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くだらないの中に - てれびのスキマ
水曜深夜は戦いだった。 深夜2時をすぎた頃になると、僕はそわそわし始め、「まだ早いかな?」と思いな... 水曜深夜は戦いだった。 深夜2時をすぎた頃になると、僕はそわそわし始め、「まだ早いかな?」と思いながらも待ちきれず出かける。 行き先は近所のコンビニ。 一刻も早く『週刊プロレス』を確認したかったのだ。 『週刊プロレス』は当時木曜日発売。それがそのコンビニに搬入されるのが大抵水曜深夜(つまり木曜早朝)。それを店員が棚に並べるのが2時過ぎ。その頃合いを狙っていたのだ。 けれど、コンビニの店員は忙しい。僕が思い描いたとおりの時間に棚に並べてくれるとは限らない。早く並べてくれないかなと店内を伺いながらその時を待つ。僕と店員さんとの戦いだったのだ。店員さんにしてみれば、ただただ迷惑な客だっただろう。 そんなのを待つまでもなく、早く買える状態にしてくれと店員さんに言えばいいのだが、それを絶対に買うのならお願いすることもできたが、必ずしも買うわけではなかったから言いにくい。 なぜなら、当時僕が読みたかっ
2017/02/11 リンク