今月20日から始まるイベント「三越のアート&クリエーション」内で開かれる、名古屋芸術大学芸術学部准教授でアーティストの中田ナオトさんの「中田ナオト展『ライオンといっしょ-名古屋と東京と-』」の一環。 「場所性」を大切にしているという中田さん。「会場に自分の作品を展示するだけでなく、名古屋三越の要素も盛り込みたいと思い、シンボルであるライオン像に直接関わることを考えた」と振り返る。「人、特に日本人は毎日、風呂に入り衛生面に気を使っている。このご時世なので、ライオン像もきれいにしようと思い、一緒にいてくれてありがとうという気持ちも込めて、シャンプーすることにした」と説明する。 ライオン像はブロンズ製で、幅=101.3センチ、高さ=87.2センチ、奥行き=215センチ。普段は乾拭きしているという。 ライオン像にていねいに水をかけて全体をぬらし、泡立てたボディーソープを使い、「人と同じで顔は避けて