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GWの過ごし方
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2026.03.12 「震災があったから今の私がいる」佐々木莉佳子と父が語る故郷と歩んだ15年の軌跡 2026.03.12 2025年9月、抜けるような青空の下、ロードバイクに乗った人々が次々とスタートゲートをくぐっていく。東日本大震災の復興支援を目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 2025」が開催された。そのスターターとして、ひときわ明るい笑顔で手を振る女性がいた。2024年6月にアイドルグループ「アンジュルム」を卒業した佐々木莉佳子さんだ。 宮城県気仙沼市で生まれ育った彼女の原点には、2011年の東日本大震災がある。そして、その壮絶な体験から今日に至るまでの道のりのかたわらには、常に見守り、時には厳しくも愛のある言葉で彼女を導いてきた父の存在があった。(写真:鈴木省一/取材・文:島田龍男) 「笑顔を取り戻したい」父の願いと決断 「私は、東日本大震災をきっかけにアイドルになりまし
2026.01.14 住職のいない寺は約2万、墓はどうなる? 経営は引き継がれても、管理費は上がる可能性大 #つなぐ伝統 2026.01.14 全国にある寺院のうち、約2万カ寺が「住職のいない寺」となっている。お墓の引っ越し(改葬)件数は過去最多を更新し続けている一方、「葬儀や法事の執行など、付き合いのある寺院(菩提寺)がなくなったら、先祖の墓はどうなるのか?」と不安を感じている人も多い。寺院の衰退が、墓の管理や故人の供養にどのような影響をもたらすのだろうか。(取材・文:小山内彩希/編集:大川卓也、Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 墓じまいの理由は「建て直された納骨堂の『再契約料』が何百万円で...」70代男性の改葬体験談 お寺の衰退が止まらない。 文化庁宗務課の発行する「宗務時報」(No.124 令和2年3月)によると、全国約7万7000の寺院のうち約2万カ寺が住職のいない
2025.12.22 「今が一番かっこいい」から卒業。佐々木莉佳子、アイドル10年で見つけた立ち止まる強さと新たな道 #豊かな未来を創る人 2025.12.22 2025年9月、東日本大震災の復興支援を目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北 2025」のスターターとして、青空の下に立つ佐々木莉佳子さんの姿があった。2024年6月にアイドルグループ「アンジュルム」および「ハロー!プロジェクト」を卒業した彼女は、今、新たな道を歩み始めている。 宮城県気仙沼市で生まれ育ち、アイドルとして10年間を駆け抜けた彼女の原点には、2011年の東日本大震災がある。そしてそのかたわらには、常に見守り、時には厳しくも愛のある言葉で彼女を導いてきた父の存在があった。 「私、今が一番あぶらがのってる」。キャリアの絶頂で、彼女は卒業を決めた。「宇宙一のトップアイドル」を目指し、誰よりも輝く太陽のようにステージを
2025.09.05 「障害と性」に光は届くか。輝き製作所・小西理恵がもっと明るく社会を灯す 2025.09.05 待ち合わせ場所にやってきた。大阪市北区の高架下にあるクラブ兼カフェ「NOON」。1994年のオープン以来、多くのアーティストが集い、表現を育んできたこの場所は"伝説のクラブ"と称されているらしい。街の喧騒から少しだけ外れたその空間には、今もその熱気が静かに漂っている。 「こんにちは。お待たせしました!」 店の扉が開き、笑顔で現れたのは、一般社団法人・輝き製作所の小西理恵さん。「障がいと性をもっと明るく」をコンセプトに掲げ、当事者やその家族、周辺の人たちへ向けた性教育や啓蒙活動を行っている。 「ええでしょう。ここ」 コーヒーを飲みながら少し雑談を交わす。生まれも育ちも大阪という小西さんにとって、NOONは20代の頃から親しんできた場所だ。実はずっとメタルバンドでギターを担当して
