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ダイエットに挑戦してもなかなか痩せていかない・・・。 そんな方はやり方があなたの遺伝子に合っていないのかもしれません。 遺伝子にはいくつかのタイプがあり、自分のタイプを分かっていないと、いくら努力しても一向に痩せない、痩せないどころか逆効果だってあり得るというから驚きです。 もし、あなたがそこそこダイエットに努力しても痩せないとしたら、その原因は”遺伝子”を調べると分かるかもしれませんよ。 体質と遺伝子の関係 太りやすい体質、または痩せにくい体質といっても実はいろいろ。 ・糖質を分解しにくい人 ・脂質を分解しにくい人 ・遺伝的に太りやすい人 ・筋肉がつきづらい人 など、様々なタイプの人間がいます。 一時流行った「糖質制限ダイエット」。あなたも少なからず試したのではないでしょうか。 結果はいかがでしたか? 例えダイエットがうまくいっても、ストイックにご飯を食べないことによって、イライラしたり
毎日の睡眠がいかに大切かは何度かお話ししてきました。 睡眠不足は、注意力や集中力、コミュニケーション力、決断力、生産性の低下につながります。 忙しい~無駄な残業増加~睡眠時間の縮小~睡眠不足という悪循環につながります。 8時間睡眠の必要性が説かれていますが、一概に誰でも8時間睡眠が必要かと言えば、どうもそうではなく、人や体質にも寄るようです。 極端な例では、3時間で十分なショート・スリーパーと呼ばれる人もいれば、9時間寝ても寝足りないロング・スリーパーもいるようです。 危険なのは、寝なくても平気だと無理して仕事を乗り切るショート・スリーパー・もどきです。 これは周囲に気を遣う真面目な日本人に多いようです。 無理をすれば、やがて心や体に不調が現れて取り返しのつかないことにもなりかねません。 夜勤の医師や看護師さん、介護従事者、あるいはプレゼン前に徹夜する営業職などなど気を付けてください。 人
「あくび」は可愛い・・・? いやいや、女性にも忍び寄る危険なシグナルです! 眠くなるとつい、涙目に「あくび」が出ますね。 あくびは身体に酸素を取り込み、疲労回復を促す効果がある一方で、頻繁にあくびが出てしまうのは身体の危険信号である可能性があります。 あくびが人より多く出てしまうあなた、「酸欠状態」を疑ってみてください。 酸欠状態その1・・・体質 人体は、血中の酸素濃度が約97%。しかし酸素欠乏ぎみの時は94~95%程度になっています。 これは100メートルを全力で走ってハァハァ言っている状態とほぼ同じだそうです。 酸欠状態その2・・・環境 通常、外気の酸素濃度は、20.9%と言われています。 これが閉め切った部屋では20.6%まで下がり、さらに満員電車や狭い部屋などに多くの人が密集すると、20%程度にまで下がります。 長時間にわたって酸素濃度が低い場所にいると当然、酸欠状態になってしまい
どちらも汗をかいてデトックス効果を引き出すことで知られている「サウナ」と「岩盤浴」。 その違いを知って使い分けていますか? サウナの特徴 サウナの発祥は、北欧のフィンランド。フィンランドの選手がオリンピック選手村にサウナを持ち込んだことで世界中に広まったようです。 サウナには大きく分けて“乾式サウナ”と“湿式サウナ”の2種類があります。 乾式サウナはその名の通り、室内が乾燥している状態で、室温が約80~100度に保たれているのが一般的です。 急激に暑い空間に身を置くので、血管が拡張し、外に熱を逃がそうと皮膚の表面から発汗します。 そうすることで、汗と一緒に体に溜まった老廃物も排出できるのです。 また、皮脂腺に詰まった古い汚れや、角質を柔らかくして落としてくれるので美肌効果も高いと言えます。 さらに、血管が拡張されるので、女性に多い冷え性にも効果的です。 サウナで汗をかくと、汗とともに老廃物
