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大谷翔平
www.gagatta.com
もしかしたら、ものすごく人気がある先生なのかもしれないが、一般的にはそれほど人気がないだろうなと推測する、失礼ながら。 今は大学も就職に有利だとか、実生活に役に立つとか、実利的な面ばかりが重視されている時代だから。アートってそういうものと対極にあるはずだから。 だから、余計なお世話を承知で、私はここでエールを送りたいと思う。 青山先生、あなたの講義は素晴らしい。 講義名に惹かれて彼の講座を見始めたわけだが、いきなりこの人は私には無理だと思った。外見的に無理だと思ったのだ。 彼は、いきなり(?)角刈りなのだ。しかも、体格的にどう見ても体育会系だ。私の偏見かも知れないが、体育会系とアートは全く対極に位置するものだ。前者は「ノー」と言うのを禁じられる世界で、後者は「イエス」を言うのを禁じられる世界なのだから。 偏見ついでに言わせてもらえば、彼は「柔道」をやっているような人に見える(むろん、実際に
“Midnight Cowboy” なら「カウボーイ」が正解だと思うけど。 それはともかく、私はもうとにかく「アメリカン・ニュー・シネマ」と称される作品群が大好きな人間なので、もう賞賛の言葉しかでてこない。久しぶりに見たらやっぱりほんとにいい。 思ったのだけれど、「アメリカン・ニュー・シネマ」と称される作品群に共通しているテーマは「社会に対する疎外感」だと思う。「俺たちに明日はない」にしろ、「イージー・ライダー」にしろ「明日に向って撃て!」にしろ。「卒業」だってラブ・ストーリーとはいえ、ほぼ手に入れたエスタブリッシュメントへの拒絶なわけだ。 そんな中でもこの「真夜中のカーボーイ」はある意味強烈。ある意味っていうのは、彼らには人も殺せないし、華々しく散る結末も用意されていないし、もちろんオープンカーも持っていない。 ただ、社会の底辺でチンケな泥棒をしなかがらその日を精一杯生きていく。 ジョン
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