2025.07.17 日本にも8つある「消滅危機言語」とは? 失われゆく中、学び始める人々も #つなぐ伝統 2025.07.17 ユネスコが2009年に発表した「世界の消滅危機言語地図(Atlas of the World's Languages in Danger」によると、世界で話されている言語・方言のうち約40%が消滅の危機にあるという。日本でもアイヌ語、八丈語、奄美語、国頭語、沖縄語、宮古語、八重山語、与那国語の8言語が「消滅危機言語」とされている。 一方で日本語は、話者数が約1.26億人と、世界で11番目に多く話されている言語(2023年現在)だが、方言学者の木部暢子さんは「これから国内の消滅危機言語だけでなく、日本の方言も消えていく可能性がある。それだけでなく、日本語さえもその地位が脅かされる可能性がある」と言う。 日本語さえもその地位が脅かされるとはどういうことか? 木部さん
2025.04.15 「牛のふん尿」が地球温暖化を食い止める救世主に? 酪農業の''困りごと''を解決する循環型エネルギー 2025.04.15 牛のゲップに含まれるメタンが地球温暖化の原因になっている――。 この事実は環境問題についてそれほど詳しくない人の間でもよく知られるようになりました。その結果、牛や酪農に対して「環境負荷の大きい生き物(産業)」といったネガティブなイメージを抱く人も中にはいます。 しかし、酪農家の方々にとって牛はともに働く仲間。大切に育てた牛が"環境を破壊する悪者"のように思われていることに心を痛めている方も少なくありません。さらに、離農や後継者不足、飼料高騰による経営圧迫など、いくつもの要因が重なり、酪農業界は非常に苦しい状況にあります。 生乳生産量が全国1位の"酪農王国"北海道の中でもとりわけ酪農業が盛んな十勝で生まれ育った筆者にとって、酪農業の苦境は他人ごとで
2025.03.05 不登校で母親の約2割が離職、月5万円の出費増も。「不登校を認めよう」の裏で #こどもをまもる 2019年には文部科学省が「不登校児童生徒への支援は、『学校に登校する』という結果のみを目標にするのではない」と通知するなど、世間的に「不登校を認めよう」という風潮が高まっている。だがその裏で、当事者の親が苦しんでいるケースも。子どもの個性を尊重する意識が根づき、フリースクールなど従来の学校以外の選択肢も知られるようになるなか、親にはどんな悩みがあるのか? 不登校の児童生徒は小中学生で34万人を超え、11年連続で増加している。親たちに思いを聞き、不登校を研究テーマのひとつにする貴戸理恵教授に「親に必要なケア」を尋ねた。(取材・文:宮島麻衣/編集:小山内彩希、Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 家計収入はほぼ半減。子どもが不登校になると夫婦仲が悪くなる? 「子どもが
2025.03.07 田嶋陽子「らしさとは、人を支配するための道具」自分そのものを生きる提言 2025.03.07 国立国会図書館のオンライン検索ツールで「自分らしく」と打ち込むと、戦後からバブル崩壊までそのタイトルがついた図書は50冊もないのに、バブル崩壊後から現在までは2,500冊ほどもある。 平成になって、「自分らしく」「あなたらしく」がタイトルについた書籍、歌詞に組み込まれた歌は一気に増え、自分らしく生きることは「理想の生き方」と言われるようになった。 一方で、「自分らしく生きる」という風潮に苦しさを感じている人も少なくない。 現在29歳の筆者も、20代前半まで「自分らしさを体現して働くことが正しい」という風潮を内面化し、「わたしはこれが好き」「わたしはこういう性格」と周囲にわかってもらうおうと、"らしい自分"になり切ろうとしてきた。と同時に、それはどこか本当の自分じゃないと感じて
