海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が2024年11月10日に出火し、翌11日未明に沈没しました。同艇は自衛艦としては珍しく木造だったとのこと。なぜ今の時代に燃えやすい木を使うのでしょうか。あえて鉄を使わない理由がありました。 鋼鉄の掃海艇なぜ造らないの? 2024年11月11日(月)午前、海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が福岡県沖で海没しました。 同艦は、前日10日午前9時40分ごろ、福岡県宗像市の大島沖合を航行中に出火。その後いったん14時ごろに鎮火するも、14時50分頃に再燃が確認され延焼。消火困難となり、15時45分ごろに総員退艇命令が出されたそうです。 最終的に、11日未明に船尾側が水没して転覆し、鎮火したのは出火からおよそ14時間半後でした。なお、出火時に機関室で勤務していた3等海曹1名が行方不明となっています。 拡大画像 沈没した掃海艇「うくしま」の同型艇「あいしま」(画像:海上自衛