エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
お父さんとの旅 第1話「お父さん大好き」
「ダイチーッ!」 何? 「ダイチーッ!」 お母さん? 「大地、早く起きなさい!」 えっ? 朝? もう朝... 「ダイチーッ!」 何? 「ダイチーッ!」 お母さん? 「大地、早く起きなさい!」 えっ? 朝? もう朝なの? 嘘でしょ? 「大地!」 大地は、ううん、とうめき、重いまぶたを開けて窓を見た。水色のカーテン越しに薄い光が見える。朝がきたらしい。だけどまだ眠い。起きたくない。 「大地! 早く起きなさい。今日から学校っしょ!」 そうだった。ゴールデンウィークは昨日で終わったのだった。その現実から逃れたくて、大地は布団を頭までかぶり、目をぎゅっと閉じた。いやだ。学校なんていきたくない。どうしてゴールデンウィーク終わっちゃったんだ。あんなに長い休みなのに。 いつまでも布団の中でぐずぐずしていると、部屋のふすまが開く音が鋭く響いた。その一秒後に、自分を包んでいた温かい感触が消えた。母が布団を引っぱいだのだ。 「早く起きなさいよ!」母が大地を見下ろした。「もう五年生っしょ。いいかげんに自分で起きられるよう