2024.12.27 愛と発信で支える復興と未来。元Juice=Juiceリーダー・宮崎由加が見つめる能登と石川 #知り続ける能登 #災害に備える 2024.12.27 日本の女性アイドル界をリードしてきた「ハロー!プロジェクト」に所属し、その中から2013年に結成された「Juice=Juice」で初代リーダーを務め、日本武道館公演や海外公演を経験した宮崎由加さん。2019年の卒業後は、地元・石川の魅力発信にも取り組んでいる。先日、能登地方の被災地へボランティアとして足を運んだ彼女は、改めて人手不足や情報発信の大切さを実感したという。アイドル時代に培った"伝える力"を、今度は故郷のために注ぎ込む。地元への思い、被災地支援、そして後輩たちへ示したい新たな道について、宮崎さんにじっくりと話を聞いた。(取材・文・撮影・編集:島田 龍男/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 能登震災支援
2024.12.11 「どうせ年金はもらえない」年金不信はいつどこから生まれた!? 専門家の見解 2024.12.11 老後の生活を支えてくれる、年金。 10代や20代の若い世代でも、社会人になって社会保険料が給料から天引きされるようになってから、将来の年金額が気になるようになったという人は少なくないでしょう。 将来もらえる年金の見通しを持つために知っておきたいのが、厚生労働省が行う「財政検証」です。財政検証とは、国民年金と厚生年金に当たる公的年金の長期にわたる財政収支の見通しを、人口や経済の状況を反映して検証すること。 2024年の検証では、女性の社会進出や高齢者の再雇用が大幅に進んだことによって、年金の財政収支は改善されつつあり、さらにもらえる額は若い世代ほど増えていく見通しであることが報告されています。 このような明るい兆しが見え始めている一方で、世間では現役世代を中心に「年金はもら
2024.11.14 子どものための''不動産屋''? 家と土地からアプローチする福祉の形 #豊かな未来を創る人 2024.11.14 離婚率が上昇する昨今、厚生労働省の「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果」によると、母子家庭は119.5万世帯にのぼるといいます。加えて、厚生労働省の「令和4年 国民生活基礎調査」では、ひとり親世帯の貧困率は約4割以上と、厳しい状況に置かれる家庭が少なくありません。そんな中で、シングルマザーやひとり親向けの住宅「シングルマザーシェアハウス」を運営するのがシングルズキッズ株式会社です。2017年の「MANAHOUSE上用賀」のオープンから、現在は都内を中心にアパートも含めて9棟、37世帯が暮らしています。シングルマザーシェアハウスの運営を始めたきっかけから現在の取り組み、これから思い描く未来の在り方について代表取締役の山中真奈さんに伺いました。 山中 真奈
2024.09.12 絆はゆるくていい? 自殺の少ない町から探る生きやすさのヒント #今つらいあなたへ 2024.09.12 徳島県の旧海部町(合併し現在は海陽町)は、自殺のきわめて少ない地域である。コミュニティーの特性と自殺率との関係性を研究する岡檀(まゆみ)さんは、町を調査し、「ここでは強い絆ではなく、ゆるやかな絆が維持されている」と分析した。自殺対策の通説に「絆」「人とのつながり」があるが、絆が強ければ強いほど生きやすさを感じられるという単純な話なのだろうか。現地の人たちや岡さんの話から「"強さ"ではなく"質"のよい絆でつながる」ためのヒントが浮かび上がってきた。 自殺"最"希少地域には「強い連帯」や「緊密な絆」がない 太平洋に面し、海と山に囲まれた温暖な旧海部町が自殺というテーマで取り上げられたのは、1995年9月15日付朝日新聞の地方版でのことだ。 記事の見出しは、「老人の自殺、
