日本郵便がバイクで配達していた乗務員の「飲酒運転」を認め謝罪。基準値以下であっても、物流事業では業務中に呼気からアルコールが検知されないことが当たり前になっています。実は郵便バイクは、そうした法規制の対象外です。 点呼すり抜け→追いかけてアルコールチェック 「飲酒運転は決して許されない悪質な行為であり、社内規定により厳正に対処します」 拡大画像 郵便事業は運送業だが、バイク乗務に運行管理は義務付けられていない(中島みなみ撮影)。 日本郵便は、2025年4月27日に発生した郵便配達員の呼気からアルコールが検知されたことを重く見て事案を公表、こうコメントしました。 飲酒運転を指摘されたのは、新宿郵便局に勤務するバイク乗務社員です。昼勤帯と呼ばれる午前中遅めの出社で、朝10時から10時30分の間に点呼を受けることになっていました。点呼は担当区域の郵便物を仕分けした後、内勤社員である運行管理者から