移動をクルマに頼る地方都市では、夜飲み後の移動手段として「運転代行」が欠かせません。その業界団体が国土交通大臣と面会。団体が「せめて最低利用料金の設定を」と訴えるその理由は、乗客の安全とも関わっています。 タクシーとやることは同じ でも「誰でもできる」 移動をクルマに頼る地方都市では、夜飲み後の移動手段として、タクシーと並び「運転代行」が欠かせない存在となっています。その業界団体が、警察庁を管理する国家公安委員会と、旅客運送を担当する国土交通省に要望書を提出。国交省では大臣と面会しました。 拡大画像 運転代行の随伴車(手前)。タクシーのようにアンドンを載せていることもある(画像:写真AC)。 運転代行業は、飲酒などで運転できない運転者に代わって車両と人員の両方を送迎する事業で、通常は1台のクルマを用いて2人1組で営業しています。市街地などでタクシーに混じって客待ちをする様子を見かけることも