2024.10.08 お金を燃やす世界から、''ごみ''という言葉のない世界へ。マシンガンズ・滝沢秀一 「大崎町には、ずっと来たかったんです。今日をすごく楽しみにしていました!」 漫才コンビ「マシンガンズ」として活動し、2023年の「THE SECOND 〜漫才トーナメント〜」での準優勝でも話題となった滝沢秀一さん。漫才師として活躍しながら、ごみ収集員の仕事を続けています。 ご自身のSNSはもちろん、Voicy「滝沢ごみラジオ」や著書『ゴミ清掃員の日常』などのさまざまなメディアで、分別に困った物やごみを減らす工夫、廃棄物削減に取り組む自治体の紹介など、多方面から情報発信を続けています。 そんな滝沢さんが長年注目していたという鹿児島県大崎町(おおさきちょう)は、リサイクル率日本一を15回達成している日本で唯一の自治体。人口約12,000人のごみの、80パーセント以上が再資源化されています。日
2024.09.05 「10秒前を忘れても、喜びは残る」認知症高齢者が自分らしく生きる手段としての''はたらく'' #老いる社会 2024.09.05 9月は世界アルツハイマー月間として、世界各地で認知症の理解を深めることを目的とした啓蒙活動が実施されている。2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるといわれる日本。2024年1月、認知症に関する初の法律「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行された。また医療現場では、2023年に保険適用となったアルツハイマー病の新たな治療薬レカネマブに続き、2024年8月には治療薬ドナネマブの製造販売が国に承認された。人生の後半ステージを認知症とともに生きることが珍しくなくなった昨今。"はたらく"ことを通して、地域社会とつながり、役割を見つけて暮らす2人の認知症高齢者に取材した。"はたらく"ことは、必ずしも賃金を稼ぐだけではな
2024.09.04 本当の自分なんて、ない。東洋哲学に学ぶ「自分らしさ」との新しい向き合い方 2024.09.04 あなたは今、「自分らしさ」に悩まされていませんか。ありのままでいいんだよ、といわれても、どうしても他人の視線や社会からの評価が気になってしまい、「本当の自分」がどこにいるのか、分からずにいる人もいるのではないでしょうか。 2024年4月に発売されてから、SNS上で大きな話題となっている書籍『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』(サンクチュアリ出版)では、「自分が"ない"からこそ、最高である!」という東洋哲学の教えをもとに、新しい生き方の提案をしています。著者のしんめいPさんも、東洋哲学に救われた一人。大学を卒業後、2度の退職と離婚を経験。虚無感でいっぱいだったところ、実家の本棚にあった東洋哲学の本を読んで、生きるのがラクになったといいます。個々人が「自分らしさ」を持つ
2024.06.28 鈴木えみが性教育を発信する思い。被害者も加害者も生まない社会を #性のギモン 2024.06.28 性教育にまつわる絵本が書店に並び、SNSにおいてもさまざまな情報が発信される昨今。2023年度からは、子どもを性暴力から守るための文部科学省による取り組み「生命(いのち)の安全教育」が、全国の学校で本格的に始まった。社会において性教育への関心が高まっている。 そんな中、モデルでクリエイターの鈴木えみさんが発起人となって始めたのは、親子のための性教育イベント。産婦人科医や助産師などの専門家を招き、性教育を実践する上での親の悩みについて考えたり、子どもが楽しみながら性について学んだりできる場だ。 現在、10歳の娘の母である鈴木さんは、「性教育においては、わが子だけが知識を持っていても意味がない。コミュニティーや社会全体に行きわたることで初めて、子どもたちの命が守られる」と話