「ホルモン」と聞いて、呑気な男たちは間違いなく、焼き肉や鍋料理を思い浮かべるでしょう。 女性は違います。ホルモンバランス~体調の変化や不調をイメージしますね。 えっ、増殖中の肉食女子は“お肉”ですって? それはまた別の話です。 何となく体調不良で、医者で検査しても原因となる病気が見つからない状態。 これを「不定愁訴」と言います。 病気とは言えないけれど、健康的とも言えない・・・。ハツラツとした気分ではない。 朝起きてやる気が起きず、惰性で仕事へ向かう日々。 慢性的な冷え症や頭痛、肩凝りにも悩んでいる・・・。 うつ病ではないし、重い悩みがあるわけでもない。 “何となく不調”、つまり不定愁訴に悩まされている多くは女性と言われています。 そしてその多くは、ホルモンバランスの乱れに起因しています。 自律神経やホルモンの働きをつかさどる司令塔の役割をするのが、脳の中の「視床下部」。 ストレスが溜まる
何となくおなかの調子が良くないという女性は多いのでないでしょうか。 体調は悪いが症状だけでは原因が分からないという時、ストレスが原因である場合が少なくありません。 つまり、ストレスのせいで自律神経が乱れていることが不調の原因ということでしょう。 その自律神経に大きな影響を与えているのが腸なのです。 実のところ、腸は「腸神経系」と呼ばれる独自の神経系を持ち、この神経系の働きによって脳からの指令がなくても自活できるそうです。 心臓でさえ脳なしでは動けないのに、驚くべき腸のメカニズム! 腸は自律神経と密接な関係があってお互い影響し合っています。 腸内細菌のバランスを整えて腸の働きを良くすると自律神経が整います。 また自律神経のバランスが整うと腸の働きも良くなります。 特徴のひとつとして、腸は脳とも直接つながっていて、体に有害なものが腸に侵入すると瞬時に脳に伝わり、「下痢」という反応を起こします。
「10代20代の頃は、食事を減らせば体重も減ったのに今は効果なし」 「カラダのお肉の付き方が変わった」 アラサー世代、アラフォー世代の多くが実感していることではないでしょうか。 20代までのダイエットは、例えば、呑まない・・・、食べない・・・、頑張って動く・・・等々、がんばってガマンするダイエットが効く年代なのです。 では、30代からのダイエット法はあるのでしょうか? 加齢とともに代謝が落ちるから痩せにくくなる、と言われていますが、これは半分当たっています。 実は20代と30代では代謝に大きな差はありません。 差が出るのは、むしろ、ライフスタイルの変化なのです。 無意識にタクシーの頻度が増えた! 歩く速度が少しゆっくりに! 気が付くと列を並んでエスカレーター待ちしている! 土日にボ~っと過ごすことが多くなった! 呑んでも疲れて二次会には行かなくなった! 30代になると、これらに加えて、組織
幼児のように、ひとつのことしか見えなくなるのが男性。 過去を巧みに引き出すのが女性。 何度もお話ししていますが、神経神話を前提とした一般論です。 男性は空間認識に優れ、物事を論理的に思考したり分析したりすることに優れていると言われています。 「空間認識」・・・。 分かりやすい例では、車を運転していて雨がポツポツ降ってくる場面。 男性は持ち前の空間認識能力で、手前の雨より前方視界を優先して運転を続けます。 でも女性は、数滴の雨に反応してワイパーを勢いよく動かし始めます。 前方視界より、目の前の雨粒が気になってしまうのが世の多くの女性です。 さて、この女性という生き物。 言語能力が高く、バランス良く周囲との協調を図りながら円滑なコミュニケーションを築くことがうまいとされています。 いろいろなシーンを同時に展開してお料理しながら、誰かと電話でしゃべたりできるのは、典型的な女性の能力です。 脳には
