サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大阪万博
www.machinist.co.jp
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 ― これはドイツの鉄血宰相と呼ばれたオットー・フォン・ビスマルクの格言です。「愚者」は自分で失敗して初めて失敗の原因に気づき、その後同じ失敗を繰り返さないようになるという意味で、これでは経験したことからしか学べない。それに対し、「賢者」は自分が経験できないことも先人たちが経験したこと、すなわち歴史を学ぶことで多くの経験を身につけることができる、ということだと思います。賢者は過去の他人の失敗から学び、同じ失敗をしないようにするというわけです。 一橋大学名誉教授の野中郁次郎先生は、1984年に上梓した『失敗の本質』で、日本が第2次世界大戦で敗戦を喫した原因を「当時の日本軍は作戦が失敗すると、その原因などを分析するのではなく失敗を覆い隠すようなことをして失敗から学ぶことしなかったことに大きな要因があった」と分析。日本軍の敗因分析からさまざまな教訓を引き出し
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www.machinist.co.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く