「若者は選挙に行かない」 これは昔から言われてきたことで、実際に過去10年の国政選挙の投票率を見ても、40〜60代が50%を超える投票率であるのに対し、20代の投票率は40%未満、30代の投票率も50%に届かない結果が続いています。 少子高齢化が進んで年代別人口数が少ないこともあり、SNSなどでは10〜30代の有権者たちの「選挙に行っても意味がない」という、自分の一票の価値を信じられないようなコメントも目にします。 しかし、「結婚したくない、できない問題」「ジェンダー格差」「子育て支援」「社会保障負担」など、若者の人生設計を左右する問題は、政策によって大きな影響を受けます。投票に行かないという選択は、自分たちの未来の生活に返ってくるのです。 そこで、改めて考えたい。 若者世代の一票は本当に無力なのでしょうか? そんな疑問を持って訪ねたのは、埼玉大学名誉教授の松本正生先生。日本人の政治や選挙
日本の都市圏ではエスカレーターを利用する際、歩く人のために片側を空けることが長年の通例だった。しかし、転倒などの事故につながるとして、近年はその風向きが変化している。首都圏の駅を利用すると「立ち止まって利用しよう」「歩かないで」といったメッセージのポスターやアナウンスを見聞きする機会が増えた。 とはいえ、仮に"正しい"利用の仕方を理解していても、首都圏のエスカレーターで右側に立ち止まって利用することには難しさが伴う。特に朝夕の通勤時間帯に右側に立ち止まろうものなら、後ろから相当のプレッシャーを受けることは必至だ。多くの人は圧力に負けて自分もまた歩くか、立ち止まるために左側の長蛇の列に並ぶことになる。 こうした状況を受けて、2021年に埼玉県が全国の自治体で初めてエスカレーターの利用に関する条例を施行した。 しかし、今のところ期待された結果は出ていないようだ。エスカレーターの歩行率調査を行っ
世界的に先進国では理系分野に女性が少ないが、日本は先進38カ国からなるOECDの中でも最低の女性比率だ。理系分野に女性が少ないのは能力的な理由からではなく、女子学生を取り巻く社会風土によるものと考えるのは、女子学生の理系進学を研究領域のひとつとする横山広美さん。特に、"親のジェンダーバイアス"が進路選択に大きく影響するという。横山さんに親のバイアスによる影響と子どもの理系進学への意欲を妨げない接し方について解説していただき、2024年4月に開設したお茶の水女子大共創工学部と、女子大初の工学部を設置した奈良女子大工学部の学部長にも女子学生の学習環境について聞いた。 日本のSTEM(科学・技術・工学・数学)分野の女性の少なさと、女子学生の学力とのギャップ 理系とひとくくりに言っても、看護や薬学、数物・工学など幅広いが、日本はSTEM分野で特に女性が少ない。 経済協力開発機構(OECD)がSTE
2024.05.10 親の介護は自分でやらない。今こそ変えるべき「介護のマインドセット」 2024.05.10 超高齢社会が進む現在。 今後、介護の担い手の減少が予測され、仕事をしながら家族の介護に従事するビジネスケアラーもますます増加していくと言われている。 多くの人が不安に思うのが親の介護問題だ。 突然そのときが訪れたら、「適切に対応できるのか」「時間や体力、金銭面などは大丈夫なのか」。 あらゆる心配ごとが頭をよぎり、不安に駆られながら働く世代は少なくない。どんなマインドセットを持てば、この漠然とした不安から逃れられるのだろうか......。 介護・福祉事業者に特化した採用・育成・定着支援サービス「KAIGO HR」や、介護にまつわるコミュニティ「KAIGO LEADERS」を10年以上運営する株式会社Blanket代表の秋本可愛さんに話を聞いた。 「親の介護をしないことは、決して親不
2024.04.26 学校で九九や漢字の暗記は不要に!? AI時代に育てるべき力とは #豊かな未来を創る人 2024.04.26 LINEヤフー株式会社代表取締役会長の川邊健太郎が聞き手となって、政治の担い手にインタビューをするシリーズ。今回は、衆議院議員(北海道3区)の荒井優さんに話を聞きました。 政治家となる前は、民間企業を経て、北海道の私立高校の校長を務めていた荒井さん。学校運営を通して「教育を変えれば、必ず世の中は変わる」と確信し、2年半前に国会議員へ転身。リアルな学校現場をつぶさに見てきた議員として、日本の教育における制度作りに力を注いでいます。 地球の持続可能な未来に向けて、AIの活用がますます増えていくこれからの時代。学校で育むべき力、そしてビジネスにおいても求められる力とは何なのか、二人の対話から考えます。 荒井優(あらい・ゆたか) 立憲民主党 1975年、北海道出身。早稲
