総合デベロッパーのテーオーシー(品川区西五反田7)が8月10日、TOCビル(同)の建て替え計画について進捗を発表した。 TOC(東京卸売センター)ビルの竣工は1970(昭和45)年で、地下3階・地上13階建て、延床面積=約17万4,013平方メートル。卸売業や流通業を支える存在として、オフィスやショールーム、ホール、会議室、展示場などを備えるほか、低層階には小売テナントや飲食街が入居し、五反田のランドマークとして知られる。 今回発表された新TOCビルの計画は、地下3階・地上30階建ての高さ150メートル。敷地面積=約2万1536平方メートル、延床面積=約27万6,000平方メートル。駐車場台数=880台。 主な用途には、事務所や店舗、住宅、駐車場を想定する。現在のTOCビルの強みを踏襲し、品川・大崎地区の商業や流通の発展に貢献する施設を目指すという。耐震機能などの安全性や環境負荷を軽減する