男の脳と女の脳は違う説、これは科学的根拠がない「神経神話」のひとつという位置づけですが、興味深い読者も多いと思いますので、お話を続けます。 ◆男性は「挫折」を恐れ、女性は「拒絶」を恐れる 男性は「何かを自分でやり遂げること」が存在証明になっていて、全ての行為に「目的」を持ちたがります。 狩猟時代からの影響で、獲物を仕留めることが男性の使命だったので、途中で仕事が失敗してしまうことや、何かを解決できないまま終えることは男性にとっては自分の能力を証明できなかったということになるのです。 したがって男性は、単なる仕事の失敗で人生そのものに挫折してしまう人が多くいます。 この男性の特性を理解しないと、女性の何気ないひと言が男性を無意識のうちに傷つけてしまうことが実は多いのです。 例えば、どこか行き先へ向かっている時に、道に迷ってしまう場面を想像してください。 男性は一生懸命地図を見ながら正しい道を
2009年、OECD(経済協力開発機構)が公表して注目されたのが「神経神話(Neuromyths)」。 脳科学の分野では、科学的根拠がないもの、または研究途中のもの、時にはエセ理論とまで言われるものが、事実であるがごとく世間に流布されているものを「神経神話」と呼ぶそうです。 例えば・・・ ・人間の脳は全体の10%しか使われていない ・右脳人間・左脳人間が存在する ・幼児期に速やかに学習しないと後々影響が出る ・男性の脳と女性の脳は違う ・・・などです。 特に脳の性差は、「神経神話」の最たるもの! かつて、アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ(著書)は『話を聞かない男、地図が読めない女』(主婦の友社)の中で以下を述べています。 ・男性脳は地図を読むのが得意 ・男性脳は、映画を観た後にセリフを思い出す ・女性脳は料理をしながら電話ができるマルチタスク ・女性脳は、人と仲良くする方法を見つけるのが得
日本人に「お風呂は好きか?」と尋ねると90%は好きと答えます。 のんびり長時間派、カラスの行水派、熱湯派に温湯派、ソルトやアロマ、ながら入浴etc… 生活スタイルや環境に合わせて入浴方法も様々。今日は少し入浴を科学してみたいと思います。入浴にはどんな作用があるのか改めておさらいしてみましょう。 1、温熱作用 温かいお湯に入るとまずは体の表面温度が上がります。 お湯に触れる皮膚にも多くの血管があり、この血管を通して血液が全身に巡るので体全体が温まります。 体が温まると全身の血管が拡がり、血液の流れが良くなります。 入浴の基本は、40度位のお湯に約10分間。血行が促進され、関節の緊張が和らいで肩こり、腰痛、筋肉痛などの痛みが解消され、新陳代謝が活発になります。 2、水圧作用 お風呂に入ると体に水圧がかかります。肩まで浸かってウエストを測ると数センチも縮んでいるほど! この水圧によって脚が締め付
運動には酸化ストレスや炎症、免疫老化を防ぐ役割があります。 そして、テロメアの維持を助ける作用もあります。 遺伝的条件が同じ一卵性の双子1200組の研究からも、カラダを良く動かす双子の片割れは、あまり動かさない片割れよりもテロメアが長いことが確認されています。 加えて分かった事は、「座りっぱなし」が細胞の健康からみて非常によろしくないという事実。 座ってばかりいる人のテロメアが、運動を習慣にしている人に較べると短い事が判明したのです。 一般的に運動が良いとして、どのような運動プログラムがテロメアに対し有効なのでしょう? ドイツの医学研究者が、被験者に対し3種類の運動を用意し、どのタイプの運動がテロメアに有効なのかをテストしました。 総括としては、テロメラーゼの補充作用は、運動によって確かに増加されているという事が確認されました。 その3種類の運動とは (A)中程度の有酸素運動を一回45分間