2024.04.05 乳牛にとっての''あたりまえ''。『ワイルドミルク』が生む循環型酪農 2024.04.05 農薬や化学肥料を使わずに育てられた牧草を食べ、搾乳の時間以外は昼夜問わず外で生活をしている養老牛山本牧場の牛たち。冬にはマイナス30度近くなる過酷な環境で育つ彼女たちの姿はとてもたくましく、簡単には人を寄せ付けないような迫力があります。 この牧場を経営する山本照二さんは東京のご出身で、自然に近い暮らしを追い求めて北海道東部の中標津町に移り住みました。健康な牛を育てるために完全放牧に取り組み、生命力にあふれるワイルドな味わいの『養老牛放牧牛乳』、通称『ワイルドミルク』を生産しています。 四半世紀にわたって酪農に携わり、SDGsという言葉がなかった頃から環境問題と向き合ってきた山本さん。自分の手が届く範囲での生産や循環を意識してきたという取り組みには、今の時代にこそ必要な視点が詰ま
2024.03.05 日本文化が海外で盗用されたら? 文化の盗用の本質を小川さやかさんに聞く 2024.03.05 近年、「文化の盗用」問題が世界的に注目されているのを知っているだろうか? 「文化の盗用」とは、ある文化圏の文化やアイデンティティの要素を、他の文化圏の人が私物化すること。 たとえば、数年前にアメリカのタレントが、自身の下着ブランドに日本の伝統的衣装である「着物」と同じ名前をつけたとき、「文化の盗用ではないか」といった議論が巻き起こった。 白人の著名人がドレッドヘア姿をSNS上にアップすることや、ハロウィンのコスプレでネイティブアメリカンの衣装やチャイナ服など伝統的な衣装を身にまとうことも、文化の盗用に当たるとされている。 それは、「かっこいいから」「かわいいから」を理由とした無邪気な行為のひとつでしかないのかもしれない。しかし、誰かを傷つけている可能性があるとしたら? 日本で
2024.02.21 4人に1人の若者が「家に居場所がない」。''寄り添わない''支援で生き抜くための手札を #豊かな未来を創る人 近年、メディアでも度々取り上げられるようになった「親ガチャ」「毒親」などの言葉。自分では選ぶことのできない家庭環境への悩みや生きづらさの実態が、社会的に認知されるようになってきました。 そうした家庭環境の問題を抱えながらも、既存の制度では支援の対象にならない「制度のはざまの少年少女」たち。彼らをサポートするために、デザイナーの奥村春香さんが立ち上げたのは、NPO法人「第3の家族」です。若者たちが本音を吐き出せる掲示板「gedokun」や、新たな居場所を見つけるための情報サイト「nigeruno」を運営しています。 奥村さん自身、グレーゾーンの家庭で育ち、その中で弟の自死を経験した当事者です。「まずは大人になるまでの間、なんとか生き延びてほしい。家以外の安全地帯
2024.02.05 スーパーエルニーニョと暖冬は「異常気象の時代」への入り口? 地球沸騰化がもたらす地球の未来 2024.02.05 この冬、「スーパーエルニーニョ」という言葉をニュースで耳にした人も多いのではないでしょうか。エルニーニョ現象が発生する年は異常気象が多くなるといわれています。それに「スーパー」が付いた「スーパーエルニーニョ現象」は、言葉だけ聞くと非常に怖ろしいイメージを持つはず。 では実際、どのような異常気象が起きるのか、そして、それは私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか? 今回は、異常気象の専門家である三重大学大学院生物資源学研究科の立花義裕教授にお話を聞きにいきました。 その結果わかったのは、「スーパーエルニーニョ現象」から浮かび上がる、現在の地球の異常な状態です。 「地球はいま、沸騰している」 「日本の海水温は世界で一番高い」 「あと10年で世界は後戻りできない
