壮大な観光道路として計画され、大部分が未成に終わった「塩那スカイライン」が正式に廃道となる見込みです。 高度成長期の壮大すぎた観光道路が「自然に還る」 栃木県は2026年2月18日、県道中塩原板室那須線「塩那道路」の約36kmについて、“廃道”に向けた法令手続きを実施していくと発表しました。高度経済成長期に計画されて一部のみが開通し、大部分の建設が中止された「壮大な未成道路」です。 拡大画像 塩那スカイラインの板室側の終点、深山園地。この先は完全通行止め。今後、正式に廃道手続きが行われる(乗りものニュース編集部撮影)。 「塩那スカイライン」とも通称される塩那道路は、県北の塩原温泉街と板室温泉街を結ぶ51kmの観光道路として計画されました。1100mの高低差を克服するつづら折りの道路の建設は困難を極め、自衛隊も投入し、殉職者も出ています。1971年に山岳区間の工事用パイロット道路が貫通し、翌