私たち誰もが老化を防ぎ、健康でありたい、若さを保ちたい、と願っています。 そのためには体内に約37兆個ある細胞のアンチエイジングが大切だという事を前回のこのコラムでもお話ししました。 そのテーマを真正面から捉え、やさしく生物学の本として表したのが、ノーベル賞学者のエリザベス・ブラックバーン博士です。 彼女は、「なぜ細胞の老化が早すぎると、見かけも気持ちも行動も老いるのか?」のテーマを長年かけ研究し続け、細胞の染色体の端にある「テロメア」という物質に着目しました。 テロメアは細胞分裂が起きるたびに少しずつ短くなり、これに伴って細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなる。 これが細胞の老化でテロメアの短縮とともに、がんや動脈硬化、心筋梗塞、認知症といった病気にかかりやすくなると言われています。 細胞にストレスによる酸化や体外からの有害物質が作用するとテロメアが短くなり、見ためにも老化が進んでし
今回は昨今、美容業界でも話題になっているフルボ酸の事をお伝えします。 ●フルボ酸とは何か? フルボ酸は、自然界では複雑な条件を重ねて、限られた場所に微量にしか生産されない貴重な資源です。 通常は、森林生態系において地上部の動植物により生産された有機物が堆積し、微生物により分解された土状(腐植土状)に存在します。 ヒトに対してはミネラルなどの微量養分を運び、体内で循環する効果(イオン交換)があります。 ●古代からの万能薬? インドで生まれた世界最古の伝統医学、アーユルヴェーダでもヒマラヤの太古の腐植土の「ジラジット」の効能が紹介されています。 「シラジット」はインド・ヒマラヤ山脈の断崖絶壁から採取される天然の腐植土と植物性有機物の混合物フルボ酸で、5000年以上前よりアーユルヴェーダの伝統医薬として使用されてきました。 アーユルヴェーダの古典には、フルボ酸(シラジット)で効果が出ない病はほと
今から四半世紀前の1756年。 スウェーデンの地質鉱物学者 クロンステッド(Cronstedt)が島国アイスランドで地質調査を行なった際、火山が噴き出す鉱泉の中に、不思議な結晶の存在を発見しました。 この結晶がまるで気泡を吹いているかのように、水分を放出する様子から、ギリシャ語で「沸騰する石」を意味するZeolite(ゼオライト)と命名されました。 ゼオライトは火山の噴火によって流れ出た溶岩が、海水によって急激に冷やされ、激しい化学反応を起こしたときの気泡で、とても細やかな孔(=穴)が形作られています。 海に囲まれ火山が多い日本列島は、世界でも有数のゼオライトの埋蔵地で、現在では10カ所以上の地域でゼオライトの存在が確認されています。 ゼオライト自体は、小さな分子レベルの孔(=穴)が規則正しく並んだ構造になっていて、この穴には、水や様々な分子を取り込む(吸着する)働きがあります。 そしてゼ
私たち人間のカラダは約37兆もの細胞からできています。 これらの細胞ひとつひとつが日々栄養素を燃焼してエネルギーに変え、消費することで生命活動を支えています。 細胞の働きが弱くなると、様々な不調を招く原因となってしまいます。 細胞が栄養素をエネルギーに変換する過程で老廃物(ゴミ)が生じます。 この老廃物こそが、細胞の働きを弱める原因となります。 もともと私たちのカラダには、細胞内に溜まった不良タンパク質を再利用したり、老廃物を排出して細胞をキレイに掃除する機能が備わっています。 日々のストレス、乱れがちな生活習慣、食生活を通じた微量な有害重金属の摂取などで細胞は徐々にダメージを受け、老廃物を掃除をする機能が低下してしまいます。 体内に溜まった老廃物が原因で細胞が本来の機能を失い、体調不良や見た目の老化につながるケースが多いようです。 私たちのカラダを構成する細胞は細胞外液という多糖体の海に
2週間このコラムをお休みさせて頂きました。今日から再開です。 最近、私のまわりでは、今年の猛暑で体調を崩されている方が非常に多いです。 見るところ、体調不良の多くは、軽い脱水症状、水分不足が原因のようです。 ヒトの体内では、約37兆個の細胞が、細胞外液の中でぷかぷか浮いている状態です。 その細胞外液が足りなくて脱水の反応が起きます。汗を出すのは血液の水分からなのです。 そうなると、体内の血液がにごり、細胞が思うように働かない状態になります。 猛暑による体調不良は、細胞が本来の働きをしていないことによる原因が多いと言えます。 米国の婦人科医サラ・ゴッドフリード(Sara Gottfried)博士の著書『YOUNGER』は、2017年3月の発刊以来、常に全米出版界の好位置をキープしています。 本の表紙には、「アナタの細胞をリセットし、加齢を逆回転させる。そして、時計を10年巻き戻す」と力強いメ
