クローズアップ２０１０：金星探査、投入失敗 あかつき、魔の２分半 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

◇エンジン不具合か 日本初の惑星探査機として期待された金星探査機「あかつき」が周回軌道に入れなかった原因は、減速のためのエンジン逆噴射が不足したためだ。あかつきから届いた情報を解析した宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）によると、逆噴射を始めた直後に、何らかの原因で機体が急回転し、逆噴射が途中で止まってしまったらしい。地球から６３００万キロ離れた金星近傍で何が起きたのか。 あかつきは金星から約５５０キロにまで最接近し、エンジンの逆噴射を始めるまで、ほぼ完璧といえる順調さだった。だが、８日までのＪＡＸＡの調査で、逆噴射開始から約２分半、金星の陰に隠れてから約１分後に姿勢が急激に乱れ、非常事態の際に取る「退避姿勢」に切り替わっていた。 ＪＡＸＡは当初１２分間の逆噴射を予定していた。最低でも９分２０秒必要だったが、退避姿勢に切り替わったために逆噴射が止まり、十分減速できないまま金星を通過した。 姿勢

[iwamototuka]

「的川さんは「最接近まで６年、さらに観測に２年というのは、あかつきの設計寿命（２年）を考えると相当長い。別の飛行軌道を模索するなど、最接近までの期間短縮を検討することも必要だろう」と指摘」

[RELHAM]

仮に6年もって周回軌道に入れることに成功しても、更にその先2年ももたせるとなると、一段とハードルが高くなるなぁ。

[shige_atenza]

X軸周り12RPMの回転状態からZ軸周り0.1RPMの状態まで自律制御で移行。すごい制御だな・・・

[m_nagase]

いちいち煽りタイトルいれるなよ

[fmht7]

【クローズアップ２０１０：金星探査、投入失敗　あかつき、魔の２分半】詳報。毎日はあかつきを余録、社説にも。

[mainichijpedit]

「あかつき」は周回軌道には入れませんでしたが、金星の公転軌道付近におり、あかつきが太陽を11周したところで、10周回った金星が周回遅れで近づきます。6年後の「再挑戦」。課題をイメージ図入りでまとめました。