音楽シーンからみるアメリカ大統領選。ハリス支持は多いが、トランプにはダメージなし? 大和田俊之さんに聞く 11月5日、共和党候補のドナルド・トランプと民主党候補のカマラ・ハリスが争うアメリカ大統領選の投票が行なわれる。両候補の支持率は拮抗し、どちらが勝利するかわからない状況だ。 エンタメ業界も、大統領選で揺れている。ビヨンセやテイラー・スウィフト、エミネム、ミーガン・ジー・スタリオンなどはハリス支持を表明し、トランプ陣営の楽曲使用を拒否するアーティストの姿が目立つ。 一方で、慶應義塾大学法学部教授でポピュラー音楽などを専門とする大和田俊之さんは、「トランプ陣営にとってはダメージになっていないだろう」と話す。 それはなぜなのか? エンタメ業界の動向と、分断が深まるアメリカの状況について、大和田さんに聞いた。 ―アメリカ大統領選では集会での音楽なども注目を集めますが、ハリス陣営とトランプ陣営は