最近、京都大学がIPS細胞をもとに神経細胞をつくり、パーキンソン病患者の脳に移植する臨床試験(治験)をスタートさせる、という報道がありました。 この治験で患者の運動障害を改善する効果を生み出す可能性があるとの事。 パーキンソン病は、60才以上の高齢者に多くみられる病気ですが、若い人でも発症することがあります。 症状としては、「表情がなくなる・手足が震える・バランスがとれない・歩行障害」等ありますが、最も特徴的なのは意欲の低下です。 パーキンソン病の症状が悪化すると、日がな一日ボーっとしていて此方から話しかけても、あまり反応が返ってきません。 何故このような症状が起きるのか。その原因として、パーキンソン病の人は脳のある部分でドーパミンが不足している事がわかりました。 この京都大学の治験でも、健康な人のIPS細胞からドーパミンを生みだす神経細胞をつくり、患者の脳に移植する方法が用いられるとの事
この「アタマがだいじ。カラダもだいじ。」では、毎週木曜、皆さまの普段の生活に応用できるプチ健康法、脳科学などを公開しています。 今週のテーマは「熱中症対策」です。 特に今年の日本列島は連続の猛暑日が続き、 「命に危険を及ぼすレベルで災害と認識している」 と気象庁が表明しています。(2018年7月23日現在) 今回は当初予定していたテーマを熱中症に切り替えお伝え致します。 熱中症の主な症状としては大量の汗をかき、手足が痺れる・つる、頭痛、吐き気、意識がもうろうとするケースが多いようです。 もともとヒトのカラダは体内の熱を外に出すという機能があります。 汗をかいて、その汗が蒸発することにより、体温を下げたり、温度が上がった血液を皮膚がラジエターの役割をして、血液を冷やすことにより、体温を下げることができます。 然し、このところの異常とも言える猛暑と高温多湿な気候により、体温調節機能が働かず、皮
AI(人工知能)の進歩により、私たち人間が普段こなしている定型的業務だけでなく、高度なスキルを必要とする業務も代替されてしまうと言われています。 これからの時代、「どのようなスキルを身につけたら生き残れるのか?」という議論が非常に活発になっています。 このコラム『アタマがだいじ。カラダもだいじ。』では、少し別な角度で、「AI時代をししなやかに、たくましく生きる」をご提案したいと思います。 AI時代の到来で、予測される事の一つに「ピラミッド型組織の形骸化」があげられます。 これまで上意下達の指示に対して、忠実かつ効率的にこなしさえすれば、一定の評価を得られていた時代では既になくなってしまいました。 「指示待ち」から「自立型人材」への転換が待ったなしで迫られています。 AI時代は、「組織」ではなく自立した「個人」がクローズアップされる時代と言えましょう。 今までブランディングという概念は「企業
恐縮ですが、個人的な話から始めます。 私がランチをとるのは平日も週末も、殆ど外食です。 毎日できるだけバリエーションを求めていますので、同じ店やメニューが続くことは滅多にありません。 お恥ずかしい話、ランチをご一緒した人や料理の内容がよほど印象的な場合以外は、2、3日も経つと、どこの店で何を食べたかをすぐ忘れてしまいます。 実は、自分の記憶力の衰えにがっかりする、今日この頃です(苦笑) 記憶には、大きく分けて「短期記憶」と「長期記憶」があるそうです。 短期記憶は数時間から1日ごとに消えていく一時的な記憶です。 短期記憶を処理するのは、以前もこのコラムでご紹介した海馬です。 この海馬は脳につぎつぎ入ってくる情報を短期記憶の中から消去すべきか、長期記憶として残しておくべきかを振り分ける役割をします。 海馬が長期記憶にすべきと選んだ情報は、大脳皮質という場所に保存されます。 それでは、海馬は何を
