JRの駅で「みどりの窓口」がどんどん減っており、残った数少ない窓口には長蛇の列。これではきっぷを買えないと「窓口難民」から不満が噴出していますが、遠く離れた英国も、それ以上の事態に揺れていました。 政府も後押し 「どこに行けば窓口がある!?」の状態 JRの「みどりの窓口」がどんどん減り、「窓口での待ち時間が長くなった」などと不満も聞かれますが、英国イングランドでは、そのJRを超える計画が持ち上がり、上を下への大騒ぎとなっています。 JRの駅にある「みどりの窓口」(画像:写真AC)。 2023年7月、英国の列車運行会社や貨物事業者などが加盟する鉄道輸送グループ(Rail Delivery Group: RDG)は、「英国イングランドで鉄道会社13社の駅の切符販売窓口をほぼ全て廃止します」と発表しました。 首都ロンドン近郊だけでも計269駅、イングランド全体では1000近くの駅窓口を廃止すると