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ユニコーン「ヒゲとボイン」全曲解説、人生は達観し笑ってみせた者の勝ち♪
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ユニコーン「ヒゲとボイン」全曲解説、人生は達観し笑ってみせた者の勝ち♪
1991年、ユニコーンが到達したオルタナの時代 ユニコーン『ヒゲとボイン』(1991年)―― 元来ロックにな... 1991年、ユニコーンが到達したオルタナの時代 ユニコーン『ヒゲとボイン』(1991年)―― 元来ロックになり得なかった日本人らしい生活圏をロックにするという、彼ら特有のスタンスの極北にあたるアルバムである。 高齢者施設の入館者(川西幸一)、両親のDVをみつめる幼児(手島いさむ)、都市計画で立ち退きを命じられた家庭の息子(奥田民生)、若者を仮想敵にして奮い立つ40代男(EBI)、妻に調子のいいことを言って働かないプー太郎(ABEDON)… 等々、各メンバーが書き上げた主人公は主人公らしからぬ者ばかり。大概のロックバンドが名刺がわりにしてきた不良像に背く、ある意味いちばんの不良たちだと思えてくるトータリティだ。 一方で極端なミュート、誘発されたノイズ、屋外の自然音、テープの逆回転、謎めいたサンプリング等々、思いつく限りの変則的な録音方法で遊び尽くされているのも本作の大きな特徴。図らずも5人は

