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おみそ汁
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ボクらが活動支援している公立ホーマベイ病院の職員がストライキに突入してから今日で10日目。しかも今年にはいってからこれが2回目。原因は給料の遅配です。ここ2ヵ月の間、公立病院の職員(つまり公務員)は給料をもらっていないんですよね。ケニアに限らず世界のほとんどの国の法律は医療関係者のストは禁止してるけど「そもそも給料が払わられていない時点で雇用契約が成立してないんじゃね?」ってことで現在、病院職員たちは厚生省相手に裁判中。そしてスト決行中です。 普段は満床のHIV病棟も今は廃院と見間違うほど。帰るあてのない患者が一人だけ病棟のベッドに横たわっていた。 さてここで問題です。 医者(を含めた病院関係者)がストライキに突入するとどうなるでしょう 答え: 入院患者のご飯がまかなえない。 シーツや包帯やトイレットペーパーの交換・補充がない。 外来を受け付けない、 盲腸になっても手術してくれない。 体育
この「L’Arcのhydeになりたくて」というタイトルだけで世間様から「オマエ、もう死んでいいよ。」という言葉が聞こえてきそうですが。まあその辺はテキトーに聞き流してですね。先週hyde風ドレッドしちゃいました。 アフリカの大地たたずむと何かと無謀な挑戦をしたくなるんすよね。 そもそもラルクのファンでもなんでもない。曲とかも全然知らないボクが何故にhydeになりたくなったかというと。それは先週の金曜日のこと。「久しぶりにカラオケでXJapanの紅でも歌いてえなぁ。でもカラ館も新宿リボン(歌舞伎町のコスプレ・カラオケバー)もケニアにはないしなあ。」とか思って。仕方なく自室にこもってYoutubeの「紅」動画見ながら1人歌ってたんです。そしたらその流れでラルクが出てきて。 やたらカッコいいドレッドのボーカルが野外ライブしはじめたんです。それみてもう一目惚れ。「なんだこのカッケー、ニイちゃんは?
突然ですがハエに襲われたことあります? 実は先日、車で移動中にハエの猛攻にあいまして。その時、車内に侵入してきた一匹にチクリと刺されてしまいまして。アフリカではハチじゃなくてハエも人を刺すんですねえ。そして問題はそのハエの名前がツェツェバエだったてことなんです。おかげでちかごろちょっと憂鬱。 この方が”悪魔の使い”の異名をもつツェツェバエさん。 もし読者の中にアフリカの熱帯病に詳しい人がいらっしゃったら、 「ま、マジでツェツェバエにやられたんけ!めっちゃヤバいやんけ!!!!!!」 とちょっとばかし興奮されてるかもしれません。 なにしろこのツェツェバエは「アフリカ睡眠病」という世にも恐ろしい病気を媒介する”悪魔の使い′”なんです。発病するとあの虎舞竜のロードの歌詞「眠れる森の少女」みたく永遠に目が覚めません。ウィキペディアの記述ではこう書かれています。 アフリカ睡眠病(アフリカすいみんびょう
Are you work for FISH BUSINESS? 港の近くで漁をする小型ボート。ちなみにエンジンはついていない。 ケニアではHIV検査の際、被験者の生活様式を把握するためにアンケート用紙が配布される。その中に気になる質問項目がった。それが冒頭に書いた「あなたは漁業関係者ですか?」という質問だ。どうしてHIV検査と漁業関係あるのかしらん?と思ったボクは同僚の医療コーディネーターにその理由を聞いてみた。「そうやなあ、日本人の高多にはこの質問はちょっと意外かもわからへんな。」といいつつ、彼女がHIVと漁業について説明してくれた。彼女の説明はおおよそ以下のようなものだった。 (彼女の話がスワヒリ語なまりの英語だったので、なんとなく言葉使いを大阪弁っぽくしてみました。スンマセン。) 彼女曰く。 『ビクトリア湖周辺の漁港はHIV感染の震源地みたいになっとんねん。なんでかって港に集まる魚売
その日のボクは4回のHIV検査に立ち会った。 案内役の同僚から「次の被験者の部屋にいってみる?」といわれ検査スペースの中に入った。目のまえの二人はとても仲良さげに手を握っているカップルが座っている。 名前はジョセフ(仮)とエリザベス(仮)。結婚して9年目のカップルとのこと。 ジョセフは現在23才、エリザベスは19才、なんと5人の子持ちらしい。いろいろと早いのね。まあここはケニアだからなぁ。 検査を受けに来た若夫婦、ジョセフ(仮)とエリザベス(仮) コーディネーターが説明を続ける。 「さっき検査結果が出て、奥さんの方だけHIVポジティブ(陽性)だったのよ。それでも二人とっはてもポジティブ(前向き)よ。」(えっ、この場でダジャレですか?)人口の4人に1人がHIVのこの町ならそう珍しい話ではないかもしれないけれど。ボクには人生初の体験。19才の人妻(5人の子持ち)が目の前の検査でHIVポジティブ
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