スポーツをする時も、勉強する時も、子供の頃から私たちは常に「集中する」ことを求められてきました。 良くいわれる「ゾーンに入った状態」とは脳波において、α波が支配した状態。 逆に「意識が分散した状態」とはβ波が優勢な状態と言われています。 一般で市販されている脳波測定機を用いて、トップアスリートの脳波の状態をデータ化してみると、彼らの殆どが一般人に比べ、α波(集中状態)を得るのが早く、α波の持続時間が長い傾向にあります。 一方で、その飛び抜けた集中力の高さから、普通には気がつかない微妙なフィジカルや技術面での変化に意識を集中し過ぎ、極端なスランプにおちいり、最悪の場合は引退に追い込まれてしまうアスリートも多くいます。 彼らの持ち前の集中力がネガティブな面に向いてしまう危険性も表裏一体で潜んでいるのです。 要は、長い選手生活も、人生にも「集中力と分散力」のバランスが必要だということです。 特に
ヒトの一生は対話とコミュニケーションの連続と言えます。 ヒトが、まだ母親のお腹の中にいる時から、対話とコミュニケーションは始まっています。 お腹の中の赤ちゃんは、妊娠20週頃から耳が聞こえはじめ、まもなく、感情が芽生え、声を発することもできるように体の機能は発達しています。 母親は、「お腹をなでる」「歌ってあげる」「話しかける」を通じ、自然とお腹の赤ちゃんとのつながりを深めるためのコミュニケーションを始め、同時に赤ちゃんもそれに反応します。 赤ちゃんは母親のお腹の中から出ると早速、様々な他者との関わりを持ちはじめます。 家族中心のコミュニケーションから言葉を覚え、外部のヒト達(他者)との接触から様々なことを経験し学んでいきます。 幼年期から思春期にかけて、他者に加え、自分との対話も始まります。 これが脳と心の発達に対し、他者とのコミュニケーションと同等、ときにはそれ以上に重要です。 ヒトは
北欧スウェーデンの首都にあるカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)は、1810年設立の伝統ある国立医科大学です。 教育機関である一方、ストックホルムの公立病院、カロリンスカ病院も併設され、連携しています。 この病院のモットーはpatient first(患者第一主義)。 ガンのようなシリアスな病気に対しては、単に患者への治療だけでなく、家族のケアも同時に考える。 個室の病室には、家族のためのベッドも設置され、「患者のケアには家族の関与が大切で、それが回復を支えるのだ」という考え方が様々な病気の治療に徹底されています。 このアカデミックで少しお固いイメージがあるカロリンスカ研究所で、最近、ユニークな研究実験が行われました。 この実験で、研究者たちは大学生の男女合わせて25人に睡眠実験のモニター参加者になるよう依頼しました。 先ず、参加者は二晩連続で充分な睡眠を取るよう
私たち人間は生涯の30%を寝て過ごすと言われています。 一見無駄とも思える膨大な時間を睡眠に費やしていることになります。 約100年前に脳波の存在が発見され、睡眠状態か、覚醒状態かの違いも脳波に反映される事も分かるようになりました。 然し、その後の医学や神経科学、生物学の進化スピードに較べると、睡眠に関する研究と私たちの認識は少し遅れをとっていると言わざる得ません。 「このところ仕事が忙しくて、あまり寝てない」「慢性的な睡眠不足だけど、週末に取り返している」ような発言は、ワーカホリック傾向にある、日本人には、どうも日常的な会話のようです。 ときに短眠自慢とも受け取れる、われわれ日本人の睡眠に対する意識は、脳の健康管理の観点から、あまり感心できることではありません。 睡眠は人間だけでなく、すべての生物にとって(それに類似した沈静状態も含めて)認められる生物学上の必須の行為だからです。 実際に
