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「寒暖差疲労」の原因は? 寒暖差疲労とは、気温差(7℃以上)が大きいと起こりやすくなるもので、体温を調節する自律神経が過剰に働いてしまい、全身倦怠感、冷え症、頭痛、首こり・肩こり、胃腸障害、イライラ、不安、アレルギー(鼻炎症状)などの様々な症状が出てしまう、「気象病」の1つです。 寒暖差には、春の暖かくなっていくときの寒暖差、夏の暑い時期の寒暖差(冷房による冷え)、秋の寒くなっていくときの寒暖差があります。さらに、室内外(エアコンを使用している状態と外気の暑い状態の差が大きい場合)の寒暖差や前日比の気温差でも起きます。 昨今はステイホーム習慣やテレワークの普及による運動不足などで、自律神経を調整する力も低下している恐れがあります。そのため、例年以上に身体が寒暖差に弱くなっている可能性があります。 少しでも気になる症状があれば、医師監修のセルフチェックをお試しくださいね。 「寒暖差疲労」5つ
主に体のコリや緊張で血行が悪くなることで引き起こされる緊張型頭痛。 痛みの原因や頭痛が起きた時の対策や予防法などについて、舟久保恵美先生に解説していただきます。 緊張型頭痛の原因とは? 身体的なストレスとして、長時間のデスクワークや車の運転などのように、同じ姿勢を続けた事によって、血行が悪くなり首や頭の筋肉が緊張し、頭痛が起こりやすくなります。 血行が悪くなると血流が悪化するため、肩や首を冷やしすぎない事も大切です。 また、枕の高さが合わない事も首の筋肉の負担が大きくなりますので一度見なおしてみましょう。 身体的な面だけでなく、精神的なストレスを抱えやすい真面目で神経質なタイプに多いのも特徴です。現代社会の問題点として挙げられる人間関係や仕事のプレッシャー、悩みなどで神経や筋肉が緊張する事によっても頭痛が引き起こされることがありますので、注意が必要です。 緊張型頭痛が起きた時の対策 頭痛の
台風が近づくとなんだか頭が痛い、頭が重く感じる……普段は気象病を起こさないのに台風のときだけ、「台風頭痛」を起こしたりして体調が悪くなるという方もいるようです。 台風が近づくと台風頭痛を起こすのはなぜなのでしょうか?健康気象アドバイザーの舟久保恵美先生にお話しを伺いました。 台風が近づくと頭痛が起こる原因って? 台風は近づくと頭痛が起こる原因ははっきりと解明されていませんが、メディア・テレビなどの報道で台風が近づくという情報を受けて、心がざわつくということも影響しているかと思います。また台風が自分の住んでいる地域から遠いところに発生したとしても、頭痛や体のだるさの症状が現れる人もいますが、それは気象庁のデータにものらないほどの、ごく小さな気圧の変化が近くでも起こっているからです。 そんな小さな気圧の変化でさえ、日常的に感じられるものなのかと思ってしまいますが、気圧が1hPa(ヘクトパスカル
皆さんは、「気圧」とは何か知っていますか? 例えば、天気予報などで「台風の気圧は〇〇hPa(ヘクトパスカル)」だとか、「高気圧に覆われて天気が良い」「低気圧が接近していて雨が続く」などと聞いたことはありますよね。 気圧というのは、空気による圧力のことです。 人間を含めて、あらゆる物体は常に全方位からの気圧の影響を受けています。では、人間の体は何でつぶれないの?ということになると思いますが、それは受けている気圧と同じ力で体の内部から押し返して、気圧を打消し合っているからです。 気圧の影響がどのくらいあるのか実際に見るには、ポテトチップスを持って高い山に登山してみるとわかると思います。 高い山の上では気圧が下がり、外から押す力が弱まります。ポテトチップスは地上で袋詰めされているため、中から押し返す力は変わりませんので、ポテトチップスの袋は膨らむということになります。 人間の体も、知らぬうちにポ
温帯低気圧とは中緯度や高緯度の下層に発生する総観規模(水平スケール1000km程度の現象)の低気圧をいいます。 熱帯低気圧は熱帯地方の海洋上で発生する低気圧をいいます。熱帯低気圧は熱帯であればどこでも発生するわけではなく、発生しやすい場所が決まっています。 熱帯低気圧が発生する条件とは 熱帯低気圧は海水温が26~27℃より高い海上で発生し、陸上では発生しません。 北緯5度~南緯5度など赤道付近では、転向力が小さいため発生しにくく、北緯5度~北緯25度の間で発生する事が多くなっています。 最も発生しやすい海域は北西太平洋の西部(日本の南~フィリピン東、ベトナムの東の南シナ海の海域)で全体の36%を占めています。 低気圧は大きく分けて、温帯低気圧、熱帯低気圧、寒冷低気圧があり、温帯低気圧が頻繁に発生します。 単に低気圧という場合には普通は温帯低気圧をさします。 温帯低気圧と熱帯低気圧の違いとは
気象病を引き起こす原因のひとつは自律神経の乱れにあり、この自律神経とストレスには密接な関係があります。人間がストレスを感じた時に身体の中で一番先に動き始めるのが自律神経です。 自律神経とは、「自分の意志とは無関係に身体の機能を自動的に調整する神経」で、「交感神経」と「副交感神経」があります。 「交感神経」は心身を緊張させる方向へ働き、気管や肺、心臓、肝臓、膵臓、副腎といった内臓と全身の血管と汗腺などに広く分布し、身体の活動を活発化させます。 「副交感神経」は心身をリラックスさせる方向へ働き、涙腺や唾液腺の分泌を促したり消化管の働きを活発化させます。 気温が上がると、自律神経が働いて血管を拡張させ、血液の循環によって体内の熱を体表面に運び、汗をかいて体表面を冷やします。また、寒いときは、自律神経が働いて血管が収縮し、体表面から熱が逃げないようにし、筋肉を震わせて熱を作ることで、体温が一定に保
内耳は気圧の変化を感知するセンサーのような役割をしています。 気象病・低気圧頭痛を少しでも改善したいのであれば、内耳の血流に注目しましょう。 耳の周りの血流が悪いと内耳のリンパ液も一緒に滞り、めまいや頭痛などの症状を引き起こすと考えられています。 そこでおすすめなのが、医師の佐藤純先生が考案した「くるくる耳マッサージ」です。 くるくる耳マッサージのやり方 1.耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張ります。 2.そのまま軽く引っ張りながら、後ろに向かってゆっくり5回まわします。 3.耳を包むように折り曲げ5秒間キープします。 4.耳全体を掌で覆って、ゆっくり円を描くように後ろに向かって5回まわします。 ※朝・昼・晩の1日3回行うのが目安 日頃から内耳のまわりの血流をよくして、気象病・低気圧頭痛の予防をしましょう。 頭痛を予防改善する方法は他にも!
6/24(月)の天気頭痛予報: 東日本では日中は雨が止、晴れ間が出て真夏のような暑さになる所があるでしょう。北日本や西日本では曇りや雨が降り、強い雨などに注意が必要です。沖縄や奄美では晴れて真夏の日ざしが照り付けるでしょう。気圧は …続きを読む
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