「毎日jp」の閉鎖は、何の解決にもならないと思う話 - 空中の杜

『失敗学事件簿』という本を読みました。 「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (小学館文庫 は 6-1) 畑村 洋太郎 これ、最近不祥事とか事件でよく出てくる『ハインリッヒの法則』などをとりあげて、何故失敗するか、そして失敗から何を学ぶかということが過去の事例（JR福知山線事故、みずほ銀行トラブル、雪印、三菱自動車クレーム隠しなど）が研究されていています。 さて、ここで出オチ。この本は各新聞、雑誌などで連載されていたものをまとめて加筆した本のようですが、その中には毎日新聞の「時代の風」というもので連載されていたものも混じっているのですよね。さて、毎日新聞と言えばネット上では例の変態記事の話題が未だ盛り上がっています。このへんから、「客観的には分析できても、自分の過ちを分析することの難しさ」というのを感じます。詳しくは、本を読むか、「失敗学」で書かれているサイトも多数ありますので、そこを

[k-takahashi]

『マスコミ全体でこの事件を隠蔽しようとしていると思われていること』　重要度評価はマスコミが行い、愚民どもはそれに従え、というメソッドが危機に瀕している、ということかな。