日本の定期寝台列車は「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」だけに減ってしまいましたが、英国も2列車だけが残っています。海峡を挟んだヨーロッパ大陸側は寝台列車がにわかに見直されているものの、英国は事情が少し異なるようです。 生き残った2列車 どこかの駅に到着した気配で夜中にふと目が覚める。ホームに少し出て知らない土地の空気を吸ってみようか、それとも、深夜の駅のひっそりとした音に耳を傾けながら寝ていようか。そんなことを迷っているうちに、いつしかまた眠ってしまった??。寝台列車好きなら、一度は経験したことがある夜のひとコマではないでしょうか。 拡大画像 寝台列車「サンライズ出雲」(画像:写真AC)。 寝台列車はかつて日本全国を走っていましたが、現在、定期運行しているのは東京~出雲市間の「サンライズ出雲」と、東京~高松間を走る「サンライズ瀬戸」の2列車のみ(東京~岡山間は併結)。 同じく、英国でも