦争中(1775~1783年) 連合規約の失敗(1781~1786年) フェデラリストの登場(1787年) 憲法制定会議(1787年) アンチ・フェデラリストの反対 争点と妥協 権利章典(1791年) その後の政治への影響 独立戦争中(1775~1783年) アメリカ13州はイギリスから独立するために団結したが、各州は「中央政府が強くなりすぎる」ことを恐れていた。そのため1781年に発効した連合規約(Articles of Confederation)では、 中央政府は非常に弱い 課税権がない 常備軍を持て