航空自衛隊の次期戦闘機「GCAP」。なぜ今回はアメリカではなく、イギリス・イタリアと組むのでしょうか。そこには、単なる仲良しこよしではない、切実な「懐事情」と「自由」への渇望がありました。 アメリカ製戦闘機は「iPhone」? 自由に拡張できない苦悩 2025年現在、航空自衛隊のF-2戦闘機の後継となる次期戦闘機「GCAP(グローバル・コンバット・エアー・プログラム)」の開発が進行中です。 拡大画像 防衛装備品の展示会「DSEI UK 2025」で展示された次期戦闘機の模型(画像:鈴木浩・駐英大使の公式Xより) 今回、日本がパートナーに選んだのは、同盟国のアメリカではなく、イギリスとイタリアでした。なぜ、アメリカではなかったのでしょうか。 その最大の理由は、「ブラックボックス」の存在にあると考えられます。 最新鋭のステルス戦闘機F-35など、アメリカ製兵器は極めて高性能ですが、その中身は厳