【あの場面の振り返り】 伝説として語り継がれるであろう、2009年のWBC第2回大会の決勝、日韓戦。 あの試合9回裏、抑えのダルビッシュが、韓国打線に打たれ、3-3でゲームは振り出しに。 10回表。二死2塁3塁の場面で、それまで打撃絶不調だったイチローが打席に。 大歓声とブーイングが同時一斉に浴びせられた大観衆のドジャースタジアム。その中で、イチローの集中力は最大限に高められる。 カウント1―1から、天才打者のスイッチが入る。厳しいコースに反応し続け、ファウルを連発。8球目、相手の投手がしびれを切らして投じた136キロの変化球が甘く来た。逆らわずにセンターへ。打球は芝生の上に弾む。 勝ち越しの2点適時打となり、5-3で韓国を下し、侍ジャパンの連続優勝が決まった。 【この場面までのエピソード】 ●この大会でイチロー選手は、かって無かった打撃絶不調に襲われていた。12打席連続無安打が続いたとき
メラトニンは不眠や時差ボケ、ボケ防止に有効であるとアメリカで発表され、この効果が現地のマスコミで大々的に伝えられた為、メラトニンのサプリメントがヒット商品となりました。 日本では一般的なメラトニンの販売は認可されていませんが、日常の生活の中で、効率良く取り込む方法があります。 私たちの目の裏側にある視交叉上核(しこうさじょうかく)は体内時計の役割を持ちます。 視交叉上核は、光の刺激を受け、脳内の松果体(しょうかたい)に時刻情報を伝えます。 松果体は通称“睡眠ホルモン”と呼ばれるメラトニンを作ります。 人のカラダは夜になって、体内で徐々にメラトニンの分泌量が増え始めると、自然と眠気に誘われるようになります。 この睡眠ホルモンの分泌を高めるためには、朝起きて、太陽の光を浴びること。 逆に起きてからも、ずっと朝日を浴びずに過ごすと、体内時計のリズムが崩れ、メラトニンの分泌にも乱れが生じてしまいま
「インサイド・アウト」とは、個人からスタートし、それが人間関係、チームに影響を及ぼし、その結果、大きな組織に影響を与えるということです。 従来の「ピラミッド型組織」では、上意下達の指令系統が優先され、個人は外側から入ってきた「モノの味方」「判断基準」「価値観」「考えの道筋」を優先的に受け入れてきたのです。 「リーダーシップ」においても、個人(上司)が組織やチームのような自己の外側にあるものを率い、導いていた「アウトサイド・イン」の概念に基づいたものでした。 「リーダーシップ」を自分の内側で醸成し、つくり上げた状態を「セルフ・リーダーシップ」と言います。 要は、組織のヒエラルキーに準ずるのではなく、自身が内側で高い意識を持ち自発的に行動しセルフコントロールしながら、目的(ゴール)に向かってタスクを遂行していく人材です。 会社組織が長い歴史で築き上げたピラミッド型組織が徐々に形骸化していくなか
快適な睡眠は、バランスの良い食生活、定期的かつ適度な運動とともに、健康な脳と身体の源です。 人間のカラダは、24時間のリズムで変化しています。 朝が来ると血圧と心拍数が上がり始め、夕方には体温が上がり、夜には尿の流出量が多くなり、真夜中には成長ホルモンが分泌されます。 この一日の周期、人間の体内時計の事をサーカディアンリズムと言います。 体内時計はちょうど私たちの目の裏側にある視交叉上核(しこうさじょうかく)に存在します。 ここで私たちの1日のリズムを統率する時計中枢としての役割を担っています。 視交叉上核には約20,000個の神経細胞があり、私たちの睡眠、覚醒、体温、ホルモン分泌、血圧などの様々な生理機能の24時間のリズムが作り出されています。 視交叉上核の核の意味は、そこに神経細胞がぎゅっとたくさん密集しているという意味です。 20,000個もある1ミリの100分の1ぐらいの大きさの細
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