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リビング・ヘリテージとしての東京駅──建築保存における「インテグリティ」の指標をめぐって
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リビング・ヘリテージとしての東京駅──建築保存における「インテグリティ」の指標をめぐって
東京駅に集う無数の人々。丸の内駅舎のファサードや南北ドームに向けられた視線と頭上にかざされたカメ... 東京駅に集う無数の人々。丸の内駅舎のファサードや南北ドームに向けられた視線と頭上にかざされたカメラや携帯。夜になってもこの様子は変わらない。ライトアップで照らし出された新東京駅の姿に人々は嘆息しているかのようだ。日本の国家的、歴史的建造物にこれほどまでに人々が参集し、その完成を愛でている姿は見たことがない。こうした光景がかつてあったとしたら、いつ以来のことになるのだろうか。 基本設計から数えて9年、免震レトロフィットなどの高度な現代技術が投入され、また数々の分野の職人たちがその持てる技を競った。東京駅に眼差しを送る人々はたぶん、このことを知識としてでなく実見のなかから嗅ぎ取っているのではないだろうか。 古びた感じはむしろしない。光を反射させ輝く銅板葺きのドーム、外装のレンガは新しく初々しい。印象はあくまでも軽やかだ。建築のことをさほど知らない人々であっても、設計や工事に携わった人々の誠実な