2024.01.19 カブトムシが世界のゴミ&食料問題を解決!? ''好き''の追求は必ず誰かの役に立つ #豊かな未来を創る人 2024.01.19 緑豊かな自然に囲まれた秋田県大館市。ここに今、世界から注目を集める昆虫バイオスタートアップTOMUSHIがあります。立ち上げたのは、大館市で生まれ育った双子の兄弟、石田健佑さん(兄)と石田陽佑さん(弟)です。 幼い頃から、故郷でカブトムシ採集に明け暮れていた二人。カブトムシへのたゆまぬ偏愛が、カブトムシの知られざる能力を引き出す、新たなバイオ技術を生み出しました。そのビジネスを通して対峙するのは、ゴミ問題や食料問題などの社会課題。カブトムシを通して、地球にも人にも優しい循環型のビジネスを目指します。 「自分の"好き"が、誰かに感謝され応援される。そこには、これまでの人生で体感したことのない大きな喜びがあった」と語る二人。どのように"好き"を突
2023.12.20 布団回収で日本が資源大国になる?『サステブ』が目指す循環の未来 2023.12.20 みなさんは日々どんなお布団で寝ていますか? 健康において何よりも大事な睡眠。どんな人でも睡眠はとるし、そのために布団は欠かせません。 一口に「布団」と言っても素材やサイズ、厚みや硬さなど、それぞれに十人十色の好みがありますよね。また季節ごとに寝具を買い足したり、使い込んだものを新品に買い換えるものでもあります。 では、役目を終えた寝具はどうなるかご存知でしょうか? 自治体によっても扱いは異なりますが、多くは粗大ゴミとして廃棄されている現状があります。多くの場合、寝具はリサイクル可能な資源として認識されていません。つまり、私たちが快適に眠り続けるために、廃棄される寝具も多くあるということ。ある調査では、一年で廃棄される量はおよそ一億枚にも及ぶそうです。 そんな中、どんな寝具でも回収して
2024.01.11 スマホが使えなくなる!? 2024年に起こりうる「宇宙天気災害」とは #災害に備える 2024.01.11 2024年に起こる可能性があるといわれる「宇宙天気災害」を知っているだろうか。宇宙天気災害とは、太陽フレアをはじめとした太陽の活動によって、地球の社会インフラが影響を受けることを指す。太陽フレアは、通信や衛星、電力網などさまざまな領域に影響を与える。インターネットやGPSなど高度な文明の利器に依存する現代社会では、生活全般に影響する大規模災害のリスクがある。2024年頃に太陽の活動が活発化すると予測される中、宇宙天気災害に精通する気象予報士や太陽研究のパイオニアらに、生活への影響から取るべき対策までを聞いた。 社会インフラにダメージを与える宇宙天気「太陽フレア」 宇宙天気という言葉は、聞き慣れない人が多いかもしれない。地球上の天候が晴れ、雨、雪など日々変動するよ
2023.12.08 すべての命には存在意義がある。人と「害虫」が共生するための棲み分けとは? #豊かな未来を創る人 2023.12.08 オフィスや飲食店において、ゴキブリやネズミなどのいわゆる「害虫・害獣」の駆除を担う会社を営んできた岡部美楠子さん。殺虫剤などを使っての駆除を続けるうちに、そもそもそれらの生き物たちを発生させない「予防」の観点に目が向くようになったと言います。そこで2018年に新たに立ち上げた会社が8thCAL(エシカル)。駆除をする前にできる、害虫・害獣予防のコンサルティングや教育・啓発活動などに力を入れています。 人間の都合で命を奪われる生き物たちの存在意義とは? 人間がすべての命や自然と共生していくための道とは? 小さな生き物たちと対峙してきた岡部さんが抱えた葛藤と気づき、そこから踏み出した一歩を伺いました。 岡部美楠子(おかべ・みなこ) 東京都出身。1960年に
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